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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インド人の食生活に、ズームイン!



どうやらオバマさんが来印されてたそうなリパブリックデー。


世の動向に疎い我々は、
そんなことよりドライデーってコトに敏感だったりしてしまうんだ。


そんな飲み食い大好き夫婦の、そんなドライな休日は、
結局飲まないだけで食い道楽な食っちゃ寝三昧の一日だった。


朝食は、ホテルバイキング。
昼食は、インド人達との会食会。
夕食は、自宅でお好み焼きな案配で、
胃に空腹感を与えるイトマを与えない、
ドSでドMなフードファイトだった訳だ。


それにしても、
食に関してインド人はあんまり冒険しないなぁ。
と様々な現場と伝聞を通じて感じている。


伝え聞くところの漁村では、
自分たちは魚を食べる文化やレシピがほとんどないんだそうで、
せいぜい干物にする位で漁師飯なんてのもないかも知れない。


とある東北地方の人たちは、
地元では梅がいっぱいなってるけど、
捨てるくらいで使わないよ!
日本人は色々使ってるよね。
と日本通の友人は教えてくれた。


個人的に、
それほど色々出掛けられてる訳ではないけれど、
行った先でよくよく感じる事もそれに通じる気がしているんだ。


ようするに
それほど地域の特色が無く、
何処に行っても似たようなターリを食べているんだよね。


ローカルなマーケットでも、
大抵北インド料理と南インド料理、そしてインディアン中華が或る位だ。


昨日行った本格中華屋でのインド人たちも、
出て来る点心の数々や中華料理に戸惑って、
おなじみのインディアン中華の代表的料理、
マンチョリアンとフライドライスだけを食べていた。


まぁ、
インド人に言わせれば、
豚とか牛とか食べるなんて犬肉をお勧めされる感覚ナノかも知れないし、
エビとか魚なんてゲテモノ扱いの昆虫食とかに感じるのかも知れないね。

外食産業がどんどん拡大していく中で、
きっと良くも悪くも変わっていくのだろうけどね。


それにしても、
どの肉は食べてよくて、悪いとか。
ベジだとか、ノンベジだとか、どう料理するとか、
食文化って何だか面白いもんだなぁ。
と感じながら何でも美味しく頂いてる日々なのであるよ。


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イスラム国 日本人人質事件に想うコト。



毎度何事も他人事で、
Facebook越しに色々垣間みていた訳だけど、


今回のイスラム国の一件を、
日本からより近いけど、
日本経由で遠くから興味深く見守っている。


さっき初めてインターネットではないテレビ越しにそのニュースを見た。


折角なのでNHKワールドだけじゃなくて、
アルジャジーラとかも観てみたりしているんだけど、
少なくともアルジャジーラで観る日本の扱いはほんの数秒で、
あのフランスの一件に関する特集をやっていたみたいだった。


個人的な感想としては、
フランス人のジュシ何とかな対応も、
話題な日本人ツイッターでの反応も、
それほど違いはナインじゃないかと思っている。


少なくてもどちらにしても、

「相手を刺激しないように自粛すべき。」


だなんてことを考慮したら、
そもそも起こる筈も無かった問題だと思うんだ。


誰が先に手を出したとか、
どのように皮肉ったとか、
目に見える順番は違えど、


デモ行進での対応なのか、
ツイッターでのレスポンスでの違いでしかないのではないか?


と思いながら、状況を観察している。


なんだかネット越しでの対応ってのが、
どうやら日本人らしいなぁって
良くも悪くも思っているんだけど、


無関心で何もしないで傍観しているより、
いくら無責任だろうと言われたとしても、

政府主導のお仕着せお任せではなく、
皮肉だろうがコラージュだろうが勝手にやれちゃう辺りは、
むしろ健全な反応ナンじゃないだろうか?

自己責任とか、自粛すべきとか、
云いながらフランスでの一件に賛同するって一体なんだろう?

政府も世論も自己責任!自己責任!ってばかり言っていたら、
なんだか言いたい事も言えないこんな世の中じゃ救いが無いじゃないか。

やらせだろうが、なんだろうが、
アノ一件でみんなが共感したのは、

「思ったコトは言うよ!」

っていう良くも悪くも自由な精神だったんじゃないだろうか?


表現していいのは政府や出版社だけじゃないってコトを、
今回のツイッターレスポンスは教えてくれた気がするんだ。

そんな風に想いながら、
彼らの無事を祈るばかりである訳です。



【参考文献】
イスラーム国による日本人人質事件に関する「自己責任論」と「首相責任論」の狭間
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mutsujishoji/20150124-00042512/

【悲報】ISIS、日本人がコラ送りまくった結果www
http://alfalfalfa.com/archives/7769230.html

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インドの携帯事情と、わたし2 〜SIM篇〜

先述の通り、
先日携帯を新調したはイイけれど、
ネット接続用のSIM契約ではない都合上、
通話しか出来ないならスマフォの意味なんかありゃしない。

そんな訳で後日、
自前のSIMを調達する事にした。


日本でのSIMフリー具合は知らないが、
こちとらそこら中でSIMは買う事が出来る。


それにしても良く解らないが、
在印外国人がSIMを買う場合、
色々面倒な事はあるのかも知れない。


特にプリペイドでは面倒臭いので、
ポストペイドを選択したせいなのか?


身分証明書(パスポート&ビザ)はもちろんの事、
それでは飽き足らず外国人登録証やら色々要求されたんだが、
どうやらインドでは、父親の名前がとにかく重要らしいんだ。
(大抵の契約書類は要求される。保証人制度みたいなものか)


更には同席したインド人のIDまでコピーされたんだから意味が解らない。


ちなみに値段の詳細は忘れたが、
使いたい放題では無い今回の契約は月々八百円位であったと思う。


更に良く解らないのが、
契約からアクティベートするまでにタイミングなんだ。

契約時に三日後と言われたんだが、
四日目の本日も未だアクティベイトしていない。


以前契約した通話用SIMも暫く時間が掛かった事がある経験上、
そのうち何とかなるだろうってな具合で様子を見ているんだが、
本当にインドって国は、諸々時間の流れが本当に緩やかすぎて、
真面目で几帳面な人間ほど我慢が出来なかろうと心中察するばかりである。


要するに、
嗚呼、川の流れのように、スーダラダッタホイホイ!ってのを痛感する日々です。
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インドの携帯事情と、わたし。



数日前、
携帯を買い替えた。

一応おもちゃみたいな携帯を持っていたんだが、
妻と二人で一台では何かと不便が生じていた為、
意を決してスマートフォンを買ってみたんだよ。


実は二人ともアイフオンは持っているんだけど、
日本仕様のSIMロックバージョンなので、
こちらでは只のwifi専用機に成っていたんだ。


正直なんでもイイと思いつつ、
それでもどうせなら、
デリーのアキバことネループレイスで買おうかとも思ったんだが、


面倒臭いので、
近場のショッピングモールの電気コーナーを物色した。


こちらの携帯市場は本当にピンキリで、
おもちゃ携帯なら千円程度で買えるし、
最新iPhoneなら十二万円前後のブルジョワな品物になる。


ちなみに当方が持ってるiPhone4sは4万円強だから、
日本より高いかも知れない。(日本で中古1万位で買った)


ローカルなスマートフォンは一万円前後から手に入るが、
いろいろよくよく考えてみると、
周囲のインド人の収入が二万から3万円前後だったりするから、
そんなに安い買い物ではないが、ソレはボクにとっても然りだ。


とは言えスマートフォンは本当に普及していて、
メトロ内もスマフォとニラメッコするインド人は山ほど居る。


そんな訳で、
何の考えもなしに三万円くらいのノキアを選んでみたんだが、
後で気がづくと、
ソレは未知なるウィンドウズフォンとの邂逅だったんだ。


機種が変わったので、
使い勝手とかちがったり、
解らないのは仕方が無いとは思うんだけど、


ちまたで噂のグーグル翻訳はダウンロードすら出来ないし、
日常使っているGmailもどうやら受け付けてはくれないし、
自前のビング翻訳は本当に使い物にならない代物だった。
(よっぽどグーグルさんがきらいなのだろうか?)


第三国仕様の廉価版だからなのかも知れないが、
それにしてもちょっと困惑気味でその画面を眺めている。


とは言えもちろんながら、
折角なので大事に付き合っていきたいとは想っているんだ。


なにせ実は、
以前失くしたiPhone5sの機種代を、
未だ払い続けている残念なご身分な訳なんだからね。
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インド料理はヘルシーか、否か。



インド料理は嫌いじゃないし、
むしろ美味しく頂くんだけど、
どうやら心と身体は裏腹なようで、
その後の便が緩くなる事が多いんだ。

それはきっと、
辛すぎる事だったり、
油たっぷりのおかげさまなんではないか?
と想っている。


辛くないといいながら毎度辛いし、
油たっぷり料理にバターたっぷりナンとか当たり前だ。


周囲でも、
北インド料理は、
辛いから食べられないとか、
毎食は勘弁してほしいとか、
良く聞く話ではあると思う。


この前太ったインド人の知人に、

「日本人はスリムだけど、
どうやったらやせられるかな?
運動した方がいいかな?」


って聞かれたんだけど、


「多分、食事のせいではないか!?」


と答えておいた。
本人も、


「インド料理はリッチだからね。」


とまんざらではない様子でお腹をさすり笑った。


よくよく辺りを見渡してみると、
インド人はあからさまに肥ってたり、
控えめにお腹だけ出てたりするパターンが非常に多い。


それは、
ベジだろうが、ノンベジだろうが、
大して変わらないように感じている。


とは言えそう言えば、
南インドはどうなんだろう?


北に比べると随分シンプルなバリエーションで、
むしろ個人的にはあまり食べないんだけど、
ヘルシーなのは間違いなさそうだ。


そんな訳で、
朝食にイドリーを頬張りながら、
そのうち南も行ってみたいもんだと想いを馳せてみたんだよ。
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と或る夜の決意。【住宅問題篇】



この前、ちょっと早めにお家に帰ってきたら、
我らが家の入り口の鍵が閉まっていたんだよ。


ちょいちょいあるちょっとした出来事として、
仕方無く管理人に電話をかけてみる事にした。


何度か出くわすシチュエイションではあるし、
ドアは叩くな電話しろとイサメられてたんだ。


だからこそ管理人シンジーへのSOSなんだが、
どうやら電話に出ない袋小路な展開であった。


妻はその晩友人宅での飲み会で帰っていない。
途方に暮れる口実で近所の酒屋で酒を買った。
勿論買った酒を玄関先でなんか飲みたか無い。


そんな訳で、あまりに救いようの無い展開に、
堪らずドアを叩いてSOSの救助を訴えたんだ。


対応してくれたのは通称大工の棟梁であった。
いつも改装の際にやって来て居座る謎の男だ。


彼は言う、11時には鍵を閉めろとお達せだ。
ソレ以来、門限が厳格に11時に設定された。


いない筈の管理人も寝ぼけて出てきたりして、
三人で妻の帰りを待つ謎の展開になったんだ。


丁度さっき買った酒を管理人に見られた結果、
その酒くれよ!と毎度のおねだりが始まって、
仕方無く、コップ二杯にラムを入れるコトに。

彼は棟梁を呼び出して酒盛りが始まったんだ。
寝ぼけ眼のくせに調子のイイ管理人であるね。

それにしても今回の一件で、決めた事がある。
それは、もう此処には住めないって事なんだ。

仕事柄午後11時前に帰ることは出来ないし、
毎晩わざわざ鍵を開けて貰うのはご免なんだ。


いつの間にか勝手にルールが変わるってのは、
良く聞くインドの随分勝手な展開なんだがね。


敷金等の問題でもめるのも日常的らしいので、
デポジットで支払った二ヶ月をどうしようか。
家賃を払わない宣言でもしようかと想うんだ。
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インドでナイトクラビング2



現地時間午前12時を回る頃、
ボクらはご近所クラブ散策をしてみることにした。
先述の通り、
グルガオンに軒並み並ぶショッピングモールには、
一件あたり数件のクラブが営業している訳なんだ。

どうやら深夜帯の界隈では普通のバーは少なくて、
ちょいと一杯のつもりでもってご近所散策がてら、
折角なのでクラブ潜入してみることにしたんだよ。


イッタ先はサハラモール。


昼間は普通のショッピングモールな訳なんだけど、
夜はまるで違う表情のそれはイカレタ空間だった。


まず、
建物自体を警察がゲートで取り囲んでいる。


そして、
入り口では警察にIDチェックをされたんだ。


色々失くしモノ事件のおかげさまな影響で、
パスポートなどは持っていなかったのだが、
日本の運転免許証をみせてオッケーが出た。


妻なんて、
日本のとある店の入店許可証で大丈夫だったんだから意味が解らない。


どうやら、
写真付きのカードであれば大丈夫な様だ。


更に、
ボディチェックでタバコまで没収された。


何だかやけに物々しい雰囲気の中、
ようやく入店することになった店内では、
予想以上にカオスな空間が待っていた。


エレベーターは運転停止状態で、
もはやただの階段になっている。


最上階のクラブスペースでは、
何故か禁止されている筈のタバコを吸う人間であふれている。


それどころか、
いたるところで茉莉花の香りが漂っているではないか。


一体ボクのタバコはなぜ没収されたのか?まるで意味が解らない。


そして客引きが押し寄せる中、
一件のクラブに立ち寄ってみたんだ。


入場料は一人500ルピー。
1000円程度で2ドリンクだった。


爆音で踊り狂うインド人や、
露出の高い女の子が入り交じる店内でビールを注文したその時、


更に驚くべき展開が待っていた。


どうやらラストオーダーな上に入店1分で音楽も終了。

お客はどんどん帰っていく中、
店員からはさっさと飲んで帰れ!とせかされる。
更には隣でドラッグクイーンみたいな女の子?
をナンパしているニーちゃんに喧嘩を売られる展開に。


周りがなだめるソレは不思議な店内は、もう既に完全な閉店モード。

そそくさとビール2本を煽っていると、
店員がちょっとだけ申し訳なさそうに、


「どう?いいクラブだろ?」


さすがに苦笑いしか浮かばなかった訳ではあるが、
まぁ時間も時間だからと20分程度の体験入店を経て、
そのまま裏口から帰されたモール内は、
他のクラブは絶賛営業中という更に予想外の展開が待っていた。


何だ!立ち寄る店を間違えただけなのか?


もはや意味が全く解らないんだが、
他の店もきっとすぐに閉まるんだろうから、
はしごもせずに首をかしげながらモールを後にした訳なんだ。
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インドと交通事情とわたし。

ここインドで車の移動をしていると、
色々不思議な状況にぶち当たるんだ。


犬豚やヤギの横断は言うまでもなく、
牛が走っているのをはじめて見たり、
道中車のパンクは自身も経験あるし、
トラックの横転だってこの前あった。

更には爆破炎上した車も見かけるし、
ソレを駅前で見せしめ的に飾っていたりする。

この前「運転中モテない男がやってる行為」
的な日本語サイトを見たんだが、
http://konkatsudou.com/3514

やっぱりどう考えてもインド人はモテる筈が無いと思う。

ウインカーなんて使わないでの車線変更は当たり前だし、
片側一車線だろうがクラクション鳴らしまくって侵入し、
舌打ちしながらパッシングも使って幅も詰めまくるんだ。

その上信号も滅多に無いんだから、
事故っても仕方無いっちゃ無いのかも知れない。

全くもって自由すぎて、
信号だらけでルールに縛られた国の人間には理解を超える世界である。

更には渋滞にハマればハマったで、
今度は物乞いやボールやおもちゃなど謎の商材を引き回す物売りたち、
おでこを撫でてくれるらしい有り難いオカマちゃんたちが現れるんだ。

この前あった大渋滞は、
どうやら神の使いが映画上映しながらお説教に来たからなんだそうだ。



それも全く意味が解らないが、
正直それらを見かけても驚かなくなっている自分に驚いたりしている。

それにしても、
本当に不思議なお国柄であるなぁと、毎日眺めては想っているんだよ。
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インドでナイトクラビングの巻。

 
そうそうこの前クラブデビューを果たしたんだ。

ちなみにオネーチャンの店の方では無い。
インドでもそういうお店あるらしいけどね。


我が近所界隈には、
ショッピングモールが隣り合っているんだけど、


一軒あたり2店舗位はクラブ的なお店があるんだよ。


そんな訳で、
興味津々クラブ人間観察をしてみたんだ。


男女比は男が多いと思いきや、
ほとんど同じ位でヨーロピアンが一割ほどだろうか。


選曲は、
ほとんどアッパーなノリで、
どうやら有名な欧米のアーティストの曲がかかっている。
今回はお馴染みのヒンディーソングはかからなかった。


ちなみにVJも隣に居て、
スクリーンにはそのアーティストのPVが投影されている。


DJはレコードやCDを変えたりしている様子がないので、
どうやらエフェクト担当なのかも知れない。


しばらくビールを煽りながら観察していると、
盛り上がったインド人グループに誘われたので、

「踊る阿呆に見る阿呆」

てな具合に一緒に踊って盛り上がって見たりした。


みんな大好き写真を撮りまくられているうちに、
12時過ぎには音は止み、
1時には閉店でみんな家路についたのであった。


日本人的にはコレからってところで閉店で、
〆の牛丼やらラーメンだなんてもちろんありゃしないんだが、
郷に従いおとなしく帰ったんだ。


そう言えばDJ終盤、
何を間違ったか!?
妻がボブマーリーをリクエストしに行って、
終わりだからと断られたんだけど、


帰り際拾われ乗ったオートの運転手が着ていたパーカーが、
ボブマーリーのプリントだったんだよ。


どうやらボブさんが、
気を利かせてわざわざインドまで
訪ねて来てくれたのかも知れないね。


大笑いでお家へ帰り、
調子に乗って土産のラーメンをすすって寝たって訳さ。
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捨てる神あれば。。。

失意に沈みかけながらも、
それでも妻の支えもあり、
去年は去年として反省し、
新年を楽しく迎えようと努めて来たんだ。


そんなモヤモヤがアッ!!と吹き飛ぶ奇跡が起きた。


ソレはメールでやって来た。
他のゴミメールに紛れてやって来た。
何気無く読み進めてみると、
送り主はどうやらタクシー運転手の上司の様だった。


鼻息荒く電話をし、
インド人に通訳して貰ったんだ。


どうやら本当に見つかったんだ。


そして、
その日中に受け渡しが決まった。
まさに、

捨てる神アレバ拾う神ありである。


それまでの疲労感なんて吹っ飛んで、
運転手と荷物との感動の再会のあかつきに、
わずかな有り金100ルピーを渡したが、
なかなか受け取ってはくれなかった。


それでも気持ちだからと受け取ってもらい、
イキもヨウヨウ、
全ての荷物はついに戻って来たんだよ。


みんなにニューイヤーギフトだね!
って言われながら、
周囲のインド人もビックリのコノ奇跡的な展開を、
ちゃんと噛み締めたいと想う。


どうも旅行前後とか浮き足立つとやらかすらしい。


よく覚えちゃいないが、
遠足とか前日眠れないタイプだったからだろうか?
でもまぁ気にせず眠り惚けるタイプの妻もやらかすんだから、
関係無いかもね。


とにかく大事なモノは失わない様に気をつけよう!
二度あるコトを三度やらかさない様に自律しよう!
と誓った一件落着であったのさ。
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旅の終わりに。



旅も半ばにさしかかり、
セッカチな我々は次の目的地を決めかねていた。

残すところ3日では、
先に進むにゃ短いし、
戻っちまうにゃ惜しい訳で、
何とも中途半端な日取りである。

更には、
雨模様でロープウェイが暫く止まる位の気候では、
何をするにも何だか面倒臭くなってきていたのだ。
妻も段々ブーブー言い出したりで手に負えないし、

普段なら欲張って色々歩いて動き回りたいコチトラも、
以前に一度一通りは歩き回って疲れ果てた経験があり、
特段それを妻と共に再現したいとも思いやしなかったのである。

そんな訳で、
丁度良くバススタンドでグルガオン行きのバスを見つけ、
再び悪路に揺られながらしばらく夢路につくこと数時間。

日程よりも随分早めに今回の旅路に幕を下ろしたのであった。

【聖地篇 第二部 完】



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聖地と聖地のあいだで、お食い初めの巻。



年末から新年に掛けて、
先述の通りの前代未聞な
ノンアルコデトックス巡礼を続けて来た我々は、

次の目的地・ハリドワールへ行く前に、
地球の歩き方に書いてあるナントカ?って言う場所の酒場に立ち寄るコトにした。

時間はまだまだあるのだ、のんびり行こう。
むしろソコで一泊したってイイじゃないか!?

と言う訳で、
リシケシのバススタンドでバスに行き先を告げて歩いた。

なんだかタイミングが合わず、
バススタンドを行ったり来たりしていると、
リキシャーのおっさんに声をかけられた。

声を掛けられるなんて毎度のコトであるが、
折角なので行く先を告げてみたところ、

「ああ、酒場に行きたいのか!乗れ!」

みたいな対応で、
どうやら同類が結構いるのかも知れない。

200ルピー位で30分は走っただろうか?

リキシャーは、
とある建物の前でボクらを降ろした。

想像していたのは、

①街並があり、
②ノンベジ含めレストランが散在し、
③ホテルとかもあったら泊まっちゃおうか!

だったのだが、
目の前にあるモノは、

①ロードサイドで三階建て位のアパートの一階に酒屋があり、
 人がわんさか群がっており、
②ノンベジレストランも何件かあるようだが、
③ソレ以外何も無く、周囲は廃墟のような街並だった。

さすがに一瞬で、
泊まらずに一杯引っ掛けてハリドワールに向かっちゃおう!
と夫婦で目配せをして、
ノンベジレストランでタンドーリチキンのお食い初めをした。

店内は、
お世辞を弾んだとしても、
場末のボロ酒場としか言いようが無いカオスな空間で、
お酒は店員がチャージ無しで隣の酒屋から買って来てくれるスタイルである。

そんな中、
一杯だけと言いつつも、
ビール二本とラムの大瓶を頼んだ。

隣の席のネパール人らしき男達と身の上話をしたり、
帰り際、向かいの席の酔っぱらい達に行かないで!!
と哀願されるのも酒場の魅力といえばそうかも知れない。

そんな風に、
赤ら顔の夫婦は改めて、
オートでハリドワール・ハリキパイリガート前のボロ宿に駆け込んだんだ。








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と或る、アーユルベーダの受け心地について。


強制的なのか?


自発的なのか?


どちらにしても色々手放してしまったセルフ断捨離な年末を経て、


せめて新年だけでも清らかに過ごそうと、
聖地リシケシにやって来たボクらである。



新年早々の謹賀新年元旦は、


ノンアルコのベーガンスタイルはもちろんのこと、


更にデトックスなアーユルベーダマッサージを受けることにした。



もちろん厳密に言えば、


リシケシはヨガの聖地ではあるが、


アーユルベーダは恐らくケララ州の産物だし、


まるで広島風お好み焼きを秋田辺りでタシナムような話であるのは承知の上だ。



道すがら数あるアーユルベーダサロンを訪ねたあげく、


マッサージすら人生初の、


アーユルベーダトリートメントを受けることになった。



通された先は、


とあるホテルの一室だった。



まずは、


横になって目を塞がれ、


頭にひたすらオイルを注がれ続けるトリートメントから始まった。


(名前は忘れた)



目を塞がれて、


したたるオイルの軌跡を目玉が追い続ける不思議な体験の後は、


全身オイルマッサージの出番である。



ちなみにアーユルベーダ。



理論的で非常にまじめなマッサージであり、


男には男のマッサージ師、


女には女のマッサージ師が施術するれっきとした医術である。



それにしても、


オニーチャンにオヘそをグルグルされて、


悶えて声が出ちゃったのは内緒ではある。



だんだん慣れて来た気もしなくもない終盤、


恐らく使い回すオイルに異物が混入し始めていることを肌で感じていた。



だって、


ベッドシーツは毛布だし、


寒いからと掛けてもらうのも毛布なんだ。



そりゃ、


全身オイリーな身体の上に毛布を掛けたなら、


そいつのダマがオイルに混入するのは必然だろうと悟ることは容易だろう。



そんな訳で、


だんだんラフな印象を感じながらも、


初体験の面白みを味わっていたんだが、


さすがに最後にシャワーを浴びれないというトリートメントには鳥肌が立ったとしか言いようがない。



「はい、おわり!」



「(オイルまみれなので)シャワー浴びたいんだけど。」



「え!?まじで?ほっとシャワーは30分以上待つけど」



セッカチなコチトラは、


じゃあ要らない!と断ってしまったものの、


油まみれの頭と濡れたシャツで過ごすその後のヒトトキはなかなかの試練であった。



本来ならば、


数日を掛けてじっくり施術されるアーユルベーダを、


ものの数時間のテンポラリー体験だけの物見遊山なお気楽スタンスではあったが、



もしも施術されるならば、


シャワーの有無は確認した方が良いのかも知れない。



まぁ妻曰く、


はじめに確認したけれど、


有耶無耶にされて結局無かったことにされたってのもあるらしいけどね。



その後、


油が付着した衣類を洗うのは、


やや大変だったことだけは間違いないんだ。


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リシケシで過ごす、聖地の新年。



これでもか!


と言わんばかりに、


骨盤を痛めるんじゃないかという程の悪路での、


アクロバティックな7時間のバス移動を経て、



リシケシに辿り着いたのは午後11時を過ぎた頃だった。



上流のラクシュマン・ジューラーへオートで向かうも、


辺り一面真っ暗閉店状態ではあったのだが、


橋を渡った辺りのホテルになんとか逃げ込んだ。



周囲のカフェもほとんどが閉店済みではあったが、


何とか閉店間近なリバーサイドのカフェで食事も出来た。



ちなみに今回の旅路、


反省を込めたデトックス聖地ツアーなので、


土地柄、酒はもちろん肉抜きのベーガンスタイルという、


個人的前代未聞なノンアルコールな年末年始の過ごし方である。



そんな訳で、


思わずリシケシで迎えた大晦日。



周囲を一通り散策していると、


いたるところでニューイヤーパーティのお誘いを受け、


何だかイマイチ実感は無いが、


やはりどうやら年末らしい気もしてくるというものだ。



夜になり、
対岸のホテルらしきところから、
爆音でインド馴染みの流行曲が聞こえて来るが、
ソレ以外は随分静かな印象だ。


夜も九時を過ぎた頃、


近所のカフェで催されていた演奏会に参加した。



タブラとアコーディオンみたいな不思議な楽器のセッションだった。



それにしても、


11時頃には参加者もまばらになり始め、


何かないか!?と期待していた部分もあったのだが、


本当に静かに年越しの瞬間を自室で迎えることになった。



そんな静かな年越しかと思いきや、


12時丁度からは花火がケタタマシく鳴りはじめ、


新年を祝ってるんだろう奇声を子守唄に、
そうそうに初寝入りとしけこんだんだ。

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バックトゥーザフーチャー2015



馴染みになりたくもないし、
イキツケにするつもりも微塵も無い訳なんだが、

二度目の手慣れた段取りで、
警察とのやり取りを済ませてはみたけれど、

失意に暮れて過ごす年末だなんて、
色んな意味でマッピらゴメンな訳である。


そんな訳で、
目的地も何も決まっちゃいないが、
意を決してドコかに行くことだけは決めたんだ。


ひとまずの目的地は、
デリー北部のカシミールゲート。

各地に飛び交うバスが集まるバスターミナルである。


そこで丁度出発間際のリシケシ行きのバスに飛び乗って、
行き当たりばったりの気ままな夫婦二人旅は始まったんだ。

想えば、
前回のパスポートを失くした事件の発端は、
夏のリシケシ暴風雨ツアーの顛末であった。

図らずも今回は、
失くしてみてから遡る、
初心を見つめ直す聖地への再巡礼ツアーになったのである。


ちなみに余談だけれど、
バックトゥーザフーチャーでの未来は今年ですね。

10月までに現実はフィクションに追いつくか!?
要チェックであるね。

 
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年末の顛末編



全くもって情けなく。
文章にして昇華しようにも、
消化不良間違いなく。

それこそ、
描く手が鈍っていたんだが、
一応の解決ということで、
備忘録として一目に晒して、
心に刻んで忘れぬようにとタイプする次第である。

前回の文章をしたため公開した矢先の、
年末29日未明にソレは起こった。

目の前が一切見えない位の超ど級濃霧に気を取られ、
浮かれ気分で荷物をタクシーに置き忘れたのである。

バッグには、
パスポートや外国人登録証、運転免許をはじめ、
マックブックまで入った一足早い福袋状態だった。

すぐに我に帰り振り返るも、
濃霧に吸い込まれていく先方のナンバーなんて見えやしなかった。

ちなみに翌朝ネパール行きを控えた、
これ以上なくエグいタイミングである。

半年で二度目という、
コレもまたヒドい経歴と、
直前ブログにしたためた文章の内容以上の現実の惨状。

そして、
この素晴らしく図ったようなタイミングでの紛失劇が、
茫然自失の頭の中を駆け巡っていたのは言うまでもない。


そんな訳で、
朝を迎えて失意のフライトキャンセルと相成ったのだ。








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明るい将来計画



いよいよ師走もラストスパートにさしかかり、


我らは明日からネパール入りの筈なんである。



とは言え、


何も用意は整っちゃいなかった。



ギリギリまで準備を怠るキリギリスたちは、


ようやく重い腰をあげビザ用の写真を撮り、


イーチケットの印刷をコレから始めるんだ。



そういえば、


タクシーもチャーターしなけりゃいけない。



そもそもどのような経路をとるのか?


まだ決まってもいない。



心配をし始めるとキリがないんだが、


一抹の不安要素があるっちゃアルンだ。



朝便はこのモヤの中ちゃんと発着してるのか?



そして、


帰りの便がスパイスジェットだってのもどうなんだ?



一部では、


年内運行ボイコットらしいとか、


兎に角経営具合がよろしくないらしいんだが、


一体全体大丈夫なんだろうか?



まぁ、


我々はキリギリスなので、


それはそれでその時直面すれば良い話ってことにしておこう。



それよりも、


忘れ物や無くし物が無いように気をつけたいと想う。



毎年毎年書き初めが



『要計画』



とか



『 NO PLAN NO FUTURE』



ダッタリするんだが、


来年はどうしようかね。



まぁそれも来年の自分に期待しようと想う。

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よくある話で、不思議な話。

霧に包まれて神秘的で幻想的だった聖なる昨晩、

折角なのでインド人の皆様に囲まれて過ごしてみた。


正直想ってもみなかった想定外の出来事で、
手持ちがあまりにも無かったのではあるが、
みんなで飲めるようにお酒を買いにいこうとすると、

「あるよ、あるから大丈夫だ。」

と止められたんだが、
なにせコチラは吞んべえである。
お言葉に甘えて、自分用のラム大瓶を買いつけた。

ついでにケーキを焼いてみて、
パーティー開始を待ってみたんだ。

どうやらインド料理でもてなしてくれるらしい。

そして始まったクリスマスパーティー。

ユーチューブでクリスマス音楽を流しながら 、
当方作のケーキ入刀で写真撮影ってな流れになった。

ケーキも食べ終わり、
スナックをみんなでむさぼりながら、
インディアンソングの検索が始まった。

ハリヤーナの音楽やラジャスターン音楽やヒンディー音楽、
それぞれの州の違いなどを興味深く教わった。


それにしても、
インド料理はおろか、
他のお酒もいっこうに出てこない。


こちらが用意したケーキ、スナック、お酒だけがテーブルに並び、
それは、それで盛り上がっている。

全くもって別に良いんだが、
いったいアレは何だったんだろう。

恐らく彼らは気づいていない。
自分たちが料理とお酒を用意すると言ったことすら忘れているのだ。

コチラが用意したお酒が終わる頃、
随分陽気な調子で解散の流れになった。


本当に不思議な出来事なんだけど、
この手の話はよくある気もするんだ。


要するに 、
息を吐くように体裁だけ整えるようなお話。


まぁ、何も全く整っちゃいないんだけどね。

よくあるはなしで、昨日のはなし。


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夜霧にむせぶ、メリークリスマス。



気がつけば、
世間では年の瀬も終盤のクリスマスを迎えたようで、
Facebookからは賑やかで楽しそうな空気が漂ってくる。

近頃朝晩濃霧過ぎて、
おかしな空気が漂っているここインドでも、
どうやらクリスマスは祝日として存在し、
特に東北地方の平たい顔系のインド人はクリスチャンなので、
ホントなら実家に帰ってしばらくは家族と過ごしたいシーズンの様だ。

そんなウキウキ気分もどこ吹く風、
一人二泊三日な出張の遠足気分で過ごしている。

それにしても本日の クリスマス旅路、
なかなかエキサイティングな往路だった。


兎に角セッカチでワガママな
インド人の性格が凝縮されたようなクラクション鳴り響く高速で、
料金所からツバ競り合いは始まっていた。

料金所のゲート直前まで、
横から入って来る無法者に列を譲るまいと意地を張り合ってるんだ。

そんな心理戦なんてお構いなしに、
物乞いや物売りはドアを叩いて自らの存在をアピールして来る。

様々な思いや意図が渦巻くカオスな雰囲気に満ちていた。

更にその後、
迫り来る渋滞から逃れようとドライバー君がとった行動は、

逆走して小道に逃げ込むコトだった。

もしも、
道路で車が逆走して来たら、
きっとその先は渋滞しているんだろう
と思った方がイイってコトか。


そんな訳で、
もちろん人生初の高速道路逆走に続いては、

激しい濃霧とタイヤのパンクがお出迎え。

ケタタマシく鳴るクラクションと、
人々の激しい往来を真横に二人でタイヤを取り替えた。

次第に霧も本格的になり始め、
数メートル先がほとんど見えない。

それでも構わず100キロ近く出すんだから大したモンだ。


全く感心なんてしはしないが、
なんだかイロイロお腹いっぱいな旅路であったのは間違いない。

という訳で、
ひとり寒い我が家に残して来た妻に、
我が家より明らかに快適なお部屋から想いを馳せるという、
何とも珍妙で孤独なクリスマスを過ごしているんだよ。
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空とボクのあいだに。 〜近頃の大気事情〜



いよいよ、大気が堪らない。

朝から晩までハンパがない。



朝、出かけにドアを開けるなり、
異臭とともに広がるこの光景は、
なかなか慣れる訳にもいかない代物だと思うんだ。


てっきりフォギーってのは、
カスミがかった瑞々しい状態なんだと思ってたよ。



水気の無いここのフォギーは、
砂漠みたいな砂のせいもあるんだろうが、
目を疑っちゃうくらいのかすみ具合な訳で、


色んな要素が相まって、
呼吸をハバカルにはもってこいの代物なんだ。



ここグルガオンって場所は、
何から何まで建設現場で、
ソコもアソコも工事中のオンパレードだし、
いたるところで色んな煙があがっているんだよ。


それにしても、
ココまで空気って悪くなるもんなんだね。
光化学スモッグってのもこんな感じだったんだろうか?
むしろ、コレがそうなのか!?



そんな風に想いながら、
結局何の対策も講じちゃいないんだが、
何だか運動だなんてしたくないよね。

まぁ、元々運動しないタチではアルけどさ。
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インドでブッダに目が醒めた。



或るいつも通りの曇天模様な休みの日、


妻と二人でふらり本屋に立ち寄った。



主な目的は、


年末のネパール旅行でのネタ探しだったのだが、



しばらく店内を散策していると、


妻が思わぬ発見をしたのである。



それは、


我らが大好物な手塚治虫の『ブッダ』英語版であった。



もちろん日本語版は持っているのだが、


今回はインドに持って来ていなかった。



此処インドの地で、


インドを舞台にした大好きな作品を見つけ、


折角なので、クリスマスプレゼントにでも。



と興奮気味にシリーズを漁っていたのだが、


どうも不思議なカルマを感じざるを得なかった。



それは、


一巻だけがないのである。



実は、


我ら日本語版の一巻も、


日本に住むネパールの友人に貸したっきりで、


そのまま有耶無耶にして来ていたのである。



もちろんまったく偶然の、


勘ぐり思い込みのたぐいであろうが、



そんな自らの不敬な過去を指摘されたような気がした。



少なくとも、


忘れかけていたエピソードを思い出し、


思わず二人で苦笑いしたのであるよ。

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我が家にデルピエーロがやって来る!?やぁやぁやぁ。



どういう経緯かさっぱりなんだが、

我が家にケーブルテレビがやって来た。

当初、

妻がネットを導入したのかと思っていたんだが、

どうやらそうではないらしく、

管理人が突然取り付けていったらしいのだ。

WIFI機能があるなら兎も角、

インド映画とか、クリケットとか、

なんだかひたすらシヴァ神が歌ってるチャンネルとかあるんだが、

コレと言って特段観たいものなんてないなぁ。

と思って眺めてたんだが、

プレミアリーグとリーガエスパニョーラが観られそうなコトに気がついた。


実はサッカー観るのは好きなのである。


それどころか、

インディアンスーパーリーグ観れんじゃん!!

近頃日本でもきっと話題の、インドのスペシャルなサッカーリーグのコトである。

デルピエーロはじめ、アネルカ、ピレス、トレゼゲ、マテラッティら、

まさか今でも現役なの!?っていう往年のスーパースター達の競演が観られる筈の

インディアンエンターテインメント満載で贈る三ヶ月程度の短期決戦なんだそうだ。

スタジアム行くコト自体何となく諦めていたんだが、
どうやらイロイロ楽しみが増えたのだろうか?

当たり前ながら考えてみると、
そんなスーパースターも灰色大気に巻き込まれたデリーに住んでいるんだね。


兎に角インドサッカーに思わず近づいた師走の夜長なのであるよ。

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インド人とのコミュニケーションに想うコト。





インドで働く日本人ってのは、
体育会系の方が適しているんじゃ無いか?



と妻が言った。


うむむ、確かに思い返してみると、
ソレは、間違いがないように思えて来たんだ。
それっていうのは、
つまりインド人はカーストの影響なのか?
植民地経験のおかげさまなのか?


面と向かった際の、
会話の節々や、
行動全般が従順で、
正直顔色伺って媚びへつらった印象で、
「サー」とか「マム」が語尾についたりしてるんだ。
個人的文化系人間にとって、
このシィチュエーションは気持ちが悪くて、
オイオイ待てよ!
立場は違う部分もあるけど、
そこまで下手に出ないでくれよ!
と思うコトもしばしばなんだが、
多分体育会系にはドツボな上下関係なのかも知れない。


確かにインド人と付き合えば付き合うほど思うのは、
だんだん遠慮は無くなってくるし、
遠慮なく色んなモノゴトに乗っかってくるようになるので、



具体的な距離感含め、
ちょっと間合いを整えたくもなるのは間違いはないんだが、


躾やら上下関係を解らせるような、
なんだかそういうやり取りは、
ボクらみたいな上下関係を知らずに生きてきた勝手連には、
経験がなく、むず痒くなるような違和感があるように思ったんだ。



まぁどちらにしても、



思ったコト、間違っているコトはちゃんと言わないと伝わらないし、
理解して、動いてもらうまで根気強く言い続けないと駄目なんだ。



という当たり前のようなコトに、
嫌という程直面するんだよね、この国ってさ。
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インドの選挙に想う、日本の選挙。



日々日常、

テレビや新聞を目にする事のなかった日本から離れ、

インドでも輪をかけて世情を知らぬ

馬鹿者風情のボクではあるが、

そんな生活に日本の風を送ってくれているのが、

Facebook越しに垣間みる友人達や各方面からのフィードだったりする。

どうやら日本では、

自民党圧勝予定の衆議院選挙があるんだそうだ。

選挙と言えば、

ちょっと前にあった現住所・ハリヤーナ州の選挙具合を、

随分興味深く見守っていたコトを思い出した。

まず、

その日は休みになった。

そして、

ほとんどの店は閉店した。

さらに、

酒屋や酒場は選挙日前日から営業出来なくなった。

ある意味、

もう、選挙に行くしかやるコトない位のシチュエーションを用意されたんだ。

もしかしたら、

ある方面から、

「そんなことしたら経済活動に悪影響が出るぞー!」

という指摘がでるかも知れない。

でも、

『経済活動が最優先項目ではない、もっと大事なものがある』

ともいえるだろう。

選挙に行かない自由を謳歌するのもかまわないが、

そしたら独裁国家になる自由を与えたってコトも想像できるだろう。

「民主主義だけが国のありようじゃない!」

って主権を返上するならしたらいい。

それはそれで、

国民が選んだことなんだったらイイじゃないか。

ただ、

後悔しないようにしたいものだ。

そして人のせいにしないことだ。

こんなコトを非国民なボクが言ったって、

まるで説得力はないかも知れないが、

少なくとも自戒を込めて想うことは、

選挙に行かないって、そうことだと思うんだよね。

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インドでの日々の立ち位置初心表明の巻



どうもなんだかインドに居ると、

自分の立ち位置を考えざるを得ない。

たまにふとそんな事を感じたりしている。

ここでは本当に色んな生活をしている人々を

あからさまに垣間みるし、

毎日出くわすバクシーシや、

日々の生活の中でのインド人とのやり取り、

身を置く用意された環境を眺めるにつけ、

あまりに違う生活スタイルや環境に、

何だか気味が悪くなる心地すらするんだ。

仕方が無いことだとも想いながら、

当たり前だと思わないようにしたい。

慣れてしまわないように心がけよう。

正直掃除のおねーさんなんて要らないし、

運転手だなんて迎えに来てくれなくていい。

バビロニックな高層マンションよりも、

自分であつらえた平屋住まいを選びたい。

エアコンは無い方が季節感を味わえていいし、

車よりも徒歩や自転車で移動したいのである。

要するに、

これまでもそう想いながらやってきたように、

自分の事は自分でやれなかろうがやりたいし、

無けりゃつくるの変格活用てな具合で、ええ、

妻と二人で創っていく不細工なDIY人生が本望である。

もちろん、

その気持ちはずっと変わらないし、

多分既に変えようがないんだと想う。

だからこれからも、

違和感を感じながら社会と接するコトで、

自分自身の立ち位置をイチイチ指差し確認し、

右往左往に七転八倒ケンケンガクガクいきていきたいと想うんだ。

 
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