この前縁あって、ご当地世界遺産のクトゥブミナールに行ってきた。
【
クトゥブ・ミナール概要】
一応多分、何度か行ったことはあるんだけど、
人の賑わう週末にお邪魔するのは初めてで、どうやらすごく混んでいた。
とはいえ、
インドでは外国人はどんなに混んでいても特別待遇ですぐにチケットは買えるのだ。
まぁ、そのココロはインド人25人分のお値段を一人で払うからに他ならず、
要するにインド人入場料が10ルピーのところを250ルピーをキップ良く払うことになる。
もしかしたら、
在住許可証を持っているとインド人扱いのはずなんだけど、
毎度迂闊なコチラは財布を持たずに現金しかなかったのはまぁ仕方が無い。
そんなわけで、
大混雑大入満礼の世界遺産ツアーが始まった。
それにしても、
日本から来た知人をアテンドしているはずが、
予備知識だとか気の効いた豆知識を一切持ち合わせ無い無粋な添乗具合である。
あゝきっとこれらインド人たちも、
遺産群に興味があるっていうより、セルフィー撮る方に夢中だよねー!
ってな具合で、
勝手に一緒に写真に混ざってみたりしながら、
コチラも遺産群よりインド人たちの動向をつぶさに観察して回ることになった。
それにしても本当に、インド人の写真好きは半端無いんだと感心する訳なんだ。
そうこう観察しているとふと、素朴な疑問が湧き上がってきたんだけど、
「携帯カメラが普及する前は、どんなんだったんだろう!?」
昔の日本みたく、インスタントカメラを使っていたのかしら?
恐らくそんな風にも見えない訳で、近頃の新しい流行なんだろうか?
そんな風に考えてみると、
インドのトンデモない急成長ぷりというか、まぁインドに限らないけれど、
日本の(僕ら世代の)感覚でみるようなスピード感とはまるで違うんだろうと察する訳だ。
だって、
間違いなくポケベルだってPHS何て知らないだろうし、
ショルダーバッグみたいな携帯電話も知らないだろう。(まぁ、僕も知らないが)
ファミコンとか、100メガショックとか、CDロムロムとか知らないだろ!?
そうこう考えてみていると、
なんだ、日本の若い世代も同じじゃないか!?とも思ってもみたけれど、
ココの場合世代だけじゃなくて、全部が全部そんなノリな気がするんだよね。
そういう場合、
もしかしたらこの先訪れるかも知れない、
急成長が滞りノスタルジックな雰囲気を思い出しちゃう場合、
一体この国はどんなシチュエーションを思い出すんだろうか?
まぁ、思い出す暇があるのかどうか?必要があるのかどうか?
そんなシチュエーションになるのかどうか?も知らないし、
まるで余計なお世話なお話には間違いないんだけどさ。
要するに突然の大雨で、
滞在時間の半分以上を雨宿りに費やす世界遺産探訪で、
止むにやまれず雨も止まず、独りそんな妄想を繰り広げていたってだけの話なんだ。
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