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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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聖地へのドタバタ道中記 パートスリー



大して寝ていない旅路のせいか、

気が付き起きればリシケシだった。



一時間ほどの旅路だっただろうか、時計は9時過ぎで朝か夜か分からなかった。



そして悪夢は再び蘇り、大雨が吹き付ける、

決して全くの願っては無いシチュエイションだった。



更に、どこにいるのかわからない。

かろうじてiPhoneが場所を教えてくれた。

どうやら「地球の歩き方」にはない、バススタンドらしかった。

オートの誘いをすべて振りきり、

歩いてラーム・ジューラー橋、ラクシュマン・ジューラー橋を目指す。




その道程は、もはや雨季だからとか、そんな風物詩的なものではないらしかった。


なにせ、橋の上で河原在住の住まいが流されているのをみんなで唖然とみているんだよ。

メインロード呼ばれる道は濁流にやられた車が溢れ、

マンホールが裏返る直前の歩行者には厄介な道になった。

途中からガンガー沿いのリバーサイドの道を進んだのだが、

当たり前といえば当たり前の話で、川沿いのリバーサイドは更に暴風雨の真っ只中だった。

全身がずぶ濡れ、他に濡れる場所はどこにも無くなった。

沐浴なんてする気もなかったが、

全身清めてもらったと思えば悪い気はしないかも?

だなんてヨコシマなことも段々に考えることをしなくなる、

ガンガーサイドで滝行状態に陥っていった。

なんとかかんとか、びしょ濡れのケータイだけはビニールでかろうじて保護しながら、

ラクシュマン付近でようやく宿を確保し、

濡れネズミのまま周辺観光散歩を経て、

近所のカフェで世話になり、夜をなんとか過ごしたんだ。

 

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大して寝ていない旅路のせいか、

気が付き起きればリシケシだった。



一時間ほどの旅路だっただろうか、時計は9時過ぎで朝か夜か分からなかった。



そして悪夢は再び蘇り、大雨が吹き付ける、

決して全くの願っては無いシチュエイションだった。



更に、どこにいるのかわからない。

かろうじてiPhoneが場所を教えてくれた。

どうやら「地球の歩き方」にはない、バススタンドらしかった。

オートの誘いをすべて振りきり、

歩いてラーム・ジューラー橋、ラクシュマン・ジューラー橋を目指す。




その道程は、もはや雨季だからとか、そんな風物詩的なものではないらしかった。


なにせ、橋の上で河原在住の住まいが流されているのをみんなで唖然とみているんだよ。

メインロード呼ばれる道は濁流にやられた車が溢れ、

マンホールが裏返る直前の歩行者には厄介な道になった。

途中からガンガー沿いのリバーサイドの道を進んだのだが、

当たり前といえば当たり前の話で、川沿いのリバーサイドは更に暴風雨の真っ只中だった。

全身がずぶ濡れ、他に濡れる場所はどこにも無くなった。

沐浴なんてする気もなかったが、

全身清めてもらったと思えば悪い気はしないかも?

だなんてヨコシマなことも段々に考えることをしなくなる、

ガンガーサイドで滝行状態に陥っていった。

なんとかかんとか、びしょ濡れのケータイだけはビニールでかろうじて保護しながら、

ラクシュマン付近でようやく宿を確保し、

濡れネズミのまま周辺観光散歩を経て、

近所のカフェで世話になり、夜をなんとか過ごしたんだ。

 

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