じわじわと遅れに遅れた電車の遅延のおかげで、
先述の通りサールナートに行くには行ったんだけど、
帰ってきてさてどうしよう!?
ってな具合で再びみたび当ての無いいつ出発なのか?
分からない電車を待つはめになった。
昼の11時過ぎの出発なはずの電車はとうに夕方を過ぎ、
刻一刻と遅延しているはずの出発は知らぬ間に遅れをとっている。
当初一般庶民向け?なカオスな待合所で待っていた僕らも、
業を煮やして特等席取得者用の待合所に場所を移した。
カオス過ぎた庶民の空間とは違う、
ちょっと
スノッブなテレビがある空間だった。
先述の窓口で夜10時に出発だよと告げられてから、
当該の10時を過ぎてからも随分経ったのは勘違いじゃないよね、コレ?
その次に告げられた11時出発って噂?を聞いて直前に確認しに行って、
どうやら朝の6時になったよー!って聞きに行かなけりゃ知りえない情報だった。
更に気になり過ぎて夜中に眠れぬ目をこすって改めて確認しに行くと、
朝の6時予定がいつの間にか、改めて10時とかになっていたりする。
インドではお馴染みの光景だけど、
深夜の駅の構内は床で寝て待つ連中の巣窟になるんだよ。
正直何を待ってるのかも謎すぎるインドのあるある光景なんだけど、
彼らをまたぎながら、何度も起きては、時間を確認しに行った僕は、
日本では(我が家庭内では)ゆるゆる過ぎて信用おけない男代表だったんだけどね。
あまりに待合所で居座りすぎる僕らを、
管理人のおばちゃんが怪しむくらい滞在した長すぎるお預けを経て、
僕らの出発は昼の12時を過ぎてからであった。
要するに待つコト25時間。
ようやくバラナシ駅を出発した電車は、
予定の16時間を余裕で超えた24時間後にデリーの駅に到着したんだよ。
それは要するに、
僕が帰ってきたのは、
予定していた休暇を更に二日過ぎていたっていう、
プチ浦島太郎状態だったよね。
コレをインドの馬鹿野郎!と捉えるか、
コレを愛おしいインドのおおらかさ!と捉えるかはあなた次第!
いずれにしても、
仕事をしてる人にはマジおすすめ出来ない鉄道旅行ってコトでしたね、僕にはさ。
南無。
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