朝も早よから着いた先は、
ナハルガー城の入り口であった。
どうやら10時開城とのコトで、
待ちぼうけついでに寝るコトにした。
アレだけ寒かった記憶もとうに昔。
目覚めた1時間後には日焼けをする気候である。
いの一番で入城し、
一通り城内を見渡すものの、
恐らく一番の見どころは、
市街地を見渡せることだろう。
面白いコトに、
ジャイプールの市街地を一番見渡せるコノ場所は、
市街地から一番遠い場所 に位置しているのである。
なるほど、
城塞都市の歴史と遍歴を垣間見た気がする。
だって、
街場からすぐにアクセス出来たら、
折角の城壁の意味がないもんね!!
転げ落ちたら数十秒で辿り着く道程が、
登ってきたら三方向で銃弾を迎える手筈が整っている。
おかげさまで随分な上から目線で、
下々な諸民の生活を見下ろせただろうネ。
そんな風に思いながら城を後にすると、
またも幸運なコトに例のトラクターおじさんに拾われて、
次の城に向かったのである。
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