インドでの日常に立ち戻ったのも束の間、
日常の延長で、飲み物を買いに行った。
とは言え、時間は12時過ぎである。
日本では言うまでもなく、
昨日までいたタイだってこんな話は日常の風景だろう。
とは言え、もちろんココにはコンビニはない。
そんな事は判っちゃいたが、
じゃあ飲める場所にでも行こーか!なんて勢いで、
最寄りのモールに立ち寄ってみた。
とは言え、結局ドコモやっていない。
折角なので、
かろうじて飲めそうなシカンダルプール辺りまで行ってみた。
ディスコくらいしかない界隈であるが、
まぁいいか!と行った先の入り口で警察官に足止めを食らった。
もう、クローズだと言う事で、
他に行き場があるかどうか?と聞いてみると、
近所のホテルのバーを勧められた。
ショーがねーなー!と思いながら、
しきりに勧誘してくるオートの兄ちゃんにお勧めを聞いてみた。
すると、
「あるよ、イフコチョークだ!」
と言うんで身を任せてみる事にしたんだ。
着いた先は、以前も連れてこられた
クロージング酒屋である。
とはいえ、
ココにも警察官がいた。
運転手は、
「ちょっと待て、五分だ。そしたら警官はいなくなる。」
というので、
400ルピーを渡し、ラム大瓶を頼んでみた。
その間も、
酒を求める行くアテのない連中がヒッキリナシにやって来る場末である。
しばらく様子をうかがっていると、
酒屋に警官が近寄って行ったんだ。
その瞬間、
警官は酒屋店主に平手打ちを三度食らわせ、
すぐさまその店はシャッターを閉めるのが見えた。
なんだか、あっけにとられるイカレタ光景なんだが、
ここじゃ、よくある話ではある。
まわりの人間達もそそくさと逃げ去るのが見てとれた。
そんな中、
コチラは400ルピー人質に取られたかたちな手前、
運転手の結果をオート車内で待つハメになった。
結果、
普段100ルピー以下の小瓶を二本ゲットして来た運転手は、
コレで400ルピー使い切ったと豪語する。
更に我が家までの運賃で、
プラス600ルピーを要求してきやがった。
日本円で総額2000円のビッグディールである。
ちなみにココイラの相場で言ってみると、
それは絶対にない。というか聞いた事もない。
ナイトフィーだとうそぶきながら、
恐らく、酒代でも横領した挙げ句、
更に吹っかけて来ているこの運転手にサヨナラを告げて、
低速走行中のオートから飛び降りた。
それでも飛びついてくる彼とけんか腰の交渉の末、
総額200ルピー+酒代400ルピーな、
夜のグルガオン周遊ツアーになったのだ。
もう既にお分かりだろうけれど、
この界隈で夜酒を買いに行くなんて、お勧めはしない。
おとなしく昼間に買うのが得策だし、
とは言え、
近頃年度代わりで、
やたら吹っかけて来る様になった気がする昨今なんだけどね。
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