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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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カニャクマリの街並みと、過ごし方について。




暗がりでビールを煽ったところで調子良く、
ようやく着いたカニャクマリの街中を歩いてみる。

どうやらこの街は三つのブロックで分かれているようだ。

一つ目は、
観光客や巡礼者で溢れる仲見世的なエリア。

中心にあるのはどうやらクマリアンマン寺院のようだった。

靴を預けて中に入ると、
案内人のようなおっさんが上着を脱ぐどころか裸になれと仰る。

おいおい、何の冗談ですか?と思ったものの、
周囲のおっさん方も皆一様に脱いでいらっしゃる。

続けておっさんは50ルピーを要求してきたけれど、
それはどうやらただのタカリで入場料は20ルピー。 
入ったところでチケットを受け取る仕組みであった。


寺院内の中心にあるクマリ像を足早に拝んだあとは、
今晩の宿を確保して身軽になってから散策を始めよう。



二つ目のエリア、
そこはホテルとレストランが立ち並び、
さっきまでごった返していた喧騒が嘘のように落ち着いている。

適当に宿を確保し海岸線をなぞりながら歩いてみると、
だんだんローカルな生活感漂う街並みになってくる。


そこはもはや観光客がほとんどいない第三のエリア。


カードゲームに興じるおっさん方を眺めながら、
カラフルなお宅と小径を抜けていくと教会が現れた。




どうやらここら辺の住民たちはカトリックなのだろうか。
各家庭の玄関先にはクリスチャン的な絵が飾られている。





北インドの雑多な生活感に慣れている身の上としては、
よりカラフルで、よりゴミが溢れていない新鮮な心地よさがある。
何よりも、天気がファインリーサニーデイだなんて、
フォギーデ埃まみれの北インド在住民としては感動しちゃうよね。




そんなこんなで意気揚々と、
一通り周囲を散策したところで日没までわずかな時間帯となった。


ココ最南端の岬に来てやっぱりやっておきたいコトといえば、
きっと日の入りやら日没を拝むコトなんだろうと思う。


どうやらこの時期の日没は、 
メインの海岸から眺める巨大な像と記念館あたりではないようだ。


そこから海岸線を数キロ行ったところのコバラムビーチまで歩き、
集まり来る多くの皆さま方と一緒に日没までの瞬間をボンヤリ眺めて、
長いようなせわしい1日を一旦シメたのであるよ。





それにしても、
毎日至るところで必ず訪れる日の出や日の入りを愛でる瞬間や習慣って、
なんだか面白いし普段の生活ではナイガシロにしちゃってる部分なので、


隣のおばちゃん達が手を合わせて祈念している横で、
なんとも感慨深くゆったりじっくり太陽の行く末を眺めていたんだよ。









 




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