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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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感情と、言葉のあいだ。



近頃インド人の皆さまに日本語を教えてみながら、
先述の通りに自身の学習能力と意欲について振り返っている。
彼らは総じて学習意欲が高く、
あっという間に覚えてくれるし、


「次は何?もう覚えたから、他の言葉を教えて!」


みたいなコトを言ってくれるので、
嬉し涙で次の段取りを段取れないながらに用意している。


そんな中、
言葉の表現について気になっていたので聞いてみた。


それは、
この言葉はヒンディ語では何というの?や、


または、
東北地方のマニプルでは?ナガランドでは?ミゾラムでは?

マニプリが答える。

「正直マニプルでは、
ストレートでシンプルな表現しかないからいい方に困る。」


んだそうだ。
なるほど、
それならなおさら興味深いんだけど、
言葉のバリエーションと感情はシンクロするのだろうか? 
特に明確な言葉は帰ってこなかったんだけど、
 
多分、言葉にならない(尽くせない)感情があって、
ソレをイチイチ言葉にしない。


または、言葉以外の表現で(表情、ボディランゲージとか)伝えているのかもねー。


そう思ってみると、
そういえばそういうものなのかもしれないなぁ。
と自身を振り返って納得しているんだ。


インドに来てからというもの、
僕は能天気で適当なようでいて、
実は結構感情をストレートに表現している。

ソレはボキャ貧もあるけれど、
と言うより、こちらの意思を伝える為にそうしている。

大げさに怒り、身振り手振りでサインを送る。


その場合、笑ってちゃダメだ。


彼らは真面目にコレは冗談なんだと捉えるから。
そして、
こちらがダメだと思う理由を添えて、
彼らに納得してもらわなければならない。


そんな繰り返しを繰り返しているんだけど、
インドのコミュニケーションは一筋縄ではいかない。


なかなか改善しないし、


「すいません、サー」


みたいな感じで流れてしまうことも多々ある。


とはいえなんだかこちとらも、
そんなやり取りの中で感じているんだよね。


「これって、どっちが正しいんだろうねぇ」

みたいにさ。


正しいか、正しくないかってややこしい話だけど、
いずれにしても喧々諤々に、
一緒により良いモノにしていくコトは大事だよね。


そして僕は、
このアッケラカンでネチネチしてないやり取りは嫌いじゃないなぁ。
と思っているコトも間違いがないんだと想う。


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