計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。
昼過ぎまでのんびり過ごしちゃう休日もある。
これでいて、
セッカチな僕は勿体無い気になっちゃうのも確かなんだ。
さっさと旅に出て、知らない土地を歩き回したい気になるのも確かだ。
そんな邪念をシャワーで洗い流してイザ!取り合えず外に出てみる。
そして近所の商店街を練り歩きながら、
独りパッと閃いて、一人でそうか!とうなずいて、ガッテンしたんだ。
あれ!?この風景っていつも通りだけど、
コレはコレで確かに僕の日常なんだけど、
思ってみれば、この風景も日本じゃない異国の風景で、
見渡す限り違和感ばかりのインドの風景だよね!?
そりゃそうだ。
萩原朔太郎に言われるまでもなく、
旅が単なる「同一空間における同一事物の移動」
に過ぎない気はしてたけど、
青空文庫/萩原朔太郎 猫町 散文詩風な小説
ソレは決してどこも同じじゃあなくて、
気持ちの持ちようでどこにでも行けるし、
ソレに気がついたら一瞬で世界は見違えるんだと思う。
そして僕にとって普段の商店街が旅先の未知なるマーケットになり、
ただの近所の町歩きがインド旅行の興味深いヒトコマに様変わりしたんだ。
ほんとうに慣れは凄いと思う。
慣れてしまうと、そんな違和感を忘れるくらいだ。
ソレはソレでありがたくもありながら、忘れっぽい僕は、
出来るだけ忘れないように注意深く違和感を拾い集めたいと想う。
こうやって日記を毎日書いてみるのも、
その一環だなぁんて思ってもいるんだ。
今日、あの時、ふと近所の女の子が、
『あんた日本人?名前は?」
って聞いてきたんでびっくりしたこととかさ。
どんなに印象深くても結局、
多分、いずれ忘れちまうからさ。
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