計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。
寒くなってくると、
流石に水じゃ身体を洗えない。
当たり前じゃないか!
と言われそうだが、
意外と身につまされる話なのである。
何でインドのお湯事情ってのは、
瞬間湯沸かし器くらい無いのだろうか?
ずっと疑問に思っていた。
インドでポピュラーなのは、
ギザっていう湯沸かしポッドみたいな代物なんだが、
使える水量も限られているし、
どうも効率悪いように感じられるのだ。
「パロマとかリンナイとかぼろ儲け市場じゃないか!!?」
そんな中で事情通の話を伝え聞いたのは、
「瞬間湯沸かし器は水圧が必要なので、ココでは使えない」
んだそうだ。
確かにかつて日本の我が家でも、
自分で水道工事したら水圧が落ちてしまい、
お湯が出にくくなった事があった。
そしてココインドの水道事情は、
まずボロタンク車がやって来て、
屋上へその水をポンプアップし、
それを重力でチョロチョロ各家庭に供給している訳なので、
そんな圧力なんて耐えうる構造では無いのであった。
あたりを見渡すと、
管理人や居住者の一部は我が家横の共有トイレで身体を洗っている。
よくよくソコを覗いてみると、
そもそもギザも付いていないコトに気がついた。
っていうか、
シャワーも無いし。
それって要するに只のトイレじゃねーか!!?
確かに鍛錬込みの行水として捉えたら、
ありなのかも知れないし、
そもそも我らがワガママなだけの話と言われたら、
返す言葉が無いかも知れないなぁとも想わなくもないかも知れないと思うのだった。
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