家に帰るとそこは闇だったってことは、
ここではよくある話なのかもしれない。
「夜なんだから、当たり前じゃないか!?」
だなんて嘯きながら、
そういえば日本での生活でも、
そんなこともあったような気もしないでもないが、
無かったような気もしない生活だった様にも思う。
それでもこんな真っ暗闇に飛び込んで、
いつ点くとも知れない電気を待つだなんて、
日本では無い話だろうとも思っている。
既に帰宅から3時間が経過しているし、
再開の見通しがあるのかも知らない。
ついでに水も出ないコトに気がついてしまった。
思えば、なかなか不便な生活であるし、
いろいろ見えなくて困ってもいるんだけど、
きっとそれは、
いつか点くって思っているから待てるようにも思っている。
まぁともあれ朝はやってくるし、
いずれ電気も開通して充電やら揚水やら出来るだろう。
って思っているから付き合えるのかも知れない。
そんな風に思いながら、
相棒のマック君は残量4パーセントで息も耐え絶えだ。
唯一の光であるこのマック君の灯火を頼りに、
暗がりで部屋に残っていた酒をかっ喰らいながら、
改めて想うことはきっと、
夜は寝たほうがいいってことだよなぁ。
と噛みしめていた。
そのくせ手持ち無沙汰に飲んだコーヒーと酒で、
眠気も覚めてしまいながらも寝床に着いた矢先、
現在午前4時前にどうやら通電した様である。
はて、
どちらが僕の健全な生活にとって有益なのかは、
定かではないというか、目に見えているんだけれど、
ともあれこんな風に限られた時間をどう過ごすか?とか、
そもそも寝ろよ、バカ!とか自問自答できた瞬間を良しとするか?とか。
何も見えずネットからも断絶された真っ暗闇の方が、
色々一人遊びが楽しいような居心地になったのも事実なのである。
通電したらしたで色々音が賑やかなんだ。
どうせなら、寝ている間に朝になって欲しかったんだけどね。
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