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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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妄想ご近所一周の旅。〜どローカルな道端にて〜



新居に移り、
周囲の状況がおぼろげにしか見えないボクは、
自身の白地図を埋める為って言っちゃカッコがいいが、
ただただ御近所を散歩する事に決めた。

今回の新居は、
周囲一体高層マンションが乱立するきっとハイソなスポットである。

歩いてみてすぐ判った事は、
そんなハイソな隙間を縫う様に、
地面に横たわる庶民の暮らしがあるという壮絶なギャップ具合である。

まるでホントにジェットコースターみたいな風景だし、

とはいえそんな事実はそこらじゅうに転がっているし、
別に珍しくなんて無いんだけど、

興味本位といえば聞こえが悪いが、
知らない事にはつまらないので散策をして回った。

通りとちょっとしたドブ川を挟んで向かい側の一角には、
小さな商店が立ち並ぶ集落があった。

ズケズケと立ち入るその空間は、
インドお馴染みのゴミが散乱しハエが押し寄せるいつもの集落であった。

ここら辺は今まで住んでいた周辺とはまた違い、
野犬よりもやけに野豚?が多く、排水溝で水を飲み、
泥まみれでお昼寝をしている光景によく出くわす。

そしてちゃんと外壁が塗り固めてあるお家のお隣に、
レンガ造りのお家があり、その横にはトタンのバラックが並んでいる。

なんだか悪いが、
豚の話とリンクして三匹の子豚のエピソードを思い出しながら、
そこで暮らす人々の日常に割って入っていった。

そんな集落の端っこ、高層マンション建設現場との境界線をまたいでみて、
何となく気になったコトがあった。

それは、
もしかしたら高層マンション建設作業員の仮住まいが、
そのまま居座って集落を形成しているんじゃなかろうか?ってな推論である。

そんなことは誰も気にはしないかも知れないし、
とは言えきっとドコでもそうなんだけど、
インドの階層ごとの棲み分けと共存具合は、
さすがに露骨なので興味深いな〜って想って見ている。

きっと昔の平城京やら平安京時代とか、
そんな世界が広がっていたんじゃなかろうか?とかね。


ちなみにそんなこんなで目下建設中の豪華マンションも、
実はベースがレンガ造りだってんだから、
建築云々には疎いけど、これもまた何だかインドらしいな〜と観察しているんだ。

だって竹のはしごに上ってレンガの壁をトンカンやって、
いつの間にか、豪華高層マンションが出来上がっているんだから、
見事というしか無いじゃないか!?

でも正直日本の職人方からしたら、
ぬるい仕事に見えるかも知れない。

こだわりや職人気質が無いようにみえるし、
実際我が新居も褒められた仕事をしていないと思ってしまう。
もちろん優れた人たちが居るのも事実だろうけどね。

カーストのせいなのか?
もしかしたらリスペクトが無いせいなのか?知らないが、
思考停止でいわれた事だけ意味も判らずコナスより、

いま、置かれている生活を、より良くするために、
無いなら無いなりに、有るなら有るなりに、
どんな風に、工夫して、良いものにしていくのか?

って視点があった方が、さぞ楽しかろうなぁ。

と他人事に思いながら、
自分の生活を見つめ直してみようと想ったら、

ふと、
ボブおじさんに小難しい事考えてんじゃないよ!
っていわれた気もする妄想散歩の一幕だったんだ。



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