インド人は、見栄っ張りなんじゃないか?と思っている。
体裁を整えるコトだけ意識しているのではないか?
と観察していて想うのだ。
それは例えば、
毎日通る工事現場を見ていると、
見るからにアバウトな足場づくりに始まり、
一族郎党揃い踏みの住み込み作業で続く手仕事施工作業。
とても新築現場とは思えない廃墟感漂うレンガのお家。
それが最終局面でオシロイ仕立てで綺麗さっぱり新居に様変わりする訳だ。
コレはまるでビンボッチャマのお家を思い出すと言えば言い過ぎだろうか。
細かく見てみても、
蛇口が逆だろうが、
ガラスの上下が違ってようが、
細かいコトを気にしている様子が微塵もない。
気にするこちらを不思議そうに見つめてくる有様だ。
それでも兎に角、仕上がりは派手でゴージャスな印象だ。
そんなハリボテショッピングモールでは、
派手で立派な箱は沢山出来たけど、
テナントスカスカの不思議な景色を見ることができる。
何だかインド人のそこら辺の感覚が、
他のことにも全て共通している気がするんだ。
そんな風に物思いに耽りながら、
近頃適当に修理されて、
文字通り座りの悪い我が家の便座に座っているんだよ。
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