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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インドの超絶時間感覚に翻弄される電車ツアーの巻。




じわじわと遅れに遅れた電車の遅延のおかげで、
先述の通りサールナートに行くには行ったんだけど、

帰ってきてさてどうしよう!?

ってな具合で再びみたび当ての無いいつ出発なのか?
分からない電車を待つはめになった。


昼の11時過ぎの出発なはずの電車はとうに夕方を過ぎ、
刻一刻と遅延しているはずの出発は知らぬ間に遅れをとっている。

当初一般庶民向け?なカオスな待合所で待っていた僕らも、
業を煮やして特等席取得者用の待合所に場所を移した。

カオス過ぎた庶民の空間とは違う、
ちょっとスノッブなテレビがある空間だった。

先述の窓口で夜10時に出発だよと告げられてから、
当該の10時を過ぎてからも随分経ったのは勘違いじゃないよね、コレ?


その次に告げられた11時出発って噂?を聞いて直前に確認しに行って、
どうやら朝の6時になったよー!って聞きに行かなけりゃ知りえない情報だった。


更に気になり過ぎて夜中に眠れぬ目をこすって改めて確認しに行くと、
朝の6時予定がいつの間にか、改めて10時とかになっていたりする。

インドではお馴染みの光景だけど、
深夜の駅の構内は床で寝て待つ連中の巣窟になるんだよ。

正直何を待ってるのかも謎すぎるインドのあるある光景なんだけど、
彼らをまたぎながら、何度も起きては、時間を確認しに行った僕は、
日本では(我が家庭内では)ゆるゆる過ぎて信用おけない男代表だったんだけどね。

あまりに待合所で居座りすぎる僕らを、
管理人のおばちゃんが怪しむくらい滞在した長すぎるお預けを経て、
僕らの出発は昼の12時を過ぎてからであった。



要するに待つコト25時間。

ようやくバラナシ駅を出発した電車は、
予定の16時間を余裕で超えた24時間後にデリーの駅に到着したんだよ。

それは要するに、
僕が帰ってきたのは、
予定していた休暇を更に二日過ぎていたっていう、
プチ浦島太郎状態だったよね。

コレをインドの馬鹿野郎!と捉えるか、
コレを愛おしいインドのおおらかさ!と捉えるかはあなた次第!

いずれにしても、
仕事をしてる人にはマジおすすめ出来ない鉄道旅行ってコトでしたね、僕にはさ。

南無。

 


 





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インドの流れに翻弄される24時間ディレイの巻。



そんなわけで、
僕らは出発予定時刻通りに駅にやって来た。


そんな予定通りの道中は、予想通りに、
時間に翻弄される時間を過ごしていた。


確か11時位に出発する予定の電車は、
平然といつの間にかその時間を過ぎて、

気がつけば電光掲示板も勝手に予定時刻を過ぎている。
というか、いつの間にか時間が変わっている。

いきり立って窓口に問い合わせてみると、
それも平然と、遅れてるからさー。みたいなノリで、
軽くあしらわれて捉えどころがないわけなんだ。

いつ変わるか分からない都合上、
どう動いていいか?わからないよね。

そもそも駅に行く前にも、宿で確認してもらっていたんだよ。

時間通りなのか?否か?

確認するサイトはあるにはあるんだけど、
結局稼働していないのでまるで意味がわからない。

電光掲示板に掲げられている時間も、
実際窓口に強引に問い合わせてみると、
全然違うし、困ったら窓口に問い合わせた方がいいよ。


どんなに長蛇の列が並んでいようが、
そんなのは知らんぷりで、窓口横から突入したらいい。

外国人ならではなのかも知れないけれど、
仕方なさそうにおっさんが対応してくれるから。


僕の場合は、
長蛇の列を横目に適当に裁くおっさんを嫌味っぽく撮影していたら、
警備員に囲まれた挙句直接おっさんの横に通されて、
電光掲示版では12時間ディレイだけど、
実は20時間くらい遅れているからね。

と教えてもらったわけなんだ。

ちまちま遅れるよりも、
ちゃんと遅れる時間を教えてもらえれば有効活用も出来るってもんだ。

そんなわけで、
空いた時間を仏教の聖地サールナートに行くことにして、
時間を過ごしたんだけど、
戻ってきてもなお、結局24時間ディレイの憂き目にあって、
待合所で朝まで過ごすことになったんだよね。





 

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インドは誰を試しちゃいないし、僕らが勝手に悟ってるだけだよね。

 


今回の滞在は雨季ということもあるけれど、
どうやらひたすら雨に明け暮れ過ぎて(一応)ニュースになる位であったようだ。

どおりで行く先々のガンガー沿いで車が浸水しているし、
どちらにしても慣れてるし、みんなも慣れてるんだと思ってたんだけど、
どうやらそこらじゅうが水たまりどころじゃない騒ぎな訳だ。


 
前回の滞在で毎日のように夕方佇んでいたメインガートでのプージャは、
そもそもあの階段すら水没して商店街の入り口まで浸水している。


増水した分、階段やガート沿いで座っていたであろう人々は、
特設ボートや周囲の建物のベランダからそのプージャを眺めるのである。

僕らは結局意味不明の500ルピーの所場代を払い(払わなくていいと思うが)
ガート横の私有地だという建物の屋上に上がって眺めていた。


今更インドと日本を比べるのも阿呆らしいけれど、

いくらたまに有りうる状況だとしてもこれだけ浸水して被害もあるのに、
とりあえずみんなプージャー見て、びしょ濡れになりながらその横でチャイ飲んで、
よーし!終わったしどっかビール飲み行こーかー!とか。

でもまー、他で飲むより宅飲みだよねーとか言って、
一応我らが拠点になったベンガリートラのスパイシーバイツに戻って飲み直すようなノリとかさ。
次第に違和感を溜め込むに至り、
 
「あそこ(インド)行くと、人生観、変わるらしいよ。」

って言われてる意味がわかるような気もしてくる。 
 
要するに上記のように物事(事態)の捉え方が僕らにとっては異次元すぎるのである。

どんなに電車が遅れようと、
大雨すぎて日本ならニュース案件だろうと、
ゴミ捨て場や渋滞甚だしい道路の中央分離帯だろうと、

彼らは構わず地面に座り、チャパティやチャワルをむさぼったり、
その場で横になって時間を過ごすのである。

それは、
彼らにとってはいたって普通のことであり、
僕らにとって噴飯ものやありえない状況だったりするってことだ。

その結果僕らは、

「インドに行くと試されるよねーw」とか、

「インドに行くと価値観が変わる!」とか、

「インド、半端ねー!」とか言って、

どうやら勝手に悟って帰って行くんだと思う。

実のところ、
彼らは一切僕らを試してはいないし、
インドは一切僕らに見向きすらしていない。

ただ普通に毎日を繰り返し繰り広げているだけなんだよね。

そんな訳で、
まるで徒手空拳の知ったかぶりな孫悟空状態を経て、
何を持ち帰るのかは、神のみぞ?
いやいや本人にしか分からない謎のエキスを持ち帰るんだろうなぁと思うんだ。


その結果、
相変わらず律儀に時間を守って来たはずのバラナシ駅で、
ジリジリと出発時間がずれていく様を呆然と垣間見ては、
先述な風に超絶好意的な解釈ってこういうんだろうなぁ、
って自分を無理やり納得させながらでもやっぱり無理だよねー!と思うのか?

それでもなお、
試されている筈の自分の状況に意味を見出すのか?どっちだろうね。
 
だんだん勝手に堂々巡りしてる感じが伝わってきたかな?


ブッダはガヤー近所の前正覚山で6年間苦行して、
無駄だと悟りスジャータさんに粥をもらう流れになったよね。(ry 
まぁそんな訳で、
インドの時間の流れはよーくわかったけどさ、
それで僕らが勝手に納得するのも合点したけどさ。

まぁそれにしても、
お前らホントにそれでいいの!?っとは聞きたくなっちゃうけどさ。
 

そんな勝手な問答をしていたら、
そんな風に案じるこちらがおかしいのかもしれないよねー!?

もはや堂々巡りで、お酒も回ったところで、
何を言いたいかわからないのでもう寝る事にしよう。


いやー、どのみちインドはパネーっす!と思っています。


 

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人を訪ねる旅と、勝手気ままな旅の違いについて。



友人に右往左往で連れて行かれた場所は、
そういえばきたこともある気がする場所だった。

どうやらそこは、
ベンガリートラ沿いにある「スパイシーバイツ」ってお店のようだ。

到着するなりこちらは恐縮しながらも,

「ビールはあるの?」

とかけしかけてみたりする。

「ああ、もちろんあるよ!」

ってな具合に思わず持ってきてくれそうになったんだけど、
多分メニューに無い筈なので一応(聖地なので)遠慮して奥にあるテラス席を陣取った。

僕らが到着すると時を同じくして、
小雨が大雨に変わり始めていた。

そんなことも言い訳にしながら、
しばらくお互いの近況と界隈の状況とかを、
昼間っからビールをかっ喰らいながらに談笑が始まったんだ。

先述の通り、
旅というものは目的があるのと、無いのでは、随分楽しみ方が変わるものである。

そんな風に改めて今回の目的を思い返してみると、
先述の友人に会う事や妻と義理の妹と再巡礼することはもちろんだったんだけど、

ついでに個人的感傷として、
友人の彼に出し巻き卵用のフライパンをプレゼントする勝手な儀式が感慨深かったカモね。

「地元バラナシで日本料理屋をやりたい!」という彼への餞別としての意味合いと、



かつてここバラナシで知り合った、
実は僕の地元在住インド人とのキッカケが、
チャパティ用のフライパンだったコトも思い出しながら、
勝手にフライパンのご縁を感じ取っていたんだよね。

第98話/シバラートリーにまつわる、個人的エクセトラ


とはいえ、
今回の僕らのバラナシ滞在は大急ぎの旅路である。

そこで知り合った訳知り顔の友人に案内されて、
大急ぎでガンガービューのホテルを確保してから、
(ちなみに前回は400ルピー位の安宿ばかりだったのが、
今回は2000ルピーのガンガービューになったのである。)
折角のバラナシ観光を始めることにしたんだよ。

そういえば、
初めて来た時とかじゃ、
誰も信じない!ってな具合で孤高の旅路だったし、
それに比べると、
慣れたというのか?インドの友人がいるのもあるけど、
行き先やモノゴトを人に委ねるような余裕があった気もするよね。
 
 
それにしてもまぁ、
みんなが異口同音に言うように、
近年稀に見る大雨だった中でのローカルな火葬場体験や、
電信柱がギリギリ流れちゃいそうな中でのガンガー沐浴体験とかを経て、
僕は個人的に飲みすぎなのか?気候変動なのか?ガンガーにやられたのか?
夜中から吐き気を催す超絶体調不良を経て、
おかげさまで翌日には生まれ変わったようにアセンションな快調な朝を迎えたんだよ。





 

 







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一度めと二度めの滞在の違いについて。



今回人生二回目のバラナシ滞在に向けて、
心ばかりながら小さい仕込みをしていたのである。

カレコレ5年前くらいの前回のバラナシ滞在では、
確か10日間くらいののんびりステイで過ごした、
今となれば結構気長でのんびり陽気なステディだったんだ。


毎日同じようにガートを散歩して、
おんなじ物売りや物乞いに会って、
通りのおんなじようなカフェーで食事するような毎日だった。

実は今回のバラナシ滞在にはちょっとした目的があり、
ソレは知り合いのシェフに会いに行く旅路でもあったのである。

旅というものは、
目的があるのとないのでは随分趣が違うのも醍醐味だと思う。

てな訳で、
駅に着くや否や彼に電話をして僕らの到着を告げる。

妻が駅で困っていそうな日本人の若者を助けてあげなよ!
とかけしかけてくるけれど、
それはきっと彼らの将来的に絶対助けない方がネタになるだろうと切り捨てる。

それにしても、
駅から街の中心なゴートリヤーまで行くのは結構面倒くさいようだ。

若者たちにちょっとだけ同情もしながらも、
電話越しにマイフレンドに道案内をさせて目的地に向かうことにした。

どうやら友人のレストランは地元でも有名なところらしい。
とはいえ我らがリキシャワーラーは一切そんな会話を理解せず、
とりあえずゴートリヤーに向かっているようだ。

目的地近くになってから喧々諤々電話越しと、
近くにいる見ず知らずのインド人同士の会話でなんとかケリをつけ、
友人がようやく迎えに来る結末になった。

それにしても本当にバラナシの川沿いの街並みは、
磁場が違うとでもいうのか?右も左も右往左往する不思議な街並みである。

道が混んでいるからと、
マイフレンドが選ぶ小道を進むにつれて、
既に僕らはどこにいるのか?どこに進んでいるのか?わかりゃしない。


気がつけばベンガリートラに裏道を抜けてやってきたんだけど、
未だに地図を見返してみてもなんでそのルートで来れたのか?
インドの謎がまた一つ増えた心地なのである。




 




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仏教の多文化っぷりと所感。

思うに聖地と云われる場所は、
面白いなぁと常々思う気がするのは、
一体なぜなんだろう?と思ってみた。

実に個人的な意見なんだけど、
それはキット
色んな人が集まってきているからなんだろうと思うに至った。

要するに、
僕は厳密な意味で聖地が好きなワケでは一切なく、
多種多様な人が集まりくる場所が好きなんだと思ったのである。

ソレはもっと言うと、
秋葉原も聖地だし、上野も聖地、パハールガンジも聖地なんだ。
もちろんリシケシ、ハリドワル、ヴァラナシ、プシュカルは完全に聖地。

とはいえ国際色溢れる方が面白く楽しませていただいている気がする。

というワケで前振りが長くなったが、
ボードガヤーは面白い聖地であった。

仏教の聖地なだけあり、
各地の仏教テンプルがそれぞれの趣向でもって寺院を設立している。
(写真は日本寺内の図書館)




同じはずの教えを讃えた仏教の寺院が、
これほど違う志向と見せ方でプレゼンしてくるのは実に興味深いよね。

今回の宿泊先の眼と鼻の先にある日本寺は一番渋い造りなワケだ。
ソレは日本から宮大工を招聘しているところから本気度は伺える。

その隣のブータン寺院といえば、
素人目にはタイの様式に近いようなド派手な本堂の演出が際立つ。





中国のソレはソレで、
壁画などからは中国らしい絵柄や文様が伺えるし、 
タイ寺院はタイに来たような気がする独特な雰囲気がある。


そんな多種多様なボードガヤーの総本山?マハーボディ寺院は、
そんな多種多様な各地の坊さん方がこぞって参拝するまさに総本山な雰囲気だった。



観察していると、
だんだんに袈裟で何処の坊さんだかわかるような気がしてくる。 
インドのあの色、タイのあの色、スリランカはあの色、日本とかは全く違う也。

マハーボディの裏庭には菩提樹があり、ソコでブッダは悟ったそうな。
手塚治虫のブッダ好きな個人的にはそれでもってちょっとは感慨深いけど、 
まぁどうあれどの宗教にも言えるけど開祖はどう思ってるんだろうね、この違いやら全部。

ともあれガヤーの滞在はこんな風にお寺散策と、
ナマズ蒲焼を頂くつもりで行ったホテル(未遂)、
で早朝5時には駅に向かい、結局予想通り遅れて出発した足早な滞在になったんだよね。



 









 
 

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ブッダガヤーとボードガヤーの違いについて。

インドという場所は言わずもがなデカイ国なんだと、
改めて噛み締めるぐらいしかやるコトがない長距離移動が始まった。

なにせ1000キロオーバーの旅路である。

コレは我らが群馬から父の故郷な北九州くらいの距離感らしい。
加えてこちらではエクスプレスの筈な鈍行具合であって、
出発時間もずれ込んでいる手前、何時に着くのか神のみぞ知るところだろう。

今回の目的地はガヤーというわけで、
神ではなくてブッダの聖地巡りから始まる旅路である。




ガヤーの駅からオートでブッダガヤーへ向かうには、
どうやらオートで3−40分といったところだろうか。

いくら掛かったかは忘れたけれど、
普段の一人旅とかとは違う三人旅では先方のフッカケレートが変わってくるんだが、
まぁ大した問題ではないだろう。


車窓からも覗いていたように、
ど田舎ビハールの風景は実に牧歌的で、
デリー界隈の牛だったら残飯漁りが主食だろうに、
天然グラスフェッドな牛さんたちは幸せなのかも知れないね。

とはいえ大気汚染区域から来た僕たちが期待していたほど、
空気が綺麗な印象でもなく、インドのどこにでもあるような、
クラクションと排気ガスまみれになる街並みを経てブッタガヤーに辿り着いた。

ちなみに経験上、
「ブッダガヤー」と言ってもほとんど通じないのは注意が必要かもね。
「ボードガヤー」と言って初めてガッテンいただける

なんだかインドの人たちは、
僕らにとっては大して違わないと思ったり、
違っても雰囲気で察しれる位の発音の違いを全く理解しないんだよ。

この察し方の問題は、
その後も続く今回の旅のテーマになりそうだなぁと、
そういえばそうかも知れないと後になって思っているのであるよ。


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予定の立たないインドの電車ツアーの巻。 



妻が来て一週間程東の方へ旅に出た。
目的地はガヤとバラナシ。
結論から言うと、
電車の旅はよっぽどじゃなきゃお勧めできやしない。

インドの度を超えた超越時間に翻弄される旅路であった。


それにしてもあっという間だったけど、
折角なので順を追って書き連ねてみようと思う。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 

あらかじめ予約していた電車の始発駅は随分遠い駅だった。
そんな始発駅アナンドビハール駅は、
デリーからブルーラインメトロでヤムナー川を挟んでしばらく行った場所にある。



事前に予約も済ませ、
準備万端で臨むかつて無いほど非の打ち所のない旅路の筈であった。



当日も時間にかなりの余裕を持たせ、
現地で時間調整するくらいの余裕で臨む完璧な姿勢である。



そういえば四、五年前の新婚旅行時は、
ニューデリー駅の外国人窓口から始まり、
セカンドスリーパーで肩身が狭い旅路だったような、
行き当たりばったりな展開だったことを振り返ってみると、


雲泥の差とも言えるほど準備万端な上に、
取れる限りの最上級クラスの席を予約するラグジュアリー感すら漂うはずだった。
 
 
そんな出発地点のアナンドビハール駅は、
バスでは使ったことのあるターミナル駅なんだけど、
メトロや電車での利用は初めてだし、
周囲でご飯でも食べてから。と思っていたのが、
早速出鼻をくじかれるほど駅にも周辺にも何もありはしなかった。


かろうじて駅にある食堂で、
なかなかソコらでもお目にかからないほど
美味しく無いターリを頂きながら出発に備えていたんだけど、
ふと気になって窓口に出発時間を尋ねると、
4時間後の出発なんだってことを知らされる結果になった。


みんなで呆然とスケジュールを練り直し、
そういえば誰もが行ったことのないガンディーガートに行ってみることにした。


ガンディーガートってのは、
ガンディーさんの慰霊碑がある公園みたいなところで、
向かいにはガンディーの半生を綴った博物館がある。






なんだか予定外のデリー観光だったんだけど、
コレも旅の醍醐味だよね、ってな具合で緩やかに今回の旅路は始まったのである。




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クテュブミナールの周辺を歩き倒す、南デリー散歩の巻。



今回もまたデリーのアチラコチラを無闇に歩く道中である。

ちょいと仕事の都合上バサントクンジに行く用事が出来たマイ休日。
腰を上げた時間が中途半端過ぎて過ごし方に困ってしまう。

いつも通りメトロ内で行き先を思案した挙句、
突発的にクテュブミナール駅で降りることにした。

クテュブミナールってのは、
言わずと知れた世界遺産のデリー観光名所である。

そういう名所近くの駅ってのは、
面倒臭い輩が跋扈する気がするんだけど、
今回はそれに輪をかけて面倒臭そうなオートに乗ってみた。

なにせ、せめてクテュブミナールまで40ルピーくらいが相場じゃないか?
と思うんだけど、(ちなみに僕はメーター付きオートに出くわしたことがない)
なんとまぁ奴は10ルピーだって言うんだよ。

説明を聞くと明らかに面倒臭そうだった。

「ファースト、ショッピングプレイスOK?ネクストクテュブミナールOK!?」

まずは腹ごしらえから始めたいこちらは適当に、

「いやいや、別にクテュブミナール行くつもりもないし、
じゃあショッピングのところでおろしてよ」

と言ってみる。 



そんな風に適当に始まったご当地観光は、
明らかにクテュブミナールから離れた方に向かい始めた。


嗚呼、やっぱりそうだよね。 
その先にあるのはあそこだね、
なんか象とか色々オブジェが派手なあのエンポリウムしかないよね。

別に行っても構わないけど何も買うつもりもない。
そういえば初めてのバンコクでもそんなノリだったなぁ。
だなんて懐かしく思いながら止まれと言っても止まらないので、
飛び降りてクテュブミナール方面を歩くことにした。

改めて思うのは、目的地が無い旅路じゃあオートは勝手が悪いよね。

実はずいぶん前に友人から、
そこら辺周辺はなかなかカオスな商店街があるよー!と聞いていたので、
どこにあるかわからないけど、そこら辺が今回の目的地なのである。

観光客が行き交うクテュブミナールを抜け、
ちょいと高級げな日本料理屋を超えて、
なんだか知らないようで聞いたことがあるような街並みにたどり着いた。


そこは、メラウリという地域らしい。なんだかバスとかの目的地で見た覚えがある。


当初、まぁビールでも煽ってご飯食べようかなぁ!的なノリだったんだけど、
あ、そういえば、と思いながら歩けば歩くほどわかるのは、
ココがイスラム圏の街並みだってことだったんだよね。

要するに、酒が無いに違い無い!!


ご飯がどこでも食べられるのはわかるけど、
明らかにこちらの望むような形態では決して無いワケだ。
 

結局飲まず食わずで歩き倒して辿り着いた仕事上の目的を果たし、
その後も同じ道を歩かないようにしたつもりが元の黙阿弥に戻り、
反対方面を意識したつもりが思わずクテュブミナールにたどり着いてしまった。

本当に迷路のようで、狭い路地をすり抜けた挙句、
いつものインドな路地裏の風景を彷徨ったんだね。

その後しばらく歩いて北上していたんだけど、
雨が激しくなった手前オートにお願いしてメトロに乗り換え、
夜はデリー北部のチベタンコロニーで過ごすことにしたんだ。

そういえば、きっとグレーゾーンなこの一帯ではあるけれど、
近頃随分と整備されつつある印象で、
新しい洒落たカフェーやらブティークが出来始めているよね。

そう考えてみると、
当たり前ながら同じような路地だとしても、
宗教や文化圏が違うと随分雰囲気が変わるもんだなぁ。

余談であるが、
個人的にはチベタンがインドでは洒落ていると思っている。
その次にネパリ、東北民、パンジャビ、ヒンディワラ。
インド人は基本キンキラ派手好き過ぎるキライがあるね。 

 
そんなワケで、そんな一角で晩御飯を頂きながら、
きっと雨のマイホームは多分停電してるよなーとか思い、
ビールを煽りながらココで一泊することに決めて夜を明かしたワケなんだ。














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オールドデリーを日常的に歩く日課の巻。



先述の通り休みになるとデリーを改めて歩くのが日課(週課)である。

そういえば書き損ねたけど、
先述のコリアン道中からの流れで見つけたムールチャングの日本財団では、
マイ大好物の「男はつらいよ」の上映会にもありついたんだった。

第279話/インドで、リーズナブルなコリアン料理をいただく

そのままの流れでバイオレットラインの最終地点であるITO(伊東ではない)まで行って、
彷徨いながらオールドデリーを歩き明かしたこともあった。

それらは当時を書き記したメモがあったりするので、
そのうち気まぐれにココでもダラダラ書き連ねてみたいと想う。


そんな訳で近々のデリー探索は、
相変わらず当てのないコンノートプレイスから始まって、
ふと気になっていたロシア科学文化センターに行ってみることにしたんだ。

いつも通り事前に見た地図と土地勘を頼りにブラブラ探すインドの旅路は、
いつものことながらロクデモナイ結果になりがちなのかも知れない。

マイモバイルの脆弱な電波事情と個人的なツメの甘さが仇となり、
結局訳も分からず見つからず仕舞いだったんだけど、
サイトを見ると見つからないワケがない規模に見えるので意味が解らない。

Russian Center of Science and Culture

結局ニューデリー駅の周辺を改めてふらふら歩いて回りながら、
自身の自称強いはずの土地勘をアップデートしてオールドデリー方面へと向かった。

本当に毎度ながらこの辺り一帯は、
全てにおいてカオス過ぎてめまいがするし、
顔中埃まみれになる超絶パワースポットだと改めて実感する次第である。

在住3年目ですらそう思うんだから、
初めてのインド来訪者とかびっくりしちゃうよね!?だなんて、
自身の初めてだったあの時を振り返りながら初心に立ち返るのだ。


初めて妻と一緒にニューデリー駅から、
地上に上がって進んで行った駅前の道をグイグイ進んでいくとそこには、
当時は知らなかったデリー唯一の赤線街GBロードに行き着く。

線路横の油と埃臭い道沿いで怪しげなオバちゃん達が声をかけてくるワケだ。

夜ともなるとローカル男達が殺到するこの付近を抜けて、
更に埃臭いホコリ臭いスパイスマーケットの方へ流れて行ってみる。

オールドデリーの街並みは、
チャリンコリキシャ兄ちゃんが教えてくれるまでもなく、
これぞ!デリーの醍醐味な迷路のような狭い路地がひしめき合い、
人がワンサカ行き交う実にダイナミックなカオスの真っ只中なんだよ。


そんな混沌のオールドデリー駅前を抜け、
絶賛工事中のレッドフォートことラールキラー周辺で、
ふと長距離バスが停まってる一帯を見つけた。

どうやらここからジャンムー&カシミール行きのバスが出ているんだね。

どうやら旅をしているようで日常の延長線上の僕は、
900ルピーで多分朝には着くんだろう道中を妄想しながら、
旅の風に心躍りながら次回はきっと必ず!
とカオスなオールドデリーからマイグルガオンに戻って妄想を続けているのであるよ。
 




 
 



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ふらりデリー散策編 〜カーンマーケットからの道程〜




なんだか日記とか途切れ途切れで、
継続ってなんてコトなんかすっかり忘れている最近だけど、
なんだかんだ言って雨とか停電とか夏のせいなんだってことにして、
いろいろ書き溜めてはある日記のタグいは後々貼っていくことにしよう。


そう、 ちょっと前の旅人たちの集いから、
フツフツと湧き上がる気もした旅の衝動を、
夜更かしと眠気でかき消して昼から動き出すダルな休日を過ごしていたんだ。


デリーだね、妥当な線として。


とはいえど未だに若者たちが集うようなオシャレスポットも、
ジジババが集うようなスガモなパワースポットも見つからないし見当もつかない。 


そんなんで全然意味なくウチを出て、
ふらりと乗り込むイエローラインの行く末をポカンと眺め行く先を決め、
今回の旅路はデリーの代官山と名高い?カーンマーケットから始めることにした。


ここカーンマーケットは、
思うにデリーで一番高級げでインターナショナルな人種が集う集落である。
(モールを除く)


とはいえ作りもカオスっぽさもインドらしい雰囲気を残すのはご愛嬌であると思う。


遅めなビールと軽いブランチを頂いて、
セッカチな僕は足早に当てのない次の目的地を目指した。


目的地の無い道程にオートは通用しない。
何せ行き先を提示できないのだから自分で進むのである。


これまでの無駄足だらけの散歩の数々と経験のおかげ様で、
だいたいどこを歩いているのか?を察するコトが出来るコトだけが収穫みたいなもんで、
歩きの醍醐味ってのは車や電車では計れないゆるいスピード感と、
その通りの営みを肌感覚で体感できることだろうか?


だなんて適当に思いを馳せながら、
どこも大して変わらないゴミだらけのストリートと物乞いとのやり取り、
どこもかしこもメトロ建設やらの工事中の街並みをひたすらに南下した。


歩いてみること4キロほどで、
次なるオシャレスポット候補はディフェンスコロニーに辿り着いた。

まぁオシャレなのかは甚だ疑問だし特段用事もないので、
そのまま歩いて行ったことない噂の新スポットことGK1へ向かうことにしたんだけど、 
この頃からレイニーシーズンなココいらは雨が降り出したのであった。


結局カフェーでコーヒーを頂きながら雨宿りをするも、
気の短い僕は再び当てのない旅路を進めることにした。


雨のGK1はちょっと遠いし、既にめんどくさくなった。


ふと近所といえば近所のラジパットナガールの商店街が気になって、
ビショビショになりながら商店街を散策しビアーを煽って過ごしたのだ。


夜も更けて10時前(インドの夜は早いのだ)とはいえ、
実は今夜はグルガオンには帰らないつもりになっていた。

折角なのでコンノートプレイスの友人の勤めるレストランで閉店過ぎまで談笑し、
12時頃にいつもの?終着点ことパハールガンジで宿を取り寝苦しい夜を過ごしたんだよ。


















 

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インドで、リーズナブルなコリアン料理をいただく、の巻。



先日お招きいただいたとある宴が楽しすぎて、
旅の楽しさや醍醐味、いろいろな楽しみ方を改めて感じたんだ。

そしてそういえば改めて、
近頃のちょっとしたお出掛けや感じたこと、
それらをちゃんと書き記して覚えておくことの大切さ、
つまり、忘備録的なこの日記のことを思い出した。

毎度のことながら、
迂闊な身の上話をできるだけ赤裸々に記して、
恥を忍んで改善の道を進んでいきたいのである。

そんな訳で、
先週の出来事からおさらいしてみたいと思う。

★☆★☆★☆★☆

いつも通り予定を立てずに3時頃から始めた休日。
行くあてもない道中でとりあえずデリーに向かい、
突然思い出したようにムールチャング駅あたりに向かった。

それは今思えば、
インド料理以外の遅いランチを食べたくなったんだと思う。

ふと思い出したのはラジパットナガール。

そこにはアフガン系レストランとその手の集落がある地域だ。

その近くにコリアン料理が食べられる場所がある話を思い出し、
突然ふらりとそちらの方へ向かってみたのである。

そういえば、
コリアン料理にはインドでほとんどお会いしていない。

もちろんいっぱいレストランはあるので、
なんとなく近寄らなかっただけではある。

まぁぶっちゃけ、
クオリティとお値段が噛み合わない部類の認識だったのであるが、
たまにはちょっと行ってみる気になったのである。


おぼろげな記憶をオートのおっちゃんにぶつけながら、
どうやらちゃんとたどり着けたようだった。

そこはどうやらコリアン大使館内のカルチャーセンター。
レストランが併設されているらしい。

毎度のように間が悪く、
どうやら閉館日だったようなんだけど、
幸運にもレストランだけはやっていた。

4時頃という遅いランチタイムであるが、
欲張ってサムゲタンとコリアンチキン、ビビンバを注文する。

店内のテレビジョンでは、
コリアンニュースが流れ、
どうやら北の将軍様の体重を気にしているようである。



隣の席ではコリアンカップルが食事をしている。 
そんな訳で僕もとりあえず気分はコリアンムードである。

少々頼み過ぎて欲張った感の漂う食卓を眺めながら、
のんびりとコリアンテレビを眺めてツイバム午後のひと時を楽しんだ。




お味の方は正直わからないし、これがコリアン本流なのかも知らない。

個人的には意外と薄味で辛味と酸味中心で旨味が欲しい気がする。
それにしても一品300ルピー弱とコストパフォーマンスは高いので、
お近くでコリアン好きならお得だと思う。

でも焼き肉はないので要注意。

どうやら、
僕はそろそろ焼肉とか焼き魚とか生魚を食べたい気分なんだよね切実にさ。

  

















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エアコンなしで人間は生きられるのか?〜エピソード2〜




インドでの生活は意図せずトラブルが頻繁すぎて、
問題とネタには事欠かないなぁと改めて口をあんぐりしている。

ここ数週間、
雨季に入り暑くないといえば確かにそうな気もしながら、
先述の通りエアコンが燃え尽き症候群なのか?
ってな具合に息を引き取った。

時を同じくして、
停電時のバックアップ電源が働かなくなったのも先述の通りだ。

そんなわけで、
我が家のゲスト用空き部屋に逃げ込んできたんだけど、
隣の庭は青かった的なことなのか?
問題は一向に解決しないどころか、
この部屋はこの部屋でディフィカルトをサファーしているんだ。

端的にこの部屋の特徴を申し上げると、

「極端過ぎる」

ていうことに尽きると感じている。

それは、
目当てのエアコンがオンかオフしか機能していないこと。
つまり、
リモコンの言うことを一切聞かないこと。
そして、
天井のファンも実感の湧かない「弱」か、
轟音猛々しい「強」のカテゴリーしかないのである。

それは、
エアコン点けて数分後には肌寒くなり、
消すとやや寝苦しいことになる。

なので、
天井のファンに頑張ってもらうと、
張り切り過ぎてうるさくて眠れないのである。


うむむ?
エアコンを消したらこの部屋に移住してきた意味はなんだったっけ?

ファンだけなら、
マイルームのファンの方が頭上にある分涼しく感じるようだ。

ようやく帰ってきたエンジニア氏に協力を依頼したところ、
マイルームのエアコンは息絶えたようだ。
そしてバックアップ電源も交換が必要なんだそうだ。

一応大家に掛け合ってもらうことにした。

ちなみにマイルームのシャワーも出が悪くなってたのだけは、
一応の解決を見たようだった。

職場も含めて、
本当に問題には事欠かないなぁと口をあんぐりして、
涙ながらに酒を流し込む日々なのであるよ。


【参考】
当ブログ277話/エアコンなしで人間は生きられるのか?〜実体験による人体実験より〜






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エアコンなしで人間は生きられるのか? 〜実体験による人体実験より〜




まぁ、なんと申しましょうか、
今更ながらに夏到来の気分でありまして、
暑さは和らいできた?気も致すところでもありますが、
わたくしの部屋だけがエアコンがつかない事態でして、
寝汗でべっとりの熱帯夜な夏の醍醐味を味わっているわけであります。


そんな風に実況中継で絶叫したくなるほど、
僕の熱いホットな夏は漫画や映画のヒーローみたく、
遅れてやってきて、僕は熱狂的な暑さにやられながら身悶えているのである。


事の始まりは多分あの時だったんだろうと振り返り思うこともある。

あれは一ヶ月前くらいからだっただろうか。
外は雨や曇天模様のお陰様か、やや涼しくも感じるモンスーンなのか?と思っていた。

とはいえ家に帰り部屋に着くと、
日中の熱を一身にこじらせたような熱帯空間に息苦しくなった。

そして例のエアコン君は通気口から水を垂らしながら、
一向に冷えない空間に自身の冷たくない空気を吐き出していた。

垂れ落ちるエアコン君の水は、
次第に看過できないレベルで、
下に置いたバケツの半分に満ちるほどになっていた。


今思えば、
もしかしたらそんな彼のアカラサマなSOSを無視し続けた報いなのかも知れない。


気がつけば、
彼の横に設置されているスタビライザー君の意識がなくなったのだ。


確かに近頃停電はいつにも増して増えてきている。
とはいえ他の電源は稼働しているわけで、
これは局地的な我がマイルームのその部分だけの問題なんだろう。


そんな時、
困った時の会社のメンテナンス担当者!なんだけど、
こういう時に限って長期休暇を取ってるだなんて、
コレは神が与え給うた試練なんだと勝手に曲解して耐えているのである。


それにしても面白いもので、
エアコン君に頼りきっていた時には、
ただの補佐役だと思っていたファン君(天井設置の扇風機)の存在が、
今となっては僕の頼もしいライフライン(死線)なのである。

もしも彼が居なくなったら、
僕は塩を振った干物のように干からびるかもしれない。
(現に近頃サブ電源も働かなくなってすでに経験済みである。)


そんな風に近頃の自身のあり方、
そもそも以前のあり方をおもんぱかってみると、

そういえば僕、エアコンあっても使わなかった人生を過ごしていたじゃない!?

ていう基本的なことにたどり着いた。

うむむ、人間てのは、慣れるとハードルはひっきりなしに高まるものであるものよ。
夏には夏の暑さを謳歌して、冬には冬の寒さに小躍りするくらいの人に私はなりたい。


だなんてな具合に妄想ばかりを膨らませて、
相変わらず熱風気味なファンの風とヤケ酒に慰められながら、
じっとりネットりこんな適当な文章をしたためて自分を慰めているんだよ。
【参考1「冷房=省エネ・節電の敵」の誤解  夏に備える家づくり(3)(日本経済新聞 2016/6/8 6:30
 
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02202860S6A510C1000000/


【参考2/夏の「エアコン疲れ」を取って冬を元気に過ごすコツ(健康+生活)】

http://health-to-you.jp/deconditioning/natunoeakondukare6425/


【参考3/第257話:熱帯夜でのインドあるあると、思わぬコミュニケーションの巻
。】

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チャンディガールの博物館巡り実況ツアーの巻。




雨が降り地が固まるどころか、
水たまりとぬかるみが行く手を阻む中、 
チャンディガールの市街地なんだろうアーケードを、
雨風を避けながらいつもの散策を開始した。

一応整った街並みとはいえ、
綺麗さのかけらも無いんだけどさ、
地図だけ見れば整っただけのいつものインドの光景だ。



正直商店街はどこを切り取っても同じ風景で、
ここいらは家具屋の一帯で、
電気屋とどちらにしても立ち寄らないお店が経ち並ぶ。



まぁ、どちらにしてもこの降雨のおかげさま、
今回の旅路の目的地とヤりたいことが決まった。



そう、ここは文教区域というか、そういう土地柄だったのだ。


てな訳で、
雨に左右されない美術館と博物館巡りをすることにしたのである。



行ってみてわかったことではあるが、
チャンディガールには地域の歴史博物館と、美術館、建築系博物館があるんだよ。


美術館は石器時代?からムガールの歴史絵画&ガンダーラの範囲と仏像オブジェと近代の絵画などなど。


その隣には、
ルコルビジェをはじめとしたこの街の都市設計にまつわるエトセトラ博物館。


さらにお隣の歴史博物館では、
この地域にまつわる恐竜とか古代生物の展示。


三軒はしごで50ルピーだなんて、
派手な観光美術館もいいけれど、
こんなほのぼの系ローカル博物館巡りもいいもんだね。




そんなんで、なんだか観光的といえば観光をしたような、
とはいえ今までにないスタンスで観光をした気になって、
たまにはこんな旅路もいいよね!って思っても見たけれど、
普段自分はどんないい加減な?旅路を過ごしているんだろうか?



夜にはクラブにでも行くつもりだったんだけど、
眠すぎてそのままバスで帰省する流れで今回のツアーは幕を閉じたんだよ。



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チャンディガールで、思わずルコルビジェに出会う旅。




ブランチなのか、ランチなのか?ご飯も食べて、
早くもこの街の目的を果たした気にもなったんだけど、
せっかくなのでどこかに行こうと思った。



とはいえ、この街の概要は前回で予習済みである。
さらに言えば、眠い不眠な旅路の境遇であり、
近頃寝ないとホントに元気が出ないお年頃になった。


【参考/当ブログ、チャンディガール旅特集】 
http://india.no-mania.com/Category/18/


そんなコトをしばしば考えながら、
ご飯を食べたパールダバ前でチャリんこオートを拾い、
ふと思い出したローズガーデンまでお願いしたんだ。
正直そこへ行きたいのかわからないけど、
まぁいいや、でもちょっと距離がある。


それに加え、
この暑い中、このおっさん大丈夫かいな?
僕よりは距離感知ってるだろうけどさ。
そんな想いをなびかせながら、
炎天下を進んでもらっていると、
突然道中で面白そうな場所を見つけたので降りることにした。




そこはどうやら、
かの有名な建築家/ルコルビュジエの設計したオフィスだった。
入場料は無料。
 
事前に街のことをほとんど調べない僕にとって、
こんな風に思わぬ物件にふらりと立ち寄れるのは、
久々の感覚というか、インドではあまりない感覚である。


それにしても他でもそうだけど、
素敵な設計主がいても施工主がインドだとこうなるんだろうなー!!
としみじみ納得してしまうディテールであった。

ふと目をやるとなんだか敷地外では、
僕を下ろしたリキシャおじさんが、
健気に僕を待ってくれているようだった。


アレアレ、
ここで降りるし、待ってなくてもいいよー!って言ったはずなんだが。

そんなんで申し訳ないけどねぇてな気持ちも抑えつつ、 
そのままそこの庭のベンチで仮眠をとることにした。

なんだかさ、これぞ!あるべき日曜日!てな具合で、
のんびりしっぽり気分でベンチで寝転ぶマイチュッティーな気分にもなる。


30分くらいは過ぎたんだろうか?
そういえば夢でも見たかなぁってぐらいの具合で目が醒めた。

醒めたっていうより、揺り起こされたってのが適当なんだけど、
突然の暴風雨な展開で、頭上の木々が揺れ始め横殴りに雨が降ってきた。


そんなんでいてもいられず、
寝るにも寝られぬ着の身着のままに、
向かいのアーケード商店街に逃げこんだんだ。



 
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チャンディガールの名物は何か?




歴史はおろか、
目的地の概要を調べないでたどり着く旅路なんだけど、
彼のおかげで色々学ぶ事が出来た朝だった。

チャンディガールがインドで最初の計画的プランの元、
作られた街だったというのは知っていたんだけど、
チャンディガールという街は二つの街の総称なんだそうだ。

チャンディガールとパンチクラ。
 
別に頼んでなんかないんだけど、
その一方パンチな方の街を回ってもらった挙句、
目的地のない僕はチャンディガールイチの?
ショッピングモールで降ろしてもらうことにした。
正直どこにでもあるようなショッピングモールは、
僕にとってトイレ休憩でしかないので、
正味30分ほどの滞在で一周して外に出ることになった。


先述の通り相変わらず目的地の無い僕は、
前回来た時に食べ忘れたこの街で一番らしい、
バターチキンを出す店に行くことにした。


どうやら噂は本当らしく、
誰に聞いてもその店を推してくれるのである。


店の名前は「パールダバ」。

ダバってのは食堂って意味のはずなんだと思うんだけど。


モールからほんの数分なのに100ルピー取られたのは、
僕も観光客だからね、と納得しておこう。


バターチキンが有名なこの店舗。
まぁ正直個人的には好きな味ではなかった。


バターチキンにしては辛口で、
とはいえカリムみたいなトマトテイストでもない。 
とはいえパンジャビさんのこってりテイストであった。


なんだか日本と同様に、
訪れた有名人のサインや写真が貼ってあるのは面白いよね。




こんなやりとりで僕が学んだことといえば、
地元のおすすめなり、名物はちゃんと味わっておこう!
ということなんだと思っているんだ。


近頃日本では、
地元グルメなB級グルメが多いけれど、


それって活性化の錦の御旗なだけで、
地元で愛されてもないものも沢山あるだろう。


インドでは、
ホント、地域色なんて大してないし(あるにはあるよ)、
日本と同様、外から評価されて初めて名物になるものも多いと思う。


それでも一番大事なのは、
地元民が好きで、そこに集って、美味しいね!
ってみんなが日常的に通える場所だってコトなんだと思うんだよ。
 
たまに、美味しくないのもあるけどさ、
でも、好きだよね!無くなったら寂しいな!って思えるお店は貴重だよね.


多分、僕の地元でいうと、 
焼きまんじゅうみたいな存在だよ、きっと。
まぁ、ごめん、僕ぁ嫌いだけど。




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チャンディガールの楽しみ方 パート1

 

毎度ながら予定を立てずに迎える休日。
毎度ながら突然前夜にチケットを取った。
行き先はチャンディガール。
そこは北へ行く先々の経由地であって、
目的地としては2度目の探訪である。
 
とはいえ、目的地だけ設定した、
行き当たりばったりの毎度の光景ではある。
出発は早朝5時半。
起きれぬ不安を抱えつつ、
結局2時間弱の睡眠で準備は整った。


整ったつもりで出発したら、
集合場所であるMGロード駅までのオートが無いことに気がついた。



普段そこらへんで拾える手前、
すっかり早朝事情を忘れていた体たらくを露呈した訳だ。



ちょっと焦る自身を取り持ちながら、
平静を装って先方に電話で直談判をした結果、
最寄りのフダシティセンター駅で拾ってもらう話になった。

そんな時に限ってコンタクトの裏表が逆だったことに気づいたのもそんな時だった。


心なしか目がシュパシュパする。
ていうか、コンタクトが裏返って目を開けていられない。



グルガオンからチャンディガールまでの道のりは、
どうやらバスが存在しない。


毎度のレッドバスでチケットは取っているんだが、
前回同様カーシェアリングで向かう少人数制の旅路である。


そんな都合もあって、
個人の都合がまかり通るのは幸いだったと思う。



すぐにガススタンドに立ち寄ってもらい、
コンタクトを付け直す作業ができたのだ。


それにしても乗り合いと言いながら、
運転手と僕の二人旅なので、
普段はどんな調子なのか伺ってみると、
そもそも彼は運転手ではないらしい。


そういえば流暢なアメリカン英語で話す彼は、
どうやらIT企業のプログラマーとのことだった。



曰く来月アメリカはテキサスに出張するんだそうだ。
それでビザを取りにデリー界隈に来たそうだ。
個人的な経験上、
海外経験のあるインド人はインドをディスりまくる。


彼も例にたがわず、
インドの駄目ポイントを得意気にプレゼンしてくる。


カーストの是非や教育問題、汚職問題、
日本と真逆な人口爆発話など。


気を利かせたつもりはないけれど、
こちらがインド側をフォローする展開だ。
とはいえ、
身近なインド人とはなかなかしない話を、
興味深く聞きながら日本の話をしてみるんだけど、
日本でいう貧困問題とインドの貧困が違い過ぎて説明に困るのも、
異文化コミュニケーションの醍醐味かも知れないね。


そんなワケで、
睡眠不足で寝て過ごすつもりの道中は、
白熱した議論で目的地までついてしまう朝を迎えたのであるよ。




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インディアン中華/マンチョリアンの作り方。

そういえばこの前、
インド人シェフにインディアン中華の代表格である
「マンチョリアン」の作り方を教わったのでシェアしたいと思います。


1.鍋で油を熱し、ニンニク&生姜を炒める。




2.玉ねぎ、パプリカ各種を炒める。
ちなみにオーセンティックな?スタイルは野菜大きめカット。
インディアン中華ではみじん切りとザク切りミックスなんだそう。

写真にはないけど、鶏肉を小麦粉に絡めて揚げておく。




3.水を加え茹で、醤油、酢、ケチャップ、チリソース、味の素を加える。




4.水溶き片栗粉を適量加え、とろみをつける。




5.別途揚げておいた鶏肉を加え、適度に和えて完成。




お気づきの方もいらっしゃるかと存じますが、
要するに酢豚ならぬ、酢鶏ですね、コレ。

あまりというか、全くあっさりしてないので、
個人的には、しばらくソレに気がつきませんでした。


インド人は中華料理といえば、
コレとチョウミン(焼きそば)、スプリングロール、
フライドライスだけだと思っている節があります。


日本人が敢えてコレを作る必要があるのかは存知あげませんが、
折角なのでレシピをココに公開させていただきます。






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【閲覧注意】インドのローカルマーケットで肉&魚を買ってみるの巻。

久々の投稿ですが、
先日滞在2年目で初めて、
ローカルマーケットにて魚や肉を買うという儀式?に立ち会ったので、
ご紹介したいと思います。

今まで自身の買い物としては、
自炊をしないというのはさておき、
垣間見るたびに買う気が失せる心地だったのですが、
今回は地元の皆様との食事会ということで、
色々意気揚々買出しに出たわけでございます。



場所は在住の皆様ならご存知?シカンダルプール駅前の露店マーケット。
経験上夕方から盛り上がりを見せるマーケットなので、
3時頃の滞在ではまだまだ開店準備中なご様子です。


今回の目的は、
お魚の調達と、マトンの調達。

まずはお魚コーナーというには 
なかなか手荒なこんな一角から。



陳列されるお魚は、
正直日本では見かけない顔つきのラインナップ。

多分、土地柄淡水魚がメインのようですが、

色々聞いてみたところ、
アジや小さいマグロも一応取り扱っている模様。
まぁ、鮮度は見た通りの死んだ魚の眼をしているぜ。

陳列される魚以外は一応発泡スチロール内の氷水に埋まっていました。

 

これが在住日本人にはお馴染み?バーサ君です。
経験上インドで白身魚を指す場合、このバーサ君が代名詞に思いますが、
ナマズっぽい顔立ちで、そういえばお顔は存じ上げておりませんでした。





こんな風な写真の調子で基本ぶつ切りにしてくれます。
二枚おろしとか、三枚おろしのリクエストは多分無理だわね。
そんな訳でバーサはキロあたり150ルピー(230円)。



次なる目的地は目と鼻の先。
振り向けば、吊るされているマトン売り場へ。
 
 


鶏売り場もそうですが、
目が合うと、どいつがいい?どいつをヤル?てなやり取りになる訳で、
命のやり取りの現場なんだということを強烈に思い出させてくれます。





こんな光景は日常茶飯事ではあったのですが、
買いもせず物見遊山なスタンスでは気が引けて素通りだったのを、
今回はインド人同伴の買い出しということで堂々と接写したわけです。





マトンはキロ420ルピー(650円)。
基本インド人は内臓系は食べないご様子で、(脳みそカレーとかあるけど)  
もし欲しい場合はリクエストすると同じ値段で譲ってくれます。

どこへ行っても丸太仕様のまな板なのは、本当に不思議な日常の光景です。


 

そんな訳でバーサはこんな感じで、
スパイス各種とコリアンダー、オイルでマリネしたパコラ(揚げ物)になり、





マトンは圧力鍋で柔らかく煮込んでマトンカレーになりましたとさ。
次回は色々レシピを載せてみたいと思います。






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ダラムサラーの街並みと、チベタンの香り。の巻。



ダラムシャラの街は、
マクロードガンジの街並みは、
凄くこじんまりとしていてる割に、
何だか歩き甲斐があった。

チベタンコロニーで感じた通り、
チベたん達は洒落ていて、
洋服姿の若者も、トラディショナルな出で立ちの年配も、
何だか近頃感じなかった心地でワクワクした。

もうインドでは洋服なんて買う気がしなかったのに、
洒落たTシャツ屋さんに立ち入ってみたり、
そこでちょっと仲良くなって街の概要やおすすめを聞いてみたり、
雑貨屋さんで滅多に買わないお土産を大人買いしたりしてしまった。


思うにインド人好みの色彩や味付けは、
パンチが効き過ぎて、僕はパンチドランカーになっているのかもしれない。

歩き廻るたびに思わず荷物を増やしながら、
滅多にしない散財は、お金を使う先は、気持ちの入ったものにしたい。

と改めて思いながらお気に入りを買い集めたんだ。

今まで少なからずインドを歩き回ってきたけれど、
ここは間違いなく、改めてまた来るだろうと思う。


そんなイイ気分の軽い足取りで、
Tシャツ屋さんのお兄さんに教えてもらうままに、
近所の滝壺に歩いていくことにしたワケさ。



 





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0泊2日、ダラムシャラー弾丸ツアーの巻2





今回の旅路を前に、
昨年ダラムシャラを訪れていた妻から色々御指南を受けていた。

どうやらバスを降りてから随分歩いてマクロードガンジという市街地にたどり着くコト。
オススメの雑貨屋さんと日本食レストランや、
更にはダライ・ラマさんが現在この地に戻ってきているというコト。


事前にあまり調べない無精者の僕は、
折角なので素直にアドバイスに則って歩くコトにした。

とはいえ携帯もすでに仮死状態で現在地がよく解らない。

分からないなりに大勢が進む方へ流されるように身を任せ、
特に目的地のない道のりを一緒に進んで行ったのだった。

しばらく歩いていると、
どうやら道の突き当たりにある大きな施設に辿り着いた。

出入りしている人たちを眺めてみると、
ヨガマットを持ち込む西洋人や、
学生の皆さんなどでごった返している。

きっとココがダライ・ラマさんのメインテンプルなんだろう。

奥に入っていくと、
チベタンミュージアムがあり、

さらに奥にテンプル入り口があった。
 

そのまま奥に進んでいくと手荷物チェックがあり、
そもそもその前にどうやらIDが無いと入れてもらえないようだった。


まぁ、ひとまず居場所を確認することにし、
街をひとしきり歩き回ってみることにしたのである。  
 






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0泊2日、ダラムシャラーへの弾丸ツアーの巻。



近頃のちょっとした旅の風に吹かれ、
先日改めて初めてのダラムシャラー行きのバスに乗った。

片道11時間0泊2日の弾丸ツアーという奴である。

馴染みのナショナルハイウェイ1号線を北上し、
チャンディガールについたのは12時を超えた頃であった。

近頃のバスハイクですっかり自身の睡眠力を過信してようで、
前後左右のおっさんのイビキや効きすぎの空調に、
すっかり眠れる気を失いながらぼんやりと窓の外を眺めていた。


とはいえ、
前日もそれほど寝れていないこともあり、
ようやくうたた寝はじめた道中からは、
前後左右に揺さぶられる山道が始まったようだった。


アイマスクを忘れたこと以外すべて順調に見えるこの道中、
携帯電話の電源もしっかり充電しながら準備万端のはずだった。

どうやらバススタンドに到着した早朝6時過ぎ、
荷物をまとめてバスを降りようとしたその時気付いたのである。 

充電しすぎたのだろうか?携帯電話は異常な熱を帯びていて、
電源残量はすでに3パーセント位になっていた。

なんだろう、
僕の旅路は準備すればするほどトラブルを誘発する気がするんだけれど。


ともあれ、
そんな残念な気分を払い落としながら、
土地勘のない道を人の流れに身を任せて進み始めたのである。






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思い出しながら、未来と今を鑑みる夜長の巻。




これまでも度々あったんだけど、
会社名義のメールアカウントがシャットダウン?して、
過去の全てなメールを再受信するという荒業を甘受しているんだよ。

要するに、
過去3年くらいを遡って、
1万件以上のメールを改めて受信し直すたぐいの荒業なんだ。

全くもって意味がわかんないんだけど、
今までも何度かあったので様子を見ているんだ。

もはや何度も受けとった上に、
古い古いメールを改めて開くはずもなく、
とはいえソレらを受け取り切らないと、
新規メールを受け取れない拷問みたいなプレイである。


そんなこちらの倦怠感はいざ知らず、
マイラップトップ君は健気にメールを受信してくれている。


今もひたすら昔の話を僕に振ってくれていて、
ソレに釣られて僕も折角なので昔の自身の投稿を読み直してみていたんだ。

そういえば、
僕の髪の毛も随分伸びちゃって、
インド来印当時からは想像できないラインだし、
嗚呼、そういえば色々あったね!と懐かしくも思ってみたりしたのさ。

  
過去を振り返るってのもさ、
たまには面白いもんだよね。
 

でもさー、ヘイ!早く昔話に蹴りをつけようぜ!! 
未来の話の方が楽しいに決まってんじゃんねー!!
 

てな具合に自身の過去のタイムラインをさ、
タイムマシーンに乗った気分で楽しんで床に就くんだよ。
    

【参考】
思い出しながら未来を想うために。。。
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インド人の思考と嗜好について。

近々会社の同僚たちとみんなで外食をしよう!

と言う話になって色々調べているんだけれど、
なかなかインド人の嗜好は面白いなぁと眺めている。


日本人の僕らのリクエストは、
インド料理じゃない違う料理だったんだ。

そんな訳でドイツ料理屋さんに決定して、
ビュッフェ形式の飲み放題コースを選択した。

普通、ここで思い描くのは、
ソーセージやらザワークラウトとかなんとかが食べられて、
ドイツビールがぶ飲みできると思うじゃない!?


そんな期待膨らむ目の前に提示されたお品書きは、
インディアンスターター数種類とメインコース、チャパティやナン。


うむむ?ここは何料理のお店だっけ?

てな展開なんだけど、
他の様々なレストランの同様なサービスを調べていくと、
ほとんどが同じような料理を提供していることに気がついた。

もちろんアラカルトでご注文なら話は違うんだろうけど、
結局インド料理をドイツレストランで食べる理由はないので断ってしまった。


同僚たちも外国の料理なんて大して食べたがらないし、  
どのレストランも大差無いし、なんだか色々興ざめなんだよね。

そんな訳で改めてレストラン情報をネットで物色しているのである。
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