歴史はおろか、 目的地の概要を調べないでたどり着く旅路なんだけど、
彼のおかげで色々学ぶ事が出来た朝だった。
チャンディガールがインドで最初の計画的プランの元、
作られた街だったというのは知っていたんだけど、
チャンディガールという街は二つの街の総称なんだそうだ。
チャンディガールとパンチクラ。
別に頼んでなんかないんだけど、
その一方パンチな方の街を回ってもらった挙句、
目的地のない僕はチャンディガールイチの?
ショッピングモールで降ろしてもらうことにした。
正直どこにでもあるようなショッピングモールは、
僕にとってトイレ休憩でしかないので、
正味30分ほどの滞在で一周して外に出ることになった。
先述の通り相変わらず目的地の無い僕は、
前回来た時に食べ忘れたこの街で一番らしい、
バターチキンを出す店に行くことにした。
どうやら噂は本当らしく、
誰に聞いてもその店を推してくれるのである。
店の名前は「パールダバ」。
ダバってのは食堂って意味のはずなんだと思うんだけど。
モールからほんの数分なのに100ルピー取られたのは、
僕も観光客だからね、と納得しておこう。
バターチキンが有名なこの店舗。
まぁ正直個人的には好きな味ではなかった。
バターチキンにしては辛口で、
とはいえカリムみたいなトマトテイストでもない。
とはいえパンジャビさんのこってりテイストであった。
なんだか日本と同様に、
訪れた有名人のサインや写真が貼ってあるのは面白いよね。
こんなやりとりで僕が学んだことといえば、
地元のおすすめなり、名物はちゃんと味わっておこう!
ということなんだと思っているんだ。
近頃日本では、
地元グルメなB級グルメが多いけれど、
それって活性化の錦の御旗なだけで、
地元で愛されてもないものも沢山あるだろう。
インドでは、
ホント、地域色なんて大してないし(あるにはあるよ)、
日本と同様、外から評価されて初めて名物になるものも多いと思う。
それでも一番大事なのは、
地元民が好きで、そこに集って、美味しいね!
ってみんなが日常的に通える場所だってコトなんだと思うんだよ。
たまに、美味しくないのもあるけどさ、
でも、好きだよね!無くなったら寂しいな!って思えるお店は貴重だよね.
多分、僕の地元でいうと、
焼きまんじゅうみたいな存在だよ、きっと。
まぁ、ごめん、僕ぁ嫌いだけど。
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