まぁ、なんと申しましょうか、
今更ながらに夏到来の気分でありまして、
暑さは和らいできた?気も致すところでもありますが、
わたくしの部屋だけがエアコンがつかない事態でして、
寝汗でべっとりの熱帯夜な夏の醍醐味を味わっているわけであります。
そんな風に実況中継で絶叫したくなるほど、
僕の熱いホットな夏は漫画や映画のヒーローみたく、
遅れてやってきて、僕は熱狂的な暑さにやられながら身悶えているのである。
事の始まりは多分あの時だったんだろうと振り返り思うこともある。
あれは一ヶ月前くらいからだっただろうか。
外は雨や曇天模様のお陰様か、やや涼しくも感じるモンスーンなのか?と思っていた。
とはいえ家に帰り部屋に着くと、
日中の熱を一身にこじらせたような熱帯空間に息苦しくなった。
そして例のエアコン君は通気口から水を垂らしながら、
一向に冷えない空間に自身の冷たくない空気を吐き出していた。
垂れ落ちるエアコン君の水は、
次第に看過できないレベルで、
下に置いたバケツの半分に満ちるほどになっていた。
今思えば、
もしかしたらそんな彼のアカラサマなSOSを無視し続けた報いなのかも知れない。
気がつけば、
彼の横に設置されているスタビライザー君の意識がなくなったのだ。
確かに近頃停電はいつにも増して増えてきている。
とはいえ他の電源は稼働しているわけで、
これは局地的な我がマイルームのその部分だけの問題なんだろう。
そんな時、
困った時の会社のメンテナンス担当者!なんだけど、
こういう時に限って長期休暇を取ってるだなんて、
コレは神が与え給うた試練なんだと勝手に曲解して耐えているのである。
それにしても面白いもので、
エアコン君に頼りきっていた時には、
ただの補佐役だと思っていたファン君(天井設置の扇風機)の存在が、
今となっては僕の頼もしいライフライン(死線)なのである。
もしも彼が居なくなったら、
僕は塩を振った干物のように干からびるかもしれない。
(現に近頃サブ電源も働かなくなってすでに経験済みである。)
そんな風に近頃の自身のあり方、
そもそも以前のあり方をおもんぱかってみると、
そういえば僕、エアコンあっても使わなかった人生を過ごしていたじゃない!?
ていう基本的なことにたどり着いた。
うむむ、人間てのは、慣れるとハードルはひっきりなしに高まるものであるものよ。
夏には夏の暑さを謳歌して、冬には冬の寒さに小躍りするくらいの人に私はなりたい。
だなんてな具合に妄想ばかりを膨らませて、
相変わらず熱風気味なファンの風とヤケ酒に慰められながら、
じっとりネットりこんな適当な文章をしたためて自分を慰めているんだよ。
【参考1/「冷房=省エネ・節電の敵」の誤解 夏に備える家づくり(3)(日本経済新聞 2016/6/8 6:30)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02202860S6A510C1000000/【参考2/
夏の「エアコン疲れ」を取って冬を元気に過ごすコツ(健康+生活)】
http://health-to-you.jp/deconditioning/natunoeakondukare6425/
【参考3/第257話:熱帯夜でのインドあるあると、思わぬコミュニケーションの巻。】
にほんブログ村
にほんブログ村
PR