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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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グルガオンからラジャスターン方面への行き方。〜長距離バス篇〜




近頃暖かさと共に旺盛になりだした旅風気分は、
今回ラジャスターン方面に向かって吹いたんだ。


目的地はジャラワール。

何だか川沿いに壮大そうなお城があるらしい。

それにしても遠く直通バスもないので、
途中のコタまで寝台バスで向かった後、
ローカルバスにでも乗り換えるつもりで予定を組んだ。

ちなみに片道12時間ほどの旅路になりそうだ。


集合場所はいつものイフコチョーク。
ラジャスターン行きのバスは大抵ココを経由する。


周到に予定時間前に到着し、
寝酒を仕込んで待つものの、 
予想通りというか予定通りにバスは来ない。


隣のお兄さんにおねがいし、
こちらから電話して初めて、
30分ほど遅れているコトを知る。
一応近くなったら連絡するとの確約を得た。


そして1時間後。


「イフコチョークには着くには着いたけど、
高架を渡りきったところで待ってるから!」

って、
ずいぶんコチラを振り回す采配をして下さるものだ。


今度は先方から何度も電話で急かされながら、
500メートルくらい先に停泊してるバスまで急いだ。 


久しぶりに乗るラジャスターン行きの深夜バスは、
他と違い完全に個室仕様のフルフラットである。

ちなみに日本では保安基準上、
フルフラットはダメなんだそうだ。


東京~大阪間2万円の業界初「完全個室」夜行バス、全貌明らかに 寝返りの必要なし/ライブドアニュース


まぁフルフラットとか個室とか言えば聞こえがいいが、
とはいえこの行きのバスといえば、
とても綺麗な環境とはいえないダーティーでお馴染みのインド仕様である。
掃除なんかしたことないんだろうな、きっと。

 
そしてTシャツの上にウインドブレーカー程度の軽装で来た僕は、
暖かくなったとはいえまだまだ寒い深夜帯の気候を舐めたコトを身を以て反省していた。

翌日絶対に毛布を買おう!と心に決めて凍えながら夜を明かしたのであるよ。

  


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