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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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思い出しながら、未来を想う為に。



もう四年も経ったのか、
まだ四年しか経ってないのか?

イマイチ実感は湧かないけれど、
あの日のことはよく覚えている。


とは言え、
あの時しばらくは、まだ他人事のテレビの向こう側の話であったように思う。


当時とある地方都市の市街地で小さな喫茶店をやっていたボクは、
アノ当日に予定されていたイベント準備ミーティングで関係者一同の到着を待っていた。


周囲のアーケードがヒドく音を立てて揺れ、
周りの商店主一同が様子をうかがいに外に飛び出した。


それでもたいした被害も無く、
何の気なしに普段見ないテレビを点けて動向を伺った。


段々伝わって来る様々な情報とは裏腹に参加者が集まらない現状に、
次第にコトの大きさが身に染み渡ってくるのを感じていた。


どうやらボクらのまちは、
市街地以外が停電しているようで、
ほとんどが大混乱の中にあったのだ。


そして、
自らの最も身近な問題として降り掛かったのが、
その後のガソリンショックと通信手段の頼りなさであった。


当時、
中距離恋愛中であった現在の妻とは30kmの距離があり、
それぞれが自らの店を持ち、地に足付ける生活を試みていたのであるが、


いざと言うときに互いの安否がわからなくなる、
あの時の不安感はその後のボクらの在り方を大きく変えたのだった。


その後、
壮大な紆余曲折を経てふたりインドに生活の場を移したのも、
もちろんそれだけが理由ではないけれど、
大きなターニングポイントになったのは間違いないと思う。


相変わらず様々な情報が錯綜する中、
一体日本が今後どうなっていくのかわからないけれど、
個人的にはアノときを境にして世の中の見え方が変わったのも間違いない。


元々フラフラしていたキリギリスが、
地道なアリに憧れて土着の道を志したはイイけれど、
ちょっとしたキッカケのせいにして志を投げ出しただけかも知れない。
そんなコトは判っているつもりなんだけど、
正直全く後悔はしていない我ら馬鹿夫婦は、
風の吹くまま、気の向くままに針路を取り、


自身が納得する為に、
自らも予想だにしない展開で、
不確かな未来を手探りに暗中模索する七転八倒な選択をしているんだ。

本当に家族をはじめ、快く見送ってくれた友人各位。
ご迷惑とご心配をかけまくりな我らの動向ではあるけれど、
どうぞこれからも馬鹿夫婦をよろしくお願い致します。


そんな訳で、
我ら夫婦のエクシダス第2章が間もなく始まる年度末な新展開なのであるよ。


【参考文献】10年前の個人ブログにて。
http://ameblo.jp/beng-teng-life/entry-10006523968.html




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