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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インドの、インド人による、インド人ための活動を垣間見る、の巻。



 
やっぱりカオス過ぎたパハールガンジの朝が明け、
朝も早よからインド人の友人も呼び寄せ買い出しツアーは始まった。

向かう先は、
デリー工業地帯な趣のオクラ。
目的地のNGOオフィスの居所は聞きしに勝る分かりにくさであった。 

住所末尾な番地の160番を見つけようにも、
161番を見つけたはいいものの、隣は桁が違うのである。

行く先々で聞きまわり、
なんとか159番を見つけたものの、なぜか見当たらない。
 
ようやく見つけたその団体は、

「タラプロジェクト」という女性自立支援をはじめとした、
スラム、子供、生活環境改善を目指すNGOであった。

今回の目的は、
この団体が支援したビーズを使用したワークショップのための買い付けなのである。



女性の地位がまだまだ低いここインドでは、
自身の抑圧された状況に甘んじながら低賃金な重労働や無職を強いられる場合が多い。

そんな女性に働く喜びと尊厳を取り戻すために、
このビーズ製作やアクセサリー作りを通して収入と活躍の場を設けているのだそうだ。 



必要なビーズの選定をしながら、
そんな彼らの実に多岐にわたる活動内容をスライドショーを交えて教えてもらった。


在住3年目な個人的に垣間見ながら勝手に思うことは、  
多分貧乏人はこのまま捨て置かれ続けるだろうし、
自助努力でどうにか出来る範囲でも世界でもないだろうというコトだ。


その場合、
このような民間の活動体が世間に対して周知や、当人たちへの教育、
環境改善をサポートしていかない限り何も変わっていかないだろう。
(どっかの国もそうだよね、きっと)


それでも微々たるものかもしれないけれど、
確実に広がり、成果を上げている力強さを感じた次第である。


そんな楽しく心強い交流を経て、
デリーの町並みを改めていろいろ案内してもらいながら、
インドの印象や、それぞれの今までや、これからのこと、
いろいろもろもろを語らってデリーの夜は更けていったのであるよ。


【参考】
Tara Projects公式サイト(英語)







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