計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。
或るいつも通りの曇天模様な休みの日、
妻と二人でふらり本屋に立ち寄った。
主な目的は、
年末のネパール旅行でのネタ探しだったのだが、
しばらく店内を散策していると、
妻が思わぬ発見をしたのである。
それは、
我らが大好物な手塚治虫の『ブッダ』英語版であった。
もちろん日本語版は持っているのだが、
今回はインドに持って来ていなかった。
此処インドの地で、
インドを舞台にした大好きな作品を見つけ、
折角なので、クリスマスプレゼントにでも。
と興奮気味にシリーズを漁っていたのだが、
どうも不思議なカルマを感じざるを得なかった。
それは、
一巻だけがないのである。
実は、
我ら日本語版の一巻も、
日本に住むネパールの友人に貸したっきりで、
そのまま有耶無耶にして来ていたのである。
もちろんまったく偶然の、
勘ぐり思い込みのたぐいであろうが、
そんな自らの不敬な過去を指摘されたような気がした。
少なくとも、
忘れかけていたエピソードを思い出し、
思わず二人で苦笑いしたのであるよ。
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