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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

Home > 物想いの類い

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引越しの時にありガチな気分について。




近くに住んでいると、意外にソコを楽しみ切らない内に、
ソコから居なくなっちゃうってのはよくある話だと想う。



後悔ってほどのモンじゃないんだけど、
そのうち!とか、また今度!って言っている内に、
結局どうにもならないママにその場を後にするって話である。


約束の類もそうだよね。


いずれにしても、何度もそんな気分を味わって来た筈なんだ。
学生時代住んだ渋谷界隈や谷中だって前橋も高崎も桐生でも。




そんなコトを思い起こすまでもなく、
僕はそんなコトを繰り返し繰り広げて居たんだと懐古するのだ。



引越しが多かったような半生を振り返りながら、
そんなもんさ!と振り返るコトも多々あるけれど。


その都度思いはするんだよね、ああ出来たよね、コレもやれた筈だ!
あそこにも行っとけば!とか、行けてなかったなー!とか諸々をね。


欲張りな僕が、欲を言ったらキリがないのは知っている。



でも間違いが無いのは、


「想うんだったらヤればイイじゃないか!」


っていう実にシンプルなコトなんだと改めて感じ入っているんだ。



そんな風に過去を振り返ってみて、
いちいち指差し確認をして見ながら、
今後何をしようかだなんて思い描いているワケなんだ。




この三年に渡ったインドでの滞在は、
あの時の頭デッカチでドローカルばかりしか知らなかった僕に、
その場で生きているローカルな人たちの生活を生で味わうと共に、
海外で生きている人たちのリアルな存在と、在り方を見せ付けてくれた。
 
 

それに加え、インド滞在中に混ぜて貰った旅人の会も最高だった。



頭デッカチになりガチな僕は、
あの旅の話で見聞きするアノ高揚感と見知らぬ世界にブチ上がったよね。


いけるなら、やってしまえよ ホトトギス


そうなんだ、僕らはどこにでもいける筈なんだ。
コレは夢でもなんでもなくて、進みたい先の未来を形作る作業なだけなんだ。



 

そんな風に思いながら、気分と場所を改めまして、
シンクグローバリーアクトローカリーでいきましょうか!



近い将来が楽しみでしょうがなくて、
待ちわびる近頃なインド生活最終章なワケであります。





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男たちの別れと、季節についての感慨、そして。





毎年この時期になるとやってくるコノ感傷ってのは、
毎度噛み締める別れのタイミングなのは誰もが周知のトコロだろう。


ソレはきっと、どこでも変わらないし、
僕も定点観測していたニワカ自営業の時代にいつもフケっていた話だ。


前橋弁天通/わがじゃんブログ】  


高校卒業や、大学卒業、転勤や転職、その他もろもろ、
それぞれの人生に幸あれ!とささやかながら送り出してきたコトを思い出す。

 

そんなワケで今回も、
過酷な?インド勤務を経て今月末で帰任する人達との別れ話に、
一抹の寂しさを覚えるセンチメンタルなタイミングなのである。


実は僕もこのタイミングで、
ホボ3年に成ったこのインド滞在に決着を着け、
妻の待つハズの!?日本に帰る予定だけどなんの準備もしていない。



ともあれ、コノ限られた時間を今更ながら存分に楽しみたいと想う。





口ずさむコトは何だろう、思い出すコトは何だろう?




なにせ、
実はココに三年居たのにこのブログったら、 
まだ一年分にすら満たない更新回数なんだ。



どちらにしても生きていれば、また会えるからさ。



また会える日まで、楽しみましょう、ご一緒にね。


思い出しながら、未来を思い描きながら、
楽しいはずの将来設計は今後も続いていくのであります。











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旅行の段取りと、高揚感について。



いつの頃からか、
パソコンのブラウザを開くと、
旅先提案がされるようになった。

どうやらIXIGOとかいう旅行サイトに取り憑かれたようだ。

毎回インド国内をはじめ、
国内外の都市をイケた写真とともにお勧めしてくれるワケだ。


素知らぬ顔で受け流しつつも、
知らない都市だったりすると、
ついついサイトに従い場所や行き方だったりを調べてしまう。

ついでに自室のベッドの真上には、
帰任した人から貰ったインド地図がどでかく貼ってあるのだ。

近く休みでもとろうかな?なんてタイミングになると尚更、
思わずサイトの思惑に乗っかって地図を見上げつつ色気付いてしまうのだ。

そう、近頃まさに、
ソロソロ帰ろかなぁ?とか、ちょっと出かけたいなぁ願望が色めき出していて、
スカイスキャナーだったりの類なサイトを眺めているのだ。

思わず妻も妻で、
こちらが予期していなかった提案をしてくれる。


「インドと日本の間のどっかで合流する?」


「うほほ、なんだいそれは?鼻血が出るね!」


てな具合で未来の未定な旅の合流地点を妄想しながら、
そう、この模索する辺りが旅の醍醐味だよねぇとかなんとか言って、
ちょいとワクワクし始めているんだよ。

上海のリニア乗り場で落ち合う?
食は広州っていうしね?
北京は嫌いって言ってたっけ?
香港行ったことないね!?
毎度ながらタイでもいいね!?
いっその事、大阪でもええよ!?




 
そんな風に頭は巡り巡ってスカイスキャナーさんに伺いを立ててみたところ、
どうやらどの日取りも最安値がANAさんの直航便だなんて便利過ぎるけど、
なんだか情緒がないわな。求めてるのとは違うわい!だなんて思いながら、


どっか数日トランジットできたり、
もっとフレキシブルに調整できる旅路を求めて彷徨っているのであるよ。


どうせなら、
陸路で帰ってみようかな?とも一瞬頭をよぎったけど、
限られた日程でそれをやったら?妻にも一瞬で却下されたよね。


まぁいずれにしても、
まだまだ先のまだ見ぬ未定な妄想一時帰国ではあるんだけどね。








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北京を超える大気汚染最悪の都市 年1万人超の死亡報告:朝日新聞デジタルより。



日本ではここずっと北京のPM2.5が話題沸騰のようですが、
いよいよ真打登場とでも言いますか、それにしてもニューデリーは別格だったようです。


去年北京行った時も、
いい勝負だなー!とは思ってはいた訳ですが、
まさかのトリプルスコアだとは恐れ入谷のおば様もビックリのダントツっぷりですね。


二度目の冬を迎え、コチトラ何だかいつも通りの曇天具合で、
地上10階の知人のお家から見える向こう1キロも無い筈のビルヂングが霞んでいたり、
そんな光景にだんだん慣れている気もしないけれど、やっぱり慣れる訳にはいかないし、
慣れる訳もありませんが、モールの中まで曇ってるのは正気の沙汰ではないと思います。


同僚と話していたけれど、
今夏のトゥーマッチ酷暑ニュースやら、レイプ事件やら、
とかく遠く日本に伝わるインドのアレやコレは一切イイ話ないよねー!


実施数日前にドラスティックな思い付きを発表とかもパネ過ぎてビックリだよね。
道理で誰も皆来たがらない訳だぜ!!遥かな世界すぎるよね、ここんチの西国浄土!

ともあれ、
どこにあるのかユートピアではありますが、それでも楽しく生きています。

遅くなりましたが、
ハッピークリスマス&ハッピーニューイヤー!
どうか皆さま良い年末をお過ごし下さいませ。

 
【参考】
◆北京を超える大気汚染最悪の都市 年1万人超の死亡報告:朝日新聞デジタル
■主な都市のPM2・5の年間平均濃度
・ニューデリー 153
・アブダビ    64
・北京      56
・ソウル     22
バンコク    20
ベルリン    20
・ロンドン    16
・ニューヨーク  14
・東京(千代田区)10
(WHOの2014年の統計から。単位はマイクログラム/立方メートル)
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遠目で間近に垣間見る、日本のよしなしまつりごと。



想い返してみると、
ボブマーリーのレデンプションソングが大好きという割に、
よくよく思い返してみると、
他人事だったような気もしなくもない。


そんな風な気分をずっと感じていた。



好きというのも不思議なもので、
クッソ悲しくなるし、くそったれな居心地になるし、
でも奮い立つし、要するに楽しく聴けるものではない。



それでもやっぱり言葉が違うから?
色々な意味で他人事に感じていたように想うんだ。


その後、
過ぎ去ったような雰囲気の震災のその後や、
近頃の政治に翻弄されているような雰囲気、



SNS越しに垣間見て盛り上がってそうでも、
日本の妻曰く微塵もそんなコト無いコトや、


どちらにしても、
今までの有り様とは一転した生活環境を鑑みて、


いつの間にか、
三宅洋平のジプシーソングに行きついていた。




どうやら思うに、
コレはボクらの、ボクの解放の歌なんだと想って聴いている。


決して楽しく聴けないし、ムカつきながら、いきり立ちながら、
涙ながらにこみ上げるソウルミュージックなんだと勝手に解釈している。


そういえば、
三宅さんを初めて知ったのは、
群馬のスペースサファリなあの時だったよねー!
とか思い出しながら懐かしい気がしてきた。



そんな風に噛み締めていたら、
10年前の自分の発言を思い出してもみた。

あの時はあの時で、
自分なりに必死で生活を見つめていたんだろうと思い返してみる。



今の自分が当時の自分を偉そうに言えるかといえば、
全く同じような轍を踏み、右往左往しているようにも思うけど、
その時の想いや、感情に寄り添って改めて噛み締めたいと想う。


政治や社会を変えるためには、
誰かに代弁してもらって自分の思いを昇華してしまってはだめだ。
自分が何を選択するか、行動するかこそが重要。
小林一朗・日本持続可能社会新聞より (リンク切れ))


はてさて、
インドに旅?に出た、コチトラは一体何を今後の人生で体現するのだろうか?

それにしてもしかし、
今起こす行動が紛れもなく未来像だよね、ホント。


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インドでの不便との付き合い方の巻。



何事も想うようにいかないコトなんて、
当たり前といえば当たり前なんだけど、


そんな当たり前を目の前に、
ムカついたり、唖然としたり、受け容れたりして、
何とか過ごしているんだと思う。
 
「過ごす」ってコトバ自体がそんな意味じゃん!きっと!?
 
だなんて言えれば、
なかなかソレは過ごし方検定上級者。
 
どうもそうはいかないから、
喜怒哀楽発揮して右往左往するのかもね。
 
そんな風に、
解った顔しながら今日もいろんな過ごし方をしているんだ。


もちろんコレは、
インドだからってコトもあるだろうし、
もちろんソレは、
インドに限らず生きてる上で避けられない当たり前なのかも知れない。
 
まぁそんな訳で具体的には、
想定通りモノゴトが進まなかったり、
パソコン壊れた。
ネットも繋がらないし、
お風呂の湯沸かし器が動かない。
そもそも水が出なかった。
エアコンが轟音高らかにやかましい、
家を出たら川でした。
膝丈までのドブ川クルージングだねー!
何でそうなった!?
おいおい待ってくれよ!!


とかなんとか、
指折り数えても指が足りなくなる訳なんだ。


日本だったら、
自分だったら、
普通だったら、

そんなタラレバ話を始めても意味なんてないし、
そもそも何が普通とか意味わかんないし、
色んなモノコトに依存した自身を振り返ったりもするけれど、

 
「あったらいいね!」

 
って感覚は持っていたいと切に想う。
 
じゃないと、
気持ちは現状維持か下方修正が当たり前になっちゃうし、
面白く無くなっちゃう気もする。

 
個人的には、
どんな思わぬ環境でも
ノラリクラリやり過ごしちゃうサーフィン人生なんだけどね。

 
要するに大事なのは、
その「あったらいいね!」と、
日々その進捗を自覚できるコト。
結果はどうでも納得できるコト。
 

で、ソレらをシェアできる仲間が居たら最高なんじゃないか!?

と、
色々な「あったらいいね」を自問自答しているのです。

なかなか結果の出ない人生でありますが、
自分なりにトライとエラーを繰り返しながら進捗を掴みたいもんだ!
と息巻いて七転八倒する日々であるよ。
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世界遺産探訪で垣間見る、インドのアレやコレについての巻。

 


この前縁あって、ご当地世界遺産のクトゥブミナールに行ってきた。

【クトゥブ・ミナール概要

一応多分、何度か行ったことはあるんだけど、
人の賑わう週末にお邪魔するのは初めてで、どうやらすごく混んでいた。

とはいえ、
インドでは外国人はどんなに混んでいても特別待遇ですぐにチケットは買えるのだ。

まぁ、そのココロはインド人25人分のお値段を一人で払うからに他ならず、
要するにインド人入場料が10ルピーのところを250ルピーをキップ良く払うことになる。

もしかしたら、
在住許可証を持っているとインド人扱いのはずなんだけど、
毎度迂闊なコチラは財布を持たずに現金しかなかったのはまぁ仕方が無い。


そんなわけで、
大混雑大入満礼の世界遺産ツアーが始まった。

それにしても、
日本から来た知人をアテンドしているはずが、
予備知識だとか気の効いた豆知識を一切持ち合わせ無い無粋な添乗具合である。

あゝきっとこれらインド人たちも、
遺産群に興味があるっていうより、セルフィー撮る方に夢中だよねー!

ってな具合で、
勝手に一緒に写真に混ざってみたりしながら、
コチラも遺産群よりインド人たちの動向をつぶさに観察して回ることになった。


それにしても本当に、インド人の写真好きは半端無いんだと感心する訳なんだ。


そうこう観察しているとふと、素朴な疑問が湧き上がってきたんだけど、


「携帯カメラが普及する前は、どんなんだったんだろう!?」


昔の日本みたく、インスタントカメラを使っていたのかしら?
恐らくそんな風にも見えない訳で、近頃の新しい流行なんだろうか?

そんな風に考えてみると、
インドのトンデモない急成長ぷりというか、まぁインドに限らないけれど、
日本の(僕ら世代の)感覚でみるようなスピード感とはまるで違うんだろうと察する訳だ。

だって、
間違いなくポケベルだってPHS何て知らないだろうし、
ショルダーバッグみたいな携帯電話も知らないだろう。(まぁ、僕も知らないが)

ファミコンとか、100メガショックとか、CDロムロムとか知らないだろ!?

そうこう考えてみていると、
なんだ、日本の若い世代も同じじゃないか!?とも思ってもみたけれど、
ココの場合世代だけじゃなくて、全部が全部そんなノリな気がするんだよね。

そういう場合、
もしかしたらこの先訪れるかも知れない、
急成長が滞りノスタルジックな雰囲気を思い出しちゃう場合、
一体この国はどんなシチュエーションを思い出すんだろうか?


まぁ、思い出す暇があるのかどうか?必要があるのかどうか?
そんなシチュエーションになるのかどうか?も知らないし、
まるで余計なお世話なお話には間違いないんだけどさ。

要するに突然の大雨で、
滞在時間の半分以上を雨宿りに費やす世界遺産探訪で、
止むにやまれず雨も止まず、独りそんな妄想を繰り広げていたってだけの話なんだ。

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インド生活一周年にむけて。



そういえば、
もうすぐインドに来て一年になるんだった。

さんざんの紆余曲折を経て、
意を決してなんにも決まってなかった一年前。

とにかく持ち前の勢いだけで突っ走ったインドへの門出であった。


そして今、
当初からは想定外の現状だけど、
人生の枠内で言えば、想定内と言えるのだろうか?


とにかくボクら夫婦は、
やってみないコトには、体験してみないコトには、
想像がつかないと言うか、腑に落ちないのである。


ハタから見て間違っていようが、無かろうが、コチラの勝手。
想うに任せて舵を取り、ケツ拭く筈が拭かれる奇想天外の変態である。


なんとも身勝手に聞こえるかもしれないし、
キットそうであろうボクらのワガママキーポンギャーテーなのである。


そんな訳で、
とある記念日の本日、
日本に居るマイワイフの安否を想いながら、
周囲に掛けたご迷惑も鑑みて、
我らの将来におぼろげながら思いを馳せているんだよ。


人間関係者各位、
まずは、ほんとにすいません。
こんなボクらをどうもありがとうございます。


おかげさまでボクらは頑張れます。
本当に人生は判らぬものですが、
判らぬものだから、なお面白く、
コレから先も二人でテンヤワンヤしながら生きながらえて行きたいと願っています。


そんな訳で、
あの日から、もう一年経ったんだねぇ。に付け加え、
記念日の類いは、自らの立ち位置指差し確認であると自覚して、
改めて日々を大事に過ごして行きたいとイキリタツ限りでございます。


ほんと、
色々あった一年だったね。
これからもどおか、よろしくお願いします。

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ハレとケのあいだのナイトクルージング。



久しぶりの投稿になった。

2週間位のこの間にも色々あったんだけど、
まずは友人がうちに居候していたんだった。

家に帰ると、出迎えてくれる人がいて、
なにやら新旧話題を交えた四方山話に花を咲かせ、
休みに一緒にどこかでかける。

そんな日々がしばらく続いていたのであった。

妻と(円満)別居してから、
夜とはひとりで過ごす自分だけの世界だったんだけど、
そんな時間を他の誰かとシェアするのも改めておもしろいんだね。

休みには、
旅人を連れ立ってデリー界隈で初心に還るベタな観光をしたりして、
行ってたコトを忘れていたフマユーン廟や川向こうのアクシャルダム寺院。
出来るだけベタに、かつインドならではの、街並を歩いた。

なんだろう、
遠くに出て行ったボクに会いに来てくれた友人が旅人で、
旅なのか?遠くに出て行ったボクがレジデントでおもてなし。

役回りが一回りしているんだか良く解りゃしないんだけど、
なんだかどうやら人生はおもしろいもんである。

そして来た時と同じように、
彼はふらりと次の目的地に向かって行ったのである。

そんな訳で、
改めてひとりで夜とパソコンに向き合っているんだよ。





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Keep Calm and Carry On 〜インドの新生活編〜



新年度早々からというのか、
毎日がエブリデーエイプリルフールなインドの土地柄なのか知らないが、
色々なサプライズが満載な日々が始まったようだ。


先述の停電具合は昼過ぎには勝手に復旧したようで、
ご近所散策がてら酒屋に立ち寄ってみると、
ビールがそれぞれのサイズで50ルピー程値上がりしている。


曰く、新年度から税制が変わったんだそうなんだけど、
逃げる様に立ち寄った他の酒屋でも同様の言い訳を頂いた。


どうやらタバコも同じ様に値上げをしたとおっしゃるので、
試しに他の客にお値段を伺ってみたところ、
やはり税制が変わったんだというのである。


タバコは兎も角、
酒が日本円にして100円も値上がりだなんてにわかに信じられないし、
狐につままれた様な心境なんだけど、
しばらく様子をうかがってみる事にしよう。


そして、
相変わらずアクティベイトしないデビットカードの件で、
カスタマーサービスに連絡をしてみると、
今度は通話の途中でさんざん待たせた挙げ句、
いつの間にか電話を切られる仕打ちが待っていた。


何度電話をしても、
インド人に電話をしてもらっても、
同じ様にジラした挙げ句に切られるのである。


それならと、
インターネットバンキングでの接触を試みてみたんだけど、
今度はなぜか?ログインできないのである。


全く釈然とせずモヤモヤしていると、
先方から、「あなたのカードは国内仕様ですよ。」とのお達しが届いた。


そして、
「インターナショナルにするには最寄りの支店行くか、電話してね」
というのである。


おいおい、待てよ!結局何にも変わって無いじゃないか!


てな具合に再び無限ループなやりとりの火ぶたが切って捨てられていた。


本当に、
何につけてもインドではアクティベイトするのが遅過ぎるし、
対応も、何もかもが雑過ぎる。

そう思って憤慨するのも何だか疲れるので、

「そもそもインドという国自体がアクティベイトしていないからなんだろう」

と強引に納得するコトにして、
今日は落とし前をつけようと思う。


「ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー はらそーぎゃーてー ぼーぢーそわかー」


と口ずさみ進むインドの日々なのであるよ。

【参考サイト】
いまさら聞けない このデザイン■KEEP CALM AND CARRY ON まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133908177642062701


現代でもファンが多い「般若心経」を今風に解釈。
http://matome.naver.jp/odai/2135899732400875901


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思い出しながら、未来を想う為に。



もう四年も経ったのか、
まだ四年しか経ってないのか?

イマイチ実感は湧かないけれど、
あの日のことはよく覚えている。


とは言え、
あの時しばらくは、まだ他人事のテレビの向こう側の話であったように思う。


当時とある地方都市の市街地で小さな喫茶店をやっていたボクは、
アノ当日に予定されていたイベント準備ミーティングで関係者一同の到着を待っていた。


周囲のアーケードがヒドく音を立てて揺れ、
周りの商店主一同が様子をうかがいに外に飛び出した。


それでもたいした被害も無く、
何の気なしに普段見ないテレビを点けて動向を伺った。


段々伝わって来る様々な情報とは裏腹に参加者が集まらない現状に、
次第にコトの大きさが身に染み渡ってくるのを感じていた。


どうやらボクらのまちは、
市街地以外が停電しているようで、
ほとんどが大混乱の中にあったのだ。


そして、
自らの最も身近な問題として降り掛かったのが、
その後のガソリンショックと通信手段の頼りなさであった。


当時、
中距離恋愛中であった現在の妻とは30kmの距離があり、
それぞれが自らの店を持ち、地に足付ける生活を試みていたのであるが、


いざと言うときに互いの安否がわからなくなる、
あの時の不安感はその後のボクらの在り方を大きく変えたのだった。


その後、
壮大な紆余曲折を経てふたりインドに生活の場を移したのも、
もちろんそれだけが理由ではないけれど、
大きなターニングポイントになったのは間違いないと思う。


相変わらず様々な情報が錯綜する中、
一体日本が今後どうなっていくのかわからないけれど、
個人的にはアノときを境にして世の中の見え方が変わったのも間違いない。


元々フラフラしていたキリギリスが、
地道なアリに憧れて土着の道を志したはイイけれど、
ちょっとしたキッカケのせいにして志を投げ出しただけかも知れない。
そんなコトは判っているつもりなんだけど、
正直全く後悔はしていない我ら馬鹿夫婦は、
風の吹くまま、気の向くままに針路を取り、


自身が納得する為に、
自らも予想だにしない展開で、
不確かな未来を手探りに暗中模索する七転八倒な選択をしているんだ。

本当に家族をはじめ、快く見送ってくれた友人各位。
ご迷惑とご心配をかけまくりな我らの動向ではあるけれど、
どうぞこれからも馬鹿夫婦をよろしくお願い致します。


そんな訳で、
我ら夫婦のエクシダス第2章が間もなく始まる年度末な新展開なのであるよ。


【参考文献】10年前の個人ブログにて。
http://ameblo.jp/beng-teng-life/entry-10006523968.html




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チベットの新年に想いを馳せる。



3月10日
ボクらはふらりイキツケと言っても過言ではないかもしれない
お気に入りのチベタンコロニーに向かった。


とはいえ、
今回の目的はソコが目的地なんじゃなくって、
そこから出発するのが目的なのである。


要するに、
インド北部チベット臨時政府があるダラムシャラーに向かうのだ。


かといって、
実は出発するのは妻だけで、
今回ボクは見送るだけの何ともセンチメンタルな役柄なのではあるが。


ちなみにココの難民キャンプ。

名前だけ聞けば何だか物騒で掘建て小屋が立ち並んでいそうなものなんだけど、
在住チベット民たちは至ってオシャレでインド人の比ではないし、
激安で美味しいレストランや小洒落たカフェがあったりする不思議なスポットなのだ。

散策し、食事も済ませ、お茶をしながらバスの出発を待つこと数時間。
同時刻に同様のバスに、僧侶や旅行者、見送りの人々が集まり始めていた。
訊くところによると、どうやら先方はお正月的な暦(ロサル)なんだそうである。


そんな中、
なにやらプラカードを持ち、マスクをした若者集団が静かに行進をしているのに気がついた。


彼らはチベットの自治を訴えるプラカードを掲げている。


どうやら1959年の3月10日、
ラサで民衆蜂起がおき中国軍と対峙、
これを機にダライラマ14世は亡命を余儀なくされたんだそうだ。


そんな事実を知ったのが帰って検索してからであった。


それにしても相変わらず状況は変わらず、
先日もダライラマと中国当局とのやり取りがニュースであったけど、
自己中ごり押しが国名の由来な某国の傍若無人な振る舞いにはホトホト困ったもんだ。


チベタンコロニーにも溢れる大量の中国製品を眺めながら、
そんな風に何だか複雑な想いを巡らせて、
彼女の旅の無事と安全も併せて祈ったチベット新年だったのであるよ。


NEVER GIVE UP 
No matter what is going on
Never give up
Develop the heart
Too much energy in your country
is spent develop the mind 
instead of the heart
Develop the heart
Be compassionate
Not just to your friends
but to everyone
Be compassionate
Work for peace
in your heart and in the world
Work for peace
and I say again
Never give up
No matter what is happening
No matter what is going on around you
Never give up
H.H.The 14th Dalai lama

ネバーギブアップ【グーグル翻訳】
どんなに何が起こっているのか
ネバーギブアップ
心を開発
あなたの国でも多くのエネルギー
心を開発に費やされている
代わりに心の
心を開発
思いやりのあること
だけでなく、お友達に
しかし誰にでも
思いやりのあること
平和のために働く
あなたの心に、世界で
平和のために働く
そして私は再び言う
ネバーギブアップ
どんなに何が起こっているのか
どんなに何があなたの周りで起こっていない
ネバーギブアップ

H.H.The14日ダライラマ
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