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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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遥かなる、南インドへのイザナイ2




どうしてこうなってしまうのだろう?

日頃の行いがよっぽど悪いのか?
段取らない悪癖がそうさせるのか?
アクシデントを旅の醍醐味だと勘違いしている節があるからなのか?


厄介なトラブルが早速やって来て、
我らがハニートラベルの出鼻を華麗にカッサラッて行ってくれた。


まず、
前日からタクシーを確保出来ない案件が発生する。

こんなコトは初めてなんだけど、
恐らくディワリの繁忙期のせいなのかも知れない。

仕方なしに会社のドライバーづてでタクシーを確保してもらい、
朝8時のフライトで早朝6時半に来てもらう運びとなった。


すると今度は、
出発早々から大渋滞で暗雲が立ち込めはじめた。

普段なら20分で辿り着くはずの道のりが、
全く遅々として進まない現状で、
ずいぶん遠回りなルート変更を提案し再起を図るものの、
結局一時間が経過したフライト30分前に空港到着。


大急ぎで窓口に問い合わせるものの、
他の窓口をたらい回しにされた挙句、

「もう無理、諦めてください。」

「キャンセルも返金も出来ません。」

「次のフライトは片道36000ルピーですけど、いる?」

「だって需要が多いんだもんね。」

てな対応で、
その他大勢同じ境遇で大ブーイングな窓口業務は修羅場と化したのである。

隣のおっちゃんは、
泣き叫びながら自分の荷物に八つ当たりして訴えているし、

頭を抱えて途方にくれる人たちを淡々と切り捨てる職員のおねいさんも大したものであった。


そんなこんなで、
こちとらも引くに引けないヤケのヤンパチ状態で、
当初買っていた往復32000ルピーに加え、
片道36000ルピーの追加料金をベットして、
バンガロール経由からムンバイ経由に経路変更。


こんなことなら海外行けたじゃんね!!?

とかなんとか湧き出る感情を押し殺しながら、
次のフライトに照準を合わせてみたんだけど、
不幸の連鎖はそれだけに止まらなかったんだ。



何が何だか知らないが次のフライトが、
予定より随分遅く出発したのであるよ。


続く。








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