計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。
朝イチのフライトを逃し、
空港のビュッフェで朝食を済ませた我々を待っていたのは、
更にのんびり搭乗が始まるムンバイ行きのフライトであった。
結局1時間ほど遅れただろうか?
コチラの遅れには敏感なようだが、
ご自身の遅延にはビックリするほど鈍感である。
この遅延が意味するモノ。
それはもちろん乗り換え便の行き違いである。
どうやらクソ暑いムンバイに到着すると、
当該窓口は早速同様の乗り継ぎ難民でごった返していた。
一組ごとにどこかに消えていく彼らとは裏腹に、
どんな状態なのか全く知らされずに最後の最後まで待たされた我々は、
どうやらおねいさんの先導に従って国内線窓口に連れて行かれることとなった。
だんだん面倒臭くなってくる状況で、
「何なら宿泊でもイイから、早く結論出してくれない?」
とも提案してみるも、
「ここに座って待ってて。」
と通されたのは同業他社の某スパイスジェットさん窓口前であった。
とはいえおねいさんはソソクサとどこかへ行ってしまった。
ポカンとしながら状況を眺めること30分。
何の進展も無いし、そもそも何が進んでいて、何を待っているのか?
何が何だかさっぱりなワケで、まるで姥捨山状態?な居心地である。
「まさか、置き去りにされたワケではあるまいな!?」
段々と苛立ちとさい疑心が立ち込める状況の中、
暇つぶしがてら最初の窓口に確認しに行ってみることにした。
もし、あのおねいさんが平気な顔で座っていたらトッちめてやる!!
と心の中で妄想が華やいでいたのは間違いない。
しかし幸い先方窓口に彼女はおらず違うおねいさんに、
「何でアンタ戻ってきたの?あの子が対応してるでしょ!!」
てな具合で無残に追い返されてしまった。
それにしても、
そのあのおねいさんは一体どこに行ってしまったのだろうか?
しばらく捜索してみると、居た、居たんだよ。
まさかの空港入り口にあるチケット販売所で健気に並んでいたんだ。
一般客に紛れて同業他社の売り場に並んでチケットを買っていたんだよ。
結局1時間以上待った挙句、
おねいさんが窓口で購入したチケットでスパイスジェットにお乗り換え。
ちなみにチケット代は14000ルピーほどだった。
つまり暇ついでに計算してみると、
片道36000ルピーの22000ルピーが遅延し放題なジェットエアウェイズ、
ムンバイからはスパイスジェットに転売して山分けってな落としどころなようだ。
それにしてもスパイスジェット、
格安なだけに機内食だって付いちゃいないのね。
そもそもジェットエアウェイズには無効化したチケット含め払いまくってんだから、
それくらいの追加サービスあってもいいよねー。
そんなワケで、
初日から何だか散々な展開だったんだけど、
一応無事に?夜7時過ぎコーチン空港にたどり着いたのである。
最新記事
カテゴリー
目指せ、ほぼ日更新!
カレンダー
求む、投票!