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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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外国人登録所とあたしの蜜月関係。


1ヶ月振りにFRROへ行った。
今回の案件は外国人登録である。


諸々面倒臭そうで、
一抹の不安がよぎる訳なんだが、
同僚曰く、

「簡単ですよ!前回五分くらいで終わったし、予約してるから」


とのことでいざ到着してみると、
確かにひと味違うかも知れない。


窓口が目的別に分けられており、
事務員も増員している。


乱雑に捨て置かれていた書類たちは、
引き戸の棚にしまわれて居るようだ。



そして何故か最前列でフンゾリ返る巡査殿も3人に増えているではないか!

やれば出来るじゃないか!
コレは期待できるかも!?


少しでもそう思ったのも束の間、
よくよく観察していると手続き作業を進めるのは、
アイも変わらずヒゲ青年独りだし、
その横におっさんが増えただけで、
おねーちゃんはいつも通りクッチャベッて居るだけだった。


結局2時間が経過してようやく書類は受理された。

それでも一回の訪問で片が付くなんて、
素晴らしいじゃないか!



もう来なくてイイように、
パスポートは持ち歩かないようにしようと思う。


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遥かなるインドビザ再取得への道 最終回



どれだけオートを乗り継いだだろう、
どれだけココに通い詰めただろうか。
もうお互い顔も覚えて、
また来たアイツ!と思われていたに違いない。


そう、本日遂にビザ再取得が完了したんだ。



まず今日は、
日本大使館に一報入れることから始まった。

目的はもちろん、
散々催促した挙句の返答の有無である。

「これでようやく終わる。」

と淡い期待を握りしめながら、
受話器越しの歯切れの悪い説明を聞いた。


結果は、
未だ応答無しの手詰まり状態との事。


待つしかないのは重々理解しながら、
待つことばかりじゃ進まないコトを痛感した今回の一件。


意味があるかどうかは知らないが、
具体的な行動に出ることに決めた。


デリーにあるMHA(内務省)に押しかけて、
現金握らせて直談判して来よう!


鼻息荒くメトロに乗り込み、
一路セントラルセクレタリアート駅を目指した。

まもなく目的地に着こうとした車内で、
握り締めた携帯電話が鳴る。


相手はFRROのちょび髭警視。
先方にようやく書類が届いたとの連絡だった。


大急ぎでグルガオンにUターンし、
喜び勇んで警視に声を掛ける。


警視は大声で担当のアゴヒゲ君を呼び出して、
ようやく終わるかと思いきや、
結局それから一時間以上待たされるという、
最後までジらしにジらす相変わらずの展開を味わされた。


そのくせチョイと席を抜けると、


「どこへ行った!?戻ってこい!」


と呼び戻される割に、
再び30分以上待たされる完全に罰ゲームだった。


もしかしたら、本当に罰ゲームだったのかも知れない。


聞けば、
インドでは賄賂が当たり前なので、
金銭無しの書類は後回しにされるらしい。
ちなみに今日は、名刺付きデュワリお菓子ギフトが飛び交っていた。


結局無一文のコチラは、
一銭も払わぬ代わりに莫大な労力と時間を掛け、
ようやくここまで辿り着いた。


アゴヒゲ君の作成書類と共に、
ちょび髭警視のサインをビザに貰い、
晴れて出国許可の書類が整ったのだ。


警察への書類提出に始まった今回の一件は、

FRROへの書類提出完了までに1ヶ月、

それが受理され許可が出るまでに更に1ヶ月、

まるまる二ヶ月を要し、

出国前1週間&デュワリホリデー前日というタイミングで
全ての手続きが完了するという、
タイトロープ甚だしい綱渡り加減であった。

失ったものは言わずもがなではあるが、
得たモノをあえて言うとしたら、



「このやり取りに比べれば、
茗荷谷(日本のビザセンター)なんて屁の河童」


だということだろうか。


近々行くんだが、
そう願いたいものである。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


以上の不毛な経験を踏まえて言えることがあるならば、


⚪︎パスポートは無くさないこと。
→当たり前ながら大事大事。


⚪︎FRRO(茗荷谷も含む)は閉店?直前に行くこと。
→ギリギリは人も少なく係員も帰りたくてウズウズしている!?


をオススメすることにしよう。
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終わらない夏2014



もう何だか、何が何だか意味が分からないんだが、
8月に亡くしたビザの再発行手続きが終わらない。
夏が終わらないのだ。

とっくに二ヶ月が経過しているにも関わらず、
話が前へ進まないのだ。
以前記した2週間後、
ようやく決着が着くかと浮き足立つその切っ先を、
いつも通り散々待たせた挙句、
「まだ来てない」の一言で蹴散らされ、
更に1週間置いた先週から本格的なバトルが再開した。
まず、
インド人の友人に助っ人で入ってもらい、
通訳を通して状況を再確認することに。
どうやら敵は、
ビザ発行元のMHA(内務省)から返信が無いの一点張りで、
実際確認してるんだかも定かじゃない。
更に何度も押しかけては急かしているうちに、
コチラの書類が見つからないだのタワケ始め、
わざわざ苛立ちを煽って下さる。
いよいよコチラも一時帰国の日程が確定し、
期限が既に迫っている手前、
もう悠長に待ってばかりはいられない、
文字通り待ったなしのシチュエーションである。
こうなれば最終手段として日本大使館にもご協力を賜り、
何度も押しかけては事情を話し念を押し、
同時に大使館からも電話で急かしてもらっている現状である。
実はもうリミットは2日しかないのだ。
明後日からは最悪のタイミングでデュワリが始まってしまうのだから。
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遥かなるビザ再取得の道 【エピローグ】



もはや何回目の訪問かなんて考えたくもないが、
実に七回目のFRROでのやり取りである。


以前ブログに記したように
四苦八苦の末ファイルをアップロードすると、
今度は警察への確認状みたいなのを渡された。



どうやら当該の交番に行けという訳だ。


文面もチンケなもんで、



「こいつに紛失証明書発行したか否か」


って、そんなコト電話かメールでやり取りして、
速攻終わらせて欲しいところだし、
既に結末が見えている気がしながらも、
仕方なしに交番へ向かったんだ。



結果は予想を超えて交番にはおまわりさんは居らず、



「明日来い」



とあしらわれその日は早速終わったんだ。



そして翌日おもむくと、
パスポートと家の賃貸契約書コピーの追加注文を頂き、
テンヤワンヤで書類とサインをかき集めて何とか提出。



明朝来るようにとのお達しを受けた。



そんなわけで翌朝交番に行くと、
既に書類はFRROへ向かったんだそうだ。
意味がわからないが早速の無駄足をひとつ数えた。



その日のFRROはデスクのパソコン不調につき、
回転二時間経過で、出番が2番の罰ゲームデー。



そんなもんには、
付き合いきれないし、
書類も提出済なので、
横から促し確認してもらう。



結果は、
まさかの書類無しでのファイナルアンサー。



警察に確認しろ!と突っぱねられた。



電話するも、ヒンディーのみの対応で、
何言ってんのか?サッパリ解らず、
無駄足その2な本日2度目の交番訪問を果たすコトに。



そこでの答えも、
まさかの送付済みで、
確認の電話をしてもらったところ、



「さっきついた。」



との御回答で、無駄足三昧の一日を存分に味わったんだ。




そして、そして本日である。



到着時間は10時前、
既に長蛇の列である。



念のため手にしたナンバーは18番。



しかしコチトラは、
番号なんぞ関係無しにカウンターに身を乗り出し、
到着済みの書類を漁る。(経験上怒られないし、無駄が減る)



自分の書類と感動の再会に喜びつつも、
手続き中のヒゲ青年に確認を促す。



すると、
正面の偉そうなオッさんのところへ行けとの指示が出た。



そこでサインして貰ってようやく終了!!なんだと思ったんだが、



どうやら本当に問屋は簡単には降ろしてくれなかった。



まさかいつもの「順番を待て」で、2時間が経過。



仕方なしのランチタイムと、
その後再度の書類の確認、
二枚のドキュメント作成を経て、
おっさんのサインを貰い、
一通りの手続きを終えたんだ。



どうやら2週間後の発行らしく、
それが今回最後のFRRO訪問になりそうだ。



ちなみに聞かないと、それすら教えてくれない。
今回学んだのは、そこらへんのサバイバルさかも知れない。



それにしても、
まだ終わっちゃないが、
長い長い旅路であった。



自身の不注意が招いたコトで、
それは猛省するとしても、
何度彼らに殺意が沸いたことか。



帰り際ひとり道端で、
瓶ビールで祝杯を挙げ、
一路乗合オートで家路に着いたんだよ。



ちなみに冒頭の写真なコトは、
よく要求される有名な話らしい。
幸い今回は縁がなかったが、
無かったから手間取ったのか?
あったらもっと早かったのか?


真相は、知らないけどね。
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遥かなるビザ再取得への道 スリー



FRROから収穫なしで戻る午後のひととき。

早速改めてドキュメントアップロード作業を開始する。


まずログインは、
おそらくできないんだと理解するしかない。
存在はしているが、「アポ発行済み」の一点張りで、
全く意味が分からない。


仕方ないので、
かなり気が進まない再入力の新規アカウント取得を始めるしかない。


そしてようやく書類をアップロードできるかと思ったら、
またも面倒臭い案件が発生する。


まず、
印刷屋のおっさんに作ってもらったPDFが、
7枚まとめてヒトファイルなので、
解体する必要があった。

そして、
解体しても200KB上限なので、
すべて軽量化する必要も出てくる。

更には、
PDFの圧縮ソフトをダウンロードしても開けない不運も続き、

仕方ないので、
JPEG変換してアップロードしてみるも、
PDF限定とのことで再度調整。

JPEGを軽量化してからPDFに変換する羽目になった。


パソコンに疎い当方だから、
要らぬ手間と行程を踏んじまったのかも知れないが、
停電による再々入力作業の追加や、
インターネット不通の不運などもアイマッテ、
随分時間を要したアップロードのひとときであったんだ。
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遥かなるビザ再取得への道 ツー



二度あることは三度あるが、
三度目の正直と云うコトで、
毎度お馴染みになりつつある、
グルガオンのFRROへ行ってきた。




前回よりも空いている印象の今回は、
前回の経験を活かし軽妙に番号札を受け取り、
現在進行中の番号を確認し、
そのまま近所のお店でパランタ(具入りチャパティ)でワンブレイク。




戻れば丁度自分の番号で、
実に快調!文句のない滑り出しである。



ところが、
本題である手続きで、
呆れる程アッサリと、
一刀両断にバッサリ切って棄てられた。



「全ての書類をアップロードして出直してこい」



とのお達しで一発KOである。



ここでオメオメ帰るのは、
やはり腹が立つし、
そもそも来た意味を失ってしまう。



そこで、
朝食を採った隣の店にパソコンがあったことを思い出し、
そこでアップロード作業をすることにした。



全ての書類をデータ化し、
FRROのサイトにログインしてもらう。(全ておっさんが操作している)

ところがココでまたも壁にぶつかった。



本日予約済みと云うコトで、
アカウントにアクセスできないのである。



オイオイ、じゃあどうやってアップロードするんだよ!?



てな話であるが、
次第に周囲に集まった順番待ちに押し出され、



「10分待て!」



と云うコトで再びの順番を待つ羽目に。
(なにせパソコンが一台しかないのだ)



こういうのは不思議なもので、
さっきまでラミネート加工にばかり客が殺到していたかと思うと、
パソコンを使い始めた途端、
パソコンに客が殺到するんだよね。



結局1時間近く待って、
自分宛にデータ化したファイルをメールして、
本日も敢え無く退散した訳なんだ。



なんだか本当に牛歩というか、
進捗を感じられないやりとりが続いており、
次回は決着を付けたいと思っているが、
結果は如何に!?乞うご期待なのであるよ。
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遥かなるビザ再取得への道。

 

朝も早よから乗合リキシャを乗り継いで、
着いた先はグルガオンのFRRO。

無くしたVISAの再発行を申請しに行ってきた。


色んな人に訪ね歩いて辿り着く外国人窓口は、
10時の時点で満席御礼状態であった。


それにしても、
イマイチ状況が理解できない。


待合所のイスの真向かいには、
警官風のおっさんが座るデスクがあり、
おっさんは、いかにも暇そうにしている。



奥のカウンターでは、
またもや暇そうなおネーサン二人と、
ひとり忙しく人に囲まれるおにーさんが居た。


取り敢えず、そのおにーさんの列に並ぶ事20分。
ようやく番号札があることに気付いた。



恐らく開始から1時間は経過しているが、
その時点で番号札三番が手続きしている。
薄っすら自分の番号20番の出番はしばらく来ないコトを理解した。


どれくらい時が経っただろうか?
まさか昼休みを挟むワケはあるまいな!?
と思い始めた頃、
予想の斜め上を行く展開が待っていた。



おもむろに出入り口に赤いテープが貼られ、
テープカットセレモニーが突然始まったのだ。


そして関係者一同が待合所に流れ込み、
お菓子やジュースが振舞われ始める。



楽しそうに写真を撮るインド人たちと、
ただでさえ待ち惚け苛立っている上に、
意味不明な展開にキョトンとする外国人のコントラストは、
もはや見事としか言いようがない。


隣の韓国マダムは無表情のママ、
振る舞いお菓子を断り続けた。



その横で昼飯代わりにお菓子とジュースを補給して、
更に待つコト一時間。
ようやく自分の出番がやって来た。



番号札を渡し、事情を説明することモノの2分。



「まずは、ウェブサイトで登録しろ。」


との一言を賜った。


事前に何度も聞いていたんだ。


「どんな手続きが必要か?」

「どんなドキュメントを用意したらいい?」


その都度返って来るのは、


「順番を待て。」


だった。
だから仕方なく二時間半も待ったんだ。


それでこの仕打ちとは…。


もはや出る言葉もなく、
半笑いで呆然と引き返すFRROの建物の外は、
土砂降りの大雨であった。
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ロード TO  ゲッタ ニュー パスポート。



戸籍謄本を取って来てもらった翌日。
近所の写真屋?でパスポート用の写真を撮影し、
日本領事館に行ってきた。


それにしても、
近所の写真屋?でデジカメパチリでフォトショ加工してくれるんだが、
どうも全体のバランスが違う気がする。
普段だったら間違い無く気にしないし、
インドで使う分には、


むしろ他人の写真だって相手は気にしないんじゃないかって思う程なんだが、
今回の相手は、潔癖で神経質な、あの日本である。

写真屋は言う、
「安心しろパスポートサイズだろ?知ってるよ、顔の範囲は70%だ。
任せろ!6枚で50ルピーだ、OK?」


「で、インドのパスポートでいいんだろ?」


「……。」


てな具合にフォトショでグイグイ加工して行く。


前に並んでたおっさんなんかは、
白髪処理やら、美白、しまいには
シャツの色まで手を加えてもらっていた。


こちとらは、
とにかくサンプルに忠実に、

  

しつこいくらい単位やサイズを確認し、
もしものためにUSBにデータまでもらって、
約束の50ルピーを支払った。
領事館で一通りの申請用紙に記入をし、
写真もどうやら無事受理されて、
三日後以降に受け取ることになったのだった。


残る問題で、
また厄介なのは、
FRROとのやり取りである。


無くしたビザ通りの滞在を望んではいるが、
どのような反応が返ってくるのであろうか?


隣では妻が、

「アタシの予想だと、すぐに帰国させられると思うな!絶対。」

と意地悪く笑っている。


そうなると面倒くさい上に、
更に無駄金を上乗せする羽目になるわけで、
判決のその時を、祈るように待つばかりであるよ。
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インド警察との面倒くさい一部始終 パートツー



更に汗だくと埃、ついには咳まみれで着く先は、
先ほど僕を無為にフェイズワン送りにした警官が、
初めてかのように事情を聴き、一応事務所に通された。

ようやく本格的?な現場での事情聴取を経て、
言われるがママに調書を書き、
裁判所へ行けとの裁きが出た。

ようやくコトが進んできたぞ!
と息も揚々でも無いが、
それを持って一路裁判所へ乗合オートのハシゴで急ぐ。


うわさ?の裁判所は、
一見廃墟は言い過ぎたとしても、
どっかの地方スタジアムの跡地利用な趣きのある、
円形の、要するにボロ屋であった。

「裁判所へ行け」

とのお達しは、
どうやらソコに有象無象に居る
司法書士らしきおっさん方に、
調書をタイピングしてもらうことらしい。


何をしに来てるのか?
随分な人数のギャラリーと、
何故か?土産物のひき売りと、
チャイ売りやら薬売りや、
体重測りが殺到するこの空間に、


レトロ雑貨屋でジャンク品扱いみたいなタイプライターで、
仕事をする司法書士らしきおっさん方がいるんだよ。



無用とも思えるチャイブレイクを挟みながら、
一時間程で再び一路オートで同じ交番へ戻ったんだ。



そして、
そこでまたもや、
ファンタジーな展開を迎えることになる。

ようやく出来上がった書類を見せ、
タバコ休憩やら、雑談やら、
別件の処理に置いてけぼりにされること1時間。


また、裁判所へ行け!とのお達しを賜ったのだ。


「おいおい、いい加減にしろ!
そこはさっき行ったばっかりで、
遠いコト知ってんだろ!!
それならあらかじめ言えってんだ!」

といきり立つも、
もちろん話は通らない。

「なんだこのジャパニは、バカなのか?」

てな具合で面倒臭そうにするのみである。


どうやらそこの三階にアルらしき外国人登録所?窓口へ行かなくてはいけないらしい。


さっきの行程の残像が鮮明に残る余韻の中、
改めてオートを乗り継ぐのが馬鹿馬鹿しくなり、


まだ必要ないと言われながらも、一応ワンブレイク。


念のため、大使館に連絡を入れて指示を仰いだ。


曰く、

「確かにそこに行くのは必要であるが、パスポート再発行後に行くべし」

であった。
なんだか、
久しぶりに冷静で的確なアドバイスを聴いた気がして、
何も解決していないのに、何かが少し救われた気がしなくもなかった。


という訳で、
現在書類と妻の帰りを首を長くして、待っているのである。


おわり。
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インド警察との面倒くさいやり取りの、一部始終。



警察に行った話でも、しようか。

ながくなるし、いつだったか、
随分世話になったような、
まるでなってないような話なんだけど。


前夜、最寄りの駅から家までのわずか200mの範囲内で、
大事な荷物(パスポートと財布、携帯)を亡くした僕は、
交番にコトの次第を話に行った。
場所はフェイズ2、最寄りの交番である。
住所をいうなり、フェイズ1の交番へ行け!
と、跳ね返された。


フェイズ1の交番は、
調べるに一路2キロはある。


再3金をなくした我が胸に、
オートという選択肢は最早無い。


行きずりの伝聞を便りに、
炎天下のみちをゆく、
頼り無いことこの上ない旅路である。

ちなみにインドは、
地図はあくまで目安であり、
実際見て見るまでワカリャシナイし、
人に聞いても明後日の方を指されるのが常である。


紆余曲折を経て、
汗と埃まみれで辿り着いたフェイズ1。

そこでまた、
夢のような現実を叩きつけられることになる。

コトの次第を聞く前に、
住所や職業、家族構成など
自己紹介的な尋問を受けるんだが、
そこで何故か?
「お前は嘘をついている!何故嘘を言う!?」
と突っぱねられるのだ。

「いやいや、嘘を付く必要なんて無いだろう!
てか、そもそもまだ、こちらの話、してないじゃん!!」



なんて無為な問答がしばらく続くんだ。


その挙句、


「その住所、フェイズ2だから、そっち行け!」


の唖然呆然問答無用な裁きが下り、


「ふざけんな!フェイズ2
の交番がこっち行けって言ったんだぞ!」

の抗議も虚しく、
改めてフェイズ2の交番に向かう羽目になったんだ。

つづく。
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