インドという場所は言わずもがなデカイ国なんだと、
改めて噛み締めるぐらいしかやるコトがない長距離移動が始まった。
なにせ1000キロオーバーの旅路である。
コレは我らが群馬から父の故郷な北九州くらいの距離感らしい。
加えてこちらではエクスプレスの筈な鈍行具合であって、
出発時間もずれ込んでいる手前、何時に着くのか神のみぞ知るところだろう。
今回の目的地はガヤーというわけで、
神ではなくてブッダの聖地巡りから始まる旅路である。
ガヤーの駅からオートでブッダガヤーへ向かうには、
どうやらオートで3−40分といったところだろうか。
いくら掛かったかは忘れたけれど、
普段の一人旅とかとは違う三人旅では先方のフッカケレートが変わってくるんだが、
まぁ大した問題ではないだろう。
車窓からも覗いていたように、
ど田舎ビハールの風景は実に牧歌的で、
デリー界隈の牛だったら残飯漁りが主食だろうに、
天然
グラスフェッドな牛さんたちは幸せなのかも知れないね。
とはいえ大気汚染区域から来た僕たちが期待していたほど、
空気が綺麗な印象でもなく、インドのどこにでもあるような、
クラクションと排気ガスまみれになる街並みを経てブッタガヤーに辿り着いた。
ちなみに経験上、
「ブッダガヤー」と言ってもほとんど通じないのは注意が必要かもね。
「ボードガヤー」と言って初めてガッテンいただける
なんだかインドの人たちは、
僕らにとっては大して違わないと思ったり、
違っても雰囲気で察しれる位の発音の違いを全く理解しないんだよ。
この察し方の問題は、
その後も続く今回の旅のテーマになりそうだなぁと、
そういえばそうかも知れないと後になって思っているのであるよ。
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