新居に移って以来、
何かと不便が祟っている。
洗濯機が機能しなかったりや、
WiFiが開通していなかったり。
だんだんに解決しつつあるとは言え、
停電なども今までにない長丁場の中で、
ギザ(湯沸かし器)停止で水浴びするのか?
どうするのか?な自己裁判だったり、
何かにつけて思い起こしても見れば、
電気に依存する自身の生活を見つめ直す作業だったとも言えるかもしれない。
そんな風に物思いにふけっていると、
お隣のお宅からどうやらドラえもんを視聴中らしき音が舞い込んできたり、
そもそも同居人は停電すらしていないらしい事実が舞い込んできたりして、
なんですか?アタシだけご修行なピンポイント停電だったんだそうなんだ。
ここインドでは、停電だなんて日常茶飯事といえばそうである。
だから自家発電機とかポピュラーだったりするんだけど、
どちらにしても停電したってそんなに動じるコトではない。
なんだかその点では、
どうやら大らかになったというか、
黙ってでも騒いででも、身を委ねて再開を待つのみである。
多分、日本だったら一瞬だって大騒ぎのニュース沙汰だろう。
そういう意味では、
日本は便利に慣れすぎて不便を受け入れるゆとりが一切無いとも言えなくもない。
とはいえ、
近頃の大雨での停電や、その停電による水の供給停止など、
なかなかテンヤワンヤでいろいろ困ってもみているのである。
恐らくここインドの水の供給は、
屋上や地下にあるタンクから電動で汲み上げ給水するスタンスなんだ。
そんなわけで、
今朝がた供給の止まった水の出どころを探ってみたんだけど、
地上一階にある我らが水道の供給元を初めて覗いてビックリしてしまった。
おいおい、ただの水たまりじゃねーですか!!?
雨水はもちろん泥水や怪しげな虫とか居るところから、
溜まった水をポンプアップしているだけだったんだね。
何だか見ちゃいけないものを垣間見てしまったようで、
そんな水を思う存分たんまり浴びていたのかと思うと、
純粋に大雨の中で大地の恵みとばかりに行水した方がよっぽどマシなんじゃないかしら?
とすら思えてきちゃうんだけど、
まぁそれも、ソレということで受け入れてしまおうと想う。
上から目線は覚悟な上で、辺りを見渡してみると、
何が当たり前で、何が普通なんだか?よく解らなくなるんだけど、
ソレがきっとインドの魅力なのかもしれない。
きっと不便な方が自身の立ち位置だとか、
何か必要で、何が必要じゃないとかなんとか、
ありたい未来だとかを明確に自覚できるじゃないか!?
とポジティブに捉えることにしようじゃないか。
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