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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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優先席を巡る悲喜こもごも、の巻。



毎度メトロに乗っていると、気になるコトがある


ソレは席の端に2席ずつある女性や老人、
身障者優先席を巡る仁義なき戦いについてである。


インドのローカルな電車内ではまずあり得ない光景なんだけど、
メトロではソレら優先席の優先具合は日本を遥かに凌ぐ絶対感なのだ。


我が新居の最寄りは路線の始発駅に当たり、
まず入口が開くと同時に壮絶なイス取り合戦が始まる。


我先に席を占領してかかるのは、真ん中の自由席?からである。
両サイドの優先席は否応なしに譲らなければならない手前、
男どもはソコを避けてマスを埋めていく。


両サイドに運悪く?居座った男どもは、
真ん中の席が空くと同時にソコをめがけて移動するのだ。


その光景はまさにババ抜きの様相を呈し、
テイ良くサイドから真ん中に移る野郎もいれば、
うっかりサイドに流されて次の駅でイヤイヤ席を譲る野郎もいるってな具合である。


そんなやりとりを悠長に反対サイドの真ん中席から眺めていると、
目の前に立った女性が席を空けるようにコチラに投げかけてきた。


一応優先席ではないけれど、
自称ジェントルマンなつもりもないコチトラであるが、
席を立ち、彼女に席を譲るコトにした。


普通ならコレで話は済むところだと思ったのも束の間、
インドならでは?の思わぬ展開が待っていたのである。


席に座った彼女は、
いやいや譲って欲しかったんじゃなくて、詰めて欲しかったのよ!
と言わんばかりに隣に座るように促してきたのだ。


ちなみに譲る前から席は埋まっていた。
イスはフラットではなく1席ずつ微妙に盛り上がっている。
要するに隣との隙間は10センチあるかないか?な具合だったのだ。


一瞬困惑しちゃいながらも、
促されるままに窮屈な彼女の横に腰を下ろすコトになったんだけど、
なんだか本当にインドは不思議な国だなー!って感慨深い座り心地であったんだ。
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