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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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ヒマーチャルな結末と、注意点、楽しみ方について。 




また朝がやってきて 

また昼がやってくる 
そしてまた日暮れが来て 
また夜がやってくる 

この太陽が沈んだら 
あすは 家へ帰ろう 
この太陽が沈んだら 
はやく 家へ帰ろう 

家路 by ふちがみとふなと 


あれから一週間が経ったのである。 
相変わらず駄文を並べているうちに時間が過ぎてしまった。

確か、他にも色々思うところは有る筈だけど、
折角なので、話の顛末を記しておこうと想う。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

帰りの便は、午後8時30分だった。

先述の通り、歩き過ぎて思わず足が痛い不本意な僕は、
シムラーならではの?アクティブな活動なんて思いもよらなかった。

何か身体に問題があると、
ああ成る程、こういう気持ちになるものなのか?

と何だか激しくガッテンするくらいである。 

結局、近所のカフェーをはしごしながら、
のんびりと時間をやり過ごすことにした。

とはいえ、
自身の身体の苦情には一切耳を貸さないドSなのか、ドMなのか?
良く判らないし、疲れてるんだろうけど、酒を飲むのである。

とはいえ、
酔っ払わないうちに集合場所に参上し、いよいよ一路家路に向かう。


毎度のことながら、
家路というものはセンチメンタルなもので、
あのインド国旗がはためいていたあの場所が、
いつの間にか遠くに見え、どんどん遠のいていく。

「ああ、僕も帰るんだな」

と思うのも束の間、
激しい横揺れとバス内映画上映会のおかげで、
せっかくだけど、
やっぱり寝るに寝れない時間をやり過ごすことになったのである。

とはいえ前回と違い、
バスはデリーまでの直行で、
チャンディガールで乗り換える必要もないし、
安心して身を委ねられる筈であったんだ。


暫くのうたた寝を経て、
デリー周辺の見知った雰囲気を寝ぼけマナコで眺めていると、
遅ればせながら気がついた。

個人的に勝手な予定では、
デリーのカシミールゲートで降りる筈だった。
むしろ、それが終点だと思い込んでいた。

デリーの北から家路に向かうバスは、
チベンタンコロニーを過ぎてカシミールげートへ向かう。

そして、
何のアナウンスもなく、(毎度ない)
カシミールゲートを越えてドコか見知らぬ土地へ向かっていた。

既に身支度を整え、
いつでも降りれる支度をしていた僕は、
いつまでも呆気にとられながら、
どこまでこのバスが行くのかを見届けることにした。

バスはどんどん進んでいく。

多分、あそこだろう。
と思っていたバススタンドも通り過ぎて、
もはや予想がつかない場所に向かって走っている。

目を凝らしながら、
最前列から行き先を凝視していると、
アテンドのおっさんが話しかけてきた。

「あと、五分でつくよ。」

っ!!?

もはや運命に身を委ね、なるようにしかなるまい! 
と思うほど僕は優しい人間ではない。

予定通り5時頃の暗がりを凝視しながら、
今置かれている現在地を必死で確かめる。

たどり着いた場所は、
ヒマーチャルプラデーシュ州の観光局のようだった。

バスから降りると、
一斉にオートのおっさん方がけしかけてくる毎度の光景だ。

正直どこにいるのか、わかんないけれど、
辿り着く前にメトロの乗り場が見えたコトを確認していた。

確かそれは、マンディハウス駅。

デリーの中心地?コンノートプレイスから二駅ほどの場所なはずだ。

チラッと見えた記憶を頼りに駅へ向かい、
辿り着いたはいいけれど、それは始発前の早朝な出来事であったのであった。

結局我が家に着いたのは、
それから二時間を経たくらいであった。

まぁ今回の旅路の醍醐味としては、
メトロの終電と始発に乗ったコトも、
貴重な体験として記憶しとくのも悪くないかもしれない。

人生はいずれにしても、
楽しんだつもりもん勝ちなんだと思うワケなんだ。


おわり。




 






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