数多
(あまた
)の危機感を乗り越えて、
空港のカフェでアメリカーノLのエスプレッソ割を頼む位、
すこぶる快調にスケジュールを乗りこなして居た筈の初日。
予想通りといえば予想通りの展開が待っていた。
「飛行機が予定通り飛ばない。」
だなんて、本当に予想の範疇だったけれど、
これは毎日そうやって皆様にご迷惑を振り撒いているのだろうか?
たかだか2時間弱のフライトで、
1時間近く遅れるんだったらさ、
あらかじめそういうスケジュールにしておきゃイイんちゃうんかしら?
そう関心しながら世界最高らしい空港内を徘徊したり、
何だかんだ結局いつも通り黙々と出発を待っていると、
今回の主な目的でもある先方在住な友人から電話が掛かって来た。
曰く、
「前回も結局(お前)ドタキャンだったから、
今回はちゃんと到着時間と進捗を把握したい。」
的な業務連絡であった。
嗚呼、なんてマメな方であろうか!と感動するとともに、
嗚呼、なんて方々に心配を降り撒いている我が醜態に我に返ったよね。
「問題ないよ、出発前に電話するよ!」
とか言いつつ出発の途端に国際電話できないとかいう不安要素を振りまきながら、
ダラダラのんびりと1時間後くらいにとりあえずの出発を迎えた訳なんだ。
そんなこんなで寝て過ごす筈の寝不足気味なのにパキパキに目が醒めちゃって、
隣に座るフランクフルト在住らしい雑貨バイヤーなネパリーと談笑するうちに、
本当にあっというまに今回の目的地であるカトマンドゥにたどり着いたのである。
にほんブログ村
にほんブログ村
PR