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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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チャンディガールの博物館巡り実況ツアーの巻。




雨が降り地が固まるどころか、
水たまりとぬかるみが行く手を阻む中、 
チャンディガールの市街地なんだろうアーケードを、
雨風を避けながらいつもの散策を開始した。

一応整った街並みとはいえ、
綺麗さのかけらも無いんだけどさ、
地図だけ見れば整っただけのいつものインドの光景だ。



正直商店街はどこを切り取っても同じ風景で、
ここいらは家具屋の一帯で、
電気屋とどちらにしても立ち寄らないお店が経ち並ぶ。



まぁ、どちらにしてもこの降雨のおかげさま、
今回の旅路の目的地とヤりたいことが決まった。



そう、ここは文教区域というか、そういう土地柄だったのだ。


てな訳で、
雨に左右されない美術館と博物館巡りをすることにしたのである。



行ってみてわかったことではあるが、
チャンディガールには地域の歴史博物館と、美術館、建築系博物館があるんだよ。


美術館は石器時代?からムガールの歴史絵画&ガンダーラの範囲と仏像オブジェと近代の絵画などなど。


その隣には、
ルコルビジェをはじめとしたこの街の都市設計にまつわるエトセトラ博物館。


さらにお隣の歴史博物館では、
この地域にまつわる恐竜とか古代生物の展示。


三軒はしごで50ルピーだなんて、
派手な観光美術館もいいけれど、
こんなほのぼの系ローカル博物館巡りもいいもんだね。




そんなんで、なんだか観光的といえば観光をしたような、
とはいえ今までにないスタンスで観光をした気になって、
たまにはこんな旅路もいいよね!って思っても見たけれど、
普段自分はどんないい加減な?旅路を過ごしているんだろうか?



夜にはクラブにでも行くつもりだったんだけど、
眠すぎてそのままバスで帰省する流れで今回のツアーは幕を閉じたんだよ。



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チャンディガールで、思わずルコルビジェに出会う旅。




ブランチなのか、ランチなのか?ご飯も食べて、
早くもこの街の目的を果たした気にもなったんだけど、
せっかくなのでどこかに行こうと思った。



とはいえ、この街の概要は前回で予習済みである。
さらに言えば、眠い不眠な旅路の境遇であり、
近頃寝ないとホントに元気が出ないお年頃になった。


【参考/当ブログ、チャンディガール旅特集】 
http://india.no-mania.com/Category/18/


そんなコトをしばしば考えながら、
ご飯を食べたパールダバ前でチャリんこオートを拾い、
ふと思い出したローズガーデンまでお願いしたんだ。
正直そこへ行きたいのかわからないけど、
まぁいいや、でもちょっと距離がある。


それに加え、
この暑い中、このおっさん大丈夫かいな?
僕よりは距離感知ってるだろうけどさ。
そんな想いをなびかせながら、
炎天下を進んでもらっていると、
突然道中で面白そうな場所を見つけたので降りることにした。




そこはどうやら、
かの有名な建築家/ルコルビュジエの設計したオフィスだった。
入場料は無料。
 
事前に街のことをほとんど調べない僕にとって、
こんな風に思わぬ物件にふらりと立ち寄れるのは、
久々の感覚というか、インドではあまりない感覚である。


それにしても他でもそうだけど、
素敵な設計主がいても施工主がインドだとこうなるんだろうなー!!
としみじみ納得してしまうディテールであった。

ふと目をやるとなんだか敷地外では、
僕を下ろしたリキシャおじさんが、
健気に僕を待ってくれているようだった。


アレアレ、
ここで降りるし、待ってなくてもいいよー!って言ったはずなんだが。

そんなんで申し訳ないけどねぇてな気持ちも抑えつつ、 
そのままそこの庭のベンチで仮眠をとることにした。

なんだかさ、これぞ!あるべき日曜日!てな具合で、
のんびりしっぽり気分でベンチで寝転ぶマイチュッティーな気分にもなる。


30分くらいは過ぎたんだろうか?
そういえば夢でも見たかなぁってぐらいの具合で目が醒めた。

醒めたっていうより、揺り起こされたってのが適当なんだけど、
突然の暴風雨な展開で、頭上の木々が揺れ始め横殴りに雨が降ってきた。


そんなんでいてもいられず、
寝るにも寝られぬ着の身着のままに、
向かいのアーケード商店街に逃げこんだんだ。



 
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チャンディガールの楽しみ方 パート1

 

毎度ながら予定を立てずに迎える休日。
毎度ながら突然前夜にチケットを取った。
行き先はチャンディガール。
そこは北へ行く先々の経由地であって、
目的地としては2度目の探訪である。
 
とはいえ、目的地だけ設定した、
行き当たりばったりの毎度の光景ではある。
出発は早朝5時半。
起きれぬ不安を抱えつつ、
結局2時間弱の睡眠で準備は整った。


整ったつもりで出発したら、
集合場所であるMGロード駅までのオートが無いことに気がついた。



普段そこらへんで拾える手前、
すっかり早朝事情を忘れていた体たらくを露呈した訳だ。



ちょっと焦る自身を取り持ちながら、
平静を装って先方に電話で直談判をした結果、
最寄りのフダシティセンター駅で拾ってもらう話になった。

そんな時に限ってコンタクトの裏表が逆だったことに気づいたのもそんな時だった。


心なしか目がシュパシュパする。
ていうか、コンタクトが裏返って目を開けていられない。



グルガオンからチャンディガールまでの道のりは、
どうやらバスが存在しない。


毎度のレッドバスでチケットは取っているんだが、
前回同様カーシェアリングで向かう少人数制の旅路である。


そんな都合もあって、
個人の都合がまかり通るのは幸いだったと思う。



すぐにガススタンドに立ち寄ってもらい、
コンタクトを付け直す作業ができたのだ。


それにしても乗り合いと言いながら、
運転手と僕の二人旅なので、
普段はどんな調子なのか伺ってみると、
そもそも彼は運転手ではないらしい。


そういえば流暢なアメリカン英語で話す彼は、
どうやらIT企業のプログラマーとのことだった。



曰く来月アメリカはテキサスに出張するんだそうだ。
それでビザを取りにデリー界隈に来たそうだ。
個人的な経験上、
海外経験のあるインド人はインドをディスりまくる。


彼も例にたがわず、
インドの駄目ポイントを得意気にプレゼンしてくる。


カーストの是非や教育問題、汚職問題、
日本と真逆な人口爆発話など。


気を利かせたつもりはないけれど、
こちらがインド側をフォローする展開だ。
とはいえ、
身近なインド人とはなかなかしない話を、
興味深く聞きながら日本の話をしてみるんだけど、
日本でいう貧困問題とインドの貧困が違い過ぎて説明に困るのも、
異文化コミュニケーションの醍醐味かも知れないね。


そんなワケで、
睡眠不足で寝て過ごすつもりの道中は、
白熱した議論で目的地までついてしまう朝を迎えたのであるよ。




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チャンディガールのナイトライフとコトの顛末。



先述の不思議スポットを後にしようと、
乗り込んだ先は観光地っぽいオープンエアーな乗合リキシャ。

とはいえ同じタイミングで向かう人もおらず、
チャリンコリキシャに乗り換えて湖へ移動した。

湖はボートとかミニ遊園地が併設された地方の観光スポットってな印象である。

数分の滞在でせっかちな当方は、
そのまま歩いて南下して行った。

とはいえ、
その後の予定は未定過ぎるほど未定であった。

決まっていたコトと言えば、
翌朝5時とかに帰りの便があるコト位である。

先ずは宿でも取らなくてはならない。

そんな訳で歩いてもと来たセクター17なる繁華街へ戻ってみた。

ここで準備不足で体たらくな実態が明らかになってしまった。

どうやら宿をとるには、
パンカード(インドの所得証明)では不可能ってコトらしいって事実である。

パスポートを要求され、泣く泣く宿は諦める話になった。

それならチャンディガール名物らしいナイトクラビングで夜を明かそうにも、
探しまくった挙句平日にはやって居ない。

万策尽きかけて、一縷の望みをかけて尋ねた先はバスターミナル。


旅人が旅立ちの糸間を縫うチョットした部屋があるコトを思い出した。


それもあえなく満室で、
本当に万策尽きたノーウェイな夜も10時過ぎ。

そう言えば!てな具合にブレイクスルーを思いついた。


「何だ!バスに乗って帰ればいいじゃん!!」

既に朝の便を予約してあったのではあるが、
それを無視すれば無限の可能性が広がっていた。


速攻バスターミナルで確認を取ると、
グルガオン行きの最終バスがあるらしい。

そのまま飛び乗ってみたものの、
ボルボなラグジュアリーバスもあったようだ。

「そっちがいいなー!」

と思うのもつかの間、ボルボバスは出発し、
片道250ルピー位の、
どローカルな満員ボロバスに揺さぶられて家路に着いたのである。


寝ることも横たわることも出来ない普通のバスで、
次第に集まり詰め込まれる座席の中で、
隣のにーちゃんとか足を伸ばしたり、こちらの肩が枕になってる。

寝るにも寝れないファンタスティックな状況の中、
朝六時過ぎに我らがグルがオンに着いた暁には
狙っていたイフコチョークを通り過ぎ、
運転手に直談判で見知らぬ路上にほっぽり出されたんだよ。

何とかオートに拾われて家へ戻り、
いつも通り出勤するハレとケの狭間を味わったって訳なのさ。

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チャンディガールのイカれたパワースポット巡りの巻。

ずいぶんご無沙汰ながら、
折角なのでチャンディガールの不思議スポットをご紹介したいと思います。



ファンタジー溢れるロックガーデンの巻。



数十ルピーの入場料を払い、
いざなわれるこの不思議スポットは、
ノッケから無駄そうな労力をひたすらかけまくった印象な、
皿の破片やコンセントらしき色んなものが埋め込まれた壁、
シュール過ぎるオブジェが所狭しにこれでもか!てな勢いで迎えてくれます。





正直しょぼいなーと思いながら、
意外と多いインド人観光客に紛れて順路に沿いながら移動していると、

今度は大きな滝スポットが広がります。






滝スポット以外はひたすらシュールな人形のオンパレード。







 






そうかと思ったら、
突然にプチ水族館登場で、
金魚の展示が始まります。




はてさて、お次は突然に。
不思議な湾曲ミラーコーナーが続きます。





(筆者初登場)



そこを抜けるとだだっ広い広場になり、
不思議オブジェにぶら下がったブランコで、
みんなでブランコドンブラッコッコゴッコでありました。



それにしても、
だんだん出口がわからなくなって来て、
足早にこの場を抜けようとしても、
ひたすらシュール君達が追いかけてくるような錯覚に陥ります。














どうやらこの不思議施設、ネックさんの仕業だったようですね。

そんな訳で、
最終的には逃げるようにその場を後にして、次なる目的地お隣の湖に向かったのです。

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チャンディガールって何があるの?



そういえば、
なぜチャンディガール行く訳?
ってインド人同僚たちにも言われてたんだけど、
それをハッキリさせておこうと思う。

とはいえ、
それほど理由だなんてある訳では無いんけど。

一つに、
タイランドのパタヤで知り合ったインド人が、
やけにオススメしてきたのを思い出したコト。

パタヤでインドに出くわした。

二つ目は、
近場で狙いどころがそれほど無いコトもあっただろう。

パンジャブ辺りは行ける機会を狙っていたし、
とはいえアムリトサルは妻と行く機会があるかもしれない。

そんな訳で、
しがないワンデーチュッティには、
行く機会も無いだろうこの場所を選んだ訳なんだ。

という訳で、
腹も膨れて次に向かったのは、
ロックガーデンなる庭園であった。

チャンディガールを事前に調べて出てきたのは、
この庭園と隣にあるはずの湖、そしてナイトライフ事情であったのだ。


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ぶらり、チャンディガールの旅。

 


チャンディガールまでの道のりは、
グルガオンから五時間ちょっとといった距離である。

普段のとんでもないアップダウンバスの旅とはまた違い、
フィアット製普通車サイズで突っ走る道のりはバスよりも快適である。


簡単な挨拶と要件を済ませた後は、
特段会話もなくうたた寝気分でグイグイ先へ進んでいく。



それにしてもデリー北部の急速な開発とカオスっぷりはグルガオンとは一味違う。
なんというか、もっとカオスとしか言いようがない風景だった。



うたた寝気味で一気に到着するコトお昼前、無事にチャンディガールまで到着。
結構サバサバ約束の600ルピーを渡し、そこからはオートで市街地に向かう。



それにしても事前に調べていたのはざっくばらんな街の地図と、
市街地の大まかな場所、わずかな観光地の方角くらいであった。


ちなみにこの街は、とあるサイト曰くインドの先進的な町並みだそうで、
区画が綺麗に整備され、治安も良好で夜も遅くまで賑やかなんだそうだ。

まずたどり着くセクター17は、
どうやらこの街の中心地である。

色々なブランドショップやレストランなどが軒を連ねるショッピング街であった。


中々だだっ広いその一帯を歩き回り、道行くオートに声を掛けた。


まぁ言える目的地なんて街の北部にある湖くらいなんだけど、
折角なのでまずはパンジャビご飯が食べれるところをお勧めして貰うことにした。



今回の旅路では手持ちの情報も僅かだったので、
目的地よりも運転手にお勧めに連れて行って貰おう!
的なノリの展開になって行ったのである。



ついた先は地元で人気のパンジャビレストラン。



有名人らしい人の訪問サインとかあったりして、
こういうのってインドもあるんだね。



運転手のお勧めはバターチキンだったんだけど、
気まぐれに頼んだのはマトンカレーとマッキッキロティなる不思議な名前。






登場したのは本当に真っ黄黄だったもんで二重の驚きであった。
味としては、バターチキンを素直に頼んでおけばよかったかも。


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カーシェアリングでチャンディガールへ行くの巻2。





朝5時過ぎ、眼を醒まし先方の連絡先を確認する。
全く残念なタイミングで何故だかこちらの携帯は不通である。
出ることは出来るが、掛けるコトが出来ない。

仕方なくWiFi経由でワッツアップに登録し、
こちらの住所詳細と、行く気満々なスタンスを送信する。


予定の午前6時過ぎ、
先方から到着したとの報告を受け家を出た。


家を出ると男性がコチラに近寄って来たので、
自己紹介やら感謝の言葉を告げる雑談が始まった。

それにしても、
なんだか様子が変なのである。

「僕は学生でお金がなくて、バイトしてるんだ。」


と彼は言う、


「はぁそうですか。」


てな応答をしながら話をしてみても、一向に話が進まない。
なんだかお互いの出方を伺い合う微妙な空気が漂い始めた。


そんな中、
突然懐の携帯電話が鳴り響き、
慌てて電話に出てみると、

「家の近くまで来てるんだけど、ハウスナンバーは?」


とのコトであった。
って、オイオイ!!ってコトは何ですか!?
目の前のお前さんは一体誰なんだよ!ってな話である。



「なに?どうしたの?タクシーでも来るの?」



みたいな全く意味不明な挨拶を続けようとする謎の彼を背に、
本物の本日のドライバー君がようやく到着し、
チャンディガールへの道のりがようやく始まったのである。



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カーシェアリングで行く、チャンディガールの旅。

毎度段取りのないウィークリートリップを続けているんだけど、
今回は段取ったはずが一切段取りきれなかった旅となったんだ。


今回の目的地はチャンディガール。
パンジャブとハリヤーナの中間地点である。


まず、いつも通りチケットをウェブでとる。


今回の旅路はなぜかバスがないのか、
トヨタ製イノーバでの旅路だそうだ。



そして午前と午後の便を間違えて、
すぐにキャンセルする羽目になった。



そのまま午前便を取ろうとすると、
なんだかページが進まない展開で、
敢え無くページをクローズしてやり直してみる。


すると、今度はその便は無かったことになってしまった。


恐らく手続きの関係でそのような表示になったんだろうと、
オペレーターに電話をしてみると案の定悪い予感が当たった。


つまり、調べる間もなくその便はもう無い。としか言わない。


帰りの便は問題なく取れているのである。


兎にも角にも、
まず行きの便が無ければ、帰りの便なんて絵に描いた餅なんだ。

なんだかもうそれほど時間も無いながら色々調べてみていると、
なんだか乗り合い募集サイトに行き着いた。



試しに調べてみると、
朝方チャンディガールに帰省する予定の27歳男性を見つけた。


もはや藁をも掴む居心地で早速乗り合いに応募してみた。



数十分後、先方から連絡があり二つ返事で交渉成立。
翌朝の出発にドタバタ備える運びになったのである。



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