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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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ぼくとタバコ屋のウィンウィンシチュエイション。




なんだか近頃妙なやり取りを、
路上のタバコ屋(兼パランタ屋)のガキンチョと毎日している。

先述の通り、
僕は喫煙量が右肩上がりなので、
職場の近所の彼の店へ毎日伺っている。


【参考】
第250話/ビリーや水タバコ、インドの喫煙事情について。


マルボロの白いヤツを毎回買う手前 もはや常連で、

「いつものヤツ」

という前に彼も大体の察しが付いているようだ。

今日はどっちだ?と聞いてきて、 
僕が一本買いなのか?箱買いなのか?を確認してくる。


そんなホンワカな関係かと思いきや、
毎回彼は気まぐれな言い値をふっかけてくるのだ。


そんなワケで、
220ルピーの一箱を正規の値段で買ったことがない。

彼は毎回230とか、240位適当にふっかけて来て、
僕はソレを鼻で笑いながらなんだカンダで支払っている。

そんな中で今回のやり取りは、
関係が一方通行だけではなく、
相互通行になったことを評価してみよう。

要するに、
今回手元に110ルピーしかなかったので、


「コレでありったけのタバコをくんな!」


とけしかけてみた。
計算上は半額で10本は貰える筈だ。

予想通り彼は言う。

「九本だよ、旦那。」

「毎日来てるし、明日も来るからさ、
っていうか、いつも多めに払ってんじゃん!?」


てな勢いで押してみると、
随分あっさり交渉が済んだ。


正直、
例えばオートでも、チャリンコ、今回のケースでも、
こちとらに数十ルピー違いで困ることなんてほとんどない。

 
ちょっとした差額でイライラしてみてもつまらないし、
彼らがちょっとマシな生活になった(ならないだろうけど)
とイメージして、余裕をこいてタバコをふかしてやろうじゃないか。


毎日の買い物が日々の投票であり、
僕のタバコ代が彼の生活費の一助になる。

そして僕は、
自身の健康を自身の支払いで損ないながら、
ケンチャナヨで進んで行くマイライフなのである。


 




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