思い返してみても、
アレは一体なんだったのか?
良くわからない夜をこの前過ごしてきたんだ。
インド人の友人にせがまれるままに、
夕食後、彼の実家に足を運んだ。
ヤブ遅く、何だか悪いなぁと思いながらの訪問だったのだが、
やはりというか、
彼の両親、姉妹、妻と子は就寝モードで寝込みを襲う結果になった。
とは言え、何の悪気のかけらも無い彼は、
寝ぼけ眼の皆さまを一人ずつ紹介してくれるんだ。
そして今度は友人と弟を紹介したいとのご意向で、
友人が経営しているらしいホテルに通された。
ホテルとは言えど、
すきま風が通り過ぎるちょっとしたボロ部屋で、
みんなでウイスキー片手に世間話をすることになった。
するとホテルの地下でダンスをしようと言い出したので、
丁重にお断りすると今度は外に出掛けようとの展開になった。
何処に行くのか?良く解らないままに身を委ねていると、
着いた先は、少しだけ閑静な住宅街にある豪邸であった。
その庭で、深夜にも関わらず爆音でダンスパーティをしていたんだ。
何だか全くつかみ所の無い展開なんだが、
仕方無くも折角なのでダンシングな野郎どもに混ざって踊ってみると、
遠慮のかけらも無い野郎どもが群がってくるハメに。
今度は友人に腕をつかまれ逃げるようにその場を立ち去り、
同乗した友人たちは運転しながら身振り手振り爆音で踊り始めた。
おいおい、前見てちゃんと運転しろよ!
と想いながら合いの手を入れていたんだが、
いつになってもテンション高く終わる気配が無いので、
こちらから志願して家路についてもらったのだった。
インド人青年がダンスとヨーヨーハニーシンが大好きなのは良く解ったけど、
ソレ以外は本当に意味が解らない不思議な夜であった訳なのさ。
にほんブログ村
にほんブログ村
PR