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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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メトロにみる、インドの子ども事情とあたしの巻。




日本でいうところの終戦記念日の15日。


我らが独立記念日なインディペンデンスデーな当日、
普段と特段変わるわけでもなく、何の気無しにメトロに乗った。


いつもと同じように、
目的地が特にあるわけでもなく、
毎度ながらに賑やかな車内を見渡しながらの旅路である。


先述の通り、
車内の男たちは相変わらずイス取り合戦を繰り広げているんだけれど、
今回改めて気になったコトがあった。


ソレは、子供を巡る超絶暖かな視線である。


それほど混んでいるわけではなかった車内で、
子供が携帯のカメラを手にハシャいでいたんだけど、
それを取り囲むすべからくほとんどの大人たちがニコニコと眺めているんだよね。


インド人が子供好きなのはよく知っているつもりではいるけれど、
まぁほんと、ソレがよくわかる光景だなぁと改めて感心した次第である。


多分、日本ならまず無いだろう。


下手すれば騒ぐ子供に嫌悪感を抱いたり、そもそも無関心かもしれない。
どちらにしても、こんな和やかな雰囲気にはならないだろうと思う。


なるほど、
どうりで少子高齢化のとある経済大国と、子沢山のお国柄の違いかも知れない。


子供を産むのにセッセと銭勘定しながら、
申し訳なさそうに育てる国があるかと思えば、
銭があろうがなかろうが生まれた子供は逞しく育っていく国もあるようだ。


なんだか本当にどっちがいいのか不思議な居心地ではあるんだけど、
どうやら子供のいない僕みたいなのは、生物としては負け組かもねぇ。


だなんて自嘲気味に物思いにふけながら眺めていたんだ。


改めて辺りを見渡すと、
そんな子供が土足で座席に飛び乗ってはしゃいでいたり、
べったり肩組んで頬ずりに近いスタンスで語らう男たちや、
相変わらず席を譲り合いまくってパンパンに詰まった座席など。


いろいろと日本ではあまり普通ではない光景ばかり広がっているんだけど、
ココではそれらはごくありきたりの日常の風景なんだろう。


価値観というものは、一様で無いから面白いのかも。


そう思ってみれば、一概に憤慨するコトもなく、
興味深くモノゴトに向き合えるんじゃないか?と思いながら電車を降りた訳なんだ。





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