ダラムシャラーから妻が帰ってきて独り言が減った。
ってのは大げさだけど、
土産話のお裾分けをいただいたり、
互いの進捗を共有しながらよもやまに話したりして、
居てくれるのはホントに有り難いなぁと素直に想う。
そんな彼女は、
仕事を辞めてから糸の切れたタコの様に方々旅行へ出掛けるし、
ボクも折角なので行ってこい!とけしかけている。
そしてさんざん楽しんできただろうにこう言うのだ。
「一人旅はおもしろいけど、独りはつまらない!」
と。もしかしたらコチラを気遣っての発言かも知れないが、
コレは良くない!と想い、何となく考えていた。
思い出してみると、
一人旅の醍醐味と二人旅の醍醐味、団体旅行での醍醐味は、
当たり前ながらそれぞれ違う。
一人旅は自分自身の決定が全てだから、
勝手気ままに針路を変更するのも誰に相談すること無く決められる。
二人旅はそれが二つのパートが設定されることが多いと想う。
ザックリ云うと、プランする側と乗っかる側である。
もちろん二人で相談しながら進めるのは楽しいし、
なによりその体験をシェアできるのはすごく嬉しいことだ。
団体旅行は、
どちらかと言うとその体験をシェアしあうのが目的だろうと思う。
もちろんどれをとっても楽しいことは間違いないんだけれど、
それぞれの楽しみ方に徹しないと、妻の様に感じてしまうのかも知れない。
要するに、
勝手気ままさを楽しむべき一人旅で、
二人旅のシェアする楽しさを求めても寂しくなっちゃうし、
二人旅なのに一人旅の楽しさを求めたら、
お互い邪魔になっちゃうんだよね。
だからどっちが楽しいか?ってよりもたのしみ方が違うんだよね。
そんな訳で、
そういう風に頭で解ったつもりになって、
今後の独居生活を割り切って楽しんでしまおう!と意気込んでいるんだ。
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