先日の国民の休日、厳密に言うと前日、意を決して外に飛び出してみた。
実はガンジー誕生日にはニムラナへ行く用事があったので、
その前日マイ休日に合わせ、深夜バスに身を委ねたのである。
目的地はラジャスターン州プシュカル。
何があるか?調べてないんだが、
行くコトだけを決めてチケットを取った。
あいも変わらずイフコチョークで待つバスは、
時間の感覚が、ココはインドなんだってコトを思い出す作業から始まった。
待てども待てどもバスはやってこず、
待てない性格を再確認しながら、
大らかに気にしないインディアンスタンスを眺めては、
時計を気にして気を揉んでしまう。
そんなコトじゃあツマラナイので、
気持ちのスイッチを気ままな旅人スタンスに切り替えて待ってみる。
そう、ココは、ハレとケの境界線なターミナルであった。
普段なら何気なく通り過ぎる日常のイフコチョークが、
途端に意気揚々な出発の門出となり、
目の前の光景がいつもと違う色でイロメキだした。
「旅行と在住の違いはこんなにも違うのか!」
だなんて妄想とお酒が脳細胞にほとばしった気がした。
予定より1時間ほど待っただろうか。
とはいえバス到着時にはホロ酔い加減で、
寝台で横になりすぐ寝入ってラジャスターン入りしたのである。
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