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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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聖地へのドタバタ道中記 パートツー



どうやらインド人という連中は、

暑いとか、寒いとかの感覚が間違いなく日本人とは違うんだと痛感する船出である。


車内はガンガンに冷房が効き、

こちとら万が一に持ち込んだ厚手のブランケットで必死に寒さをしのぐ横で、

肥満体のネーチャンが、せいぜいシーツを被って寝息を立てている。

AC無しのスリーパーもなかなかの地獄だが、コレはコレで拷問である。

いつも思うんだが、要するに極端なんだよ、インドって。

 

朝の四時に地味に着くハルドワール駅は、

何だか知らないが、プラットフォームどころか駅構内に横たわる家族連れで賑わう?

一見奇妙だが、インドでは当たり前の光景から始まった。

むしろ僕の頭をよぎるのは、

雨季に対する危機感の欠如そのものだったと言って良い。


もちろん住んでいるハリヤーナ州でも、雨季はとっくに始まっているし、

とは言え、それほど降ることもなく舐めてかかっていたコトを猛烈に後悔し始めていた。


街の中心のガート、ハリ・キ・パイリーに着く頃にはずぶ濡れ寸前で、

ガート前でおばちゃんが売るビニールと、超早朝からやっているカフェで雨を凌いだんだ。

ようやく雨も落ち着き朝らしくなってきた頃、

ガートでは既に大入り満員の大賑わいであった。


異教徒の僕には、相変わらずよくやるなぁ的な印象なんだが、

普段はきっともっと綺麗なんだろうけど、

大雨の濁流の中、みんなで泳いだり、潜ったりする訳で、

まぁ、下流のヴァラナシよりは気持ちが良さそうに感じた気もするんだがね。

完全に日も明けて街も起きてきだした頃、

マンサーデーヴィー寺院をロープウェイで登りご挨拶を済ませ、

その足で、バススタンドからリシュケシュへ向かったんだ。



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聖地へのドタバタ道中記 パートワン

  

日本でいうところの「終戦記念日」は、
インドに言わせりゃ「独立記念日」に当たる。

とは言え両者のプロセスは、それほどキット関係なく、
そもそもインドの独立が47年の出来事だってのは、
勉強不足な僕にとっては、トリビアみたいなお話だった。

 

そんなインドで初めてのお盆で、
サービス業に身を置き続けた自身も初めてのお盆休みを過ごすこと
になったのだ。
 

聞くところによると、
どうやら15日は戒厳令じゃないけれど、
交通封鎖やら色々面倒があるらしい。
(モディさんがレッドフォートで演説したらしいね。)


 
そんな訳で、前夜に急遽、デリーを脱出することにしたんだよ。

 
狙う先は、リシケシ&ハルドワル。
ニューデリー駅の外国人窓口に閉店間際に滑り込んだ。
 

兎にも角にも金のない、ザ・貧乏人の僕は、
事前に調べた200ルピー前後のセカンドスリーパー狙いだったんだが、

敢え無くブックフルの憂き目を経て、
引くに引けずエアコン寝台のVIP待遇?の850ルピーを支払う門出となったのだった。
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インドのお酒事情



多分ご存知だろうが、
インドは酒呑みにゃ、世知辛い。



とはいえ、
あるにはあるし、
買えるッちゃあ買える。


ちなみに多くのローカル酒屋では、
大混雑の押し合いへし合いで、
ヤットコさゲットするのである。

まぁみんな大抵ビールを飲む。
キングフィッシャー、フォスター、
テュボルグ辺りが中瓶170円位だから、
日本とそう変わらない。
まぁ安いちゃ安いけどね。


さて、それ以外となると、
随分様子が変わってくる。


インド人(僕も含む)は、
インド製のラムかウイスキー。


だいたいボトルで500円強と言ったところだ。
大抵はミニボトルをかっていく。

そして、
それ以外の輸入酒類がハンパなく高いのだ。(庶民感覚において)

バカルディとか、
日本でもお馴染みなラインナップの、
あの辺りの洋酒に、
日本で買うのと同じ位の値札が貼ってあるのだ。


要するに、
計算機に聞いてみると、
約1,7倍位なので3000円弱のお買い上げになる。


そして、
ワインは1000ルピー以下をほとんど見かけない。


ちなみに、
日本酒党の当方はトックに諦めてはいるんだが、
正直日本だったら買わないであろう銘柄のミニボトルに、
個人的一升瓶の許容価格(3000円位)を支払わねばならない。

でもまぁ、
きっと他の国でも酒のバリエーションなんて大した事ないし、

むしろ、
日本のあの桁違いで有象無象なバリエーションが、
いっそ、
常軌を逸しているのかも知れないね。


と思うことにして、
今日も地産のラムを飲むのでアルヨ。
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インドの、どローカルな酒場事情



暇があると、歩いている。

住んでいるデリー周辺は、
大気汚染真っ只中らしく、

「オイオイ、待てよ!大丈夫!?」

な周囲の評価ではあるが、
どうやらお馬鹿な当方は、
歩かないと分からないのである。




歩いてわかるコトは、
地図では絶対にわかり得ない雰囲気と、
二足歩行でしか物事を理解が出来ない、
牛歩な自分自身を自覚するコトだろうか。


という前置きはさて置き、
近頃見つけた気になるご近所スポットへ呑みに出た。


こちらで初の独り酒ツアーである。

もちろんリキシャにも説明できないので、
自分で歩くしか無い。

まずは、酒屋でビールを買い、
付近の小料理屋?でつまみを買うのだ。



頼んだ料理は、
どうやら鳥モツのスパイシー煮込みと、



白身魚のスパイシー焼き(更にスパイスたらふく乗せ)である。



 
久しぶりに、肉と魚を食べた気がする。

〆て175ルピー(300円程)の旅路であった。

歩いて見なければ、
行きもしなかったし、
キットあることに気も付かなかったであろう。

だから、歩くのだ!

と粋がりながら、
今後も威張って歩いて行こうと想う。

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ビリーってタバコを吸ったことはあるかい?



インドのタバコ事情。


ってな程じゃないが、
周囲の喫煙風景を観察している。


僕は、かねてからエコーを吸って見たり、
ゴールデンバットや安タバコ、巻きタバコをずっと吸ってきた。

インドではよくビリーを吸っていて、
近所では、ビリーボーイ的な扱いだ。
だから、よく似ているなぁとも思うんだ。
「貧乏人がショーもねータバコすってやがる」
っていうあの顔とか、
「オイオイやめとけよ、体にわりーぞ!」
てなフォローがまるっきり一緒なんだ。



ビリーを吸うおっちゃんたちにも、
目を丸くして驚きとともに迎えられたりする。
でも決定的に違うのは、
「懐かしいな、ウチの爺ちゃん、吸ってたよ」
的なリアクションはまず無い。
多分今後も無いだろうね、インドでは。
あの、嘲笑的な笑いと、
絶対に吸ってみようとはしないあの姿勢は、
間違いなくカーストの影響が強いからだと思う。
ていきり立つほどの話でもなく、
ただただリアルにそうなんだろうね。
だから僕は、
カーストの詳細は知らないが、
どのレベル?までの人間がビリーを吸い、
どこからがタバコを吸っているのか?
できる限り注意深く見守っている。

まぁ、簡単に言うとヒマジンってコトなんだがね。




【参考】
第250話:ビリーや水タバコ、インドの喫煙事情について。

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デリーのチベットを探せ!



この前も、
なんだかんだでデリーへ行った。


とは言え、
目的地は、我々未開の地、
北デリーにあるチベタン難民コロニーである。




毎度の通り、
アバウトな記憶の上に、
ある訳も無い土地勘だけが便りの、
頼りない旅路である。



多分ここら辺だろうと降りた土地はカシミール門駅。
出口を出て、リキシャワーラーに目的地を告げた。


「わかった任せろ!」



的なリアクションに、
今回の旅路は幸先が良いぜ!
と歓声をあげたことは言うまでもない。



ついた先は、チベタン難民マーケット。


確かに間違いない筈なんだが、
なんだか、聞いていた印象と違う。


どこもかしこも衣料品しか無いんだよ。


先々で違うマーケットは無いのか?
と聞いて回るも、いまいち反応が薄い。


諦めかけて帰ろうとしながらも、
駄目元でリキシャワーラにも聞き回ったら、
二転三転ようやくコロニーにたどり着けたんだ。


チベタンの商店街は、
当然ながら、いつもの町並みとは雰囲気も人間も毛色が違う。



黄色の袈裟を着たお坊さんたち含め、
平たい顔族な人間たちが歩き回っている。
そして商品ラインナップも随分安い上に、
なんだか僕ら好みな色合いだった。


そういえば、
道行くちゃりんこリキシャのおっさんまでチベタンTシャツを着ていたよ。


そんなこんなで、
帰り際たった10Rsでたどり着いた駅は、
降りた駅から2つ先の駅だった。


要するにこれからは、
もうちょっとリサーチしようね、
って反省と共に家路についたのでアルよ。
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インドの東京⇔大阪ショートトリップの巻。



往復三時間オーバーのショートトリップであった。



ことのはじまりは、
コーヒーミルがショッパナでぶち壊れたことからであった。
電圧の問題で吹き飛んだのだ。




どうやら直してくれるらしいとの事で、
頼んだ先が『オーサカデンキ』。
近くの駅でブツを託した。



それが、
一週間たっても、10日経っても音沙汰がなく、
こちらからのコンタクトではじめて直せない事が発覚したのだ。


さらには、

あちらの事務所?に取りに行かねばならないらしい。
それが家から片道1時間半の、
持ってる地図にはノっていないエリアなのである。



何度交渉しても、
あちらからは、
取りに来いの一点張りで、
なかなか足を運べないでいたのだ。



トーキョー(サロン)から、オーサカ(デンキ)へ。


日本での実際の距離に比べれば、まだましかも知れない。



という訳で、
意を決してインドのオーサカへ行って来たのだった。


ちなみにオーサカデンキに日本人は居ないようです、悪しからず。



写真は、
道中見かけた移動販売人。
なぜ、陸橋のなかほどで商売をしようと思ったのか?



なかなか解らない事が多い昨今であるょ。
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デリーと上野の、勝手な妄想類似点。

 
なんだか毎週デリーに行く。

行く先々でお目当てや目的地にたどり着かないママに、

気がつくと何故か?
メインバザールにいる。



どうやら思い返してみて、
これまでに照らし合わせてみたら合点したんだよ。



これは、ここは、上野なんだってね。

いちいち照らし合わせてみれば、
きっと地方から人が集まるニューデリー駅が上野駅になり、
rkアシュラムマルグが御徒町駅と言ったところだ。



結局毎度その界隈でお酒を呑んで、
黄色い電車でお家に帰って行くんだよ。




どうせなら、

千住もついでに見つけたいところなんだが、
どうやらまだまだ見つからないし、
無いかもしれない。



インドのオオハシ、天七はいずこなり也?

我々の酒場放浪記ならぬ探訪記は果たして、果たして?
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