深夜12時をまわる頃、
カシミールゲートのISBTは相変わらず大盛況であった。
そういえば前回来た時は、
妻と二人で同様にやってきて、
リシュケシュに向かった時であったなぁ。
とほのぼの思わず思い出した。
と同時に、
それは一昨年の年末、
ネパール行き前日に、
チケット諸々紛失事件を起こしたからだったこともフラッシュバックした。
おーガッデム!
そう、そうだった僕は何かにつけ物忘れと忘れ物が非常に多いのである。
改めて気をとりなおし、
身の周りを検めて確認してみる。
改善点としては、
1.寒い場所に行くことも念頭に念には念を入れて着替えを持ってきていること。
2.コンタクトを外す為にメガネを用意していること。
3.充電器なども準備万端。
たったこれくらいの当たり前のようなことが、
今までできてなかったのかよ!!?どんなんだよ、お前w!
と今までの自分をあざけりながら、さて、
今回は気をつけようね~自分と思いながら、
ふと出来ていないことにも目を向けた瞬間、
1.コンタクトの洗浄液を買い忘れている。
2.パスポートはおろか、パンカードも持っていない。
コトが早速発覚した。
1については現場でどうにでもなるはずとして、
2については最悪宿泊の可能性が絶たれてしまう。
とはいえパソコンを連れてきているので、
データとしては持っていることに気づき、
一応胸を撫でおろしながら改めてバスターミナルを見渡してみた。
それにしても、何があるにせよ、
バスターミナルや、駅や空港の雰囲気はやっぱり、
なんだが旅気分が増幅するワンダーランドである。
いたるところで聞こえる行き先を告げるおっさん方の声、
それを理解できないコチトラにはありがたい電光掲示板。
それぞれ別れを惜しんでいるような人間模様の数々など。
妄想が妄想を呼んで、あーいいなー、旅っていいなー!
だなんて思いながら、
第一希望のダラムシャラー行きの停留所を目指してみた。
すると、予想通りというか、願ったり叶ったりというか、
そんなバスは存在していないことも早速解ってしまった。
ちなみにあらかじめウェブで、
「24時間1時間ごとに発着してる。」
との情報を一応得てはいたのである。
そう、これも醍醐味だよね。と自分に言い聞かせ、
他の目的地を物色しながら、結局チャンディガール行きのバスに乗り込み、
次の展開はその後の展開に任すコトにしたのである。
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