毎朝というほどではないが、
結構な頻度で我が家のベルは鳴る。
先述の通り、
滅多に応答しやしないんだけど、
今日は止むに止まれず何度か応答した。
【
第292話|あのベルを鳴らすのは誰か?の巻】
ソレは迎えのドライバーが来るいつもの時間帯直前まで、
携帯の電源が死んでいるコトに気がつかなかったからだ。
1度目、
迎えにしてはやや早いなぁ、と思いながら開けてみると誰もいない。
2度目、
もう出ないつもりだったけど、
先述の負い目もあり開けてみるとやはり誰もいない。
3度目、
ウンザリしながら開けてみると、おっさんが立っている。
曰く、物件オーナーからの紹介で内見したいんだとか。
悪いがそんな勝手な都合で突然来られても面倒臭いので、
適当にあしらってドアを閉めた。
4度目、
ようやくドライバーからの到着通知かと思ったらソノついでに、
先ほどの案件でオーナーと内見希望者が来てる旨を告げられる。
要するに実は、
一年半住んだこの物件は今月末で退去予定なんだ。
何度も急かされてドアを開けると、
オーナーと内見希望者がズケズケと中に入って来る。
コチラは不快感を包み隠さずオーナーに伝える。
「こういう話って、事前に通達してから来るべきだろ!普通!」
「え、おとといオタクの会社に伝えたけど」
「嗚呼、そうですか!コチラのミスコミュニケーションですね!」
てなノリで止むなく内見されるコトになったんだ。
どうやら明日も来るらしいんだけど、
内見希望者に一言じゃ足りない程のアドバイスが山ほどあるんだ。
いちいち書き連ねてみると以下の通りになる。↓
①水は自分でスイッチオンして水たまりに補給して、
別枠のスイッチで自室に汲み込まなきゃだよ、大丈夫?
【
第257話|熱帯夜でのインドあるあると、思わぬコミュニケーションの巻。】
②停電時、ここには自家発電ジェネレーターは無いし、
予備電源も無いし、設置は自費だけど大丈夫?
【
第218話|インドの停電事情に想いを馳せる夜の巻】
③子供部屋(僕の部屋)のエアコンは壊れているよ、大丈夫?
【
第277話|エアコンなしで人間は生きられるのか?〜実体験による人体実験より〜】
【
第278話|エアコンなしで人間は生きられるのか?〜エピソード2〜】
④夜八時を過ぎるとこのエリアは閉鎖されて、
オフロードみたいに荒れた道を通らないと帰って来れないけど、大丈夫?
パッと見で、綺麗そうな内装だけじゃ解らないコトが山ほどあるんだ。
新築物件が一番危ない物件だったりするインドの摩訶不思議さがココにある。
何度か日本人の友人の物件でもあったコトだけど、
新築物件はある意味、実験場みたいなモンだよね。
どんな不都合があるかは住んで初めてわかるんだ。
要するにある程度住んだ人がいる実績が、
その物件に住む価値を決めるコトになる。
まぁいいや、
インド人のみなさまはそんな些細なコトを気にしないのかも知れないし、
僕がそんなコトに口を挟まなくたってイイのかも知れないんだろう。
どちらにしても、
僕は四月の初旬まで居るので、
ショートタームの引越しをするコトになる。
既に引っ越しジャンキーなフリークスみたいな類としては、
折角のこんな展開を最後まで楽しみ切っておこうと思うんだ。
にほんブログ村
にほんブログ村
PR