僕はモモを食べる。
いつもモモを食べる。
休みの時にはいつも食べる。
モモとはネパリとかの餃子みたいな奴だ。
遠出しない引きこもりがちな休日は、
なぜだかいつもモモを食べるんだ。
なぜだかなんて知らないけれど、
多分インド料理を食べたくないから食べてるんだと思う。
ほんと不思議なんだけど、
どこへ行ってもインド料理ばかりで嫌になってしまう。
たまの休日にはそれ以外を食べたいなぁと外に出るんだ。
とはいえ、
イタリアン、タイランド、コンチネンタル、選択肢はありそうで、
実は大して同じようなインディアンナイズなそれないっすよ!てな味なんだ。
近頃ここらでは、
マイクロブリュワリーが流行っていて、
ベルギービール風な飲み放題に足を運ぶ。
喉カラカラで足を運んだはいいけれど、
5名さまから飲み放題ってんで、友達いない僕は蚊帳の外だった。
まぁそれでもいいか!とおもった。
ビールが別に美味しくないんだから。
誰が品質管理しているのかは知らないけれど、
コンセプトのテンションに提供する人たちが追いついていない。
いつもインドではそう思う。
建前ばっかり立派で、内容が無いワケだ。
要するに、ビン坊っちゃまのお宅を拝見するような気分だ。
結局家に帰って、
モモをデリバリー注文することにした。
届いたモモは、三種類で総額700ルピー。
酔っ払ったついでに追加で近所で買い求めたモモは、90ルピー。
どちらも美味しく頂いたけど、
このような格差も、ここインドの醍醐味だよなぁと感慨深く味を占めたんだ。
そんなワケで、僕はいつもモモを食べる。
それ以外食べるものが見当たらないからな気がする。
贅沢な僕は、
美味しいものを食べるのと、飢えをしのぐ作業は全く別物と捉えている。
ただ餓えをしのぐんだったら、食べなくたって僕の膨満感は凌げる腹をしている。
折角食べるんだったら、
なんか感慨深い奴をたべたいんだよ。
そんなインドで思うことは、
食べたものと支払いが等価ではない気がすることだ。
そんなワケで、
いつも結局お家でモモを食べる、ケチな休日を送っているのである。
モモ、美味しいよ、辛くないしね。(これ大事だよ)
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