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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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或る深夜のイフコチョークでの葛藤について。




深夜2時を回る頃、
ついつい思い立って、
いつものイフコチョークに向かった。


目的はもちろん、
ラジャスタン行きのバス。


今回は近場でメジャースポット・ジャイプールに向かうことにした。


それにしても2時現在のイフコチョークは既に消灯時間である。


勝手に24時間体制でバスが行き来しているものと思っていた。


賑やかな露店も閉店し、
辺り一面真っ暗な中で、
僅かな人たちがバスやら乗り合いを待っている。


勝手に肩透かしを喰らった気になりながら、
なかなか来ないバスを待っていると、
珍しく雨が降って来て更に気分を盛り下げてくれる。


もはや、戻るべきか?踏み留まるべきか?
二者択一の議論が脳内で活発に交わされている。


正直帰る理由のほうが優勢であり、
何よりクレジットカードを忘れて来ている。



帰りのバスだけレッドバスで購入した際に、
上着の胸ポケットに入れたまま置いて来たのだ。



理性に従えば、帰るべきだろう。


ジャイプールまでなら、
朝からだって十分間に合うのだ。


手元には2000ルピー2枚と小銭だけだ。

しかし、
理性でないナニかが意固地に決行を訴えるんだ!

カッコよく岡本太郎風に言えば、

『危険な道を取る!』


参照:自分の中に読を持て/岡本太郎


とでも言っておこうか。
まぁ、出戻るのがシャクなだけであるのだが。

そんなワケで、
1時間も待っていると、
もはやリクライニングとか、
スリーパーじゃなきゃ嫌だ!
とか言っていられなそうだ。


来たバスに有無を云わず乗り込むと、
ソレはドローカルでコキタナイ、
辛うじてリクライニングなバスであった。


いささか疲れ果てたのか素直に眠りに就き、
気がつけばジャイプールの朝を迎えたのである。









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