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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インドでお引っ越し 〜決着篇〜




そう、そういえば先日、
前に住んでいたお家の落とし前を付けに、
ソコの大家に呼び出されて決着をつけて来たんだ。

【コレまでの経緯】インドで引っ越し交渉篇
http://india.no-mania.com/Entry/101/


先述の通り、
事前にあらかた話をつけてある筈だけど、
借りた時から周囲から頂くアドバイスはいつも、


「インド人オーナーとのこの手の話は揉めるのが多いらしい」


とかそんな類いのお言葉を頂いていたので身構えていた。


退去日時をコチラから投げかけて、
まずはメール越しでのキャッチボールが始まる。


こちらから早速直球で核心に迫る。


「いつデポジットを返してくれんの?」


「今日はどうだ?ルールは明確だ、コチラには責任がある。」


もはや疑い深くなっているコチラとしては、
建前だけは一丁前のインド人の物言いなんて気には留めない。


「今日は駄目だ、明日にしてくれ!」


そんな訳で翌日改めて日時が指定され、
決着は翌日に持ち越しの流れになった。


そして翌日、
真面目なコチトラは時間通りに到着したんだけど、
なんだ大家はいないじゃないか!?


「嗚呼、そうかココはインディアであった。」


と我に帰って気を取り直し、
何だか先方のペースに巻き込まれるのもシャクなので、
そんな流れにあらがう様にお昼ご飯を食べてから出直した。


30分位様子を見て、
コチラのペースに持ち込んでやろうと、
こっそり意気込んでいたんだけど、
まだまだ大家は現れず電話をしても、
あと10分!もう10分!と待ちぼうけコンボを食らう展開になった。


そのころから、
何だか嫌な予感が立ち込めていた自分を感じていた。


「いかんぞ、これは、相手のペースに持ち込まれている!」


実は負い目がある。
鍵を新居に置いて来ているのだ。


取りに行くつもりで出掛ける前に運転手の彼に伝えていてはいたんだが、
セッカチな彼は、そのまま着の身着のまま現場に直行してくれたのだ。


結局1時間以上待った挙げ句、
合流したとたんに予感は的中!


鍵が無いと話にならないと突っぱねられて、
新居まで取りに飛んで帰って戻ってくる結果になった。


そして部屋の備品の確認を済ませ、
交渉のテーブルにようやく座った。


さんざん振り回されたのか?勝手に立ち回ったのか?
もはや、良く解らなかったんだけど、
話はすこぶる快調に流れ、結果デポジットは全額帰って来た。


でも、手渡されたお金を数えてみると、
500ルピーが一枚足りない気がする。


気のせいか?
念のため確認しようとするコチラにニヤけながら彼は言った。


「足りなくないかい?一枚。」


あれ!?やっぱり!と表情で返すと、
500ルピーを手に彼はこう言った。


「これは、管理人のシンさんにあげていいかね?」
「そしてもう一人、棟梁にもアゲてくれないかね?」

何ともキザなやり取りじゃないか!
とも思いながら、

世話になった二人には、
500ルピー以上アゲたって別に良いんだけど、
言い値に色をチョット加え、
喜んで支払って別れを告げたんだ

帰り際にオーナー曰く、

「いつだって帰って来て良いんだよ、
だってボクらは家族だからね!!」

だなんて、
コッ恥ずかしくもなる提案を頂いたんだけど、
お言葉に甘えてそのうち行ってみようかどうしようか。

たぶんいかないとは思うんだけど、
いずれにしてもすんなり話がまとまって、
ビックリしちゃったって訳なんだ。

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