予定通りにのんびり過ごすノープランな道中、
突然タイミングよく予定が割り込んで来た。
ソレは以前ジャイプール道中で知り合ったインド人青年からのメールであった。
【参考】
第196話/インドのバス事情にまつわるエトセトラ。
彼らとはその後、
フェイスブックで一応つながっており、
たまにメールを受信する間柄になっていた。
そんなわけで、
「いつジャイプールに来るわけ?」
的なデートのオファーを賜ったのだ。
普段なら、ああいつか行けたら連絡するよ。
てな応答をしていたんだけど、
帰り道の道すがら否応なしに立ち寄る道中ではある。
突然ながらジャイプール滞在も予定に組み込むことにした。
早めにプシュカルの街並みにお別れを告げ、
お隣アジメールのカオスな商店街を散策し、
イスラムの聖地を足早に歩き倒してみる。
そして、
夕方にはジャイプールのバススタンドに戻ってきた。
その場で帰りのボルボバスの予定をフィックスし、
彼らの到着を近場の酒場で待つことにした。
それにしても前回同様ラジャスタンの酒場は、
隅に追いやられたようなイリーガルな雰囲気が漂っている。
彼らの到着を待つ1軒目しかり、
再会後立ち寄った2軒目しかり。
ホテル内の端っこの暗がりでこっそり男どもがビールを煽る場所なようだ。
そんな暗がりで互いの再会を祝い、
小一時間ばかりの短い宴会を経て、
「次のジャイプール滞在の折には最低10日前には連絡しろよな!」
とか言われる有様に、何だか毎度両親に言われるセリフを重ねながら、
グルガオン方面行きの深夜バスに身を委ねたのだった。
それにしても、
今回の旅路で気がついたのは、
ボルボバスじゃなくボロバスでも、
まるで気にせず乗りこなせてしまう適応力と、
激しい揺れにもモロともしない、
強靭な睡眠力を手に入れていたコトだったかも知れない。
まぁこれらが良いことなのか?
今後それらを活用できる場があるのかは別問題ではあるんだけれど。
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