計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。
思うに聖地と云われる場所は、
面白いなぁと常々思う気がするのは、
一体なぜなんだろう?と思ってみた。
実に個人的な意見なんだけど、
それはキット
色んな人が集まってきているからなんだろうと思うに至った。
要するに、
僕は厳密な意味で聖地が好きなワケでは一切なく、
多種多様な人が集まりくる場所が好きなんだと思ったのである。
ソレはもっと言うと、
秋葉原も聖地だし、上野も聖地、パハールガンジも聖地なんだ。
もちろんリシケシ、ハリドワル、ヴァラナシ、プシュカルは完全に聖地。
とはいえ国際色溢れる方が面白く楽しませていただいている気がする。
というワケで前振りが長くなったが、
ボードガヤーは面白い聖地であった。
仏教の聖地なだけあり、
各地の仏教テンプルがそれぞれの趣向でもって寺院を設立している。
(写真は日本寺内の図書館)
同じはずの教えを讃えた仏教の寺院が、
これほど違う志向と見せ方でプレゼンしてくるのは実に興味深いよね。
今回の宿泊先の眼と鼻の先にある日本寺は一番渋い造りなワケだ。
ソレは日本から宮大工を招聘しているところから本気度は伺える。
その隣のブータン寺院といえば、
素人目にはタイの様式に近いようなド派手な本堂の演出が際立つ。
中国のソレはソレで、
壁画などからは中国らしい絵柄や文様が伺えるし、
タイ寺院はタイに来たような気がする独特な雰囲気がある。
そんな多種多様なボードガヤーの総本山?マハーボディ寺院は、
そんな多種多様な各地の坊さん方がこぞって参拝するまさに総本山な雰囲気だった。
観察していると、
だんだんに袈裟で何処の坊さんだかわかるような気がしてくる。
インドのあの色、タイのあの色、スリランカはあの色、日本とかは全く違う也。
マハーボディの裏庭には菩提樹があり、ソコでブッダは悟ったそうな。
手塚治虫のブッダ好きな個人的にはそれでもってちょっとは感慨深いけど、
まぁどうあれどの宗教にも言えるけど開祖はどう思ってるんだろうね、この違いやら全部。
ともあれガヤーの滞在はこんな風にお寺散策と、
ナマズ蒲焼を頂くつもりで行ったホテル(未遂)、
で早朝5時には駅に向かい、結局予想通り遅れて出発した足早な滞在になったんだよね。
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