だらだら続くウダイプル観光なんだけど、
今度はビールが飲みたい!とかラジャスターニご飯が食べたい!!ってなリクエストで、
街中をオートでふらふら散策することになった。
とはいえ、
インドでは基本的に酒とご飯は別口な訳なんだ。
もちろんホテルとか色々あるけれど、
今回は酒屋でビールを買って、その場で飲み、
その後おすすめラジャスタンご飯にありつくことになった。
どうやら他聞にもれず、
こちとらでは酒を外で飲み歩くのはご法度なんだ。
ビールをこっそり煽りながら、
オートのおっさんとそんな事情やら、
目の前のバスの行き先、ご近所事情を伺い、
飲み干すと同時におすすめのレストランへ。
ラジャスタンの特徴は、
椀子そばみたいに次から次へとお代わりがやってきて、
断るまでそれが延々と続くことにある。
そんなわけで、
瞬く間に欲張りなこちらの腹も膨れ、
次なる観光地を目指すことになった。
それにしても、
烏の行水なごとくの我がスピードは、
彼のおすすめの範疇を軽く超え始めていた。
なんだか、観光地な庭園や、公園。
不思議なパペット博物館でみる人形劇。
もはや半分以上寝ぼけ眼なんだけど、
時間はまだまだ4時過ぎだったんだ。
オートのおっちゃんもネタが尽きたようで、
そろそろ終わりにしようムードが一気に漂う。
そんなわけで、
元来た場所に帰ることにし、
悪いが言い値1300ルピーを値切り、
1000ルピーで強引に幕引きを図り、
振り返らずにさよならを告げて街を歩き始めた。
どっかお茶でも飲んでゆっくり過ごそうにも、
だらだら無駄に歩いてばかりいた30数分後、
うしろから声をかけられた。
聞き覚えがあるような!?と振り返ってみると、
そこにはさっきのおーとのおっさんが。
曰く、
もうちょっとおすすめ案内するから300ルピー払ってくれよ!
との提案であった。
持て余し気味のこちらはその誘いに乗り、
再びおっさんオートに連れられて謎の遺跡にたどり着いた。
特段よくわからない草だらけな謎の新築遺跡を徘徊し、
まだまだ時間はあるけれど、もうバス乗り場に行くことにした。
バス乗り場周辺で、
お茶でも飲みながらだなんて妄想してたんだけど、
結局周囲に何もなく、ぐったりしながらバスを待ち、
毎度大げさに揺られながら家路に着いたのであった。
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