年末から新年に掛けて、
先述の通りの前代未聞な
ノンアルコデトックス巡礼を続けて来た我々は、
次の目的地・ハリドワールへ行く前に、
地球の歩き方に書いてあるナントカ?って言う場所の酒場に立ち寄るコトにした。
時間はまだまだあるのだ、のんびり行こう。
むしろソコで一泊したってイイじゃないか!?
と言う訳で、
リシケシのバススタンドでバスに行き先を告げて歩いた。
なんだかタイミングが合わず、
バススタンドを行ったり来たりしていると、
リキシャーのおっさんに声をかけられた。
声を掛けられるなんて毎度のコトであるが、
折角なので行く先を告げてみたところ、
「ああ、酒場に行きたいのか!乗れ!」
みたいな対応で、
どうやら同類が結構いるのかも知れない。
200ルピー位で30分は走っただろうか?
リキシャーは、
とある建物の前でボクらを降ろした。
想像していたのは、
①街並があり、
②ノンベジ含めレストランが散在し、
③ホテルとかもあったら泊まっちゃおうか!
だったのだが、
目の前にあるモノは、
①ロードサイドで三階建て位のアパートの一階に酒屋があり、
人がわんさか群がっており、
②ノンベジレストランも何件かあるようだが、
③ソレ以外何も無く、周囲は廃墟のような街並だった。
さすがに一瞬で、
泊まらずに一杯引っ掛けてハリドワールに向かっちゃおう!
と夫婦で目配せをして、
ノンベジレストランでタンドーリチキンのお食い初めをした。
店内は、
お世辞を弾んだとしても、
場末のボロ酒場としか言いようが無いカオスな空間で、
お酒は店員がチャージ無しで隣の酒屋から買って来てくれるスタイルである。
そんな中、
一杯だけと言いつつも、
ビール二本とラムの大瓶を頼んだ。
隣の席のネパール人らしき男達と身の上話をしたり、
帰り際、向かいの席の酔っぱらい達に行かないで!!
と哀願されるのも酒場の魅力といえばそうかも知れない。
そんな風に、
赤ら顔の夫婦は改めて、
オートでハリドワール・ハリキパイリガート前のボロ宿に駆け込んだんだ。
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