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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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オールドデリーとニューデリーの違いについて。




折角毎日ほぼ日で日記を記そうと思ったものの、
結局意志薄弱で惰性の日々を送ってしまった。

日記を記す意味は個人的に、

「いつ何があり、それに対して、何を思ったのか?」

を思い出させるリマインダー機能な訳なんだ。

そして「何があったか」よりも、
「どうおもったか」を詳細に記した方が、
後になって自分に対して笑えるのである。

そんな訳で、
意志薄弱で記憶喪失気味なボクは、
思い出す限りの思い出話を、忘れる前にココに書き連ねておこうと思う。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

そう、
先日の休日は、オールドデリーに行ったのだ。

ちなみに、
自分を含めインドを知らない人にとって、
オールドデリーとニューデリーの違いがまず判らないかも知れない。

どうやら、
オールドデリーは下町部分、ニューデリーはそれ以外の部分ってコトだろうか。

http://tokuhain.arukikata.co.jp/delhi/2007/07/post_1.html


そういえば学生時代、
住んでいた渋谷界隈から、上野近くのザ・下町こと谷中に引っ越した際、
地元の不動産屋に言われたコトを思い出した。

「あんちゃん、渋谷とかそこらなんてね、言わせてもらえば、昔は鷹狩るようなド田舎だぜ!?」


話は逸れたが、
てな訳でザ・下町のオールドデリーへ向かったのである。

地下鉄の長い階段を駆け足で上るその先は、
流石に他では味わえない、あのカオスとしか言いようのない雑多な街並が出迎えてくれる。

何度行っても方向感覚が狂う様な、
迷路みたいな、イカレタ街並である。

土地勘だけが取り柄のボクは、
思い込みを多分に含みながら、リキシャの誘いを振り切りジャマーマスジットを目指す。

今回の何となくの目的地の一つは、
未だ行ってもやってなかったムスリム料理屋の名店・カリム本店であったのだ。

分店が職場の近くにある手前、
ソチラには何度か行ってたのであるが、
どうやら本店は全く違うお店であった。

なにしろメニューも豊富だし、
グルガオン店なんかより随分安いし、お客が多いせいなのか、欠品がない。

お腹いっぱいになったところで、
再びカオスなジャマーマスジット前に出戻って、
町歩きを始めたのであった。


長くなりそうなので、つづく。

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散歩で楽しむ、インドの暮らし方の巻。




何だかイロイロ物思いにふけりながら今日は、
本人未踏のご近所散策の範囲を広げて歩いてみたのである。
目的地はないけれど、
行ったコトのないゴルフコースロードを自力で南下するショートトリップ。

日中の気温は既に40度を超えているらしい。

恐らく日本みたいなジメジメ感は一切ない土地柄、
ベタつく様なジットリ感は特に感じはしないけど、
焼け付く様な暑さは、皮膚感覚でヒシヒシ伝わってくる。

勝手ながら察するに、
そんなこんなでインド人の皮膚は茶色くなって行ったんじゃないか?
と邪推するには十分だ。

とは言え、
まだまだ序の口なのは去年の経験上、理解しているつもりである。

そのうち、
40代後半の気温が当たり前になる一歩手前な、まだマシな方なんである。

それを、
ひたすら歩いて南下する趣味の悪い、
インドの気候に合っていない、不思議な歩き趣味だなぁと体感してみた訳なんだ。

そんな訳で、
訳もなく南下する何だか意味は無い旅路なんだけど、
個人的には有意義に過ごせた気もする道程であった。

何度も言うが、
馬鹿なボクは、実際に歩いてみないと理解出来ないタチなのだ。

少なくとも、
まだ見ぬ先にメトロで繋がろうとしているこの街の将来と、
このインドの底知れぬパワーを感じ取って、
乗合オートで職場に戻ったプチ旅行であったんだ。

次に行く時は、
乗合オートの運転手の隣に居座って、
見通しの良い場所からもう一度一通り散策してみよう。

そしたらきっと、
もっとこの街を楽しめる筈なんだと想うんだよね。



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インドの時間の流れに、身を任すというコト。の巻



現在、職場に居残って空調工事の様子を見守っている。

現在、午前一時前。
工事は午後六時過ぎから始まった。

随分長い事いじっているが、
一番不思議なのが、いつ終わるか判らないんだってコトだ。

せめて見積もったり、予想するくらい出来るだろ?普通。

無理矢理問いつめると
まさかの6時間とか言い出すし、
詰問したら2時間前後に落ち着いたが、

そんな対応でこちらが落ち着ける訳がない。


注意深く観察していると、
作業しているインド人達は、
どうみても作業に慣れている様には見えない。

そもそも構造すら理解していそうにない。
ひたすらにいじり回して時間だけが進んだ様に見える。


そんな訳で作業が進んでいる様子もないし、
重い部品を変えようとしているのは判るけど、

この数時間で、それだけの成果ですか?おにいさんがた?

そもそも四人もイランだろ?全員でやってる訳でも無さそうだし。

と思ったのも束の間、
いつの間にか作業員は二人になっていた。

そんで、
外した方の部品ばっかりいじっているし、

これは、
どう考えても、前に進むのは先の話なんだろう。

更には、
インド人がヒンディでけしかけないと急がないし、
どんどんダラダラな作業になって行くんだそうだ。

なんだか、
言葉が通じず、半笑いの自分がいる意味なんて、
大してないんだけど、折角なので様子を見ているんだ。


上記の思いで皮肉めいた半笑いで小馬鹿にしてみたって、
そもそも負い目も何も持ち合わせてない彼らにとって、
なにも届かないし、お互い意味が解らないんだよね。

近頃本当に、
インド人とはそんなやり取りばかりなので、
正直かなり沸点が低くなっている自分を確認している。

本当は沸点が低かろうが相手方には関係ないんだけど、

「コチラは、不快ですョ!アナタ、オカシイよ!」

と伝えないと、話の前段に立てないのも事実なのである。

まぁ、伝えたところで、
相手がどう対応するかが別問題なのは、実に興味深いよね。

キャッチボールで言ったら、
コッチがアッチにボール投げただけな訳なんだからさ。

なんだかむかつくくらい溝が深いよねー!

て思ってコレを書いていたら、誰もいなくなっていた。
って横になってる奴とか居るし、いよいよ意味が解らない。

どうやら確実なのは、
まだまだ今日は、終わらないってコトだけみたいだな。

もう半分以上寝ぼけ眼だけど、
仕方無いので付き合いきってみようと想うんだ。















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インドのファッション事情を、勝手にブッタギル!の巻。




以前妻が、

「インドに居ると、センスが鈍る!?けど、第六感は発達するかも!」

ってな的なコトを言っていたんだけど、
カレコレずっと、同じコトを感じながら、
行きずりのインド人達を眺めているんだ。

要するに、

「センスがない」

の一言に尽きるよな!と偉そうに眺めているんだ。

なぜそう感じるのか?は知らないし、
ホントにそうなのか?も個人的見解の範疇の妄言かも知れない。

外資のアパレルショップは進出しているし、
そんな訳無いじゃないか!!とも思われるかも知れないが、

インド人好みの派手でエグい品揃えにげんなりしながら、
欲しい品物なんてありゃしないし見かけた事もありゃしない。

カッコいいと感じるコトも、センスあるなと感じるコトもほとんど無い。

そんな訳で、
やっぱりインド人のセンスは良くないと勝手ながら断言しちゃうんだ。

何でそんな風に感じるのか?良く解らないが、
間違いなくネパール人の方が洒落ているし、
チベタンはもっとオシャレだし。
この前行ったタイなんて、鼻血が出るくらい洒落ている。

よくよく観察していると、
インド東北地方出身者達はオシャレに敏感だ。

もしかしたら、
ムンバイなら違うのかも知れないし、それは是非とも期待したい。

では、
この辺りのデリーなトレンドは一体なんなのか!?
を勝手に観察してみると、すぐに気がつく事がある。

それは、
バットマンとスーパーマンのTシャツ率の高さである。

そして、
イギリスやアメリカの国旗をあしらったシャツも多い。
なんだろう、日本と同じく奴隷根性からなんだろうか?

さらに、
チェックのシャツの男達が異様に多い事に気づくだろう。
なんでだろう?マドラスチェック発祥のお国柄なのだろうか?

この三点セットでほとんどをカバー出来ちゃうってのは言い過ぎだろうけど、
大体収まってしまうのも間違いないんだよ。

ちなみにそれ以外は、
オートかリキシャの運転手みたいなクラシカル?なファションの皆さまが居る。

そしてどうやらシャツをズボンに入れずに出しちゃうスタイルは、
インドじゃ恥知らずな御法度スタイルになるんだそうだ。

そこでようやく気がついたんだ。

それは、
ウチの婆ちゃん世代(大正末期から昭和初期)あたりも、
インドと同様に、シャツをズボンにインするのがトラッドなスタイルなんだ。

そういえば、
シャツを出すたびに、婆ちゃんにハシタナイと言われたもんである。

要するに、
何事に対しても保守的なのかも知れないと、
インドのイロイロを眺めて感じているんだ。

まぁ、段々変わって行くんだろうし、
それぞれ好き好きで全く良いと思ってるんだけど、

何故か?インド人のセンスだけは、カッコいいとおもったコトがないのは、
個人的な趣味の問題なのか?

未だ謎が残る、個人的インドの摩訶不思議な疑問のひとつなんだよね。


※ちなみにコレはオトコ連中の話をしてるし、
女の子はみんなかわいいと思っているのでアシカラズ。
そもそも自分の事を棚に上げなきゃ、
モノゴトなんて言えませんからねでアシカラズ。





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インドのアップル事情と、デリーのアキバに行くの巻。




もう、何度目のトラブルなのか?忘れてしまったが、
今度はパソコンの充電器が逝ってしまったようだ。


近頃気まぐれ具合を加速させ、
随分コチラのお伺いを立てる時間が長くなっていたんだけど、
面倒臭いし、意を決してアップル系のストアに行ってみた。


マックの製品は、
日本でもなかなかお高いけれど、
インドではもっと高級品扱いで、
映画とかでもパソコンはマックだったりする。


また、iPhoneとか持ってるインド人は、
ロゴが目立つ様なカバーをするのが流行っているみたいだ。


そんな訳で、
インドでのマック純正充電器のお値段は、
日本より高い、6500ルピー(13000円位)であった。
(日本は9500円。)


実はこの手の充電器騒動、初めてではない。


前回は日本で4000円程度の類似品を購入したのである。
とかくインドの恐るべき電圧事情は、
いろんな電化製品を脅かすので、
ホントならスタビライザーが欲しいところであるが、
未だ手が出ていないのである。


そして本日時間のある当方は、
せっかくなので、インドのアキバ?らしいネループレイスに行ってみる事にした。


とは言えものすごくウル覚えで向かった先は、
ブルーラインのプラガティマイダンに行ってしまった。


東京で言うと、
三軒茶屋行くのに京王線に乗っちゃった感じだろうか?


初めて乗るメータを使ってくれるオートに軌道修正してもらうコト10キロ。
100ルピーのプチドライブを経てようやくデリーのアキバに辿り着いた。


謎の周辺機器や衣類、生活雑貨を売りさばく様々な露天と、
何でも直しちゃいます的なリペアショップが軒を連ねるこの界隈を徘徊してみると、
ほとんどのショップがアップル対応外な事実に辿り着くも、
何とか取り扱い店舗を見つける事が出来た。


正直純正品を買うなら、
家の近所で買った方がイロイロ捗りそうだったんだけど、


廉価版もあるよ!との話にナビイた結果、
3600ルピー(7000円位)で中国製インド育ちの彼が、
我が三代目の充電器を襲名する事になったのである。


果たして、どれだけモツのだろうか?
初代純正は10ヶ月、二代目類似品は5ヶ月で急逝している。


確かにそんなに心配ならスタビライザーを買った方が良かったかも知れない。
今さらながらそう思わなくもない、と想っているんだ。
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深夜に、お酒を買う方法@グルガオン編。



インドでの日常に立ち戻ったのも束の間、
日常の延長で、飲み物を買いに行った。

とは言え、時間は12時過ぎである。

日本では言うまでもなく、
昨日までいたタイだってこんな話は日常の風景だろう。

とは言え、もちろんココにはコンビニはない。

そんな事は判っちゃいたが、
じゃあ飲める場所にでも行こーか!なんて勢いで、
最寄りのモールに立ち寄ってみた。

とは言え、結局ドコモやっていない。

折角なので、
かろうじて飲めそうなシカンダルプール辺りまで行ってみた。

ディスコくらいしかない界隈であるが、
まぁいいか!と行った先の入り口で警察官に足止めを食らった。

もう、クローズだと言う事で、
他に行き場があるかどうか?と聞いてみると、
近所のホテルのバーを勧められた。

ショーがねーなー!と思いながら、
しきりに勧誘してくるオートの兄ちゃんにお勧めを聞いてみた。

すると、

「あるよ、イフコチョークだ!」

と言うんで身を任せてみる事にしたんだ。
着いた先は、以前も連れてこられたクロージング酒屋である。

とはいえ、
ココにも警察官がいた。

運転手は、

「ちょっと待て、五分だ。そしたら警官はいなくなる。」


というので、
400ルピーを渡し、ラム大瓶を頼んでみた。

その間も、
酒を求める行くアテのない連中がヒッキリナシにやって来る場末である。


しばらく様子をうかがっていると、
酒屋に警官が近寄って行ったんだ。

その瞬間、
警官は酒屋店主に平手打ちを三度食らわせ、
すぐさまその店はシャッターを閉めるのが見えた。

なんだか、あっけにとられるイカレタ光景なんだが、
ここじゃ、よくある話ではある。

まわりの人間達もそそくさと逃げ去るのが見てとれた。

そんな中、
コチラは400ルピー人質に取られたかたちな手前、
運転手の結果をオート車内で待つハメになった。

結果、
普段100ルピー以下の小瓶を二本ゲットして来た運転手は、
コレで400ルピー使い切ったと豪語する。

更に我が家までの運賃で、
プラス600ルピーを要求してきやがった。

日本円で総額2000円のビッグディールである。
ちなみにココイラの相場で言ってみると、
それは絶対にない。というか聞いた事もない。


ナイトフィーだとうそぶきながら、
恐らく、酒代でも横領した挙げ句、
更に吹っかけて来ているこの運転手にサヨナラを告げて、
低速走行中のオートから飛び降りた。

それでも飛びついてくる彼とけんか腰の交渉の末、
総額200ルピー+酒代400ルピーな、
夜のグルガオン周遊ツアーになったのだ。

もう既にお分かりだろうけれど、
この界隈で夜酒を買いに行くなんて、お勧めはしない。

おとなしく昼間に買うのが得策だし、
とは言え、
近頃年度代わりで、
やたら吹っかけて来る様になった気がする昨今なんだけどね。











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カオサンで水掛け祭りに出くわすの巻。




予定外のパタヤ滞在の次は、
この旅のハイライトという訳ではないけれど、
珍しく事前に予約を取ろうとしたお宿を予定していた。

場所は、
バンコクの南西にある水上マーケットの近くらしい。
タイの伝統的生活を体験出来るバンガローなんだそうだ。


実はココは、
以前に記した決済で悶着したのはこの宿とのやり取りであった。

【Airbnb (エアビーアンドビー)世界の空き部屋シェアサイト】
https://www.airbnb.jp/


何度か先方とやり取りをしていて、
カード決済が出来ずにいるけれど、
きっと面白いだろう!と見切り発車な勢いで、


さて向かおうか!
と意気込む前に、妻がヨコヤリを入れてくる。


「別に、水上マーケット近くで一泊する事もなくない?
他にやれる事アルンじゃないのかな?」


という鶴の一声であっけなく、
決済が出来なくて暗礁に乗り上げていたコトもあり、
予約も自然消滅に相成ったのだ。


結局スクンビット辺りで一泊。

屋台ストリートが有名らしい近所のソイ38を目指したんだが、
迂闊に間違えソイ33を目指した挙げ句、運転手も知らないらしく?
結局どうやらご近所のマーケットで夜を過ごした。

【トンロー ソイ38屋台通り】
http://www.bangkoknavi.com/food/164/


翌日は、
デリーではなかなか出来ない(素敵な店がない?)という訳で、
滅多にしないショッピングセンター巡りをしてカオサンに移動。


カオサンでは、
水かけ祭こと、ソンクラーン前夜祭的な前哨戦のまっただ中であった。

【狂気の祭り?タイのお正月に開催される祭り「ソンクラーン」が超クレイジー!】
https://retrip.jp/articles/44/


どんな祭りもそうだけど、
同じ阿呆なら踊った方が楽しい訳で、
水鉄砲を買い込んで、いざ戦場に降り立ってみる。


なんだか水鉄砲持ってるだけで、
優先的に攻撃対象になる光景は、
憲法9条の理想を思い起こさせるなぁ!?
だなんて思ってみるも束の間。


老いも若きも男も女も、
大にぎわいで水をかけてかけられまくって来たのである。


コレは、
絶対一度は参加した方が楽しいのは間違いないけれど、
全日程4日間もいらない気もしなくもない。


大爆音の前夜祭は、結局午前3時過ぎまで続いた。

今回買った水鉄砲は、
次回のホーリーまで取っておこう。


そんなワケで、
妻としばしの別れとともに早朝一人でカオサンから飛び出して、
ムンバイ経由でグルガオンの我が日常に戻って来たのであった。


そういえば、
先述のパソコン暴走が随分収まって来たのも、
旅が終わったセイってのもあながち嘘じゃない気がするんだよね。






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パタヤでインドに出くわした。の巻




今回は、
あらかじめ大まかに予定を組んでいたんだけど、
様々に気まぐれな夫婦の事情も有り、
結局その日暮らしの予定は未定な旅になった。

そんな訳で、
次に目指すのはパタヤーに決めた。

折角なので、
海無し生活者によるビーチのハシゴをしてみる事にしたのだ。

チャーン島から本土に戻り、
快適なミニバスに揺られるコト4時間くらい。

やって来たのは、
予想以上にビーチなんかじゃなかった。
アレはビーチの横にある歓楽街だった。

まず、泳いでる人がほとんど居ない。
夜はネズミとタチンボおねいさんがわんさか集まるビーチなんだ。

正直一泊だけでも良かったんだけど、
二泊して隣のラーン島もハシゴしたり、
夜の街を徘徊してみたりしたのである。


ちなみにパタヤーの街並は、
中国人とロシア人、退役軍人系アメリカン、
そして我らがインド人で、
全体の90パーセントを超えるんじゃないか?
って位わんさか歩いている。


そして、
インドレストランとインドホテルもそこら中にある。


そんな観光客がわんさか闊歩する風俗街で、
ひょんなコトからターバン巻いたパンジャビさんに、
路上でビール2本とタイ風チキンティッカを奢ってもらう流れになった。

彼曰く、
タイはインド人にとって手頃な観光地だそうで、
ビジネスとしても結構来てる人が多いらしい。
ちなみにトルコ風アイスを売っているのはイラン人なんだそうだ。


それにしても、
インド人はきっと旅先でも食事の冒険は少なそうだ。


インド人向けの旅行ガイドでも、
インド料理屋情報が必ず掲載されているし、

実際彼らを見かけるのは、
マクドナルドなどインドでも馴染みのファーストフード店か、
インド料理屋ばかりだったんだよね。

そんなコトを思いながら、
気づけばボクらも二泊とも夕食を日本レストランで過ごすパタヤ滞在なのであった。



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我らLOHAS SUNDAYなホリデーの巻



随分インターネットの世間から遠のいていたんだけど、
タイランド滞在も残すところ二日なので、
折角なのでバンコクにもやって来た。

毎晩酒に溺れていた気もし無くもないが、
チャーン島のコトから振り返ってみようと思う。

チャーン島は、
バイクを借りれば片道2時間くらい有れば回れそうな、
タイでは二番目に大きい島なんだそうだ。

ボクらが滞在したのは、
ロンリービーチという一角で、
ロンリーの更にロンリーな一角のバンガローに居座った。

結局二泊三日の滞在だったし、
正直海は期待するほど澄んでなかったけど、
午前中はビーチで過ごして、
午後からどっかバイクで出掛けるのんびりムードのステイであった。

車じゃ入れないだろう超悪路でジャングルを抜けていくしかないビーチや、
一日に何人くるんだろう?っていう超シャレオツなカフェーなど、
望めばゾウと一緒にジャングルで泳いだりも出来るみたいだし、
Wi-Fi環境は有るけれど、どんどんそんな環境から遠ざかった環境だったんだ。


そんな長く居座りたくもなる場所だったんだけど、
あいにくボクらはカラスな行水スタイルのせっかちプレイヤーである。

そんなんで当初の予定を一日ずらし、
違う場所に向かう事に決めたんだよ。

とは言え何も決まっちゃいないし、
このままカンボジアに行っちゃうか!?とか、
妄想は飛躍して高飛びをし始めちゃうんだけど、

とりあえず荷物をまとめて、
住み慣れかけた愛しの環境にサヨナラのご挨拶をして、
まだ見ぬドッカの違う場所に向かってフェリーに飛び乗ったって訳さ。


http://news.yahoo.co.jp/pickup/6156064
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バンコクから、チャーン島への道程。





タイに来て、パソコン君が大暴走中である。

トラックパッドがイカレているのか?
予期せぬページや、思いもよらないアクションを起こしてくれるのだ。

もしかしたら、

「おまえバカンスなのに、なぜオレに仕事させる?」

だなんて思っているのかも知れない。

そんな訳で、
色んなやりたい作業が吹き飛んでしまう結果になっている。

まぁ冷静に見てみると、
前日にインドの自宅の前で、
カバンが壊れてパソコン君を落としてしまったからかもね。
と想って見ているんだ。

そんなパソコンと向き合いながら、
二日目は朝から動き出し、
カオサンからバンコクの東、
エカマイバスターミナルにやって来た。

ソコでも早速メンドクサさがやって来た。
カオサン周辺からタクシーを拾おうにも、
乗車拒否とボッタクリの嵐で乗るに乗れない。


やっとこさ着いた先は、
希望してたサーヤム駅じゃなくて、
またもフアランポーン駅だし、
ソレを訂正させて着いたのが、
何故か?ナショナルスタジアム駅だった。


ナショナルスタジアム駅からは、
隣のサーヤム駅で乗り換えなきゃ行けない。

仕舞に妻は怒りだし、

「こんな仕打ちを受けるなら、インドの方がまだマシだ!」

といきり立っている。
そんな彼女をなだめながらバスターミナルを目指した。

そんなワケで、
今回の目的地はカンボジアとの国境近くのチャーン島なのだ。


バスで揺られて寝入る事6時間。
埠頭に到着し、随分オープンエアーなバスに乗り換える。

更にフェリーに乗り換え30分。
いよいよチャーン島に辿り着いたのである。



【チャーン島/タイ国政府観光庁】
http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=175
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インドとタイの違いについて。〜テュクテュクとリクシャ編〜



タイにやって来て、はや二日が過ぎた。
何だか移動ばっかりで、
時が経つのが非常に早い。


まず一日目
スワンナプーム空港からパヤータイ駅へBTSで向かった。
そして、
そこからテュクテュクで妻の待つワットポーへ。
どうやらタイは、
そういえば想像以上に言葉が通じない。


ワットポーと言ったはずが、
フワランポーン駅に連れて行かれてしまった。


そんな彼の勘違いな上に値段も上乗せされて、
総額200バーツの小旅行となった。


今回の旅路では、
普段日常散々やっている為、


めんどくさい値段交渉をしたくない都合上、
基本的に先方の言い値でやるコトにしていたんだが、
どうやら早速、破格のお値段でボッタクリが成立したようだ。


その後、
妻と無事合流しカオサンの宿へ向かい、
そのまま伊勢丹のある繁華街へ向かった。


そこからTOKYUの近所なレストランを目指したんだが、
そこでサプライズが待っていたんだ。


まず、
色んなタクシーが乗車拒否をしてくれるんだ。
さらに気前よく乗せてくれたタクシーは、
全く違うレストランに連れて行ってくれた。


結局目的地に辿り着けないままに大げんかの末、

「出てけ、ばかやろう!」
「あたりめーだ!金なんか払わねーぞ!」


なやり取りで、無賃乗車を果たしたのだった。
思うにタイでのやり取りは、
何だかインドと違うかも知れない。


インドでは、乗車拒否なんてまず無いし、
違う場所に連れて行かれたとしても、
理解力が無かったとしても、
理解しようとする健気さがあるんだ。


タイはその点で、サバサバしている様に思う。
要するに、なんだかツレナイ感じなんだよね。


そんな訳で、
無事ようやくの食事を済ませ、
折角なのでカラオケでも行こうかとも思ったんだけど、
そのままカオサンの宿に戻ったのだ。


カオサンの街並は、
デリーのメインバザールを二百倍位キレイにして、 
更に500倍位オシャレにした街並だった。


インド在住の方々が口々に仰る、


「タイはパラダイス」


の意味をカオサンの街並を見ただけで実感出来た気がする。
ホント、インドの凄さが良く解る異文化体験のまっただ中にいるようなんだよ。
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旅の身支度について。



いよいよ明日にタイ入りを控え、
今から準備を始めてみた。

とは言え、
想像力の無い当方は、
何を準備していいか判らない。


まぁ、少しの衣類とパスポート、財布が有れば良いだろう。

きっと自分に大事なのは、
「何を持っていくか?」より「何を失くしたらやばいか?」
を念頭に置いて、ソレを忘れず持っていよう。


昨年末、
ネパールに出発する前夜に、


そんな風に想いを巡らせながら荷物を詰めていると、
詰め込んでいるバッグ君との付き合いを思い出した。


彼は父から譲り受けた筋金入りのボロバッグである。


どうやら父が20代の頃から使っていたベテランで、
当方の初海外はもちろん国内旅行や日々のお使いに、
いつも連れ回している盟友であり、生き証人である。


という事は、
前回、大学4年のスタディツアーで行ったタイランドにも同行しているんだね。


そういえば、
アノ時も突然渡航を決めて、
正確には学校のスタディツアーに現地合流&現地解散した気ままな旅であった。


あれから一つ干支が回り、
きっと随分風景や色々が変わっているんだろう。


そうだ、アノ時も、きっと今は亡き電話ボックスに航空券を置き忘れたっけ。
それはありがたくも届けてくれた人がいてコトなきを得たんだった。


なんだ、どうやら自分は全然変わっちゃいないらしいけど、
記憶の中にある、あの風景たちと今ある風景たちを照らし合わせて来てみよう。


それがきっと一度目には無い、二度目以降のたのしみ方であるだろうし、
自身の立ち位置を改めて確認できる、またとない機会なんだろうと想うんだ。
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インドでお引っ越し 〜決着篇〜




そう、そういえば先日、
前に住んでいたお家の落とし前を付けに、
ソコの大家に呼び出されて決着をつけて来たんだ。

【コレまでの経緯】インドで引っ越し交渉篇
http://india.no-mania.com/Entry/101/


先述の通り、
事前にあらかた話をつけてある筈だけど、
借りた時から周囲から頂くアドバイスはいつも、


「インド人オーナーとのこの手の話は揉めるのが多いらしい」


とかそんな類いのお言葉を頂いていたので身構えていた。


退去日時をコチラから投げかけて、
まずはメール越しでのキャッチボールが始まる。


こちらから早速直球で核心に迫る。


「いつデポジットを返してくれんの?」


「今日はどうだ?ルールは明確だ、コチラには責任がある。」


もはや疑い深くなっているコチラとしては、
建前だけは一丁前のインド人の物言いなんて気には留めない。


「今日は駄目だ、明日にしてくれ!」


そんな訳で翌日改めて日時が指定され、
決着は翌日に持ち越しの流れになった。


そして翌日、
真面目なコチトラは時間通りに到着したんだけど、
なんだ大家はいないじゃないか!?


「嗚呼、そうかココはインディアであった。」


と我に帰って気を取り直し、
何だか先方のペースに巻き込まれるのもシャクなので、
そんな流れにあらがう様にお昼ご飯を食べてから出直した。


30分位様子を見て、
コチラのペースに持ち込んでやろうと、
こっそり意気込んでいたんだけど、
まだまだ大家は現れず電話をしても、
あと10分!もう10分!と待ちぼうけコンボを食らう展開になった。


そのころから、
何だか嫌な予感が立ち込めていた自分を感じていた。


「いかんぞ、これは、相手のペースに持ち込まれている!」


実は負い目がある。
鍵を新居に置いて来ているのだ。


取りに行くつもりで出掛ける前に運転手の彼に伝えていてはいたんだが、
セッカチな彼は、そのまま着の身着のまま現場に直行してくれたのだ。


結局1時間以上待った挙げ句、
合流したとたんに予感は的中!


鍵が無いと話にならないと突っぱねられて、
新居まで取りに飛んで帰って戻ってくる結果になった。


そして部屋の備品の確認を済ませ、
交渉のテーブルにようやく座った。


さんざん振り回されたのか?勝手に立ち回ったのか?
もはや、良く解らなかったんだけど、
話はすこぶる快調に流れ、結果デポジットは全額帰って来た。


でも、手渡されたお金を数えてみると、
500ルピーが一枚足りない気がする。


気のせいか?
念のため確認しようとするコチラにニヤけながら彼は言った。


「足りなくないかい?一枚。」


あれ!?やっぱり!と表情で返すと、
500ルピーを手に彼はこう言った。


「これは、管理人のシンさんにあげていいかね?」
「そしてもう一人、棟梁にもアゲてくれないかね?」

何ともキザなやり取りじゃないか!
とも思いながら、

世話になった二人には、
500ルピー以上アゲたって別に良いんだけど、
言い値に色をチョット加え、
喜んで支払って別れを告げたんだ

帰り際にオーナー曰く、

「いつだって帰って来て良いんだよ、
だってボクらは家族だからね!!」

だなんて、
コッ恥ずかしくもなる提案を頂いたんだけど、
お言葉に甘えてそのうち行ってみようかどうしようか。

たぶんいかないとは思うんだけど、
いずれにしてもすんなり話がまとまって、
ビックリしちゃったって訳なんだ。

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インドの銀行でのやり取りを、ありのまま記すの巻。




【前回のあらすじ1】

【前回のあらすじ2】


何度来た事か判らないけれど、
今日もまたHDFCバンクにやって来た。

何度話がループしたか知らないが、
カスタマーサービスと発行支店をたらい回しにされてハヤ3週間である。

そして実は来週明けにはタイランドへ行く予定なので、
それまでにどうにかしないと本当に話にならないのだ。

同僚はウェブですぐなんとかなったと言う。
コチラはなぜココまでずれ込んでしまっているのかさっぱりワケが解らない。

そんな訳でインド人の助っ人を連れ立って、
毎度ギリギリの攻防に決着をつけに来たのである。

まず状況を整理してみよう。

1)インターナショナル仕様にする為にカードが再発行されている事。
2)それなのに4月1日付けの銀行からのメールで、インド国内専用と明記されている事。
3)それなのにネットバンキングのページから国際取引の限度額を引き上げるコトが出来た事。
4)実際タイの宿を予約しようにも取引が出来なくて、先方から銀行に問い合せろと言われている事。

それらをまず担当に説明し、我が助っ人がヒンディーも含めて仲立ちする。
そしてものの数分で決着がついた。
それは予想外で驚きの結論であった。

実は「既にインターナショナル仕様になっている」んだそうだ。

なんだ!いままでのやり取りは一体?
ドコまでが、杞憂だったんだろう!?


狐につままれた様な居心地で、
良く解らないままに、
ほっと胸をなで下ろし、

何とか間に合ったぜ!
毎度ジラしやがるぜー!
と家路に着いたのも束の間、

改めて訪れる宿泊予約サイトで、
改めてカードの使用をお断りされたのだ。

クレジットカードじゃなくて、
デビットカードだからだろうか?

いや違う、
デビットカード用のペイパルサイトでも断られたのだ。


本当に、心から、信用が置けない、このクレジットカードとやらは、
本当に、タイに持っていって、信用取り引きが、出来るのだろうか?


もう一体何を信じていいのか判らないが、
もう週明けには出発しなければ行けないのだ。

このままだと、
この信用ならぬカードの保険として、
現金を持っていかなければ行けないのか?

一体、このカードの意味は何なんだろう?君は誰なんだ!?

そして、この類いのやり取りがなんて多いのだろうか!!この国では。
ここまでくると、ちょっと開いた口が塞がらない。

使えるのか?使えないのか?
ソレが問題だ。

何で?こんなにギャンブルみたいな心境を迎えなきゃいけないんだろう?


(インドとかけて 何と解く
そば屋の釜と解く
心は言う(湯)ばかり)



てな具合に疑心暗鬼の無限ループは今日も続いているし、
きっとその先もまだまだ続くんだろうと想うのであるよ。


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妄想ご近所一周の旅。〜どローカルな道端にて〜



新居に移り、
周囲の状況がおぼろげにしか見えないボクは、
自身の白地図を埋める為って言っちゃカッコがいいが、
ただただ御近所を散歩する事に決めた。

今回の新居は、
周囲一体高層マンションが乱立するきっとハイソなスポットである。

歩いてみてすぐ判った事は、
そんなハイソな隙間を縫う様に、
地面に横たわる庶民の暮らしがあるという壮絶なギャップ具合である。

まるでホントにジェットコースターみたいな風景だし、

とはいえそんな事実はそこらじゅうに転がっているし、
別に珍しくなんて無いんだけど、

興味本位といえば聞こえが悪いが、
知らない事にはつまらないので散策をして回った。

通りとちょっとしたドブ川を挟んで向かい側の一角には、
小さな商店が立ち並ぶ集落があった。

ズケズケと立ち入るその空間は、
インドお馴染みのゴミが散乱しハエが押し寄せるいつもの集落であった。

ここら辺は今まで住んでいた周辺とはまた違い、
野犬よりもやけに野豚?が多く、排水溝で水を飲み、
泥まみれでお昼寝をしている光景によく出くわす。

そしてちゃんと外壁が塗り固めてあるお家のお隣に、
レンガ造りのお家があり、その横にはトタンのバラックが並んでいる。

なんだか悪いが、
豚の話とリンクして三匹の子豚のエピソードを思い出しながら、
そこで暮らす人々の日常に割って入っていった。

そんな集落の端っこ、高層マンション建設現場との境界線をまたいでみて、
何となく気になったコトがあった。

それは、
もしかしたら高層マンション建設作業員の仮住まいが、
そのまま居座って集落を形成しているんじゃなかろうか?ってな推論である。

そんなことは誰も気にはしないかも知れないし、
とは言えきっとドコでもそうなんだけど、
インドの階層ごとの棲み分けと共存具合は、
さすがに露骨なので興味深いな〜って想って見ている。

きっと昔の平城京やら平安京時代とか、
そんな世界が広がっていたんじゃなかろうか?とかね。


ちなみにそんなこんなで目下建設中の豪華マンションも、
実はベースがレンガ造りだってんだから、
建築云々には疎いけど、これもまた何だかインドらしいな〜と観察しているんだ。

だって竹のはしごに上ってレンガの壁をトンカンやって、
いつの間にか、豪華高層マンションが出来上がっているんだから、
見事というしか無いじゃないか!?

でも正直日本の職人方からしたら、
ぬるい仕事に見えるかも知れない。

こだわりや職人気質が無いようにみえるし、
実際我が新居も褒められた仕事をしていないと思ってしまう。
もちろん優れた人たちが居るのも事実だろうけどね。

カーストのせいなのか?
もしかしたらリスペクトが無いせいなのか?知らないが、
思考停止でいわれた事だけ意味も判らずコナスより、

いま、置かれている生活を、より良くするために、
無いなら無いなりに、有るなら有るなりに、
どんな風に、工夫して、良いものにしていくのか?

って視点があった方が、さぞ楽しかろうなぁ。

と他人事に思いながら、
自分の生活を見つめ直してみようと想ったら、

ふと、
ボブおじさんに小難しい事考えてんじゃないよ!
っていわれた気もする妄想散歩の一幕だったんだ。



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Keep Calm and Carry On 〜インドの新生活編〜



新年度早々からというのか、
毎日がエブリデーエイプリルフールなインドの土地柄なのか知らないが、
色々なサプライズが満載な日々が始まったようだ。


先述の停電具合は昼過ぎには勝手に復旧したようで、
ご近所散策がてら酒屋に立ち寄ってみると、
ビールがそれぞれのサイズで50ルピー程値上がりしている。


曰く、新年度から税制が変わったんだそうなんだけど、
逃げる様に立ち寄った他の酒屋でも同様の言い訳を頂いた。


どうやらタバコも同じ様に値上げをしたとおっしゃるので、
試しに他の客にお値段を伺ってみたところ、
やはり税制が変わったんだというのである。


タバコは兎も角、
酒が日本円にして100円も値上がりだなんてにわかに信じられないし、
狐につままれた様な心境なんだけど、
しばらく様子をうかがってみる事にしよう。


そして、
相変わらずアクティベイトしないデビットカードの件で、
カスタマーサービスに連絡をしてみると、
今度は通話の途中でさんざん待たせた挙げ句、
いつの間にか電話を切られる仕打ちが待っていた。


何度電話をしても、
インド人に電話をしてもらっても、
同じ様にジラした挙げ句に切られるのである。


それならと、
インターネットバンキングでの接触を試みてみたんだけど、
今度はなぜか?ログインできないのである。


全く釈然とせずモヤモヤしていると、
先方から、「あなたのカードは国内仕様ですよ。」とのお達しが届いた。


そして、
「インターナショナルにするには最寄りの支店行くか、電話してね」
というのである。


おいおい、待てよ!結局何にも変わって無いじゃないか!


てな具合に再び無限ループなやりとりの火ぶたが切って捨てられていた。


本当に、
何につけてもインドではアクティベイトするのが遅過ぎるし、
対応も、何もかもが雑過ぎる。

そう思って憤慨するのも何だか疲れるので、

「そもそもインドという国自体がアクティベイトしていないからなんだろう」

と強引に納得するコトにして、
今日は落とし前をつけようと思う。


「ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー はらそーぎゃーてー ぼーぢーそわかー」


と口ずさみ進むインドの日々なのであるよ。

【参考サイト】
いまさら聞けない このデザイン■KEEP CALM AND CARRY ON まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133908177642062701


現代でもファンが多い「般若心経」を今風に解釈。
http://matome.naver.jp/odai/2135899732400875901


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冗談だよって笑って欲しい、インドのサプライズ。




エイプリルフールってコトで話が済むんであれば、
さっさと済ませてもらいたいコトが早速起きている。

昨晩未明、
シャワーを浴びて一日の疲れを!だなんて思ったのも束の間、

ギザをスイッチオンで電源喪失。
どうやら自爆ボタンでも押しちゃったのかしら?
はたまた誰かの粋な計らいなのか、
真っ暗闇で新居初日独り初夜サプライズパーティーが始まったのだ。


要するに停電したようで、
ブレーカーがあるのかも知らないし、
真っ暗闇で何が何だかワケが解らない。

ひとまず外に出て、
階段を駆け下り門番に相談してみたんだけど、

「朝になりゃ解決するよ〜」

的なあしらいを受けたオカゲで何だか気が抜けた気もする。

とはいえ、もちろん朝になっても解決しないし、
ブレーカーは見つけたけど異常は無さそうって、
そもそも君は本来の機能を果たしているのか?

まぁ問題は冷蔵庫の中身だけっちゃあだけなんだけど、

誰か、誰でも良いので「冗談だよ」って笑って欲しくもなる、
クソッタレなエイプリルフールを過ごしているのである。



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セラヴィーだよ、人生は。




ちょっとしたディープなデリー観光の後は、
デリーといえば!な定番観光コースを選んでみて、
折角なので気分は完全に観光客になってみた。

本当に不思議なもので、
気分次第で世の中は変わり、見える世界も変わってくる。

生活者と旅行者では、
こんなにもスタンスが違ってたんだなぁと感慨深くさえあった。

そんな訳で旅行気分でお気楽極楽、
コンノートプレイスからミッタルティまでのわずかな道のりを、
ぼったくりオートの言い値の半額で交渉してみたり、
普段滅多に食べない立ち食いスイーツをたしなんでみたり、

ついには以前、絶対に世話になる気がない!と意気込んだ筈の、
耳掃除おじさんのお世話にまでなってしまった。


声を掛けてくるや否や流れる様な展開で、
耳に綿棒を突っ込まれて芝生の上に連れ込まれたのである。


普段生活者として無意識に被って凝り固まっていたのであろう、
本来無駄なのかも知れない意固地でかたくなな枯れた心と身体を、
耳掃除のおっちゃんと靴磨きのおっちゃんに身を委ねてデトックス!

といえば聞こえが良いし、
やたら耳くそが飛び出る展開にビックリしながらも、

日本人が書いた感想文にある50ドルからの交渉に始まり、
片耳500ルピーとか言ってくる超絶展開に大爆笑で対応し、
いつのまにか妻も隣で耳を預けているし、
コチラは靴まで委ねてラグジュアリーな気もし無くもない不思議な時間を過ごした。

結局正規値段より少し多めの100ルピーを手渡してファイナルアンサー。


その後はオートに揺られパハールガンジーに辿り着き、
フラフラとカオスで初心な観光気分を味わい直した後、
そのままハウスカーズビレッジで一杯引っ掛けてお家へ帰ったのだ。

これにてわれら夫婦のインド生活第一章は幕を閉じ、
そしてはてさて四月からの新生活は、どんなものになるのやら!?

自分自身も乞うご期待な、インド生活単身篇は続くのであるよ。


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デリーのアフリカに潜入するの巻。



いよいよ妻のインド滞在最終日ということで、
最後のデリー観光をしてみたんだ。

まずチャロにも掲載されていた、
フマユンプールとアルジュンプールへ。
グリーンパーク駅からオートで40Rsの道のりだった。

フマユンプールはインド東北民が多く住む地域で、
アルジュンプールはアフリカンが多く住む地域のようだ。

今回はフマユンプールのミゾラム料理やを目指したんだが、
どうやらチャロの地図はかなり当てにならない。
更にちゃんと地図を見ずに歩いていたのもあり現在地すら定かでない。

周囲での聞き取り調査を経て辿り着いてはみたものの、
結局営業してないオチが付き近所のカフェでひとまず腹ごしらえをすることに。

折角なのでそのまま東に舵を取り、
アルジュンナガルのアフリカンもハシゴすることにした。

次第にアフリカ系のごついお兄様方が目立つ地域に差し掛かり、
おそらく近くなんだろうけれどコレまたなんだか良く解らない。

そんな訳で道行くアフリカンカップルに道を尋ねたところ、
一緒にレストランに連れて行ってくれる流れになった。

辿り着くそこは、
カーテンで覆われたプライベート雰囲気満載の狭いお店だった。

入るなりワッツアップ!てな具合に仲間内で賑やかな中、
よく解らないアジアンが唐突に飛び込んで来たワケで、
なんだか先方も一瞬会話が止まるのを感じた。

そんな中、気がつけば、
勢いのみで辿り着いたこともあり、
正直お腹がすいていない。

とは言え折角なので、
ジョロフという炊き込み御飯のチキン載せと、
ギネスのフォーリンエクストラを注文してみた。

何と言うか、
酸っぱ辛いご飯にワイルドな干し肉系チキンレッグであった。
そしてギネスのアルコール度数が高い。

何にも増して、
お腹いっぱい過ぎてビールすらろくにお腹に入らなかったのが印象的であった。


と言う訳で、ここら辺は何度か徘徊したことがありながら、
アフリカンアベニューとかなんでかなー?程度で良く解らなかったのだけど、
また今度ふらついてみようと心に決めたのである。


後半へつづく



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コスパの悪いインドのお家。



いよいよ月末にさしかかり、
我らの引っ越しが明日に迫って来た。

個人的なことで恐縮ながら、
今回の引っ越しで我ら夫婦はシバシの別居となり、
彼女は日本、当方グルガオンの遠距離家族になる。

もはやどちらが単身赴任なのか?は知らないが、
ノマドな我々はどちらも根無し草なお気楽極楽スタイルである。

そんな訳で近頃は、
こちらの荷物を新居へ運ぶ作業を始めている。

とはいえ、
荷物は衣類位しか無かったようで、
段ボール2箱くらいで終わってしまった。

それにしても他がどうか知らないが、
デリーグルガオンの家賃のコスパの悪さはヒドい。


日本の都市部も色んな意味でイカれていると思うけど、
コチラは値段の割に、クオリティが圧倒的に低いのだ。

ソコがインドらしいと言えば、
ホントにらしいところかも知れない。

つまり、
見せかけばかりのビンボッちゃま住宅なのでアル。

今回の新居も派手な見かけの割に、
ディテールは泣ける位ボロっちく、
日本の古びた団地クオリティだし。

更には、
ココに住んでるインド人も同じ家賃払ってるのか?
良く解らないけれど、
少なくとも今までの部屋は外国人価格だったのか?
誰が見てもぼったくりな価格だったみたいなんだ。

もちろん探せば格安過ぎるお家はたくさんあるし、
ライフスタイルは段違いにバリエーションにトンでいるけれど、
日本人ってなかなかコストリーな生き方してるよね。

時折、同じ人間なのか?と思っちゃうくらいだよ!

とつくづく想う引っ越しセンチメンタルなエンドオブマンスなのである。

【参考】
http://safta.jp/delhi_02.html






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インド的無限階段なやり取り。〜クレジットカード篇〜




いつものことと言えば、
本当にいつものコトとも言えるんだけど、
今度はクレジットカードが使えないんだ。

使える様になるまでの経緯も実に面倒だったんだけど、
一応インド国内での使用は出来るようにはなっていた。

なのでインターナショナル仕様にしようってんで、
発行元の銀行支店に訪ねて行ったんだ。

すると窓口のオエイさんは、
カスタマーサービスに電話する様に教えてくれた。

ちなみに自分のカスタマーナンバーも聞かないと教えてくれないし、
なぜなのかは全く知らないが、記載されてもいない。

そんな訳で、
ついでにカスタマーナンバーも聞き出して、
カスタマーセンターに電話をする。

自動音声案内である程度の目的まで誘導され、
係員の電話に辿り着きコチラの目的を告げると、
違う窓口に電話する様にいわれ電話を切られた。

再び同じ電話の違う窓口に辿り着き、
同じ目的をその電話越しに伝え直した。

すると今度は発行元の支店へ行く様に誘導された。

もちろんコチラは、

「その支店の人間からカスタマーセンターに電話する様に言われた」

旨を強い口調で念を押したんだけど、
まぁ予想通りの返しが待っていた。

先方はそんなこと知ったことかの青空で、
あえなく発行元支店に再び出向くはめになったのである。


そして同じ旨を同じオネイさんに伝えたところ、
今度は違うカードをその場で発行してくれた上に、
2日後にアクティベイトするらしいことを教えてくれた。

実際のところ、
アクティベイトしたのは一週間後だったのにはもう慣れっこなんだけど、
まだ問題は解決していないことに後になって気づいたのである。


アクティベイトする直前に出向いた発行元支店のオネイさんは、
二枚存在していたボクのカードの古い方をぶっきらぼうに取り上げて、
「デストロイします」と突然折り曲げ穴を開けてくれたんだけど、

その時も何度も確認した筈のインターナショナル仕様に結局なっていないのだ。

コレは一体どういうことだ!?

一体この一週間以上にわたる、カード作り替え作業に何の意味があったんだろう?
オネイさんのあの自信満々な返答は一体何を根拠に出て来たんだい!?
何故か?ビザからマスターカードに代わり、名前の記載が無くなっただけじゃないか!?
この無意味なやり取りもプライスレスだとでも言うのか!?

ふつふつと疑問や怒りは確かにあるんだが、
何だかもはや、嗚呼またか。。。の諦めに近い感覚である。

これまで同じ様なやり取りを、
外国人登録
携帯電話
警察
その他で繰り返して来たのである。

もはや新鮮さの欠片も無いし、
既視感ばかりのエンドレスループな居心地だ。

本当にうんざりなんだが、また明日支店へ出向いてこようと思う。
コレばっかりは使えないことには、本当にお話にならないのだから。。。



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インドのトイレ事情に想いを馳せる。




先日のトイレ事件
から改めて、
インドのトイレ事情を観察してみている。


インドに来てからはや一年弱であるが、
その間の立ちション目撃数はあっという間に、
コレまでの人生の累計目撃数を超えてしまった。


それは、
公衆トイレのあるなしに関係あるのだろうか?

多分あってもなくても関係ないけれど、
トイレがあったとしても壮絶な状況だったら、
外でした方がマシと妻が言うのも納得できる。


そもそも文化的にも衛生観念的にも気にしていないから、
改善できないんだろうと他人事ながら思う。

もちろん気にしているインド人もたくさん居るが、
外国人の目を気にして気にした振りをしている気すらする。

ちゃんとしたトイレも見かけはするけど、
そもそも何でこんな構造なの?ってのもよくある話だ。

要するにトイレやゴミ問題などインドは色々抱えているけれど、
正直本人たちは基本的に気にしていないんじゃないだろうか?
外からアーダコーダ言われるから意味も解らず改善しようとしている気がする。


ともあれ、
モディ首相が去年の演説で語ったように、
どうやら改善する気があるみたいだから、
偉そうながら期待を込めて様子を観察しているのである。

ヨーロッパも日本もちょっと前まで結構汚かったもんね。
東南アジア諸国だってもっと昔はカオスだったもんね。

インドも意外と変わっちゃうんじゃないか!?と、
毎回トイレに行くたびにエールを贈っているんだよ。



【なぜインドのトイレ普及率は5割以下なのか】
http://toyokeizai.net/articles/-/46735

【トイレが汚すぎるから「インド」へ行けない】
http://matome.naver.jp/odai/2140868981000307001
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我が家に夏がやって来る!〜ハリヤーナ篇〜



いよいよ夏がやって来る!

そんな風に感じさせる力強い日差しになって来た。
ちょっと前まであれだけ寒かったのに、
春は一瞬で過ぎ去っていってしまった。

グーグルさんに気温を伺ってみたところ、
早速既に三十度を超えたそうなのである。

昨年の経験上、
夏本番は更に40代後半の気温を叩き出すんだから、
まだまだ序の口なんだろう。(写真参照)

ちまたでは、
ハエや蚊がわんさと飛び回るにいたり、
食品はあっという間に腐ってしまう時期だ。

そんな風に家を掃除がてら眺めていたら、
そうだ!冷蔵庫が働いていないコトを思い出した。

何度も何度も管理人に修理を依頼していたのだが、
結局何のリアクションも無いままに、冷凍庫しか動いていない。

これまでは寒かったのに加え、
それほど冷やすものも無かったのではあるが、
コレからの時期にソレはとってもとっても無しである。

今朝も朝食の食べかけカレーを冷蔵庫へと。。。。
が出来なかったので、冷凍庫に投げ込んで来てしまった。

何だかインドは極端だとは言え、
いくらなんでもこの状況はおかしいんだけど、
もう引っ越すから良しとしようと思う。

振り返ってみると、
本当に冷蔵庫、稼働時期が短かったようである。
ナニガなんだか良く解らないが、
ホント、インドは何事も強か弱しか存在しないんだと実感するのである。

【インドの電化製品に想いを馳せる。】
http://india.no-mania.com/Entry/37/






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聖地へのショートトリップ 〜マトゥラ後編〜

  
【前回のおさらい】

ふと目を醒ますとソコは、
どうやらもうマテュラが近いようであった。

とは言え、
毎度の迂闊夫婦は、地図やガイドブックの類いはもちろん、
携帯も電源が切れていたり、インターネットも不通な上に、
事前にドコに行きたいか?すらも持ち合わせてはいなかった。


かろうじて持っていたもの。
それは、
前回三年前に来たコトのあるハズのオボロゲな記憶だけである。


それでもどうやら、
土地勘があるらしいドライバーの御陰さまで、
色々な寺院を回ることができた。


まず通されたのが、
どでかいドゥルガー神がお出迎えしてくれる寺院であった。


なかなかリアルに作り込まれたその足下に辿り着くには、
まず財布も含む全ての荷物と靴をクロークに預け、
無料の受付で名前と出身国を登録しなければならない。


とはいえ、ココはインド。なんも厳密なことは無い。


「おまえジャパニか?トーキョーか?」


「イエス(ホントは違う)」


で終了である。


そんな勿体ぶった上で入場した先にあったのは、
毎度お馴染みシバ神とインドの神々の生い立ち壁画と、
チープな神々紹介アトラクション洞窟で過ごす数十分の滞在であった。


その後も同様のアトラクション寺院をハシゴしたり、
かつて訪ねた猿だらけ寺院再訪や外国人僧侶だらけのインターナショナル寺院やら、
マテュラならではの寺院探訪三昧を過ごしたんだ。


それにしても、
流石宗教国家の宗教都市なマテュラでは、
豪華絢爛な新築寺院が建設ラッシュだし、
寺ガールやら御朱印ガールどころでない、
寺サドゥなハードコアじいさんたちが闊歩するスピリチュアル満載の風景を楽しめた。


とはいえキットうちの妻は、
どうやら道中出会ったトイレの衝撃が忘れられないらしく、
帰りの道すがら、ズーっとその光景の壮絶さをトウトウと克明に語ってくれた。


前に来た時に立ち寄った、
美味しいアルーティッカ屋さんに立ち寄れなかったコトもあるだろう。


恐らく彼女の記憶には、

「マテュラ=地獄のトイレ」

として他の記憶が割り込めない悪夢が刻み込まれたようである。
多分ソレ以外の思い出は、
トイレ事件に吹き飛ばされて覚えていないんじゃなかろうか?な勢いだ。


そんなワケで、
彼女は数年前に初めて訪れた時の初心(衝撃)を再び思い出し、
初心に立ち返って日本に帰る段取りと相成ったのであるようであるよ。
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聖地へのショートトリップ 〜マトゥラ編〜



近頃そういえば、
休みの日にも家か近場でダラダラ過ごすコトが多い気もしていたんだけれど、

「タマにはどっかフラッと行きますか!」

ってな具合に前夜に決めながら相変わらず何も決めず。
朝起きてから段取りを組むというなんともスロースタートな日帰り旅行を決行した。

目的地はマテュラ。
タージマハルがあるアグラにほど近い、ビシュヌ神の出身地である。

ソレにしても驚くほど段取らない呑気な我々は、
まずタクシーをチャーターすることから動き出した。

普段であれば、
電車とかのチープな手段を取りがちな貧乏旅が身に染みた我々なれど、
折角なので、ちょっと豪華!?にタクシーに身を委ねてみたのである。


そんな訳で、
自分たちが段取らない割には、
人に厳しい自己中具合を発揮して、
ナルハヤで迎えにこい!とけしかけてタクシーを呼びつけた。

住所をメールし、最寄りのランドマークに着いたら連絡する様に言った筈なんだが、
どうやらなかなか先方からの連絡が無い。

しびれを切らせ、コチラから連絡したところ、
既にランドマークに着いている。
というインド人らしいカウンターパンチを喰らって出発のゴングが鳴ったのだった。

普通に考えて、
着いているなら連絡するだろうし、
連絡しないでいつまで待つつもりだったのだ?

本当にインド人は、こういうコトを平気でヤルし、言ってくるんだ。
と頭と首をを傾げながら、
フロントガラスに入ったヒビに可愛らしく?
デコってあるタクシーに揺られること数十分。

さらにドライバーがインド流の追い打ちをかけてくる。

「だんな、ガソリンが無いんでお金!」

「は?普通、満タンとかにしてから迎えにくるよね?」

「運賃以外払う気無いよ!会社に確認しろ!」

といらだちを包み隠さず却下すると、
シュンとしてそのまま走り出し始めたんだ。

覗いてみるとガソリンタンクはエンプティ手前である。
流石にこのまま行けばどうなるかだなんて察しがつき過ぎる位、オチが見える。

仕方無く1000ルピーを渡し、ガソリンを入れさせたんだが、
ここでも何故か?ギリギリ分しか給油しないって一体どういう了見なんだろう?

そんなこんなで早速疲れた訳でもないけれど、
日帰りの遠足道中は、
夫婦そろって後部座席で寝て過ごす快適なドライブから始まったのだった。


後編へ続く。。
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