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印度の小噺。

計画的のつもりで、 無計画に飛び込んだインド生活の、 テンヤワンヤなコトの顛末を綴ります。

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インドのストリートビューが見れたなら。




インドを訪れてくれたこともある旅好きな友人が、
グーグルのストリートビューで旅をしてる話をしていた。

そういえば、
そんな遊びもあったなぁ。

と僕も久しぶりに眺めてみたのである。

とはいえ、
僕は想像力が貧相なので、
行ったことのない場所のストリートをビューしても、
いまいち盛り上がりに欠けるのである。

どちらかというと、 
10年以上前に行ったパリの友人が住んでいたお家を探し当てたり、
かつて行ったことのある場所を改めてバーチャル再訪問とか、
そういう使い道の方が僕にはちょうどいいように想う。


そう思うと、
そういえば僕は上からの俯瞰した地図を眺める方が好きかも知れない。

いつも旅先や出先で彷徨いながら、
頭の中では「上が北」な地図をイメージしながら立ち位置を探るんだ。

【参考1】 
なぜ地図は「北」を上にして描かれるのか?/GigaZiNE 


ちなみに探し物をして彷徨う場合は、
ドラゴンレーダーを思い出しながら、
目標に辿り着けず途方にくれるんだがね。


【参考2】
手に入れろ!ドラゴンボールアプリ


そもそもここインドでは、
超メジャーな観光地とか、
プロモーションの店舗内ビューしか存在していないようだ。

そうだった、
僕らがグルガオンにやってくる前も、
地図を眺めてストリートビューとかやってみたけれど、
どっかのモール内をビュー出来たくらいだったし、


そもそもどこが中心地なのかも判らないままに、


「まぁ、とりあえず行ってみりゃいいんじゃない!?」


てな具合で、
個人的にはやはり見知らぬ土地の地図は見るに堪えないようである。


要するに、
予習が出来ず、復習(後悔?)するタイプ。

または、
段取れず、後になってやりたかったコトを思い出すタイプ。

と理解すると、
残念ながらシックり来てしまう自己プロファイリングなんだけど、 
カオスなインドのストリートビューも見てみたいもんだよね。

物乞いがノックして来たり、
野良犬に囲まれたり、
牛が通せんぼしたり、
トラックが横転してたり、
立ちションしてる連中をたくさん見つけることが出来るんだろうね。 


【参考3】
ストリートビュー/グーグルマップ@インディア



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旅行の段取りと、高揚感について。



いつの頃からか、
パソコンのブラウザを開くと、
旅先提案がされるようになった。

どうやらIXIGOとかいう旅行サイトに取り憑かれたようだ。

毎回インド国内をはじめ、
国内外の都市をイケた写真とともにお勧めしてくれるワケだ。


素知らぬ顔で受け流しつつも、
知らない都市だったりすると、
ついついサイトに従い場所や行き方だったりを調べてしまう。

ついでに自室のベッドの真上には、
帰任した人から貰ったインド地図がどでかく貼ってあるのだ。

近く休みでもとろうかな?なんてタイミングになると尚更、
思わずサイトの思惑に乗っかって地図を見上げつつ色気付いてしまうのだ。

そう、近頃まさに、
ソロソロ帰ろかなぁ?とか、ちょっと出かけたいなぁ願望が色めき出していて、
スカイスキャナーだったりの類なサイトを眺めているのだ。

思わず妻も妻で、
こちらが予期していなかった提案をしてくれる。


「インドと日本の間のどっかで合流する?」


「うほほ、なんだいそれは?鼻血が出るね!」


てな具合で未来の未定な旅の合流地点を妄想しながら、
そう、この模索する辺りが旅の醍醐味だよねぇとかなんとか言って、
ちょいとワクワクし始めているんだよ。

上海のリニア乗り場で落ち合う?
食は広州っていうしね?
北京は嫌いって言ってたっけ?
香港行ったことないね!?
毎度ながらタイでもいいね!?
いっその事、大阪でもええよ!?




 
そんな風に頭は巡り巡ってスカイスキャナーさんに伺いを立ててみたところ、
どうやらどの日取りも最安値がANAさんの直航便だなんて便利過ぎるけど、
なんだか情緒がないわな。求めてるのとは違うわい!だなんて思いながら、


どっか数日トランジットできたり、
もっとフレキシブルに調整できる旅路を求めて彷徨っているのであるよ。


どうせなら、
陸路で帰ってみようかな?とも一瞬頭をよぎったけど、
限られた日程でそれをやったら?妻にも一瞬で却下されたよね。


まぁいずれにしても、
まだまだ先のまだ見ぬ未定な妄想一時帰国ではあるんだけどね。








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インドのカオスは、シンフォニーである。(仮説) 



なんだか今更な話ではあるんだけど、
車のクラクションがやっぱり気になるインド生活である。


判ってはいるんだ、解ってはさ。

このけたたましく鳴り響かせ合う、
一見カオスなやり取りがインドのシンフォニーだってコトくらい。


アレレそういえば、そう想って聴いて見れば、

何だかクラクションとか、犬や牛、豚の遠吠えだ、 
建設中なビルヂングのトンカチ作業、物乞いのバクシーシだとかが、
どうやらみんなで交響曲を奏でてインドという効果を生み出しているのかもしれない。


【参考1/goo辞書より】
シンフォニー
1 交響曲。
2 いろいろの異なった要素がまじり合って、ある効果を生み出しているたとえ。「色と光と音の―」


ホント、
インド人のクラクションのやりとりや、パッシング、間合いの詰め方、 
常にクラクションに手を置く、あのアグレッシブさは、
きっと国民性なんだと理解するしかないんだと思う。

だって、インドの日系車関係者の伝聞によると、
インドではクラクションが一番の修理ポイントらしいしね。


【参考2
『あなたの性格が丸わかり』ハンドルの”握り方”で診る「10タイプ」の性格診断が面白いと話題!

毎日信号の無い駅前のジャンクションを眺めながらそんな風に、
これは日常のジャムセッションだよね、と思うようにしている。

【参考3/第79話:インドの交通事情と、わたし。】

そんなセッションに突然警察も加わって、
アイスピックでオートリクシャーのタイヤを突いたりするワケだ。

きっと昔からのインド好きな数寄モノなみなさまは、
それらがなくなっちゃったら、もうコレはインドじゃない!って思うだろうしね。

そう自分に言い聞かせながら、
他の都市と比べるのをやめて、
折角なので、このクソッタレでイかれたインド生活を愛でておこうとしよう。


なんだか、
いろいろ引用しているうちに、
僕の文章もフォントが変わっちゃったんだけど、
これもまた、インドのカオスなせいだ、シンフォニーなんだ!
と強引に納得してソロソロ寝ておくことにしようと思う。 

【参考4/第20話:インドの横断歩道とわたし。】




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インドではじめてのコンタクトレンズ購入の巻。



インド生活3年目に差し掛かり、
今回初めてコンタクトレンズを買ってみた。

洗浄液が売ってるんだから、
当たり前に売ってるはずなんだけど、
なんだかどこで買っていいか?解らず試さずにいたのだ。

とはいえ、実店舗ではやはりどこで売ってるのか知らない。

そんな訳で便利なインターネットさんに仲介してもらい、 
どうやら日本と同じくらいの価格で買えることが判った。

それでアレよアレよと決済画面に進んだはいいんだけど、
決済方法決定画面で残念な事態になった。

要するにこんな時に限って携帯を家に置いてきていた。

どんな決済を選ぶにもワンタイムパスワードが携帯宛に送られる仕組みだ。

仕方なく家へトンボ帰りしてから決済し直すと、
一度決済方法を決定した取引の変更ができない仕様のようだ。

もう一度同じ商品を選び、決済画面へ飛び、
デビットカードでの決済方法を確定して注文が確定した。

気になるのは、
先ほどの決済方法が変更できないまま止まっているはずの取引が、
プログレスとなっている点だ。


うむむ、まさかと思いつつ、
翌日その予感は見事に当たり、
代引きとカード決済で、個別に同じ商品が2つ届く結果になった。

まぁ消耗品なので大して気にしていないけれど、
これが他の商品だったら面倒くさい取引になったよねー。

と思っていたら、
昨晩いぢりたおした青唐辛子の影響で手が毒手になり、
それでコンタクトを触ってしまったので一人大騒ぎの涙目になった。

結果、折角開けたツーウィークの奴を、
初日にどっか吹き飛ばしちゃったよね。

それを何故か?出勤途中まで気づかなくて、
現在片目だけでやり過ごしているワケなんだ。



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日本の音楽離れ?と、インドの音楽事情。



僕は音楽にあまり詳しくはないけれど、
一応いろいろ好きではあって、ジャンルもよくは判らないけれど、
要は広く浅く好きなように勝手に聴いている。


インドに来てからというもの、
パソコンに仕込んだ音源もいろいろ吹っ飛んで、
近頃はユーチュブで思い出した曲をオーダーするようになった。

便利な時代になったと思う反面、
前に音楽家友人が言っていたけれど、
音楽で飯を食えない時代になったんだと思う。
  

Yahoo ニュース/音楽離れは「有料の音楽」離れに限らず「音楽そのものから距離を置く」と共に
 




僕もそういえば音源を買わなくなったし、 
そもそもインドでレコ屋を見かけないので、
インドの人たちはそもそもどうしていたのだろう?

 
そんなインドに来て以来、
主に映画タイアップなボリウッドミュージックというものが主流なのは、
身を以て体感しているんだけど、
それはものすごく影響力があって、
国民総動員で聴き漁っていると言って過言ではない。


クラブでもかかる曲は毎度同じだし、
人気曲は随分息が長いように眺めている。
(日本のサイクルが早すぎただけだろう)
在住2年目ながら、全く変化がない。

そんな国民的ヒンディソングの他に、
地元ローカルレペゼンのご当地ミュージックもそれぞれ存在する。

例えば、
ターバン巻いたイメージ通りのインド人が歌うのは、

「パンジャビソング」

インド随一なゴージャス民族の彼らの筆頭株はもちろん、
ヨーヨーハニーシンである。


 
彼はターバンは巻いてはいないが、
インド中の若者が憧れるパンジャビスーパーラッパーである。
ちなみにパンジャビソングはラブソングが主で、
PVでは必ずと言っていいほどジープとかハマー、そしてトラクターが登場する。


事情通インド人に言わせると、
彼らパンジャビ人は、土地持ちのブルジョワで、
農地を切り売りしたり、それを元手に成り上がった人たちなので、
自分たちのルーツを誇示しているんだろう。というコトだ。



それ以外にも我らがハリヤーナ州のハリヤーニソング、
ラジャスタンにもラジャスターニソングがあったり、
東部ビハールにもビハーリソングなどご当地ソングは地方それぞれに存在する。


正直門外漢の僕には一切区別がつかない。


更に言うと、
インド大好き日本人が期待するのは、
この手の音楽じゃないんじゃないか?とも邪推している。

もちろんボリウッドダンス好きな皆さまをディスってるんじゃなくて、
もっと古典的なタブラとかシタール、サーランギーとかの伝統楽器やら、
オリッシーみたいな古典舞踊を期待するんじゃないかな?


近頃ずっと聞かされているボリウッド音楽に飽き始めていたら、
東北、マニプール出身の女の子が、

「兄がヘビメタやってるの。」

って教えてくれたので何だかインドにもそんな多様性があったのか?!
別にヘビメタとか好きでもないけど、
嬉しくなったので長文になっちゃったんだけどさ。


教えてくれた理由が、
僕みたいなヘビーなロン毛で、兄を思い出したから。
ってのも何だか喜んでいいのか?わからなくなっちゃうよね。

ともあれ、
音楽が売れようが売れまいが、
音楽とダンスは金持ちも貧乏人も大好きで、
どんな時でも無くなることはないんだと強く想ったんだよね。

ホント、毎度ありがとうございます。







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インドのローカルサロンで想う、個人的感傷。



タイのバンコックで妻としばしの別れを告げて一年が経った。
何だか本当にあっという間に時間は過ぎていくもんだなぁと感慨深く思い返してみる。

 
第131話/カオサンで水掛祭りに出くわすの巻。
 
そう、そしてあのソンクラーンで大賑わいなさなか、 
カオサンのホテルの階段横で妻に髪を切ってもらうとかいう、
不思議な断髪式を最後に僕は髪を切っていなかったんだ。 

先述の通り、厳密には月イチでメンテナンスしているんだけど、
それはサイドの部分を整える程度の簡単なおしごとレベルで、
ただただ単純に刈ってもらっていたのである。
 
第150話/インドの路上で髪を切るの巻。
 
第210話/インドの路上で髪を切るの巻2


そんな訳で今回も相変わらず刈って貰って来たんだけど、
ちょっとやりすぎた感が溢れすぎていて、
少し後悔しながらも意外と結構楽しんではいる。

既に一年切っていない頭頂部の髪の毛は鎖骨下まで達したくせに、
今回サイドを0ミリでお願いしてしまった。

1ミリ?ゼロ?どっち?」

と聞かれて思わず、ゼロ!と答えてしまったんだよね。
おかげでかなりエグい刈り込みのハードコアロン毛になったのである。


ゼロとイチの間にはなかなか壮絶な溝があるコトを身を以て体感している。
 
まぁそんなんで、あの時どんな長さだったかとかは忘れたけれど、
毛先はあの時のままの気分と記憶を留めてるんだと妄想してみる。

 
ここ毎回毎月のようにインドの路上や様々なローカルサロン、
今の所日本人経営のサロンにはお世話になってはいないけれど、
個人的にはデザインを金輪際妻以外にお世話になる気は一切ないので、


今度日本に帰ったらいっその事、
パーマネントウェーブとか、カラーとか、してもらいたい位なんだけど、
多分面倒臭がられるんだろうな、きっとね。


それにしても、

普通の店舗型サロンでカットが100ルピーとか、
自分の頭か身体とスキルを切り刻んでいるような価格はどうなんだろう?


日本人経営のサロンとか4000ルピーとかだぜ?



本当にここインドでは、

モノの価値というのが、あまりに違い過ぎてびっくりしてしまうよね。


そんなんでどうやって店舗経営と人生を成り立たせる気なんだよ?



もちろん別に本人がいいなラインだけど、もっと取ってもいいんだよ!?

と思い勝手ながらそういった弱小ローカルサロンを応援したいと思っている。


とはいえ、インドにも写真のようなカリスマ美容師様がいたりして、

ホントにホントに不思議なんだよね。
 


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インドの水と、日常のサバイヴ事情。



夏が来たからか、
水をがぶ飲みするようになった。

それもキンキンに冷たい奴を一気飲みするようになった。

前から妻からはぬるま湯をゆっくり飲みなさいよ。
と優しく諭してもらってはいるけれど、
せっかちなコチトラは相変わらず、
酒だろうが水だろうががぶ飲みしてしまう。

そんながぶ飲み体質なコチトラが困るコトがある。


それはココイラの水は飲むのに躊躇してしまうクウォリティだってコトだ。


いつも先述の通り、
我が家のお水は怪しげな出処の得体の知れぬお水である。


【参考】
第159話/インドの電気や水の供給と、あたしの暮らし。


第17話/インドと我が家の水事情


それを手元で浄化した水を口にするのはやっぱり躊躇する。
そこらで水を買ってくればいいじゃないか!
とも思いながら、行動が伴わず思わず仕方なく口にしたりする。

そういえば市販の水も水道水も、
どちらにしてもROウォーターという奴で、要するに濾過水である。
もはやどちらにしてもROの風味に慣れ過ぎて、
ヒマラヤンナチュラルウォーターとか口に合わない気すらしちゃってるんだ。

それにしてもここいら界隈で川とか見かけないけど、
どこからやって来てるんだろうね。

やっぱりヤムナー川かしら?

ガンガーもさることながら心から清流だなぁ。
と思える川の流れに出会っていない手前、
某ビール工場も砂漠地帯の一角にあることも含め、
水の質はどうなってるんだろうなぁ??

となんだかぼんやりとした不安を脳裏にかすめながら、
相変わらず目の前のROウォーターをがぶ飲みしているんだ。

そんな訳で以下の浄水器でも買ってどこの水でも飲めたらいいね。
上記の写真とか、なかなか度胸がいりそうだけどね。

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オラが村の創氏改名について。〜グルガオンからグルグラム〜



今日のお仕事終わりかけに、

ちょいとFBを覗いてみたところ、
知人の投稿で我が街の名前が変更になったと知りました。

およよ、面白いこともあるもんだ!

「おい、君は知ってるかい?グルガオンはもう、グルガオンじゃないんだぜ?」

と隣にいたインド人マネージャーに聞いてみたところ、

「は?なにを言っているの?」

的な予想通りな回答だったので、
一緒にグーグル先生にご教示頂いたところ、
ハリヤナ州の決定で、
昨日からグルガオンはグルグラムになったそうで二人で大爆笑したのである。
【インド】衛星都市グルガオン、「グルグラム」へ改称/Yahoo News


別にどうでもいいけど、
13日に決定して即施行とか行動力が有り余りすぎてて、
もっと他のコトに注力して欲しいと思うのは、僕だけではないはず。

去年の突然牛肉禁止とかの事件を思い出したよね。

【参考】
インド北部は牛肉食を禁止、牛肉缶詰の食用も違法
新華ニュース / 2015年3月18日 15時36分


まぁ日本でも地名の変更とかよくある話ではあるし、
地元では「由緒ある昔の地名に戻せ!」的な話を見かけてはいたけれど、
こちらではそういう運動はあるんだろうか?

その土地で培われたものだとか、記憶だとか、文化を継承して、
それを大事に想い、次の世代に伝えていったりするコトが、
アイデンティティ形成のポイントだったりするとも思うんだけど。

思えばガキンチョ時代住んでいた場所も、
太右エ門新田から高美町に変わったのを垣間見たのも想い出した。
 
飛躍するけど、
ドキュンネームが流行るのも、こういう背景があるんじゃないか?


どちらにしても、
ココみたいな新興都市ではそんなモノは知ったこっちゃないのかもね。


と言うより、
誰も気にしちゃいない話なのかな?

郷里のみどり市みたいなもんかな。(失礼)


ってなワケで、現住所がグルグラムになったのです。
以後お見知り置きをお願い致します。

 
【追記】
どうやら、昔の地名に戻ったのですね適当な罵詈雑言失礼しました。

GO GLOBAL JAPAN!ニッポンから世界へ! 

 

 








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蚊の到来と、緊張の夏。



おかげさまでこちらインドもいよいよ夏が本格化し始める。

要するに気温40度が当たり前の
夏男も真っ青な夏の到来である。
 
そんな中いよいよというか、
前からな気もするんだけど、
蚊の大量発生の時期も来ていたようだ。


今のところ自室は大丈夫だけど、
玄関を開けたとたんに取り囲まれて、
気がつけばやられているパターンである。

本当に不思議なんだけど、
職場のビル内もどこから湧いたのか?
とんでもない量の大群がそこらじゅうを飛び回っている。

トイレの個室には、
5匹くらい先客がいることもざらであるし、

車の窓を開けておいたものなら、
数十匹の同乗者を連れたアビキョウカンなドライブになるらしい。

まぁ、どこもかしこも清潔とか縁遠い環境と言ってしまえば、
確かにそうだし納得なんだけど、

なんでここまで大量なのか?
インドの人口にでも比例しているのか?

と首を傾げているうちに刺される始末だ。

昨年はインドでもデングデングと話題になっていたけれど、
意外と周囲の人にも経験者がいたりして身近な話題ではある。
 
【参考】
【インドでデング熱が急増中】2015年デング熱がインドで拡大した理由は?
/地球ダイアリー


ホント、血吸っていくだけなら、
百歩譲って献血してやらなくもないけど?
色々有り難くない迷惑な隣人に取り囲まれて、
長〜い長〜いインドの夏、緊張の夏って奴を迎えるワケなんだ。



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近所の野良犬たちとの関わり方について。



夫婦円満別居になってから、
かれこれ今月で1年が経過した。

そんな孤独な深夜の家路の中、
近頃数匹のワンコたちが出迎えてくれるようになった。

彼らは大体我が家の目の前に陣取っていて、
基本的に周囲の門番にーさんと遊んでいるようだ。

ここいらに限らず、
この国は野良犬天国というか、
そこらじゅう至るところで見かけるし、
”野良”というとかわいそうとか、凶暴で危ないイメージだけど、
個人的には特定の所有者いないみんなの犬な感じに捉えている。

インドの野良犬事情と、あたし

彼らも皮膚病チックな奴とか、足をひきづっていたりとか、
それぞれ色々大変そうではあるが、みんないい奴で僕の帰りを祝ってくれる。

そんな彼らにも、もちろんインドだからではないが、
彼らのカーストというかヒエラルギーが明確ではある。
まぁ犬ってそういうもんだわね。

まず、真っ先にハイタッチをしてくる若いワンコ。
この中では一目置かれる存在で、若さゆえにヤンチャでアマガミがちょっと痛い。

それに一歩下がりながら控えめに近寄ってくるのが、
最近足を引きづりだしたナンバーツー。

さらに遠目から羨ましげにこちらを見ているのが、
皮膚病なのか?背中が炎症気味のナンバースリー。

せっかくみんな来てくれるので、
みんなに挨拶をすると嫉妬深いナンバーワンが他を蹴散らして、
門番お兄さんに怒鳴られるのである。

そんな毎度のセレブレーションをしていたさなか、
隣のお家の飼い犬様が横切ったわけなんだけど、
毎度思うにインドの飼い犬様は動きが鈍い。
 
そんなに頻繁に散歩をさせてもらってないんだろうか?

そして他者との接点がほとんどないからだろう、
コミニュケーションの取り方が下手な気がする。

そんな風に思いながら、
日本の実家に預けた我が柴犬くんを想い出すのである。
彼も我が不徳の致すところ、コミュ障気味なワンコであった。

いずれにしても、
野良犬くんたちのそこらじゅうを駆けずり回り、
人間のそばで彼らなりの社会を形成している様子を眺めていると、 

なんだか逆に過保護な飼い犬様たちが
不憫な気がしてくる位ではある気もするんだよね。

そんなワケで、
そろそろ実家で至れり尽くせりな王様気分の我らが柴犬くんにも、
謁見しに行かなきゃなぁ!と思い始めているのである。



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路上生活者と、僕の接点、イマジネーションの使いどころについて。



インドで生活していると、
慣れざるを得ないんだけど、
物売りや物乞いに毎日出くわすワケだ。

インド人の友人に言わせれば、

「彼らはプロフェッショナル。
マフィアに雇われた職業物乞い(物売り)だから、
実は生活は一応安定しているし、
彼らを支援することはマフィアを支援するコトに繋がるよ。」

と訳知り顔で教えてくれる。

まぁ、そういった一面も多分にあるだろう。
とはいえ、居た堪れなくなるのも人情なんだろうとも思う。
 
要するに、
同情を売るのも商売、商品を売るのも商売。
買い手としては琴線に触れるモノを買っているんだろうね。
 
そんなワケで僕は、
いろいろな助言と自身で決めたルールとして、
申し訳ないが物乞いには基本的に何もあげていない。
 
言い訳をするつもりではないが、
自身に課したルールとしては、
自身に関わってくれた人たちには言い値で気持ちよく払うコトにしている。

たまにというか、よくよく、
程よくボッタクられもするだろうが、
そんなに大した額でもないし、
とはいえ、ひどいのには文句を言いながら、
たまに逃げたりもするが、一応払うコトにしている。


そういえばこんなことがあった。

個人的お金の使い方として、
距離にもよるけど、
オートよりチャリンコを使うようにしているんだけど、

【参考】
当ブログ/インドで日々の金の使い道を考えた

職場近くのマーケットから職場に帰る道すがら、
普段運動不足な僕が歩くのも必要なのは承知の上、
目があったチャりおっさんの運転に任せることにしたんだ。

距離にして1キロあるかないか位だろうか?

彼は既に夏模様が始まった道のりを汗だくで進んでくれた。
職場直前のちょっとした坂道を前に降りることにし、 

「いくらだい?」

と50ルピーを渡して尋ねてみる。

すると相変わらずヒンディをちゃんと覚えていないので、
幾らだと言ったのか判らないが、
40ルピーのお釣りを用意し始めたので思わずびっくりしちゃって、

「釣りはいらねぇよ、とっときな!」

てなキザな具合でその場を後にしたのである。
が、よくよくそれを言ってから彼の手元を見たら、
どうやら無意識に100ルピー渡していたんだね、あたし。

今更前言撤回するのもかなり野暮なので、
この距離で60ルピーってのもないよねー!とか思いながら、
クールを装いつつ、その場を後にしたんだけどさ。

それにしてもインド人は優しい人たちだなぁと想う。

路上で「活動」する物乞いや物売りたちの年齢層を見てみると、
子供からジイさんバアさんまでせっせと働いている。

日本と違い、突然そのような境遇になったワケでもなさそうだ。

と云うコトは、
その是非はどうあれコレまで生きながらえてきたッてコトだし、
祖父母から両親、子供一同が路上で生業をし、生活を繋げているんだよね。

要するに、
この状況がイイのかは知らないけれど、
ある意味互助が成り立っているよね、どうやらさ。

これらのやりとりを観察し続けながら想うコトは、
自身の生活は、自身の都合だけではなく、
相手があって初めて成り立つものなんだというコトを意識し続けたいと云うコトだ。

インドに来てからというもの、
僕は自身のお金の使い方と想像力を研ぎ澄ましていると想っている。

残念ながら、無駄に無くしたり忘れたりする以外にはね。。。








  

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我が家の温水事情と、ギザ不調、対処の仕方について。




旅に出るのと日常は、
表裏一体で面白いなぁ。と想う。 

日常のよしなしごとだけでは、
きっとつまらなくもなるし、

旅ばかりの人生ってのも、
きっとどこかで切なくなったりするのかも知れない。

日常だと許せなかったり意識しないコトでも、
非日常だから楽しめたり意識できるイベントなんだ。


例えば、
旅先の安宿で毎回一応確認するんだけど、

「ホットシャワーは出るかい?」

とかね。


前回のシムラーでは余裕で快適に出たわけなんだけど、
かんがみたり、振り返ったりする前に、
おいおい、
我が家のシャワーがちゃんと出ないのは何でなんだぜ!?


そんな訳で改めてマイホームグラウンドの我が家での、
マイスイート煉獄日常模様が始まっていたらしいんだよ。


「始まっていた」というのは間違っていたかも知れない。

ただの以前からな進行形で、

「見て見ぬ振りをするうちに悪化した」

が正解だろうか。

要するに、
ちょっと前に導入したはずの、
大容量ギザ(湯沸かし器)に歓喜していたのも今は昔。
 
今じゃ動画見たいなチョロチョロ具合で、
更に何故か?お湯未満なぬるま湯が垂れ流れる具合になった。
(ふりだしに戻った?)


恐らくギザからシャワー蛇口までの動線が詰まったんだと思うんだけど、
ろくにシャワーが出なくなっているようだ。

毎度この手のトラブルには事欠かない一身上の都合上、
対策を取るのも、お願いするのも面倒臭い位慣れてしまった。

そんな既に倦怠感漂う僕のブレイクスルーは、
ギザの排水口?から直接シャワーを浴びる良く解らない事態になったのだ。

いずれにしても、
産地直送?な鮮度でシャワーよりもあったかいけど、
主観で見ても、達観して俯瞰しても可笑しい光景だと思う。
   
何が正解なのか?
多分これは正解でないのは知ってるけど、

あるべき(ありたい)理想に合わせるべく立ち向かうのと、
いまある(げんざい)現実に即して適応して成り立たせるのと、
一体どっちがいいんだろうね?

まぁ、個人的にはちょうどいい具合を探る中庸な塩梅を見つけたいな。

と適当に思っているところってな具合です。 





 

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オンデマンドな気分と、インドのデリバリーグルメ事情。 



インドでは、思うように行くことが少ない。

残念ながらそれは多分間違ってはいないと思うし、
知っている人には、今更な話だとも思う。 

例えを挙げればきりがないが、  
これまでの過去を振り返ってみても、
携帯が結局何度も交渉してもネットが使えないとか、 
水道があんな感じだったり、
停電だったり、あれやこれやと思い出すだけで色々ある。

そんな外に出ればハプニングひとしおな休日。

たまにはというほどではないが、引きこもって過ごした。

タイミングで妻とスカイプ(FaceTime)をするために、
晩御飯を外に買い出しに行ったのだが、
いつも買うモモ屋(ネパール餃子)がまだ開店していなかった。

うちの近所のマーケットはどローカルなマーケットな為、
いつものインド料理屋以外に気の利いた店は一切ないのである。

とりあえずお酒だけを買い込み、
そういえば、とデリバリーのお店を検索してみることにした。

電話中は家にあるものを適当につまんでいた僕は、
夜8時半頃チベット料理屋さんのモモ(餃子)とテュクパ(麺)を、
自身初のデリバリーで注文してみた。

このグルガオン周辺はハイテクシティなので、
日本以上に飲食等のデリバリーが盛んでお手頃な値段で楽しまれているようだ。

日本のぐるなび?みたいなZOMATOで検索し、
スムースに店を見つけ、注文にこぎつけた。

どうやら注文は確認され、30分後の9時頃には着くそうだ。

今まで使ったことがなかったけれど、
なかなか便利なシステムだなーと感心しながら到着を待つ。

そろそろ着くかなー?と音楽の音量を気にしだした30分後、
うーん、まぁよくある話だしちょっと時間かかってるのかなぁと思い始めた一時間後、
ちょっと遅すぎない?一応電話で確認しておこう!と携帯を握り締めたのが一時間半後であった。

すると、先方はヒンディのみの対応だったので、
こちらが丁寧に状況を説明しているその内に電話を切られる始末であった。

もはやこれまで。 
お腹を空かせて待ち焦がれたこの一時間半はなんだったのか?

仕方なく、自炊なんて滅多にしない我が家で食材なんてほとんどありゃしないが、
パスタを茹でて、適当に有り合わせで凌ぐ休日の夕食となったのである。



もうお腹一杯で、早めに寝ようかなぁだなんて思い始めた11時頃、
滅多にならない電話が鳴り響いた。

そして電話の先はまさかの予想通り、
先方のチベたん料理屋のデリバリー君である。 
そして当然ながら彼はヒンディしか通じない。

言葉が通じないのはまぁ、仕方がないけれど、
毎度不思議なのはこちらが「ちょっと待って」
と言って先方も「ティケ」とか言ってる割に、
そのままヒンディでけしかけ続けてくるあの感性がまだ僕には解らない。

結局家の外に出てみても来ているワケではないようで、
近所の門番さんにお願いしてこちらの詳細な場所を説明してもらった。

ようやく料理が届いたのがそれから30分後、
時間でいうと23時30分頃だっただろうか。

なんともまぁ、オーダーしてから到着までに、
実に三時間近い道のりを経てようやくモモが到着したのである。
ちなみにその店から車で家まで15分といった距離感なんだが。

もちろん今更到着頂いても感慨深いなんて話にはならず、
むしろ既に来ないと諦めて夕食を済ませたこちらである。

とはいえ欲張りな僕は暖かいうちに頂いてしまおうとも思ったけど、
さすがにモモ3種類とテュクパのあの量は既に空容量だなんてありはしなかった。

そんな訳で冒頭のように、
 
インドでは、思うように行くことが少ないなぁ。

と改めてしみじみ感じ入りながら、寝付くことにしたいと思う。
  

 


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ヒマーチャルな結末と、注意点、楽しみ方について。 




また朝がやってきて 

また昼がやってくる 
そしてまた日暮れが来て 
また夜がやってくる 

この太陽が沈んだら 
あすは 家へ帰ろう 
この太陽が沈んだら 
はやく 家へ帰ろう 

家路 by ふちがみとふなと 


あれから一週間が経ったのである。 
相変わらず駄文を並べているうちに時間が過ぎてしまった。

確か、他にも色々思うところは有る筈だけど、
折角なので、話の顛末を記しておこうと想う。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

帰りの便は、午後8時30分だった。

先述の通り、歩き過ぎて思わず足が痛い不本意な僕は、
シムラーならではの?アクティブな活動なんて思いもよらなかった。

何か身体に問題があると、
ああ成る程、こういう気持ちになるものなのか?

と何だか激しくガッテンするくらいである。 

結局、近所のカフェーをはしごしながら、
のんびりと時間をやり過ごすことにした。

とはいえ、
自身の身体の苦情には一切耳を貸さないドSなのか、ドMなのか?
良く判らないし、疲れてるんだろうけど、酒を飲むのである。

とはいえ、
酔っ払わないうちに集合場所に参上し、いよいよ一路家路に向かう。


毎度のことながら、
家路というものはセンチメンタルなもので、
あのインド国旗がはためいていたあの場所が、
いつの間にか遠くに見え、どんどん遠のいていく。

「ああ、僕も帰るんだな」

と思うのも束の間、
激しい横揺れとバス内映画上映会のおかげで、
せっかくだけど、
やっぱり寝るに寝れない時間をやり過ごすことになったのである。

とはいえ前回と違い、
バスはデリーまでの直行で、
チャンディガールで乗り換える必要もないし、
安心して身を委ねられる筈であったんだ。


暫くのうたた寝を経て、
デリー周辺の見知った雰囲気を寝ぼけマナコで眺めていると、
遅ればせながら気がついた。

個人的に勝手な予定では、
デリーのカシミールゲートで降りる筈だった。
むしろ、それが終点だと思い込んでいた。

デリーの北から家路に向かうバスは、
チベンタンコロニーを過ぎてカシミールげートへ向かう。

そして、
何のアナウンスもなく、(毎度ない)
カシミールゲートを越えてドコか見知らぬ土地へ向かっていた。

既に身支度を整え、
いつでも降りれる支度をしていた僕は、
いつまでも呆気にとられながら、
どこまでこのバスが行くのかを見届けることにした。

バスはどんどん進んでいく。

多分、あそこだろう。
と思っていたバススタンドも通り過ぎて、
もはや予想がつかない場所に向かって走っている。

目を凝らしながら、
最前列から行き先を凝視していると、
アテンドのおっさんが話しかけてきた。

「あと、五分でつくよ。」

っ!!?

もはや運命に身を委ね、なるようにしかなるまい! 
と思うほど僕は優しい人間ではない。

予定通り5時頃の暗がりを凝視しながら、
今置かれている現在地を必死で確かめる。

たどり着いた場所は、
ヒマーチャルプラデーシュ州の観光局のようだった。

バスから降りると、
一斉にオートのおっさん方がけしかけてくる毎度の光景だ。

正直どこにいるのか、わかんないけれど、
辿り着く前にメトロの乗り場が見えたコトを確認していた。

確かそれは、マンディハウス駅。

デリーの中心地?コンノートプレイスから二駅ほどの場所なはずだ。

チラッと見えた記憶を頼りに駅へ向かい、
辿り着いたはいいけれど、それは始発前の早朝な出来事であったのであった。

結局我が家に着いたのは、
それから二時間を経たくらいであった。

まぁ今回の旅路の醍醐味としては、
メトロの終電と始発に乗ったコトも、
貴重な体験として記憶しとくのも悪くないかもしれない。

人生はいずれにしても、
楽しんだつもりもん勝ちなんだと思うワケなんだ。


おわり。




 






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お土産の選び方と、無駄な出費、気分について。



シムラの町並みを歩いていると、
荷物運びの男たちの存在と共に気がつくことがある。

それは、
上のモディさんも着用するこの帽子を被ったおっさん方が非常に多いことだ。

実はチャンディガールのバス停から既に気になっていた。
いっそのこと聞き出してやろうとも思っていたのだが、
未遂のままにシムラに到着して、おぼろげながら正体が解ってきた。

きっとコレは、
ヒマーチャル名物?ヒマーチャルキャップなんだろう。

土産物屋で早速漁り、100ルピーで購入してみる。

しかし、自身が手に入れたこの土産物の帽子は、
道行くおっさん方の頭に乗っかってる代物とは、
随分クオリティが違うコトにも気がつき始めた。
 
どうやら偽物らしい代物を被りながら進むそんな道すがら、
向かいからこのヒマーチャルキャップの集団とすれ違った。

先頭のおっさんがコチラに現地語でケシかけてくる。

何を言ってるのか、さっぱり解らないんだけど、
言いたいことは、多分わかった気がした。

「にいちゃん、どこから来たのか知らないが、その被り方間違ってるぜ。」

ベロみたいな部分を前にするのが正統なのだろうか?
確かに写真のモディさんもそういう風に被っている。
とはいえ、道行く帽子なおっさん方も被り方はそれぞれ流派?がありそうだ。

ともあれ、
そんな一件もあり、俄然本物が欲しくなってきた。

道行く帽子なおっさん方に声を掛けても、
言葉がわからないと、この意図はなかなか伝わりにくい。

それで、しばらく悶々と歩いていると、
ヒマーチャルの観光局を見つけたので、
帰りのバスと共に、その件について尋ねてみることにした。

すると、
 
「ココから5分くらい歩いたところに州のエンポリウムがあるから、
そこに行って買ったらいいよ。」

とおっさんは不思議そうな顔をして教えてくれた。

滅多に買い物もしない、自称物欲だけは無欲な僕ではあるが、
どういうつもりか、何だか意気込んでエンポリウムに向かう。

早速見つけヒマチャル帽子を物色していると、
今度は居合わせたおばあちゃんが色々現地語でケシかけてくる。

これまた何を言っているのか?さっぱり解らないが、
息子らしいおじさんの通訳と共に、彼女の言いたいことも大体理解できた。

それは、

「あんた、平たい顔してるけど、どの地方から来たんだい?」

「あそこかい?あっちかい?それともあれかい?」

てな具合でありがたいことに?
僕をすっかりヒマーチャル周辺民族の一員として見なしてくれているようだ。

暇そうだった店員のみなさまも、
僕らの異文化コミュニケーションに耳をそばだて笑っている。

どうやらこの帽子を買い求めるコノ変なにーちゃんがそんなに珍しいのかなぁ?
とコッチも釣られてニヤニヤ話に応じていたんだけど、

「で、何を買ったんだい?」

おいおい、それが前提で話が進んでたんじゃなかったんかいな? 
と購入前から既に被っていたヒマーチャル帽子を改めて指で示すと、 
多分誰も予期していなかった、
このおばあちゃんの最後のオチに僕も含め一同大爆笑したのである。

結局その後も500ルピーだったこの帽子をテンション高めに被り続けたんだけど、
その晩スカイプ越しに妻が指摘した通り、

「何なの、それ?おかしくない?」

てのが一般的な総意なのかもしれない。 

「だって、ここらじゃみんな被ってて、渋いし、かっこよくない?」

とかなんとか思いながら、 
正直確かに僕も感じていたんだ。

「うむむ、これを普段から被る気概が君にはあるかい?」

既におうちでしばらく眠っていて一度も結局身に付けてない、
ケララで買った南インドのルンギを買った二の舞ではないか?


そんな訳で真贋両方の帽子を手に入れたんだけど、
既に妻からは受け取りを真っ先に拒否されている。

まぁ、いずれにしても良かったことにしよう。

だってそれを言っちゃあ、
大抵の土産物屋で衝動買いする代物は大体そんなもんだろう。

寅さんお膝元の柴又駅前でうんこを買う気持ちみたいなもんかな?


そんな風に自分の気分を落ち着けて、
そろそろ家路につく準備を始めたわけなんだ。










 



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写真で振り返る、シムラーの町並みと雑感。



息を切らしながらも、
休憩する習慣のあまりない僕は、
一通り一回りしてから宿を決め、
自身の白地図に町並みを落とし込むべく、
ひたすらに歩きまわることに決めた。
 


まずは腹ごしらえにレストランを物色してみるも、
こちらの希望するような、
地産地消的な地元のローカル郷土料理だなんて見あたらない。
結局半ば諦めて何だか渋い趣のキッチャ店にお邪魔して、
とはいえ自身初のマトンのドーサとコウヒイをいただいた。




それにしてもさすがの標高と、急な勾配の町並みである。

そして上層階のコロニアルな趣の商店街から次第に下に下がってみると、
上の雰囲気とは一転し、どんどん庶民の暮らしなド真ん中に流れ込んできた。





それにしても、ここに限ったことではないが、
インドの建てつけの適当さと見た目の危うさは心配になってしまう。

いずれにしても、
「壊れたら直す」=「壊れるまでは問題ない」
スタンスなんだろうから、問題はないんだろうと思うことにしよう。




一通りこの坂を上下して歩いてみると、
他の町と同様というか、山なのでそれ以上に解りやすい、
上から下のカースト分業な棲みわけっぷりであった。
 



一番下の街のはずれは鉄くずやさんとゴミやさん、肉屋さんなどが集まるエリアであった。
また、こんな街だからこそと言えるのかもしれないが、
荷物運びを生業にしてる人たちがそこらじゅうで大活躍であった。



冷蔵庫などの白物家電から、
ビールやジュースをふんだんに詰め込んだケース、
その他街で必要そうなモノは、
大抵が彼らが運んだものなのかも知れない。

それにしても見ているこちらが勝手に心配してしまう位重そうなのである。

確かに階段とかがあるからなのかも知れないが、
ほとんどはフラットな道を行き来するのだから、
リアカーとか台車とか工面したらどうなんだろうか?

まぁ、下の動画のおっさんなんて、なんてDIY精神溢れる研ぎっぷりだろう!
とか感心して見とれてしまったけれど、まぁ仕事を依頼する気にはならなかったかな。



そんな風に横目で色々を垣間見ながら、
彼らが持ってきてくれたのであろうビールを昼間っからかっ喰らったのである。


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シムラーのバススタンドと、自身のポジショニングについて。

チャンディガールからシムラーまでの道中、
それは実に激しい揺れのオンパレードであった。

最後尾でキングカズみたいなポジショニングの僕は、
周りは揺れていないのにヒタスラ横揺れに右往左往するピエロっぷりだった。

次第に明けるご来光を楽しみにしてたんだけど、
それどころじゃなかった位、振り回されていた。

何だか郷里の峠越えラインを思い出す印象深い強烈さである。

ドライバー氏の躊躇の無いハンドルさばきは、
そこらへんの体験型アトラクションでは味わえない、
ノンフィクションのリアリティとスピード感であった。


そんな8時頃、ようやくバススタンドに到着する。
思いおこせばデリーを出たのが12時過ぎ。
正味8時間ほどのジェットコースターであった。

改めて周りを見渡してみるも、
もちろん地理も地図も持ち合わせないドフリーランスなので、
そこがどこなのかも、市街地がどっちなのかも、
北と南がどっちなのかも判断がつかない。

仕方なく、
道行く若者に尋ねてみると、予想の斜め上に答えがあった。

それは、本当に斜め上の斜面を上がっていく道のりの先に、
シムラーの市街地はあるのだという。

おいおい、まるで先が見えないじゃないか!?
この山道を進むしかないってのか?マジで!?

ろくすっぽ寝ていない寝ぼけマナコな塩梅な上に、
普段から運動のウの字無いメタボリックワーカホリックな僕である。

あらかじめ言い訳をすると、
そういうことなんじゃ無いかと思っているんだけど、

加えて標高2000メートル級の山岳部に突然放り込まれた僕は、
ものの30段くらい山道の階段を上っただけで肩で息を切らす位の衝撃であった。

 
だんだんにその衝撃にも慣れてきたものの、
その後宿を決めるまで歩き続けたお昼過ぎまでで
培われた疲労感と足の筋肉疲労は、
その後のシムラー滞在に深く爪痕を残すことになったのである。


だらだらと、続く。


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インドのバス内での過ごし方について。



チャンディガール行きのバスに揺られながら、
寝るに寝れず、暗がりのナショナルハイウェイ沿いを眺めていた。

この道は何度も通った道で、
それこそ前回のチャンディガールはもちろん、
リシケシやハリドワール、
アムリトサルへの道のりもこの道程であった。

ということはやはり!?

と思ったのも束の間、
休憩地点も同様で馴染みの行きつけみたいな心地すらした。

それにしても寝られやしない。

それは旅の高揚感ももちろんあるだろう。 
しかしそれ以上に寝付けない要因は他にもあった。

前のパンジャビおっさんの頭(ターバン)が目の前にあるんだ。
要するにものすごい角度で倒れこんできている。

後ろには、太っちょパンジャビおじいさんが、
窮屈そうに枠に収まっているので、
遠慮して座席を倒すに倒さなかった。

本当に、ここでは遠慮したらさせられ続けるよねー。

とも思いつつ、
幸いにも隣は誰もいないのをいいことに創意工夫で乗り切ることにする。

道中4時間ほどであっただろうか、
前のおっさんが眺めてる携帯のパンジャビミュージッククリップを盗み見ながら、
曲調とクリップ内ドラマの内容を想像しながら時間を過ごす。

彼のFBも他のインド人のそれにもれず、
セルフィーのオンパレードと、誰かの名言シェアで埋めつくされていた。


参考:自分大好き、インド人の巻。


ようやく到着するチャンディガールのバス停は、
そこは以前来た記憶のままの、あのバス停であった。


参考:パンジャブ/インドの小噺


迫り来るオートの誘いを振り切って、
カシミールゲートと同様に一通り行き先を確認してから、
目的地はやはりダラムシャラーかシムラーに決めた。

どうやらシムラーは170ルピーで行けるらしい。 
(ちなみに今回のボルボバスtoチャンディガールまでで500ルピー程度。)

折角なのでダラムシャラーもバスがあるか確認してみたんだけど、
直近ではないのか、窓口に誰もいなかった。

ともあれ、それもご縁だろうと意を決めて、
シムラー行きのボロボロローカルバスに身を委ねてみた。

そしてその後到着までの3時間、
更に寝ることなんて夢のまた夢なくらい、
前後左右に激しく揺られる道中を過ごしたのである。


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旅の醍醐味と段取りについて。


深夜12時をまわる頃、
カシミールゲートのISBTは相変わらず大盛況であった。

そういえば前回来た時は、
妻と二人で同様にやってきて、
リシュケシュに向かった時であったなぁ。


とほのぼの思わず思い出した。


と同時に、
それは一昨年の年末、
ネパール行き前日に、
チケット諸々紛失事件を起こしたからだったこともフラッシュバックした。



おーガッデム!


そう、そうだった僕は何かにつけ物忘れと忘れ物が非常に多いのである。


改めて気をとりなおし、
身の周りを検めて確認してみる。


改善点としては、

1.
寒い場所に行くことも念頭に念には念を入れて着替えを持ってきていること。
2.コンタクトを外す為にメガネを用意していること。
3.充電器なども準備万端。


たったこれくらいの当たり前のようなことが、
今までできてなかったのかよ!!?どんなんだよ、お前w


と今までの自分をあざけりながら、さて、
今回は気をつけようね~自分と思いながら、
ふと出来ていないことにも目を向けた瞬間、


1.コンタクトの洗浄液を買い忘れている。
2.パスポートはおろか、パンカードも持っていない。


コトが早速発覚した。

1については現場でどうにでもなるはずとして、
2については最悪宿泊の可能性が絶たれてしまう。
とはいえパソコンを連れてきているので、
データとしては持っていることに気づき、
一応胸を撫でおろしながら改めてバスターミナルを見渡してみた。


それにしても、何があるにせよ、
バスターミナルや、駅や空港の雰囲気はやっぱり、
なんだが旅気分が増幅するワンダーランドである。


いたるところで聞こえる行き先を告げるおっさん方の声、
それを理解できないコチトラにはありがたい電光掲示板。
それぞれ別れを惜しんでいるような人間模様の数々など。


妄想が妄想を呼んで、あーいいなー、旅っていいなー!


だなんて思いながら、
第一希望のダラムシャラー行きの停留所を目指してみた。

すると、予想通りというか、願ったり叶ったりというか、
そんなバスは存在していないことも早速解ってしまった。

ちなみにあらかじめウェブで、
24時間1時間ごとに発着してる。」
 
との情報を一応得てはいたのである。


そう、これも醍醐味だよね。と自分に言い聞かせ、
他の目的地を物色しながら、結局チャンディガール行きのバスに乗り込み、
次の展開はその後の展開に任すコトにしたのである。
 



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「あてもないのに、あるよな素振り」で進む、インドのふらり旅。



大体1年前、
妻がちょうどダラムシャラーに行っていたなー!と思いながら、
思わず連休を取り、久々に高飛びをすることにした。

第一希望はダラムシャラー。

だなんて思いながら欲深い僕はいろいろな可能性を探ってみた。

とはいえ期間は二日間。
突貫弾丸ツアーになるのは間違いはない。

そして、このデリー周辺から突貫する都市が、
次第にネタ切れになりつつあるなぁと地図を広げて思案してみた。

要するに陸路で行く弾丸ツアーにも限度があるのである。
今のところ最長距離はウダイプルまでの630km。
これは、日本でいうと我らが群馬から鳥取までの距離に相当する。

なるほど、インドは広いにもほどがある。
これで、隣の県(ステート)に行っただけなんだ。

ちなみにレッドバスにご相談差し上げてみると、
グルガオンからバンガロールまでのバスがあるようだ。
4000ルピーで46時間の旅路とあるが、多分試さないと思う。
もうちょっとベットして飛行機で行くな、行くならきっと。

 
そんな訳で飛行機の可能性を探ってみると、
ヴィシャーカパトナムという存じ上げない南東の都市が最安値だった。

ベンガル湾沿いの重工業と海軍が盛んな都市らしい。

いずれにしても、
海なし県の人間にとって海はこの上なく魅力的ではある。
  
その上、
知らない土地にふらり立ち寄るのも大好物でもある。

うむむ、悪くない。

と思いつつ、
段取れない僕は、全く段取らない旅を選ぶコトにした。

グルガオンから終電のメトロに乗り、
カシミールゲートにあるISBT(バススタンド)に向かい、
そこを一回りして目的地を物色する
気まぐれスゴロク旅に身を委ねたのである。


【参考】
「旅というものはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねぇんだよ。」
第46作『寅次郎の縁談』より。 




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折角なので、ナブダーニャというお店に行ってみるの巻。



そういえば、 
この前ナブダーニャっていう団体のお店に行ってきたんだ。

それは、
たまたま知人のFBで見かけたエピソードがきっかけだった。

その投稿を興味深く読ませていただいているうちに、
思わずコメント欄で僕の名前を思い出してくれているのを見かけ、

加えてそういえば、
学生時代に縁あって、
そこの主宰のバンダナシバさんの
講演会のお手伝いをさせてもらったことを思い出し、


折角なので行ってみようと足を運んだ次第である。


いざ行ってみると、
ソコは以前妻と来たコトのあるお店であった。

その後偶然立ち寄ったディリーハートの支店もよく見かけたお店だった。
現在住んでいるグルガオンのご近所にも支店があるらしい。


  • Navdanya Slow Food Organic Café (groceries)
    Stall No-18, Food Court, Dilli Haat, New Delhi – 110023
    Tel: 011-24121548
  • Organic Groceries and Vegetables 
    E-27, Hauz Khas, Main Market, New Delhi – 110016
    Tel: 011-26854069, 40793565
  • Navdanya Gurgaon
    email-organicgurgaon@gmail.com
    Address-House # 119,
    Sector-17A,
    Gurgaon,
    Haryana-122001
    Phone- +91.9958699923/9810260075
 

正直一見何の変哲も無い、 
豆類や種、本とかを売っているお店なんだけど、
みながみなオーガニックでフェアトレードなエピソードのある商品群と、
それに加えて改めて自身の経緯やご縁を思い出しながら見渡すと、
さらにちょっとひいき目に違った見え方がするもんだよね。

意を決して話しかけてみたんだけど、
そもそも商品知識すらない店員さん達な上に、
ヒンディオンリーなやりとりは僕には難易度が高かったんだ。

それよりもまぁ、
主だった商品の豆類や種(タネ)類を買うに買えぬ、 
自炊もしないし土地も無い、根無し草ジプシー生活に想いを馳せた結果、 
買えるものも大してなくて、
結局近々控えるホーリー用にナチュラル塗料を買って帰ったんだよね。

【ホーリーとは】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%A5%AD


そういえば、
前回のホーリーでは、
祭りの面白みを一切垣間見ないままに終わってしまっていたので、

折角の今回は、
ナチュラル塗料とタイで買った水鉄砲で楽しみたいと意気込んでみているんだ。

【ホーリーと、インド人のさじ加減】
http://india.no-mania.com/Entry/100/

【カオサンで水掛祭りに出くわすの巻】
http://india.no-mania.com/Entry/131/



どうやらウッタラカントに直営農園があるようなので、
これもまた折角なので是非とも行きたいと思っている。

思い起こせば引っ越しばかりの三十余年の人生経験で言えるコトは、
「いずれ」とか「そのうち」「近々」とかって言ってると、
大抵「行かず」に終わっちまうんだってコトなんだと想うんだよね。


なので折角インドにいるんだから、
折角縁を感じたお店やモノゴトに積極的にもうちょっと関わってみようと、
改めて意を決してみるワケなんだ。


【せっかく【折角】の意味ーgoo国語辞書】
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/124253/meaning/m0u/


【ナブダーニャ公式サイト】
http://www.navdanya.org/navdanya-organic-outlets-grains-vegetables-a-cafe

【エキサイト翻訳より】
Navdanyaは、「9つの種」(生物学および文化的な多様性の、象徴している保護)を意味し、
また、種救助者は、 民衆〈生物学およびエコロジカルな破壊の今日の文脈において種を保存し、
共有する権利に基礎を置く〉としての種のための「新しい贈り物」( 種の真実の贈与者である。Navadhanyas (9つの種)のこの贈り物または「dana」は、究極の贈り物である--
それは遺産と連続性の間にライフの贈り物である。
保存種が、種およびその利用の知識を保存して生物の多様性を保存している、
保存文化 持続可能性を保存する 。
Navdanyaは、
インドの18の州を横切って広げられる種の管理者および有機の製作者のネットワークである。




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インドの停電事情に想いを馳せる夜の巻。



家に帰るとそこは闇だったってことは、
ここではよくある話なのかもしれない。

「夜なんだから、当たり前じゃないか!?」

だなんて嘯きながら、
 
そういえば日本での生活でも、
そんなこともあったような気もしないでもないが、
無かったような気もしない生活だった様にも思う。


それでもこんな真っ暗闇に飛び込んで、
いつ点くとも知れない電気を待つだなんて、
日本では無い話だろうとも思っている。



既に帰宅から3時間が経過しているし、
再開の見通しがあるのかも知らない。



ついでに水も出ないコトに気がついてしまった。



思えば、なかなか不便な生活であるし、
いろいろ見えなくて困ってもいるんだけど、



きっとそれは、
いつか点くって思っているから待てるようにも思っている。



まぁともあれ朝はやってくるし、
いずれ電気も開通して充電やら揚水やら出来るだろう。
って思っているから付き合えるのかも知れない。



そんな風に思いながら、
相棒のマック君は残量4パーセントで息も耐え絶えだ。



唯一の光であるこのマック君の灯火を頼りに、
暗がりで部屋に残っていた酒をかっ喰らいながら、
改めて想うことはきっと、



夜は寝たほうがいいってことだよなぁ。



と噛みしめていた。



そのくせ手持ち無沙汰に飲んだコーヒーと酒で、
眠気も覚めてしまいながらも寝床に着いた矢先、
現在午前4時前にどうやら通電した様である。



はて、
どちらが僕の健全な生活にとって有益なのかは、
定かではないというか、目に見えているんだけれど、



ともあれこんな風に限られた時間をどう過ごすか?とか、 
そもそも寝ろよ、バカ!とか自問自答できた瞬間を良しとするか?とか。



何も見えずネットからも断絶された真っ暗闇の方が、
色々一人遊びが楽しいような居心地になったのも事実なのである。



通電したらしたで色々音が賑やかなんだ。
どうせなら、寝ている間に朝になって欲しかったんだけどね。


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インドの水の供給と、ゴミの出し方について。




思えば早いもので、
現在の住処に引っ越して来てから
半年以上経っているんだけど、

未だに解せない話がいくつか存在する。

まず1つは、
このブログでも何度かネタにした、
給水具合とギザの問題である。 

自分でスイッチを入れて
排水溝みたいな貯水池に水を溜め、
それをポンプで上のタンクにあげるみたいなんだけど、
そのタンクの水溜り感のなんとも言えなさ加減と、
ポンプアップの時間を管理人?に制限されてしまった為、 
30分を過ぎるとスイッチを切られてしまうのだ。


どうやらモーターのオーバーヒートを予防するのだそうだが、
そんなんじゃ到底タンクに水は溜まらない訳だ。


ギザのスイッチを入れて1時間待って、
給水不足でお湯どころか水すら出ずに途方に暮れた
あの冬はとうとう終わったのだけれど、
給水の心配は常に付きまとう懸案事項ではある。



そして2つ目に解せない話は、
ゴミの回収が一体どういう仕組みなのか、
さっぱり分からないというコトである。
 

もちろん分別や回収日時が日本みたく
厳格にある訳ではないことは重々承知しているけれど、
うちの場合は滅多に回収されないのである。


まぁ、実は原因はおぼろげながらに察している。

多分、あのお兄さんは回収費用を要求しているんだろう。
近頃、朝8時頃にチャイムが鳴るのは彼なんだと思うんだ。


今のところ、たまに回収してくれているし、
こちらもそんなにゴミが出る訳でも無いので、
そこまでは気にしていなんだけどさ。 


いずれにしても、
どうやらビンや缶を出した場合は回収が早い気がする。
 
それもどうやら我が家には丁度いいかもね。
それくらいしか出すもんは無いワケなんだからね。



【参考】
インドの電気や水の供給と、あたしの暮らしの巻
http://india.no-mania.com/Entry/159/

我ら生活の柄 〜冬のお風呂事情編〜
http://india.no-mania.com/Entry/56/ 

インドと我が家の水事情
http://india.no-mania.com/Entry/17/



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インドの電源事情と、マックの充電器の相性の悪さ?について。



何だかマイMacさんの機嫌が悪い気がしている。

何だか充電が出来ないコトが増え始めているんだが、
ソレが充電器のせいなのか?
ソレとも接続が悪いだけなのか?

恐る恐る観察している。

そもそも充電器は確か今年買ったばかりだしおいおい何代目だよ!
または、 
我が家唯一の延長タップの口も以前よりガバガバになった成果も知れない。

どちらにしても、
他の電化製品は問題無くガバガバな電源から用を足しているので、
やはりMacさんの機嫌の問題な気がしている。

【参考】
インドのアップル事情と、デリーのアキバに行くの巻
http://india.no-mania.com/Entry/133/


毎度不思議なのは、
インドのコンセントは数種類あるってコトだ。

3穴の場合、
上のプラグはただのコンセントを開く為に存在している。

つまり2穴を突っ込むには上の穴に何か突っ込まないと開かないのだ。

5穴の場合は2穴なら横とかナナメに刺しても機能したりする。

何だか何を言っているのか解らないだろうと想うけど、
自分自身も理解出来て居ないので、
説明がおぼつかないのである。

どちらにしても確かなのは、
Macだけが充電出来ないってコトと、
インドの電源事情がガバガバだってコトだ。

まだ場合によって、
充電出来ているので状況をみているが、
そもそもAppleさんにも、
もうチョット丈夫でマシな充電器を作って頂きたい気もしているんだけどね。

そんな訳で、
あと10%しか余命が無いんだけど、
次に充電出来るのはいつになるのやら。

また笑顔で再会出来るコトを心待ちにして、
シャットダウンしたいと思います。
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日本からの救援物資と、インドからの食材輸出の巻。


【画像】
「場所、群馬」ホームページより


この前、
日本の妻から救援物資が届いたんだ。

ウキウキ気分に意気揚々と箱を開けてみると、
バカ歩きな僕へのプレゼントとして、
ビルケンシュトックのサンダルを始め、
こちらではまず口にすることのない何でもない缶詰や、
地元名産で何かと縁の深いペヤングやきそば、
父のソウルフードことマルタイの棒ラーメン。

今後の雨季に備えよ、と云うお告げなのか、雨具、
一度やりだすと止まらない綿棒各種が入っていた。

それと時を同じくしてお土産に貰った焼酎と共に、
美味しくいただき歩きまわる日々を過ごしている。


実はコチトラからも日本へプレゼントを贈っていた。  


妻の好きなインドの不思議オヤツことゴルガッパやラスマライ、
ダルやらサグとかバターチキンなどのインスタントカレー各種、
あちらでは手に入りにくい?ビッグカルダモンなどのスパイス。 
 
はたまた、
日本で出回ってるものの方が品質管理がちゃんとしてて美味しいと云う、
衝撃?納得!の噂をこの前聞いてしまったスーラワインなど。

リクエストがあったアーユルベディックな錠剤とかを、
買ったのに入れ忘れちゃったのはご愛嬌というコトでお許し頂こう。
 

カップ麺とか、缶詰とかって無かったら無かったで困らないんだけど、
あったらあったでついつい頰張っちゃいますよねー。

思わず何だか学生時代の実家から届く有り難き食品群を思い出したよね。

そんな訳で、焼酎は三日目にして缶詰達と共に完食完飲しちまった訳さ。

どうもありがとうございました。




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