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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インドでの不便との付き合い方の巻。



何事も想うようにいかないコトなんて、
当たり前といえば当たり前なんだけど、


そんな当たり前を目の前に、
ムカついたり、唖然としたり、受け容れたりして、
何とか過ごしているんだと思う。
 
「過ごす」ってコトバ自体がそんな意味じゃん!きっと!?
 
だなんて言えれば、
なかなかソレは過ごし方検定上級者。
 
どうもそうはいかないから、
喜怒哀楽発揮して右往左往するのかもね。
 
そんな風に、
解った顔しながら今日もいろんな過ごし方をしているんだ。


もちろんコレは、
インドだからってコトもあるだろうし、
もちろんソレは、
インドに限らず生きてる上で避けられない当たり前なのかも知れない。
 
まぁそんな訳で具体的には、
想定通りモノゴトが進まなかったり、
パソコン壊れた。
ネットも繋がらないし、
お風呂の湯沸かし器が動かない。
そもそも水が出なかった。
エアコンが轟音高らかにやかましい、
家を出たら川でした。
膝丈までのドブ川クルージングだねー!
何でそうなった!?
おいおい待ってくれよ!!


とかなんとか、
指折り数えても指が足りなくなる訳なんだ。


日本だったら、
自分だったら、
普通だったら、

そんなタラレバ話を始めても意味なんてないし、
そもそも何が普通とか意味わかんないし、
色んなモノコトに依存した自身を振り返ったりもするけれど、

 
「あったらいいね!」

 
って感覚は持っていたいと切に想う。
 
じゃないと、
気持ちは現状維持か下方修正が当たり前になっちゃうし、
面白く無くなっちゃう気もする。

 
個人的には、
どんな思わぬ環境でも
ノラリクラリやり過ごしちゃうサーフィン人生なんだけどね。

 
要するに大事なのは、
その「あったらいいね!」と、
日々その進捗を自覚できるコト。
結果はどうでも納得できるコト。
 

で、ソレらをシェアできる仲間が居たら最高なんじゃないか!?

と、
色々な「あったらいいね」を自問自答しているのです。

なかなか結果の出ない人生でありますが、
自分なりにトライとエラーを繰り返しながら進捗を掴みたいもんだ!
と息巻いて七転八倒する日々であるよ。
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今更ながら、ヒンディ語を学び始めるの巻。




近頃、今更ながらにヒンディ語を覚えようとし始めだした。

在住1年以上経つのに未だにトラトラ(ちょっとちょっと)だなんて、
なんだか情けない気がしてきたのだ。


そんな訳で、
インド人にけしかけるようにヒンディで話しかけ、
意味を問い合わせて、活用を覚えようとしている。


「あなた」「おまえ」「あっち」「こっち」「行く」「行った」とか、
「あそこ」「こっち」「どっち」「そっち」てな具合に手当たり次第問い合わせてみる。


毎度ながら、
ついつい欲張って、いろんな言葉を聴いてみるんだけど、
右から左におうむ返しが関の山で、耳と記憶に残らない日々を過ごしている。


反面、インド人が日本語を覚える場合、
彼らは同じようにおうむ返しを繰り返すんだけど、
細かいところは何も気にせず平気で使いまくるところは実に興味深い。


「おんいちは」とか「はりがほう」

って言われても、なんとなくこちらも理解できてしまうんもんね。


てな具合でよく指摘されることな気もするけれど、
日本人は文法や、一語一句ちゃんと言えるかどうか?
とか体裁を気にしちゃうから一向に使えないんだろう。

それにしても、
ちゃんと覚えようと意識して挑まないと、
なかなか身にも染みてこない訳で、


よくみききし、わかり、そして忘れないように、
自分に言い聞かせて進んでいきたいと想っている。



テキストとか読んで勉強しようとすると、すぐ眠くなっちゃうし、
とにかくしゃべってみながらおぼえていこう。



そんなこんなで、
カル(明日)はメーラー(僕の)チュッティ(休日)へ(です)。
キスカ(どこへ)ジャーナーヘ(行きますか)

いつもながら、
プランはナイーンヘです。
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世界遺産探訪で垣間見る、インドのアレやコレについての巻。

 


この前縁あって、ご当地世界遺産のクトゥブミナールに行ってきた。

【クトゥブ・ミナール概要

一応多分、何度か行ったことはあるんだけど、
人の賑わう週末にお邪魔するのは初めてで、どうやらすごく混んでいた。

とはいえ、
インドでは外国人はどんなに混んでいても特別待遇ですぐにチケットは買えるのだ。

まぁ、そのココロはインド人25人分のお値段を一人で払うからに他ならず、
要するにインド人入場料が10ルピーのところを250ルピーをキップ良く払うことになる。

もしかしたら、
在住許可証を持っているとインド人扱いのはずなんだけど、
毎度迂闊なコチラは財布を持たずに現金しかなかったのはまぁ仕方が無い。


そんなわけで、
大混雑大入満礼の世界遺産ツアーが始まった。

それにしても、
日本から来た知人をアテンドしているはずが、
予備知識だとか気の効いた豆知識を一切持ち合わせ無い無粋な添乗具合である。

あゝきっとこれらインド人たちも、
遺産群に興味があるっていうより、セルフィー撮る方に夢中だよねー!

ってな具合で、
勝手に一緒に写真に混ざってみたりしながら、
コチラも遺産群よりインド人たちの動向をつぶさに観察して回ることになった。


それにしても本当に、インド人の写真好きは半端無いんだと感心する訳なんだ。


そうこう観察しているとふと、素朴な疑問が湧き上がってきたんだけど、


「携帯カメラが普及する前は、どんなんだったんだろう!?」


昔の日本みたく、インスタントカメラを使っていたのかしら?
恐らくそんな風にも見えない訳で、近頃の新しい流行なんだろうか?

そんな風に考えてみると、
インドのトンデモない急成長ぷりというか、まぁインドに限らないけれど、
日本の(僕ら世代の)感覚でみるようなスピード感とはまるで違うんだろうと察する訳だ。

だって、
間違いなくポケベルだってPHS何て知らないだろうし、
ショルダーバッグみたいな携帯電話も知らないだろう。(まぁ、僕も知らないが)

ファミコンとか、100メガショックとか、CDロムロムとか知らないだろ!?

そうこう考えてみていると、
なんだ、日本の若い世代も同じじゃないか!?とも思ってもみたけれど、
ココの場合世代だけじゃなくて、全部が全部そんなノリな気がするんだよね。

そういう場合、
もしかしたらこの先訪れるかも知れない、
急成長が滞りノスタルジックな雰囲気を思い出しちゃう場合、
一体この国はどんなシチュエーションを思い出すんだろうか?


まぁ、思い出す暇があるのかどうか?必要があるのかどうか?
そんなシチュエーションになるのかどうか?も知らないし、
まるで余計なお世話なお話には間違いないんだけどさ。

要するに突然の大雨で、
滞在時間の半分以上を雨宿りに費やす世界遺産探訪で、
止むにやまれず雨も止まず、独りそんな妄想を繰り広げていたってだけの話なんだ。

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インドの電気や水の供給と、あたしの暮らしの巻。



新居に移って以来、
何かと不便が祟っている。


洗濯機が機能しなかったりや、
WiFiが開通していなかったり。



だんだんに解決しつつあるとは言え、
停電なども今までにない長丁場の中で、
ギザ(湯沸かし器)停止で水浴びするのか?
どうするのか?な自己裁判だったり、
何かにつけて思い起こしても見れば、
電気に依存する自身の生活を見つめ直す作業だったとも言えるかもしれない。



そんな風に物思いにふけっていると、
お隣のお宅からどうやらドラえもんを視聴中らしき音が舞い込んできたり、
そもそも同居人は停電すらしていないらしい事実が舞い込んできたりして、
なんですか?アタシだけご修行なピンポイント停電だったんだそうなんだ。


以前、このブログでも書き連ねたコトがあったんだけど、
ここインドでは、停電だなんて日常茶飯事といえばそうである。


だから自家発電機とかポピュラーだったりするんだけど、
どちらにしても停電したってそんなに動じるコトではない。



なんだかその点では、
どうやら大らかになったというか、
黙ってでも騒いででも、身を委ねて再開を待つのみである。


多分、日本だったら一瞬だって大騒ぎのニュース沙汰だろう。



そういう意味では、
日本は便利に慣れすぎて不便を受け入れるゆとりが一切無いとも言えなくもない。


とはいえ、
近頃の大雨での停電や、その停電による水の供給停止など、
なかなかテンヤワンヤでいろいろ困ってもみているのである。


恐らくここインドの水の供給は、
屋上や地下にあるタンクから電動で汲み上げ給水するスタンスなんだ。


そんなわけで、
今朝がた供給の止まった水の出どころを探ってみたんだけど、
地上一階にある我らが水道の供給元を初めて覗いてビックリしてしまった。


おいおい、ただの水たまりじゃねーですか!!?


雨水はもちろん泥水や怪しげな虫とか居るところから、
溜まった水をポンプアップしているだけだったんだね。


何だか見ちゃいけないものを垣間見てしまったようで、
そんな水を思う存分たんまり浴びていたのかと思うと、
純粋に大雨の中で大地の恵みとばかりに行水した方がよっぽどマシなんじゃないかしら?


とすら思えてきちゃうんだけど、
まぁそれも、ソレということで受け入れてしまおうと想う。


上から目線は覚悟な上で、辺りを見渡してみると、
何が当たり前で、何が普通なんだか?よく解らなくなるんだけど、
ソレがきっとインドの魅力なのかもしれない。


きっと不便な方が自身の立ち位置だとか、
何か必要で、何が必要じゃないとかなんとか、
ありたい未来だとかを明確に自覚できるじゃないか!?
とポジティブに捉えることにしようじゃないか。

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メトロにみる、インドの子ども事情とあたしの巻。




日本でいうところの終戦記念日の15日。


我らが独立記念日なインディペンデンスデーな当日、
普段と特段変わるわけでもなく、何の気無しにメトロに乗った。


いつもと同じように、
目的地が特にあるわけでもなく、
毎度ながらに賑やかな車内を見渡しながらの旅路である。


先述の通り、
車内の男たちは相変わらずイス取り合戦を繰り広げているんだけれど、
今回改めて気になったコトがあった。


ソレは、子供を巡る超絶暖かな視線である。


それほど混んでいるわけではなかった車内で、
子供が携帯のカメラを手にハシャいでいたんだけど、
それを取り囲むすべからくほとんどの大人たちがニコニコと眺めているんだよね。


インド人が子供好きなのはよく知っているつもりではいるけれど、
まぁほんと、ソレがよくわかる光景だなぁと改めて感心した次第である。


多分、日本ならまず無いだろう。


下手すれば騒ぐ子供に嫌悪感を抱いたり、そもそも無関心かもしれない。
どちらにしても、こんな和やかな雰囲気にはならないだろうと思う。


なるほど、
どうりで少子高齢化のとある経済大国と、子沢山のお国柄の違いかも知れない。


子供を産むのにセッセと銭勘定しながら、
申し訳なさそうに育てる国があるかと思えば、
銭があろうがなかろうが生まれた子供は逞しく育っていく国もあるようだ。


なんだか本当にどっちがいいのか不思議な居心地ではあるんだけど、
どうやら子供のいない僕みたいなのは、生物としては負け組かもねぇ。


だなんて自嘲気味に物思いにふけながら眺めていたんだ。


改めて辺りを見渡すと、
そんな子供が土足で座席に飛び乗ってはしゃいでいたり、
べったり肩組んで頬ずりに近いスタンスで語らう男たちや、
相変わらず席を譲り合いまくってパンパンに詰まった座席など。


いろいろと日本ではあまり普通ではない光景ばかり広がっているんだけど、
ココではそれらはごくありきたりの日常の風景なんだろう。


価値観というものは、一様で無いから面白いのかも。


そう思ってみれば、一概に憤慨するコトもなく、
興味深くモノゴトに向き合えるんじゃないか?と思いながら電車を降りた訳なんだ。





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優先席を巡る悲喜こもごも、の巻。



毎度メトロに乗っていると、気になるコトがある


ソレは席の端に2席ずつある女性や老人、
身障者優先席を巡る仁義なき戦いについてである。


インドのローカルな電車内ではまずあり得ない光景なんだけど、
メトロではソレら優先席の優先具合は日本を遥かに凌ぐ絶対感なのだ。


我が新居の最寄りは路線の始発駅に当たり、
まず入口が開くと同時に壮絶なイス取り合戦が始まる。


我先に席を占領してかかるのは、真ん中の自由席?からである。
両サイドの優先席は否応なしに譲らなければならない手前、
男どもはソコを避けてマスを埋めていく。


両サイドに運悪く?居座った男どもは、
真ん中の席が空くと同時にソコをめがけて移動するのだ。


その光景はまさにババ抜きの様相を呈し、
テイ良くサイドから真ん中に移る野郎もいれば、
うっかりサイドに流されて次の駅でイヤイヤ席を譲る野郎もいるってな具合である。


そんなやりとりを悠長に反対サイドの真ん中席から眺めていると、
目の前に立った女性が席を空けるようにコチラに投げかけてきた。


一応優先席ではないけれど、
自称ジェントルマンなつもりもないコチトラであるが、
席を立ち、彼女に席を譲るコトにした。


普通ならコレで話は済むところだと思ったのも束の間、
インドならでは?の思わぬ展開が待っていたのである。


席に座った彼女は、
いやいや譲って欲しかったんじゃなくて、詰めて欲しかったのよ!
と言わんばかりに隣に座るように促してきたのだ。


ちなみに譲る前から席は埋まっていた。
イスはフラットではなく1席ずつ微妙に盛り上がっている。
要するに隣との隙間は10センチあるかないか?な具合だったのだ。


一瞬困惑しちゃいながらも、
促されるままに窮屈な彼女の横に腰を下ろすコトになったんだけど、
なんだか本当にインドは不思議な国だなー!って感慨深い座り心地であったんだ。
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インドから日本にお金を送金するの巻、パートツー。

インドから日本にお金を送金するの巻】の続き。


そんな訳で昨日に引き続き、
銀行の門を叩き、同じアンちゃんにご挨拶をし、
昨日言われた通り、アプリケーションフォームに必要事項を記入する。
もちろん通帳もしっかり持参し、どこにも抜かりなんて見当たらない。

「なんだ、なんだ、コイツはすんなりいけるんじゃないか!!?」

だなんて一瞬でも思ったコチラは、本当に甘かった。
次の瞬間、違うアンちゃんが横槍を入れてきて状況が一転したのだ。

どうやら今やろうとしていた手続きはインド国内用のものだったようで、
全てさっぱり白紙に戻ってしまったのだ。


要点をまとめると以下の通りである。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

①今回の送金先であるシティバンクに「SWIFT Code」(ブランチCodeではない)を確認するコト。

※日本の場合はSWIFTCode、アメリカはSORTCode、ヨーロッパはIBAN、インド国内はIFSCCodeとのコト。

②雇用主発行のインド国内のみのTDSというコトを確認する宣誓レター。

③パスポートとビザ、パンカードのコピー、そして顔写真一枚。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ちなみに必要書類は以下の通り。






ってな訳でなんだか良く分からないままに、
またも収穫無く無残に帰ってきちゃったけれど、

どうやらひたすらに面倒臭い手続きが、
まだまだ続きそうだってコトは良く解ったんだ。




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インドから日本へお金を送金するの巻。パートワン



そういえば、
いつものコトが、
いつものように、
うまくコトが進まないってコトを忘れていたようだ。

そう、昨日は銀行へ行っていたのである。


実は何度もこの銀行には足を運んでいるんだけど、
今回のご用件は、マイ口座から妻口座に送金するコトである。


前回足を運んだ際、
なんだかイロイロ悶着して、
結局収穫もないままに泣く泣く家路についていた。


とはいえ、いつまでも泣いてばかりも居られないので、
懲りずに今回も足を運んだ次第であった。

まず、そこらに座っているニイちゃんに用件を伝えると、
窓口でアプリケーションフォームを貰うように言われた。

そして、そのニイちゃんは通帳を要求してきたんだけど、
迂闊な当方は、カードしか持ってきていなかった。

はてさて、どうしましょうか?

と二人で顔を見合わせて、お互い途方にくれたので、

「ネットバンキングにログインってコトじゃダメなのかい?」

と提案してみると、
ソイツはいいね!ってな具合で早速ログインする運びとなった。

すると今度はログインができない。
パスワードは間違っていない筈だ。


再び顔を見合わせて、ワンタイムパスワードを発行するコトになった。
ソレがまたまたソレを入力してもエラー表示で先に進まないのである。


なかなか進まないイライラ道中のさなか、
ニイちゃんはコチラの収入具合とか聞いてきた挙句、
生命保険入らない?とか、投資しない?とかいらない勧誘を始める有様である。


丁重にお断りをしながら進行具合を見つめていても、
一向に作業は進む気配を見せない。


「あと5分後にもう一回やってみよう」


とかなんとか悠長なコトをやっていたんだけどラチが明かないので、
今度は一緒に地階の違う窓口に助けを求めるコトになった。


毎度待つコト数十分。

「やっぱり無理だわー、他もログインできないみたいだから明日来てみて!」

ってな塩梅で毎度のように何の土産も成果もないままに、
アホヅラ下げて帰ってきた次第である。


また明日行くのかー!?といぶかしくも想いながら帰ってみると、
携帯に先方の銀行からメールが届いていた。


「毎度カードのご利用ありがとうございます。
100万ルピーの死亡保険がアクティベイトしました。」

みたいなぶっ飛んだ内容なんだけど、一体コレは何ですか?
いつも送られてくるただの広告ではどうやらなさそうな気がする。

なにせカード番号名指しの、カードを使った時と同様の確認メールなのである。
何?あのニイちゃんとの会話だけでアクティベイトするもんなの?ってな訳ねーだろ!!


真相はまだ闇の中ではあるけれど、
本当に不思議な問答をいつもながらやっている気がする。


という訳で、
どうやら今日も先方の支店に通わなきゃな理由が増えたようなんだ。
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ラジパットなガールの、アフガニスタン街へ行くの巻。

毎度暇に任せて練り歩く今週の一人旅は、
何の気無しのネループレイスから始まるぶらり途中下車の旅にした。


ネループレイスで個人的念願だったイヤフォンを買い、
(日本で買ったのを忘れ、路上で買ったら聞こえなく、小さい音を片耳で聞いていたのだ)
そのままロータステンプルを一蹴。
月曜休みだった近頃まで近寄るだけで閉館日だったのでようやくといった印象ながら、
正味30分以内の滞在となった。



そこからオートでラジパットナガールを目指すことにした。
が、ココみたいな観光地で拾うオートは大抵が面倒くさい。


100ルピーから始まる交渉が50ルピーになったかと思いきや、
どっかの土産物屋をひつこく押して来る訳だ。


結局面倒臭さに流されてメトロで行き着いたラジパットナガールは、
どうやら随分と奥が深かった。


駅から離れれば離れるだけ盛り上がりを見せる商店街は、
まぁ大抵が他のマーケット同様、
衣料品屋で個人的には正直見所なんてありゃしないんだけど、
よく良く目を凝らして眺めていたら、
やけに行き交う人間と雰囲気が違うナガールに出くわした。


それは、どうやらナントカスタンな人間たちの居住地域。


よく見ればどちらも区別はつかないけれど、
ヒンディとはまた毛色の違う文字が並んでいた。



そんな訳でとりあえず、
せっかくなのでアフガニスタン料理屋に飛び込んだ。



何だか中央アジア式ベットの上みたいな座敷があってテンションも上がる。



そこでウズベクプラオ?(ウズベキスタンの炊き込みご飯)
とナスの炒め物、ご当地ラッシーを頼んでみた。


それ以上頼もうとしたら、
「お前一人だろ!?」と制されたので、
次回また来ようと決めたんだ。

迫り来るプラオと炒め物、
ついでにウズベク式ナン(ナンよりハード)を平らげて、
どうやらキュウリ入りだった微妙なラッシーも飲み干した。


折角なので、
追加で仕上げのお茶も試してみる。
出てきたのは、
大好物のカルダモン種子入りのブラックティ。



昼食を終えたのが4時前くらいの遅い昼食な上に、
その後7時から夕食会が控えているんだが仕方が無い。
自ら望んだ据え膳食べねば男がすたるというものか?

というわけでも無いけれど、
運動がてら次の駅まで散策しながら、
アリバイを作ったことにしたのであった。
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インドの、インド人による、引っ越し風景の巻。




思い返してみると、
どうやら人生で14度目の引っ越しというコトのようで、
多いような気もしますが、インドでは二度目の引っ越しを迎えました。


それにしてもご覧のような有様で、
梱包とかも基本無いワイルドなフリースタイルです。

とにかく詰め込むだけ詰め込んで、
予想される筈の移動中の衝撃とか、
詰め込む段取りとか順番とか諸々。

清々しいくらい気にする気配なんて無さ過ぎて、
気にするコチラがバカバカしくなります。


■写真1【横で入れてみたけれど】


■写真2【入らなそうなので、斜めにしてみた】



こんな感じの臨機応変?で行き当たりバッタリな押し問答が延々と続きます。

「ガラスだぞ、それ!大丈夫なのか?」

とコチラだけがハラハラ、イライラしてしまいます。


更には、
どうやらついついこぼしちゃったらしい醤油を、
こちらが別用途に用意した布袋で拭き取ってシタリ顏するなんて、
ちょっと予想の斜め上すぎる行動に舌を巻いたりもします。

「おいおい、それで拭くのかよ!ってか、捨てるなよ、そこに!!」

てな具合に何から何までこの調子なので、
几帳面な方々なら卒倒しちゃうかもねー!と思っていたら、
ちゃんと梱包する業者も当然いらっしゃるご様子。



とはいえ、
よくよく中身を見ると大差は無いかも知れないね。

それにしてもホント、
何もかもが豪快過ぎて、開いた口がふさがりませんよ、しかし。



まるで荷物がゴミのようだZe!!

そんな訳で、
新生活第3弾へと続きます。


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爆笑!インドの避難訓練の巻。



そうそう、先日避難訓練に立ち会ってきたんだけど、
なかなかエンターテインメントなインディアンスタイルで満喫いたしました。

消火器のデモンストレーションでは、
係員が消火器の扱いを理解していなかったり、
ついついうっかり?人のいる方に大噴射しちゃって人々が逃げ惑ったり。

放水訓練でも同様に、
泥水を天高く巻き上げるのはイイとして、
ギャラリーがいる場所めがけて噴水しちゃって大わらわだったりと、
大爆笑とともにあっという間の時間でありました。

終了後も建物内に流れ込んだ臭気と煙で、
みなさま咳き込みながら余韻を楽しんだようです。

どうもありがとうございます。
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キミはトイレ博物館に行ったコトがあるかい?



さて、休日をどのように過ごそうか?

相変わらず直前になって思案を始める体たらくな当方であるが、
聞いたコトがあったような?なかったような?
とりあえず気になる物件に向かうコトにした。

ソレは、「スラブ国際トイレ博物館」。


まず、
家から乗り合いオートでターミナルであるイフコチョークへ向かう。


ソコからは州を超えるのでオートは使えない。

参考文献:インドの小噺/旅と日常の間に。

今回は珍しくバスを使ってみようと意気込んでみたんだけど、
目的地や路線を知らないとなかなか難易度が高い。

今回は道だけは予習済みのため、
とりあえず空港の辺りで降りたい!

と要望するも何故か速攻降ろされたり、
そもそもバスが止まってくれなかったりする。

しばらくヒッチハイク状態で手をかざしていたんだけど、
20分くらいでようやくバスが止まってくれた。

こちらも他と同様目的地を告げると、
すぐに降りるように目配せをしてきたんだが、
状況に慣れ始めた当方は無視を決め込み椅子に座る。

要するにこちらはただ州境を超えたいだけなのである。

という訳で無事空港を過ぎた辺りでバスを降り、
オートに乗り換え未知の土地に向かって進み始めたんだ。

次第に目的地に近づき始めた辺りでどうやらというか、
やはり運転手は地理と説明を理解していないコトが発覚。

なんども地図を見せて説明したはずなんだけど、
おそらく彼らは地図を読めないんじゃないかしら?

そんな訳で、
結局道をさまよいまくった挙句やっとこさ目的地に到着したんだが、
どうやら、
入り口には特に「トイレ博物館」とは表示されていないので要注意。




窓口で、「博物館は?」と尋ねると、
「ああ、ありますよ」ってな具合で通してくれた。

行き着いた先は、
ちょっとしたトイレの浄化槽の展示物が所狭しと立ち並び、
便器が色々並んでいるその奥に展示室があるようであった。

展示室にお邪魔する前に、
トイレにでも行きたかったんだけど、
どこが本物のトイレなんだか聞かないと解らないくらいである。



展示室では、
西洋のトイレの変遷から始まり、
インド国内での歴史的展開がパネルで示してあったり、
具体的な便器のデコレーションや、
トイレにまつわるユーモアポスターなどが展示してあるようだ。



正直何が一体インターナショナルなんだか良くわからないけれど、
きっと、諸外国のトイレの話もしているからインターナショナルなんだろう。



そんなこんなで、
正味30分くらいの滞在であったが、
中学生くらいの社会科見学ツアーみたいなのに便乗して、
なんとなくトイレ事情を満喫してきたのであった。



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インドで日本映画を観る方法の巻。



日本から帰ってきて、
インドで好きな邦画をどう観るのかをしばらく思案していた。

どうやら『HULU』やら『GYAO!』とか
『アイチューン』など有料サイトでしか観れないんだったら、
兎に角契約してでも観てヤろうと鼻息荒く意気込んでたんだ。

てなわけで、
勢い勇んでそれぞれ契約しちまったんだが、
何やら思わず次なる試練が待ち構えていた。

まず、『男はつらいよ』が観れないサイトだなんて、用は無かった。
更にどうやら、海外IPアドレスからだと視聴ができないんだそうだ。

確かにユーチューブとかでも「おたくの国じゃみれません!」
的な門前払いを食らうことが何度もあったコトを思い出した。

「おいおい、そんなんじゃ契約しても意味ないじゃん!!!」

てな具合に速攻解約して諦めかけていたら、
どうやら日本のIPアドレスを取得できるらしいじゃないですか!?

http://www.naru-web.com/hulu/

てな具合で、
気持ちは浮いたり下がったり随分左右されながら、
もはや後先とかどうでもいいから、
サッサと見せてくれ!状態で契約画面に行き着いた。

やっとこさ寅さんとか色々観れるねベイベーとか何とか思いきや、
今度は手持ちのデビットカードを認証してくれない事態に陥った。



ずいぶん時間を喰ったんだが、
正直カードを受け入れてもらえないんだったら仕様がない。
どう寝転んでも、もはや打つ手なしである。

そんな虚無感に打ちのめされながら、
諦めの境地で酒でもカッ喰らおうと思ってもみたんだけど、
ふと、ユーチューブさんにも伺いを立ててみたところ、
思わず驚きの結末が待っていた。

なんだ、ヨウツベさんなら、
寅さんも無料で普通に観れるじゃないですか!!

一体それまでの気苦労とか、無駄に折った骨とか、
まぁどうでもよくなっちゃって、
その後毎度晩酌しながら、
映画に一喜一憂する毎晩を過ごすコトに成ったのでした。

そんな訳で、
日本の昔の映画が大好物なんだけど、
かつての見知らぬ日本の有りようと、
今のインドでのガツガツしながらも、
ノラリクラリも激動な感じってのは、

あながち違わないっていうか、
同じ道を通ってきているなー感がヒシヒシあるんだと想うのです。

もちろん時代もペースも違うんだけど、
勝手にシンパシーを覚えながら人生の映画週間を迎えています。

要するに、
夜することが無いってことの裏返しだなんて思っては無いけどね。

便利な時代の恩恵を甘受している昨今です。




【おまけ】
インドで日本映画に思いを馳せるの巻。
http://india.no-mania.com/Entry/58/

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インドの路上で髪を切るの巻。



ずうっと、ずうっと気になっては居てて、
多分ご縁はなかろうと、横目で流すだけだったのだけど、
先日意を決して路上の椅子に飛び込んだのである。

どこにでもありそうで、
探してみると意外とないモノなんだけど、
木にくくりつけてあるであろう鏡を手がかりに、
汗だくになりながら青空美容室を探し始めた。

とはいえそれほど時間もかからずたどり着いた美容室?は、
どうやらマンゴー路上販売と兼業スタイルのようだった。
そして今更ながら非常にワイルドな店舗展開である。



勇んで踏み込んではみたけれど、
実はヘアカットのオーダーは決めていた。

本当なら、

「(若者に人気の)ヨーヨーハニーシンみたくしてください!」

とか言うべきところなんだろうけれど、
サイドの伸びた毛を刈り込んでもらうだけのチキンオーダーであった。


そんな訳で作業はモノの10分程で片付いた。
汗だくな上に、ラフこの上ないカットクロスの間から、
切った髪がほとんどズボンにダイレクトに落ちていたり、
首元がかゆくて仕方ないのもしょうがないし、覚悟の上だ。

とはいえ、
総額60ルピーの異空間へのトリップはなかなか悪くなかった。
多分また違うところで試してみようと心に誓って、
おっさんと記念撮影に臨んだのであった。






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現場復帰宣言。

ほぼ、というか、
いつのまにやら、
一ヶ月に一回の、
27日更新という定期更新のブログになっていたようですが、
そろそろせっかくなので頻度を上げていきたいと思います。

そういえばインドに帰ってきてからも、
早くも2週間以上が経っていたようで、
ジメジメした日本から逃げ出したかと思いきや、
梅雨明けした日本とは裏腹な雨季真っ只中のインドに戻ってきたようです。



とはいえ、晴れれば暑い、
相変わらず極端な環境になんだかホッとしない気もしない気もします。

いろいろございましたが、
書き連ねないと忘れてしまうので、
これからもよろしくお願いします。

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彼方からの手紙



そういえば、と我に返り?
それとなくブログを覗いてみたら、
なんともちょうど一ヶ月未更新の体たらくにモノゴトは推移しておりました。

そう、この一ヶ月は実に紆余曲折に移り変わり、
実は日本に一時帰国してハヤ20日ほどが経ったようです。

欲張りな当方の日本での生活は、
すでに5キロ近くはゲインしている事実が示すがままに、
インドでは気軽に食べられない生魚やら牛肉やら豆腐やら、
思いつくままにご相伴に預かる幸運なバカンスを馬鹿喰い三昧に消化しておりました。

という訳で、
あともう少し日本を堪能してから、
インドのマイスイートな現実に立ち戻る予定でおります。

いやー、それにしても、インドと日本の違いについて、
毎日噛みしめ確かめる貴重な日々をすごしておるわけです。


ちなみに写真は日本行きな機内食の一コマ。
気まぐれにユダヤ教徒用ミールを注文してみたところ、
CAさんにユダヤ教徒と認識されて、お祈りはしなくていいのか?とか、
フルーツはお土産にできませんとか、
色々いじられ楽しい遠足の始まりでありましたとさ。





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酷暑のオールドデリーをゆく、の巻。



昨晩の宴から一夜明け、
屋上で寝ている本日の観光ガイド君と
電話番号交換と集合時間を確認して一旦家に帰った。


集合時間は9時半だそうだ。


なんだかちょいと早いなぁ、
と思いながらも大体時間通り駅に着いた。


とはいえ彼は来ておらず、
電話をしても出なかった。


まぁありがちな展開だねぇとガッテンし、
一人予定通りメトロでデリー方面へと向かうことに。

昨日の話では、
オールドデリーのマーケットを案内してくれるらしいので、
先に一人でコンノートプレイスの外側周囲を歩いてみることにした。


後で聞くところによると、
どうやらインドはくそ暑いらしい。


確かに暑いが、慣れてしまったのか?


それほどとも感じず、ひたすら炎天下を歩き回る休日である。


シク教の寺院や、ジャンタルマンタル、トルストイハウスなど、
今まで行かなかった外周を一回りしオールドデリー方面へ向かう。


それしにしても、やはりというか、なんというか、
オールドデリー駅前のカオスっぷりは、
相変わらず半端ない風景である。


一体全体、
戦災があったわけでも、天変地異があった訳でも無い筈なのに、
この瓦礫とホコリを多分に含むこの風景はなんなんだろう。


そんな風に感じながら、
さらに奥、以前旅行で来た際に見た中でも屈指のカオスなストリートを目指した。


そこは、
線路の上の高架らしいスポットなんだけど、
なにしろ難民キャンプな勢いの青空根城と、
車の往来が激しいスパイスマーケットであった。


そんな通りを通り抜け、
そのまま線路沿いのマーケットを南下して、
結局いつものパハールガンジで一服し、
一路家路を目指したのである。


それにしても、
一緒に観光する筈だった彼はどうしたんだろう?


結局返信の一つもなく、
翌日職場であっても何のリアクションもなかったんだが、

帰り際、突然停車して鳩に餌付けをはじめる
素敵なオートのおっさんとかも含め、

これもひとつ、
数多いインドの謎の一つであるんだろうと、
おおらかに受け入れてみることにしたんだよ。









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噂の熱帯夜に、ズームイン!



先日、
勤め先のインド人スタッフが誕生日だってんで、
ちょいとお呼ばれしてきたんだった。

そこへ行くのは二度目なんだけど、
全くもって知ったかぶりしていたインドの奥深さを思い知らされた気がする。
なんというか、
いつもどおりにゴミだらけな上に、
扉の外れた冷蔵庫(仕事中)とか、
ペンキ塗ったまんまの空き缶とかなんやら、
建設途中なんじゃないか?ってな風情を通り抜け、
吹き抜けっていうのか?風通しの良さそうな構造なんだけど、
扇風機含めて全然風が抜けていかない熱帯夜な訳なんだ。
そんな訳で近頃は、どうやらみんな屋上で寝ている。


そんな中、誕生会で賑わっていたんだけど、
どうやら話の途中で、休日の過ごし方を訪ねてみたんだった。
そしたら意外や意外、
けっこうみんな普通にデリー観光してたりするんだね。
そういえば、
地方出身者も多いし、たしかにそうなるのかも知れない。
あそこは行ったか?あっちは行ったか?

と話しているうちにそんなこんなで、
メンバーの一人に翌日一デリー観光に連れて行ってもらう運びとなり、
誕生パーティーは幕を閉じたのである。
それにしても、
うだるように暑い誰もいなくなった寝室で、
寝付くに寝付けず段々に面倒臭いので、
借りたタオルを濡らしてまとい、
ずぶ濡れになりながらようやく眠りについたのだった。


[AFPBB News]インド熱波、死者800人超に 首都で道路溶ける

http://www.afpbb.com/articles/-/3049902
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インド生活一周年にむけて。



そういえば、
もうすぐインドに来て一年になるんだった。

さんざんの紆余曲折を経て、
意を決してなんにも決まってなかった一年前。

とにかく持ち前の勢いだけで突っ走ったインドへの門出であった。


そして今、
当初からは想定外の現状だけど、
人生の枠内で言えば、想定内と言えるのだろうか?


とにかくボクら夫婦は、
やってみないコトには、体験してみないコトには、
想像がつかないと言うか、腑に落ちないのである。


ハタから見て間違っていようが、無かろうが、コチラの勝手。
想うに任せて舵を取り、ケツ拭く筈が拭かれる奇想天外の変態である。


なんとも身勝手に聞こえるかもしれないし、
キットそうであろうボクらのワガママキーポンギャーテーなのである。


そんな訳で、
とある記念日の本日、
日本に居るマイワイフの安否を想いながら、
周囲に掛けたご迷惑も鑑みて、
我らの将来におぼろげながら思いを馳せているんだよ。


人間関係者各位、
まずは、ほんとにすいません。
こんなボクらをどうもありがとうございます。


おかげさまでボクらは頑張れます。
本当に人生は判らぬものですが、
判らぬものだから、なお面白く、
コレから先も二人でテンヤワンヤしながら生きながらえて行きたいと願っています。


そんな訳で、
あの日から、もう一年経ったんだねぇ。に付け加え、
記念日の類いは、自らの立ち位置指差し確認であると自覚して、
改めて日々を大事に過ごして行きたいとイキリタツ限りでございます。


ほんと、
色々あった一年だったね。
これからもどおか、よろしくお願いします。

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ハレとケのあいだのナイトクルージング。



久しぶりの投稿になった。

2週間位のこの間にも色々あったんだけど、
まずは友人がうちに居候していたんだった。

家に帰ると、出迎えてくれる人がいて、
なにやら新旧話題を交えた四方山話に花を咲かせ、
休みに一緒にどこかでかける。

そんな日々がしばらく続いていたのであった。

妻と(円満)別居してから、
夜とはひとりで過ごす自分だけの世界だったんだけど、
そんな時間を他の誰かとシェアするのも改めておもしろいんだね。

休みには、
旅人を連れ立ってデリー界隈で初心に還るベタな観光をしたりして、
行ってたコトを忘れていたフマユーン廟や川向こうのアクシャルダム寺院。
出来るだけベタに、かつインドならではの、街並を歩いた。

なんだろう、
遠くに出て行ったボクに会いに来てくれた友人が旅人で、
旅なのか?遠くに出て行ったボクがレジデントでおもてなし。

役回りが一回りしているんだか良く解りゃしないんだけど、
なんだかどうやら人生はおもしろいもんである。

そして来た時と同じように、
彼はふらりと次の目的地に向かって行ったのである。

そんな訳で、
改めてひとりで夜とパソコンに向き合っているんだよ。





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インド人は外国からどう見られたいか?を勝手に考察するの巻。



【参考文献】Indian Times
13 Pictures The Foreign Media Should Use To Change India's Image In The World


【原文】
Media houses from around the world often show India as a country of poverty, dirty streets and absolute chaos. Although this is true, the country has moved closer to coming at par with the developed world. At least when it comes to some infrastructure projects and buildings.
Perhaps it's time that the cows and slums were replaced by modern developments that are taking India into the future. For example, when we think of New York City, we think of the tall skyscrapers of Manhattan. But no one ever thinks of the suburbs and the homeless people that live in the city. 

【グーグル翻訳】
世界中のメディアの家屋は、多くの場合、貧困、汚い街と絶対混沌の国としてインドを示します。これは本当ですが、国が先進国並みに来るの近くに移動しました。少なくとも、それはいくつかのインフラ·プロジェクト及び建物に来るとき。
おそらくそれは、牛やスラム街が未来にインドを取っている現代の発展に置き換えたことが時間です。我々はニューヨーク市を考えるとき例えば、私たちは、マンハッタンの高層ビル街を考えます。しかし、誰も郊外や都市に住んでホームレスの人々の考えていません。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

なんだか、やっぱり!というのか、良く解らないけれど、
インドってそうだよなぁって納得した気がするのです。

たぶん、
褒めてもらいたくて、認めてもらいたくて、
言われたコト色々直してるつもりだけど、
知ったかぶりと自意識過剰が邪魔をして、
問題の本質を捉えていないから、
目に見える部分だけ取り繕ってこんなコト言ってるって言ったら言い過ぎかしら。

普段使いのイロイロからそんな風に感じてしまうんだけど、
言い過ぎでもない気もするんだよね。


でもなんだか、
どうやら日本も褒められたくて仕方がないようだし、

【自画自賛】「日本はすごい」「日本人はすごい」系番組が気持ち悪い【自慰】

誰もがみんな、みんなに認めて欲しいんだよね!?ってコトですかもめ。


確かに個人的感傷に乗っけて話をさせて頂きますと、
妻にいろいろ認めてもらいたいと常々思っておりますですます。

そう考えてみると、
日々のたゆまぬ地道な努力と、こんな台詞を言わないコトかしら!?

てな訳で、
他人の振り見て我が振りなおせるように頑張りたいと思った訳なのさ。



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真夏の夜の、タクシーオイテケボリ事件の巻。


【前回の続き】


その後、パープルラインからブルーラインに乗り継いで、
向かった先はカロルバーグ。

特段用事はないが、行った事がなかったので来てみたのである。

それにしても、
予想以上に人がごった返している。

大きなメインストリートの両側には様々な商店が軒を連ねているが、
どうやら月曜日はお休みとのコトで、シャッターが閉まっているんだが、
そんなコトに気がつかないくらい露天商が衣料品やら謎のグッズを所狭しと並べている。

道を歩けばサングラスやら変なおもちゃ、ボールペンなどを売りつけられる、
なかなか混沌としたざっくばらんな賑わい方をしている。

一通り歩いた挙げ句、
ついでに歩き方にも書いてあったピュアベジレストランに立ち寄ってみるも、
そちらもどうやら定休日なのか、中休みなのか、で営業しておらず、
結局いつものパハールガンジで安酒を搔っ食らって家路に着いたのである。

しかし、
ただで家路に着くのもつまらないので、
折角なのでオートで帰る事にしたんだが、
それがソモソモの悲劇の始まりだったのかも知れない。

はじめに向かった先はパハールガンジからバサントクンジ。
そちらも行った事がなかったので、向っただけのコトである。

道中居眠りをしながら辿り着いた先は、
なにやら『ミゾラム』って書いてあるホテル?であった。

おいおい、もしかしたらあたし、ミゾラム人に見えたのかも知れない。

とりあえず近所の繁華街に連れて行ってもらい、
一回りして次のオートに拾われたんだ。

とはいえ、
デリー圏内からグルガオンの州越えは、オートでは出来ないのである。

結局ギリギリのチャタルプール駅に到着し、そこからはメトロで帰るコトに。

最寄りのシカンダルプールで降り、
近所の酒屋で酒をあおり直したあと、
とんでもない展開が待っていたのである。

拾われたタクシーの運転手は、
しきりにオネーチャンを勧めてくる。
走行中にとなりのリキシャのねーちゃんに交渉する始末で、
断り続けていたんだがそれにしても、
どんどん目的地から離れて行くんだよ。

何度指摘しても、

「大丈夫、ちょっとウチに寄ってから向かうからちょっと待って。」

と暗い夜道をどんどん進んで行ったんだ。
もういい加減にしろ!と大げんかの結果、
啖呵を切って車を飛び出したのが運の尽き。


真っ暗闇の荒野?のど真ん中で、
置いてけぼりのハードモードな展開に陥ったのである。

かすかな月の明かりを目印に、
遠くに見える車が走る道路を歩いて目指す。

土地勘だけが頼りのおぼつかない家路である。
もちろん酔いだなんてとっくに醒めきっていた。

なんとか車が往来する十字路に辿り着き、タクシーに拾われた。

どうやら運転手曰く、
我が家までは10キロ以上離れた場所に連れてこられたようだった。

一体全体アレはなんだったのか?
前回もそうだったけど、夜中で下手にタクシーを拾うのはやめておこうと思う。
タクシーもどきみたいな連中も多いし、
こういう場合リキシャの方が、まだマシかもね。


と反省と無駄を重ねて恥を晒して生きているのであるよ。









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デリーと東京を繋ぐ、妄想途中下車の旅。



【前回の続き】

オートに飛び乗って次の目的地を目指そうにも、
それと言って思い浮かばないカボソイ想像力のボクは、
そういえばと何となく、カーンマーケットを目指すコトにした。

カーンマーケットとは、
何だかセレブでハイソな雰囲気だけど結局色々ボロい、
インドならではの高級マーケットである。

ちょっと気になるコトがあっただけで、用事は簡単に済んでしまった。

周囲を二周ほどした後に、
今度は最寄りのメトロパープルラインを終点まで行ってみるコトに。

要するに、ヨッポド暇なのであるね。

とは言え気分はぶらり途中下車の旅であり、脳内ナレーションも万全である。

意外と込み合うがそれなりに涼しい電車内から車窓を覗き、
電車は風景とともにどんどん郊外に向かって進んで行く。

終点に到着し、
あらかた要領を掴んだところで目的地を決めた。
今回はカルカジマンディル駅からまち歩きを開始するコトにした。

どうやらこの駅、
将来的には我らがイエローラインとの合流地点になるそうで、
駅の周辺は絶賛大工事中のご様子。

そんな駅前から少し行ったところに、
どうやら駅の名前になっているんだろうマンディル(寺)があった。

ゆるく上がって行く階段の両サイドには土産物屋が立ち並び、
完全に門前の仲見世通りの様相である。

そんなドローカルなお寺のプージャを覗いたあとは、
ちょっとした丘を下りながら土産物屋が散見する道を歩いてみる。

すると目の前にデリーの観光スポットの一つ、ロータステンプルが見えてくる。

っていうか、どうやら月曜日はやっていないようで、
柵の外から観光客は写真を撮っているようであった。


http://www.ab-road.net/asia/india/delhi/guide/05250.html


それを横目に公園を抜けると今度は謎のお寺が姿をあらわした。

http://iskcontokyo.blogspot.in/p/blog-page.html


なんとなく、
飛び込んで行くには気が引けたので、
横目でスルーし街場に入って行くと、
どうやら見覚えのある街並にご到着。

どうやらつい最近も来たような気がする、
デリーのアキバことネループレイスであった。

うむむ、
なるほどそうか、
電気街を抜け、坂を上がって行くと聖堂があって、
その近くには他にも大っきな教会があるって、
ソレってまんま東京じゃないか!?

と一人こじつけ合点承知して、
再び電車に飛び乗って次の目的地を目指したのである。


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お気楽極楽インド東北地方への旅。



日本がゴールデンウィークらしいので、
コチラも気分だけお出掛けした事にして、
日記をサボった言い訳にしようと思う。



そんな訳で、
色々あるにはあるんだが、
この前、改めてデリーのそぞろ歩きをやって来たんだ。


目的地は特になし。
要は気まぐれ一人旅である。


確か家を出た時は、
地下鉄レッドラインの終着点にあるらしい遊園地をイメージしていた筈だった。


とはいえ、
一人で遊園地でハシャグのもチョイと痛いコトも知っている。


そんな負い目からか、
INA駅で降り、ディリーハートというインド全国物産市みたいな場所に立ち寄った。


土産物には興味はないが、
ソコでは全国色んな州のご当地料理が食べられるのだ。
もちろん今回はご近所の州や、似た様な料理を出す州には悪いが興味がない。


そんな訳で、
今回はミャンマー国境に近い東北地方のマニプール州とナガランド州をハシゴした。


マニプールでは魚定食、ナガランドでは豚のスパイス煮込みを頼んだんだけど、
なんだろう、そういえば以前マニプル人にまかなってもらったご当地料理を思い出した。


そうなんだった、ボクはちょいと苦手なんだなこの塩味とこのニオイが。


ちなみにマニプル人は、デリー辺りのカレーは辛い!と言うが、
コチトラに言わせれば、彼らの料理も十分辛いのである。


ナガランドもなかなか意を決しないと決して行かない場所だろう。
観光ポスターとか、ヤリを持った原住民をアピールをしている秘境みたいだ。


コチラもなんとも言えない味わいを楽しんで今回のインド東北プチ旅行を終え、
オートに飛び乗り次の目的地を目指す事にしたのである。
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オールドデリーのカオスな車窓から。



カオスもカオス、
ジャマーマスジット前に出戻ったその時、
1台の観光バスが目の前を通り過ぎた。

乗客はみな西洋人のラグジュアリーなボルボバス?である。

彼らは皆が皆、ジャマーマスジットではなく、
門前のコチラ側カオスストリートを熱心に写真に収めているようだった。

なんだか複雑な心境になりながら、
気持ちも判らなくもない居心地でもあるのが不思議でもある。

個人的には、
寺社仏閣よりも周囲の庶民の生活が気になるのと同じなのかな?

でも、
高みの見物は趣味じゃないし、
彼らはこの後ドコに行ったんだろう?

良く解らないが、
渋滞を言い訳にボクはそのバスに蹴りを入れながら、
ヤギだか羊だかの生首が溢れるマーケットに別れを告げて、
マスジット横のマーケットに割って入って行ったんだ。

更にカオスなこのマーケット、
買いたいものも大しちゃないけれど、
今話題のアップルウォッチもどきに琴線が触れたのは仕方がない。

とはいえ、
買っても良いが、ネタにしかならない糞クウォリティで付けるシーンが見当たらない。


そんな馬鹿歩きをしている間に、
どうやらレッドフォートな麓に辿り着く。

良く解らないが、もしかしたらやってないのかも知れない。
月曜日は日本に限らず休みが多いのも玉にきずなんだよね。


そのままひたすら歩き倒してみると、
大きな公園があり、猫も杓子もクリケットをしていた。

みんながみんなやっているので、
ドコからボールが飛んで来るのかワカリャシナイ。

ひたすら土地勘たよりに南下して、
ニューデリー駅近くに戻ったんだけど、
地図を見ても良く解らないのはなぜなんだろう?

あれは、一体なんだったのか?

隣で歩いてるおっさんが何となく気になって振り向いてみると、
そのおっさんの顔の反対側がケロイドだったり、
悪いがこの展開ではホラーなんだけど、インドじゃ当たり前でもある。

だんだんドコにいるのか?ワケが解らないんだけど、
なんとかどうやら戻れた様な白昼夢な居心地になった。

そんな訳で、
段々運動不足なボクの足は悲鳴をあげ始め、
線路の反対側のメインバザールでらビールで一息入れて帰るコトにしたのであった。


どうやら、やっぱりデリーは奥が深い。
折角近所なだけに、ありったけに歩き倒しておこう!と意を決した休日だったんだよ。

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